昨年⇒2022年のマイルチャンピオンシップの結果・オッズ・前走+タイムは?
2022年の過去の結果。昨年のマイルチャンピオンシップは『1着:セリフォス、2着:ダノンザキッド、3着:ソダシ』という結果でした。優勝馬のセリフォスはタイム:1:32.5秒、推定上がり3F:33.0(メンバー内1位)でした
馬番・馬名 | 人気 オッズ | タイム 3F | 前走 | |
1着 | 10:セリフォス | 6人 9.2 | 1:32.5 33.0 | GⅡ富士S 1着 |
2着 | 3:ダノンザキッド | 8人 26 | 1:32.7 33.5 | GⅡ毎日王冠 3着 |
3着 | 6:ソダシ | 2人 4.4 | 1:32.8 33.8 | GⅡ府中牝馬S 2着 |
【マイルチャンピオンシップのレース結果と内容】
2022年。昨年のマイルチャンピオンシップのハナ争いをしていたのがファルコニアとピースオブエイト。最終的に、ファルコニアが逃げる形になりました
その後ろをホウオウアマゾンとソダシが続き、中団7~9番手に位置取りしていたのがダノンザキッドでした。
4コーナーを曲がる頃に、1着だったセリフォスはまだ後方13番手の位置。そこから派手に伸び足をみせて上がり最速⇒33.0で駆け抜けて優勝しました
9番手にいたダノンザキッドの上りはメンバー第4位の33.5。ソダシを追い抜くことはできましたが、セリフォスが0.5秒も早いスピードで来たのをしのぐ事はできませんでした
【その後のソダシ】
このレースまでは全て1600mG1を優勝してきましたソダシがこの時、初めてG1の芝1600mで3着(ダートGⅠは過去に3着:有)になりました。牝馬限定のヴィクトリアマイル1着を取る実力がありましたが、古馬の牡馬相手に苦戦をしいられた模様です
その後のソダシは、翌年の春のヴィクトリアマイルを2着。短いローテで参戦した安田記念は7着でした
【その後のダノンザキッド】
2着だったダノンザキッドは、もともと中距離の馬。次走は香港G1⇒2000mの香港カップを2着、翌年の2000mのG1・大阪杯を3着でした
【その後のセリフォス】
2022年のマイルCSを勝利したセリフォスは、今回乗り替わったD・レーン騎手と共にドバイターフへ出走し5着。帰国後、春のG1・安田記念は2着でした
マイルチャンピオンシップの過去・歴代のレコードタイムは?
マイルチャンピオンシップの歴代レコードタイムは、2014年に行われた第31回の優勝馬ダノンシャーク(騎手:岩田康誠)が出した1.31.4秒が最高記録です
ダノンシャークのレコード更新の前のエーシンフォワードも岩田康誠ジョッキーが記録を保持していました
レコードタイム | 西暦 | 馬名 | 鞍上 |
1.31.4秒 | 2014年 | ダノンシャーク | 岩田康誠 |
1.31.8秒 | 2010年 | エーシンフォワード | 岩田康誠 |
1.32.1秒 | 2005年 | ハットトリック | O.ペリエ |
1.32.6秒 | 2000年 | アグネスデジタル | 的場均 |
1.32.8秒 | 1999年 | エアジハード | 蛯名正義 |
1.33.0秒 | 1994年 | ノースフライト | 角田晃一 |
1.33.3秒 | 1992年 | ダイタクヘリオス | 岸滋彦 |
マイルチャンピオンシップの歴代レコードタイムを第1回開催の1984年からまとめて一覧にしました。過去から含め、1.31秒台前半が出ない限り、ダノンシャークのレコード記録を抜くのはハードルが高そうな好タイムです
参考までに。マイルの女王と呼ばれマイルCSを2連覇したグランアレグリアのタイムが1.32.0と1.32.6秒ですが、グランアレグリアが走ったのは京都競馬場ではなく、阪神競馬場⇒グランアレグリアは京都競馬場のマイルCSを走っていません
※2020年~2022年の3年間以外は全て京都競馬場開催:距離1600mです
歴代!マイルチャンピオンシップの優勝馬は?最強の馬は?
