土鍋で炊いたご飯の保存方法！一晩常温・冷蔵庫の保温はできる？入れっぱなしは？

土鍋で炊いたご飯が余ったら、一晩放置して大丈夫なのか。そのまま、いれっぱなしで冷蔵庫に保管できるのかと様々な心配がありますよね

今回は、余った土鍋ご飯が翌日や次の日、いつまで何日もつのか。土鍋ご飯の炊飯器の保温と常温保管、冷蔵庫で保管ができるの？といった疑問にお答えする！土鍋ご飯の保存の仕方を説明します

土鍋ご飯の常温保管の仕方と日持ちする目安の時間は？

土鍋で炊きあがったご飯は常温や桶、おひつで保管する時は何時間くらいもつのか。土鍋ご飯の常温保管は涼しい場所の保管で３～５時間以内が目安です

土鍋ご飯の常温の注意点は、空気に触れないようにラップかけをする事と涼しく直射日光にあたらない場所で保管する事です

温度は１５度以下、できれば「４度～１０度以下」の温度で３～５時間以内が土鍋ご飯の常温保管の仕方の１つの目安です

炊いたご飯は、朝炊いたらお昼まで、夕方炊いたらその日の内に食べるのが、昔ながらの土鍋を使ったご飯の食べる時の基準の１つです

土鍋ご飯の常温は保存方法に注意しながら５時間以内に食べましょう

注意点は２０度以上からは食中毒の危険性が高くなります。お母さん世代と呼ばれる戦前や戦後の時代は、朝炊いて夕方に『母が臭いチェックをする』という管理方法で食べられる！食べられないと判断していたとされますが、現在では、６月から１０月は常温放置や常温保管を避け、冷蔵庫をうまく活用して保存する事がおすすめです

土鍋ご飯の冷蔵庫保管の仕方と日持ちする目安の時間は？

土鍋で炊いたご飯を冷蔵庫に保管する時は何時間くらいもつのか。土鍋に入れっぱなしのご飯の冷蔵庫保管は２日以内と意外と日持ちします

土鍋は陶器でできており、お米の保湿が良い素材です。通常、タッパーに炊いたお米を冷蔵すると、パサパサなります

土鍋ご飯は、そのまま入れっぱなしで冷蔵しても、思っている以上にパサつきが少ないですが、12時間を目途にしましょう。パサパサになりずらいと言っても、なるべく、美味しく食べるなら、２日以内がギリギリです

土鍋ご飯を冷蔵すると固くなる！パサパサになる理由とは？

土鍋ご飯を冷蔵庫に長く保管するとお米が固くなる。お米がパサパサになるよ！と説明しました。土鍋ご飯は温度：０～４度以下が最も水分が抜け乾燥しやすく、長時間の冷蔵が向いていない食べ物です

土鍋ご飯が冷蔵庫でパサパサにならない！お米が固くならない方法をお探しの方向けに、なぜ？と土鍋ご飯が冷蔵庫でパサつくのか。原因と理由を上記にまとめました

冷蔵庫に土鍋ご飯を保管すると食べた時に、パサパサする。お米が固くなる理由は冷蔵庫でお米が冷えて、水分が抜けてしまうベータ化現象が発生するからです

結論から言うと、冷蔵庫に土鍋ご飯を保管する以上、パサパサになる問題を解決する方法はありません。土鍋ご飯の「お米：でんぷんを含む為、でんぷんの性質上、防ぎようがない事」になります

※土鍋ご飯の冷凍保存の仕方は、冷蔵庫保管後の温めなおしの次に説明します

土鍋ご飯を温める方法！冷蔵庫保管からの温めなおし方法を紹介！

土鍋で炊いたご飯の温め方は、電子レンジ２分で食べられるようになります。しかし、レンチンするとパサパサ感がして困っている方はラップをする、もしくは、大さじ１の水を霧吹きしてから温めるとふっくらします

【１】平らなお皿に平たく盛り付ける

【２】大さじ１：水を霧吹きする

※茶碗１杯分の分量に『水：大さじ１』です

※霧吹きを使わず、軽く水をひとまわしでもできます

【３】ラップをかける

【４】600W：2分

上記の【１】から【４】が冷蔵した土鍋ご飯の電子レンジの温め方です

電子レンジで、土鍋ご飯が固くなった！パサパサして困った時は、水分補給をしてからラップをして湯気が逃げないように温めましょう

土鍋ご飯は冷凍保存できる？冷凍保存の日持ち期間と賞味期限の目安は？

土鍋で炊いたご飯の炊飯器の保温、常温保管、冷蔵庫の保存の仕方を説明しました。どの保存のい方も保管ができない訳ではないけど、一番良い保存方法とは言い切れないですよね

