昨年は年末の交通機関が混雑したのは事実ですが、想定よりも少なかったというのが帰省ラッシュでした
しかし、年々、コロナ以前に戻りつつあるのが事実であり、今年の秋の3連休は20km以上の渋滞が多かった、大晦日付近の高速道路が40km以上の渋滞が予測されているなど!!
正月休みで、社会人・大学生の帰省ラッシュが発生し、その後、Uターンラッシュが大混雑する可能性があります
では、今年、2023年の年末年始に起きる帰省ラッシュはいつからはじまるのか
年末年始と正月の帰省ラッシュの渋滞と新幹線の混雑日と渋滞する時間帯の予想を発表します
今回は、正月休みの実家帰省に渋滞を回避したい方向けに『2023年度版!年末の帰省ラッシュと帰宅ラッシュ、Uターンラッシュの渋滞予測』を発表!渋滞予想を参考にして混雑日を回避したい、空いてそうな日を見つけて実家帰省したい時に役に立つ情報とアイデアをたっぷり紹介します
正月前⇒年末年始の帰省ラッシュとは?なぜ?混雑と渋滞するのか
帰省ラッシュとは、実家を離れ東京・大阪・名古屋など。地元を離れ暮らす大学生、社会人が冬休みと年末年始休暇の長期連休を活用し、実家に帰省します
正月前の大晦日までに実家に帰りたい人が続出し、年末のお出かけと旅行が重なり、年末付近で高速道路や新幹線が混雑する現象です
大学生の場合は、正月前の冬休み期間⇒クリスマス後に実家帰省ができますが、社会人の年末年始休暇は今年は「12月29日」からが大半です
人の移動が集中する混雑と渋滞が発生するのが、年末の帰省ラッシュの正体です
里帰り | 2023年(予定) | 2022年 | 2021年 | コロナ以前 |
帰省する | 68% 割合:10人に7人 | 63% | 61% | 72% |
帰省しない | 32% | 37% | 39% | 28% |
年末年始の帰省ラッシュの1つの目安として、
まずは『正月に実家帰省するか、しないか』のアンケートした結果から紹介します
正月に実家帰省をする人の数は、コロナ前の水準に戻りつつありますが、
特別な事情や社会の変化がなければ、四捨五入すると10人に7人が実家帰省をし、3人は正月に実家に帰らないという回答でした
年末年始の予定 | アンケート結果 |
一人 | 一人の年末年始の過ごし方 |
カップル | カップルの年末年始の過ごし方 |
家族 | 家族の年末年始の過ごし方 |
帰らない人は秋の11月に先に実家帰省を済ませるという意見の方と、正月に実家に帰省しないというスタイルの方たちでした。里帰りをする人、実家帰省しない人は年末年始になにをするのか。もう少し詳しいアンケート結果が、みんなの予定が気になる方は、上記の詳細を良かったら見てくださいね
2023~2024年の年末年始の帰省ラッシュはいつから始まる?
2023~2024年の年末年始の帰省ラッシュの説明の前に、まずは、年末の人の動きについて説明します
2023~2024年の年末年始休暇、正月休みは一般の会社員が「12月29日(金曜日)~1月3日(水曜日)」の6日間が最多であり、市役所・公務員の方も12月29日からが今年の年末年始休暇です
仕事納めの日 | 2023年12月28日(木) |
仕事始めの日 | 2024年1月4日(木) |
正月休み | 2023年12月29日~2024年1月3日 |
連休数 | 6日 |
社会人の帰省ラッシュは年末年始の始まる2023年12月29日(金曜日)からが新幹線、高速道路、共に混雑と渋滞が始まり、年末年始の帰省ラッシュの日が新幹線で2日半、高速道路で2日続くというのが大方の予測になります
2023年⇒新幹線と高速道路の帰省ラッシュはいつからいつまで?