マイルチャンピオンシップの過去の優勝馬は、第1回と2回を連覇したニホンピロウィナーをはじめ、ダイタクヘリオスやタイキシャトル、グランアレグリアが2連覇を達成という功績を残しています
西暦 | 馬名 | 功績 |
1984年 1985年 | ニホンピロウィナー | マイルCS2連覇 |
1989年 | オグリキャップ | G1-4勝 |
1991年 1992年 | ダイタクヘリオス | マイルCS2連覇 |
1997年 1998年 | タイキシャトル | マイルCS2連覇 |
2006年 2007年 | ダイワメジャー | マイルCS2連覇 |
2020年 2021年 | グランアレグリア | マイルCS2連覇 |
マイルCSを2連覇した名馬以外では、オグリキャップも優勝しています
2006年と2007年に2連覇しているダイワメジャーは、牝馬で37年ぶり有馬記念を制覇したダイワスカーレットのお兄ちゃんです^^
マイルチャンピオンシップの名勝負というと実は、みなさん。このレースが最高だ!と意見が一致する有名な名勝負と言えば、オグリキャップvsバンブーメモリー(1989年)や完全に圧勝だったタイキシャトル。有終の美を飾った2021年のグランアレグリアのレースではないかと思われます
マイルチャンピオンシップのリピーターは?リピートに失敗した馬は?
マイルチャンピオンシップはリピーターレースと言われますが、実態はどうなのか。
マイルCSを連覇をしている馬がいるとわかったけど、優勝以外のリピートって過去にあったの?と気になると思います
馬名 | 1回目 前走・着順 | 2回目 前走・着順 | 3回目 前走・着順 | 4回目 前走・着順 | 5回目 前走・着順 |
ダノンザキッド | 3着:2021年 富士S:4着 (0.4負) | 2着:2022年 毎日王冠:3着 (0.3負) | 出走予定 | – | – |
シュネルマイスター | 2着:2021年 毎日王冠:1着 (0.0勝) | 5着:2022年 スプリンターズS:9着 (0.5負) | 出走予定 | – | – |
グランアレグリア | 1着2020年 スプリンターズS:1着 (0.3勝) | 1着:2021年 天皇賞秋:3着 (0.2負) | – | – | – |
インディチャンプ | 1着:2019年 毎日王冠:3着 (0.4負) | 2着:2020年 安田記念:5着 (0.5負) | 4着:2021年 安田記念:4着 (0.2負) | – | – |
ペルシアンナイト | 1着:2017年 富士S:5着 (0.8負) | 2着:2018年 富士S:5着 (0.5負) | 3着:2019年 毎日王冠:4着 (0.5負) | 7着:2020年 富士S:4着 (0.5負) | – |
イスラボニータ | 3着:2015年 天皇賞秋:3着 (0.2負) | 2着:2016年 富士S:2着 (0.1負) | 5着:2017年 富士S:2着 (0.3負) | – | – |
フィエロ | 2着:2014年 スワンS:3着 (0.1負) | 2着:2015年 スワンS:2着 (0.2負) | 6着:2016年 スワンS:9着 (0.6負) | – | – |
ダノンシャーク | 6着:2012年 スワンS:4着 (0.4負) | 3着:2013年 富士S:1着 (0.1勝) | 1着:2014年 富士S:7着 (0.3負) | 2015年:10着 毎日王冠:4着 (0.3負) | 2016年:4着 毎日王冠:9着 (1.0負 |
赤色:前年と同着順以上、青色:前年より着順を落とした馬で色分けをしています
着順とマイルチャンピオンシップの前走の結果と1着とのタイム差を表にまとめました