※具体的な土鍋ご飯の冷凍保存の方法と解凍方法は上記で詳しく解説中です！

土鍋ご飯は冷凍できるのかと疑問をお持ちの方向けに、土鍋ご飯の冷凍保存の仕方と日持ちする期間、賞味期限の目安を上記の表にまとめました

土鍋ご飯は冷凍できますが【１】のタッパー保管は空気に触れる面積が多く、長く冷凍すると霜や冷凍気やしやすいのが弱点です

【１】のラップ包みやジップロック袋で冷凍する時は『粗熱が冷めてから、空気をよく抜いて冷凍保存』です

ご飯を急速冷凍しない時はゆっくり冷凍される為、パサパサになりやすい０～４度の温度帯をなるべく、短い時間にする必要があり、温かいままの冷凍が不向き、土鍋ご飯の冷凍保存の期間は２週間以内が目安です

さて、ここまでに、土鍋ご飯の保存の仕方を説明しました。次は保管中や常温放置した時に『土鍋で炊いたご飯が腐るとどうなるのか』、過去に起きた食中毒や食あたりの原因を紹介します

土鍋ご飯が腐るとどうなる？食中毒や食あたりの事例は？

土鍋で炊いたご飯は常温や冷蔵庫保管で５日以内で劣化・傷む食べ物であり賞味期限ではなく消費期限であり期限を過ぎたら食べる事ができない食品です

土鍋ご飯が腐るとどうなるのか。におい、味、見た目をまとめました

上記の表を見ると、完全に腐っていて時以外は、見た目での判断が難しく、食べて確認するのは嫌ですよね。腐った土鍋ご飯は「におい：酢、納豆、古くなった雑穀のようなニオイが軽くする程度」であり、実はにおいでの判別する方法も大変難しいです

土鍋ご飯が腐るとどうなるのか。腐ったご飯をたべて症状は何時間後にでるのか。過去に食中毒になった事例があるのかをお調べしました

化学や現代細菌学の小難しいお話を含みますので、私は難しい話は興味ない！という方は「25度以上で放置した土鍋飯を食べない」や「余った土鍋ご飯は冷凍保存する」という風に、自分ルールを作って身を守るのが１つの方法かと思います

土鍋ご飯に限定した内容ではありませんが、炊いた後のご飯の食中毒の原因は主に、1887年に発見されたセレウス菌（BacillusCereus：バチルスセレウス）です

セレウス菌の食中毒事例は年間、だいたい10～15件発生して患者数は100～200名程です

セレウス菌を簡単に説明すると、100℃の30分加熱でも死滅しない芽胞タイプ（休眠状態のセレウス菌の卵）と、25～30℃でいっぱい菌が増える増殖タイプの２種類の状態があります

増殖タイプは75℃の温度、1分以上の加熱で死滅するけど、芽胞タイプは普通の調理方法では倒し切れないっという事情があります

簡潔に言うと「ご飯を炊く上で、セレウス菌を100%取り除く方法が発見されていない＝炊いたご飯は保存方法に注意しましょう」というのが今の科学の現状です

セレウス菌が原因の食中毒の症状は主に「嘔吐タイプ」と「下痢タイプ」の２つです。とうもろこしご飯を食べて食通毒になるとしたら表：左の「嘔吐型のセレウス菌」が多くの事例です

ただし、セレウス菌は低温：８度以下（冷蔵庫・冷凍室の温度）でほとんど繁殖しないという生態系です。炊いたご飯が余ったら冷蔵、もしくは、冷凍しましょうという保存の仕方は、セレウス菌の活動を活発化させない為です

さて、今回は、土鍋で炊いたご飯の保存方法、常温から冷蔵庫の保管の消費期限、次の日・翌日まで持つのか。土鍋ご飯の日持ち目安を解説しました

炊いた後のご飯は冷蔵庫に熱いまま入れると数時間で乾燥してパサパサになりがちですが、陶器の力を借りると冷蔵庫保管は２日は、なんとか持ちます。冷蔵保管するときは、土鍋をいれっぱなしにしても12時間を目安としましょう

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