年末年始の帰省ラッシュの混雑日は、移動する手段⇒新幹線を使って実家帰省をするか。車で帰るのかといった交通手段の違いで「混雑ピーク日」と「渋滞ピーク日」が違います
今年の年末年始期間・正月の帰省ラッシュを過去の傾向と、今年と同じ正月休みのカレンダーの年から解析し、いつから帰省ラッシュが始まるのか、総合的にまとめた表がコチラです
この数字は『東京方面から、東京以外の関東(千葉、さいたま、茨木など)、東北、東海・中部、関西へ⇒東京から出発したケース』です
年末年始 | 新幹線 | 高速道路 |
12月28日 | 51 | 47 |
12月29日 | 121 | 132 |
12月30日 | 138 | 122 |
12月31日 | 86 | 52 |
1月1日 | 41 | 48 |
こちらの表が今年⇒2023年12月の年末の帰省ラッシュの予測⇒混雑具合と渋滞具合をポイント化した表になります
簡単に年末年始の帰省ラッシュを説明すると「新幹線:2023年12月29日~12月31日の14:00頃まで=合計3日間」ですが、高速道路を使って実家帰省する場合は「高速道路:2023年12月29日~12月30日=合計2日間」が渋滞する日です
特に高速道路は12月29日、30日の朝8時までの時間帯の渋滞が予測され早めの出発が必要になります
移動手段 | 混雑・渋滞ピーク日 |
新幹線 | 2023年12月30日(土曜日) |
高速道路 | 2023年12月29日(金曜日) |
年末年始の帰省ラッシュは「2023年の12月29日(金曜日)」から始まりますが、新幹線の方が帰省ラッシュで混雑する日が長いのが、過去の統計からの解析結果です
新幹線と高速道路の渋滞予測を見ると、2~3日間が年末の帰省ラッシュで混雑する期間あります
新幹線は「12月31日と12月29日より12月30日の方が混雑する」という事が過去の統計と解析した予測になります
高速道路は12月29日と12月30日が帰省ラッシュの渋滞ピークの期間になりますが、12月30日の方が渋滞回数がまだ少なく、12月29日にお出かけや実家帰省するよりましな渋滞です
つまり、混雑と渋滞に多少、巻き込まれるのは仕方がないと腹をくくっている人であっても、実家帰省する日を調整したら、少しだけだけど、混雑と渋滞を回避できるのが今年の年末年始の帰省ラッシュです
2023年の年末年始⇒高速道路の帰省ラッシュの渋滞ピークの時間帯はいつ?
2023年12月の年末の帰省ラッシュは『高速道路:2023年12月29日~12月30日:最大の渋滞ピークは12月29日』の金曜日です
では、この年末の帰省ラッシュで混雑する日の中で、何時ごろが一番、渋滞や新幹線が満席になり、自由席に座れない!といった状況になるのか。
混雑ピーク日と渋滞ピーク日の最も込み合う時間帯の過去の事例がこちらです
日付 | 渋滞ピーク時間 | 下り線・路線 | 場所・付近 | 渋滞延長 |
2022/12/29 (休暇の初日) | 06:50分頃 | 関越自動車道 | 高坂SA | 18.6km |
2021/12/29 | 12:45分頃 | 東名自動車道 | 秦野中井 | 40.6km |
2022/12/30 | 07:15分頃 | 関越自動車道 | 高坂SA | 16.8km |
年末年始に高速道路を使う時⇒、特に年末年始休暇の初日の朝:6:30以降に高速道路が渋滞をはじめ11:30頃迄(長ければお昼の12:30頃迄)、渋滞が続きます。