2020年から2022年は阪神開催です。京都開催の過去10年付近、2009年からマイルチャンピオンシップに出走とリピートを達成した馬の成績です
シュネルマイスターは昨年を5着であり、リピートをしていませんが、今回3度目の出走で巻き返しがあるのかが、レースの見どころですね
なるほどね!確かにリピートをしているのだな。でも、なんか着順を落としている馬の方が多いなぁという事が過去の結果となっていますね
でも、こんなにもリピーターがいるという情報を見せられるとリピーターレースと思いがちになってしまいます
上記にリピートに成功した馬以外(インディチャンプ、ペルシアンナイト等を除きます)、逆にリピートに失敗した馬達の情報を次に説明します
馬名 | 1回目 前走・着順 | 2回目 前走・着順 | 3回目 前走・着順 | 4回目 前走・着順 |
シュネルマイスター | 2着:2021年 毎日王冠:1着 (0.0勝) | 5着:2022年 スプリンターズS:9着 (0.5負) | – | |
アドマイヤマーズ | 3着:2020年 スワンS:3着 (0.3負) | 未出走 | – | – |
ダノンプレミアム | 2着:2019年 天皇賞秋:2着 (0.5負) | 未出走 | – | – |
スティルビオ | 1着:2018年 毎日王冠:2着 (0.2負) | 未出走 | – | – |
アルアイン | 3着:2018年 毎日王冠:2着 (0.2負) | 16着:2019年 天皇賞秋:14着 (2.5負) | – | – |
エアスピネル | 2017:2着 富士S:1着 (0.3勝) | 2018:10着 富士S:4着 (0.4負) | – | – |
サングレーザー | 2017年:3着 スワンS:1着 (0.0勝) | 未出走 | – | – |
ミッキーアイル | 2015年:13着 スワンS:1着 (0.1勝) | 2016年:1着 スプリンターズS:2着 (0.0負) | 未出走 | – |
ネオリアリズム | 2016年:3着 札幌記念:1着 (0.3勝) | 未出走 | – | – |
モーリス | 2015年:1着 安田記念:2着 (0.2勝) | 未出走 | – | – |
グランディツァ | 2014年:3着 毎日王冠:5着 (0.3負) | 未出走 | – | – |
トーセンラー | 2013年:1着 京都大賞典:3着 (0.3負) | 2014年:4着 京都大賞典:3着 (0.3負) | – | – |
ダイワマジョーレ | 2013年:2着 スワンS:2着 (0.3負) | 2014年:9着 毎日王冠:14着 (0.6負) | 2015年:17着 スワンS:5着 (0.3負) | – |
サダムバティック | 2012年:1着 天皇賞秋:8着 (0.6負) | 2013年:7着 スワンS:3着 (0.3負) | 2014年:11着 スワンS:10着 (0.9負) | – |
グランプリボス | 11着:2011年 スワンS:8着 (1.0負) | 2着:2012年 スワンS:1着 (0.2勝) | 9着:2013年 スワンS:7着 (0.6負) | 6着:2014年 スプリンターズS:4着 (0.1負) |
ドナウブルー | 2012年:3着 府中牝馬:3着 (0.2負) | 2013年:5着 府中牝馬:2着 (0.1負) | – | – |
逆に、マイルチャンピオンシップの3着内に入着したけど!翌年、以降がダメだった馬達、リピートの失敗事例(過去10年)が上記です
翌年はそもそもマイルチャンピオンシップに出走しなかったり、引退をしてしまった馬以外ですと、リピートできなかった馬もやはり多少いますね
マイルチャンピオンシップに前年出走⇒翌年の結果は?