翌日の年末年始休暇2日目⇒今年の場合は12月30日の土曜日も同様の渋滞具合です
直近2年の高速道路は、みなさんの年末年始休暇の初日に移動をする為、朝の6:30頃からが最も渋滞する時間帯となっております
2023n年の年末は12月29日と12月30日が6:30~7:30以降、3~4時間が道路が混みやすい時間帯⇒06:30~11:30頃が渋滞中になる可能性が高いです
交通手段 | 渋滞ピーク日 | 渋滞ピーク | 渋滞の時間帯 |
高速道路 | 2023年12月29日 | 6:30~7:30頃 or 17:30~18:30頃 | 6:30~11:30頃 + 15:30~19:30頃 |
2023年の高速道路の渋滞ピーク日である12月29日は、06:30~11:30頃の時間帯以外は、夕方になる16:30~19:30頃に渋滞に注意が必要です
直近の年末は朝の方が渋滞ピークになりがちですが、過去の事例では夕方の大渋滞の年もあるためです
年末年始 | 渋滞時間 | 空いてる時間 |
12月29日 | 午前中 15:30~19:30頃 | 12:30~14:30 19:30~ |
12月30日 | 午前中 16:30~19:30頃 | 12:30~14:30 19:30~ |
12月31日 | 注意 10:30~14:00頃 | 日中 比較的空いている |
年末年始の高速道路は、帰省ラッシュ⇒渋滞に巻き込まれたくない方は『19:30以降の時間帯』が渋滞が解消するため、比較的、おすすめの時間だと言えますが、年末の実家に帰宅する時間が遅くなるのが難点です
2023年の年末年始⇒新幹線の帰省ラッシュの混雑ピークの時間帯はいつ?
2023年12月の年末の帰省ラッシュは『新幹線:2023年12月29日~12月31日の午後:最大の混雑ピーク日は12月30日』の土曜日です
新幹線 | 乗車率 | 混雑日 | ピーク時間 |
2022年 (昨年) | 150% | 未発表 | 未発表 |
2023年 (目安) | 140%以上 | 年末:12月30日 | 6:00~7:00分頃 10:30~11:30分頃 |
昨年を例とすると東海道新幹線が年末に150%の乗車率を越えたとニュースがありますが、新幹線の乗車率はニュースで稀に報道がされますが、JRは公式で大々的に発表はしません
年末の過去の傾向を紹介すると「6:00~7:00分頃」と「10:30~11:30分頃」に新幹線に乗ると大混雑をしています。特に年末年始の初日は「朝:6:00~7:00分頃の始発の駅」で混雑ピークを迎える年もあります
年末年始 | 混雑時間 | 空いてる時間 |
12月29日 | 朝6:30~7:30 午前中~15:00頃迄 | 19:30以降:稀に有 |
12月30日 | 朝6:30~7:30 午前中~18:00頃迄 | 20:00以降:稀に有 |
12月31日 | 朝6:30~7:30 午前中~14:00頃迄 | 14:30以降 |
年末年始の新幹線は帰省ラッシュ⇒混雑した新幹線に乗りたくない方は『混雑ピーク日の12月30日は、基本的に最終便の新幹線とその1つ前の新幹線が稀に自由席に座れる可能性:有』という程度ですので、12月29日と12月30日の新幹線は空いている時間帯は、あまりないと認識しておいて問題ない混雑具合です
逆に、大晦日の12月31日は午後14:30以降、正月の元旦の新幹線がガラガラになるくらい空いています
2023年の年末年始・正月休みの帰省ラッシュを回避するには?