では、逆に、マイルチャンピオンシップにチャレンジをして、その後、着順を上げて3着内に入着をした馬がいるのか。1年で成長をして昨年よりも成績が良くなった馬と、やっぱりダメだった!という馬を次にまとめました
馬名 | 初チャレンジ 前走・着順 | 2回目 前走・着順 | 3回目 前走・着順 | 4回目 前走・着順 |
ホウオウアマゾン | 5着:2021年 スワンS:3着 (0.2負) | 15着:2022年 スワンS:10着 (0.9負) | – | – |
サリオス | 2020年:5着 毎日王冠:1着 (0.5勝) | 2021年:6着 安田記念8着 (0.7負) | 2022年:14着 毎日王冠:1着 (0.1勝) | – |
ロータスランド | 12着:2021年 富士S:10着 (0.9負) | 8着:2022年 スワンS:6着 (0.3負) | – | – |
サウンドキアラ | 10着:2020年 スワンS:10着 (0.5負) | 8着:2021年 スワンS:2着 (0.1負) | – | – |
モズアスコット | 13着:2018年 スワンS:2着 (0.0負) | 14着:2019年 スワンS:2着 (0.0負) | – | – |
レーヌミノル | 4着:2017年 秋華賞:14着 (2.6負) | 18着:2018年 スワンS:7着 (0.7負) | – | – |
ガリバルディ | 7着:2016年 富士S:5着 (0.3負) | 11着:2017年 富士S:7着 (1.0負) | – | – |
ヤングマンパワー | 16着:2016年 富士S:1着 (0.1勝) | 14着:2017年 毎日王冠:5着 (0.3負) | ||
サトノアラジン | 4着:2015年 富士S:2着 (0.2負) | 5着:2016年 スワンS:1着 (0.1勝) | 12着:2017年 天皇賞秋:18着 (8.6負) | – |
ロゴタイプ | 7着:2014年 毎日王冠:6着 (0.5負) | 9着:2015年 富士S:3着 (0.2負) | – | – |
クラレント | 11着:2013年 毎日王冠:3着 (0.1負) | 15着:2014年 オータムAH:1着 (0.1勝) | 11着:2016年 天皇賞秋:11着 (1.3負) | |
グランプリボス | 11着:2011年 スワンS:8着 (1.0負) | 2着:2012年 スワンS:1着 (0.2勝) | 9着:2013年 スワンS:7着 (0.6負) | 6着:2014年 スプリンターズS:4着 (0.1負) |
ダノンシャーク | 6着:2012年 スワンS:4着 (0.4負) | 3着:2013年 富士S:1着 (0.1勝) | 1着:2014年 富士S:7着 (0.3負) | 2015年:10着 毎日王冠:4着 (0.3負) |
リアルインパクト | 5着:2011年 毎日王冠:2着 (0.0負) | 5着:2012年 毎日王冠:4着 (0.3負) | 10着:2013年 富士S:2着 (0.1負) | 8着:2015年 毎日王冠:12着 (1.0負) |
直近10年にマイルチャンピオンシップへ出走をして、翌年に再チャレンジした結果、その後の成績がどうなったかをまとめた表が上記になります
初チャレンジで3着内に入着できず、その後、翌年以降に巻き返しを起こして入着したのが、グランプリボスとダノンシャークです
マイルチャンピオンシップの次のG1は何?ジャパンカップが次のG1!
2023年のマイルチャンピオンシップのG1の次は、どのレースなのか。マイルチャンピオンシップの次のG1レースは『ジャパンカップ』です。詳細の日程・発送時間の予定を一覧にしてますので、お探しの方はご参考にしてくださいね
G1競争 | 詳細 |
レース名 | ジャパンカップ |
コース距離 | 芝・2400m(左) |
開催場所 | 東京競馬場 |
開催日(日程) | 2023年11月26日(日) |
発走時間(時刻) | 15:40予定 |
ココまでに、2023年のマイルチャンピオンシップ(G1)の開催日程と発送時間の予定を紹介しました。
今年開催の『2023年の秋のG1マイルチャンピオンシップの日程+発走時間』から『マイルチャンピオンシップの出走予定馬』、次のG1はこのレースだよ!一昨年前の覇者たちがその後、どうなったの?次はどのレースを走ったの?と『その後の話』も含めて紹介しました。
特に馬券を薦める内容ではなく「むむむ!私の好きな馬がこれから活躍するかな?」とファンとして応援したい方が楽しめる内容に心がけています!なるほどね!この路線に進むっぽいな!という風に見てもらえればと思います