年末年始の帰省ラッシュを回避して、実家帰省がしたい。2023年の年末の12月はいつまでに実家帰省をするべきなのか、最良の日=混雑回避ができてちゃんとルール通りに帰省できる日はいつなのか
大学生の場合は今年の年末年始の帰省ラッシュを回避する方法は簡単です
シンプルにクリスマス以降⇒12月26日~12月8日、社会人の方が年末年始休暇に入る前日までに実家帰省をしたら新幹線の混雑、高速道路の渋滞に巻き込まれません
しかし、大学生から20代前半までは、休みの日はギリギリまで遊びたい。バイトしたいよ!と年末ぎりぎりまで実家帰省をしない事がありますよね
こちらが、日本の年末年始と正月帰省の基本的なルールです
年末年始の実家帰省 | 帰宅時間 |
日本のルール | 最大:大晦日の日 23:59分迄 |
正月とはお年玉をもらったり、実家で暮らす父・母に顔を合わせに行く日ですが、もともとの正月は「1月1日にやってくる年神様をお迎えする事」であり、12月31日=23:59分までに「本家にお酒(日本酒)をもって神棚に奉納する日」です
極論を言えば、12月31日中に実家へ帰省⇒本籍の本家がある方は、23:59分までに帰省したら古くからの日本の正月ルールは守っている事になります
交通手段 | 混雑しない日 | 帰宅時間 |
新幹線 | 12月31日 14:00以降 | 18:00を目途に! |
高速道路 | 12月31日 午前中~ | 18:00を目途に! |
ただし、現代では「12月31日の日に実家は豪華な夕飯を用意している」のが一般的な大晦日の過ごし方ですので、夕方⇒18:00迄に実家帰省するのがギリギリOKのルールかと思います
大晦日に実家に帰らないと大学生や20代前半の社会人は親から、遊んで帰って来ない!と喧嘩の原因になります^^
2023年の年末の場合、新幹線と高速道路の混雑は「主に、12月29日から12月31日の午前中迄」です。絶対に新幹線と高速道路の混雑を避けたい人や時間に余裕がある方は、大晦日の日に出発するのが正解かもしれません
ちなみに、編集部員の中に毎年、新幹線の帰省ラッシュを避けて実家帰省をしている人は「大晦日の12:30以降」に新幹線に乗り、自由席で座って帰れています
東京・大阪から実家まで3~4時間以内で実家帰省できる方は、大晦日のお昼に出発⇒18:00以降の夕飯にも間に合うというスケジュール感です
2023年の年末年始の帰省ラッシュ⇒具体的にどのくらい混む?渋滞するの?
ここまでの年末年始の帰省ラッシュの説明でもう少し詳しい新幹線の乗車率や高速道路の渋滞回数、渋滞kmがどのくらいか目安を知りたい方は別途、こちらの記事で解説します

昨年を例とすると年末年始の新幹線は「1日平均:67万人」、高速道路は「1日平均:35,200台」の移動があり、混雑と渋滞が発生しています
今年は1日平均3万5000台付近の車が高速道路を走る=渋滞する、新幹線は合計で800万人以上が利用する=混雑すると予測できます
昨年の年末年始の帰省ラッシュと過去の傾向から解析した今年の年末年始の具体的な交通量や乗車人数を確認したい方は参考に予想と予測をみてくださいね
さて、今回は2023年12月の年末年始、正月に、いつ帰省ラッシュが始まるのかを説明しました。
結論を言うと、今年の年末年始の実家帰省⇒帰省ラッシュは『新幹線:2023年12月29日~12月31日:最大の混雑ピークは12月30日』、『高速道路:2023年12月29日~12月30日:最大の渋滞ピークは12月29日』と予測されます
年明けの正月のUターンラッシュの時期と時間はいつ?いつ実家から帰宅すると混雑・渋滞に巻き込まれないの?

帰省ラッシュは大晦日までに解消しますが、帰省後は、現住所へ戻る=Uターンラッシュ=帰宅ラッシュが発生します
今年のUターンラッシュは『2024年1月2日頃から』と予想していますが、詳しい詳細の新幹線のUターンラッシュ予想、高速道路のUターンラッシュ予測はこちらで説明します
2023年の年末と同じカレンダーの年を過去の傾向、最近の新幹線・高速道路の渋滞トレンド情報を加えて解析していますので、大方、今回の帰省ラッシュの混雑予想と渋滞予想の結果どおりの結果になると思われます

年末年始の次の大型連休は、ゴールデンウィークです。2024年の新幹線の混雑予想が上記になります。GWのお出かけ、旅行前にいつが新幹線が混むのか。参考にしましょう