あさりの砂抜きの時間は最低何時間？塩の量と塩分濃度が濃すぎるとどうなる？

あさりの砂抜きは、スーパーと潮干狩りで掘ってきたアサリで塩分濃度は同じですが、砂抜きに必要な時間に違いがあります

スーパーのあさりは、お店がある程度の砂抜き済みの状態で販売しますが、自分で捕まえたアサリの方が当然、砂抜きの時間は長めにする必要があります。

今回は、スーパーのあさりと潮干狩りで持ち帰ったアサリの２つの砂抜きの方法を解説します。何時間くらい砂抜きが必要なのか。水と塩は何グラムで塩水を作ったら良いのか。あさりの砂抜きの適切なやりかたを説明します

スーパーの『あさり』の砂抜きの時間は何時間？塩分濃度は何％？

スーパーで買った『あさり』の砂抜き時間は、常温１時間から２時間が目安の時間になります。塩分濃度は、海水に近い3%～3.5%が理想的であり、砂抜きする時は3%の塩分濃度が砂抜きに適しています

【スーパー】砂抜きの時間と塩分濃度は？

スーパーのアサリの砂抜きは、常温で1～2時間になります。1パックのアサリなら、500mlの水に塩を大さじ１が15gであり、約3%の海水に近い塩分濃度になります

あさりの量が多い時は、1リットルの水で砂抜きをします。1000mlの水の3%の塩分濃度は、塩：大さじ2が適量になります

潮干狩りで持ち帰った『あさり』の砂抜きは塩分濃度3%で、砂抜きに必要な時間は、常温6時間が目安の時間になります

スーパー購入のアサリと違い砂を多く含んでいる為、約6時間、半日あさりを砂抜きしましょう。潮干狩りのアサリの砂抜きは、6時間が理想です。注意点は、5時間に1度、塩水を交換する必要がある点になります

【潮干狩り】砂抜きの時間と塩分濃度は？

潮干狩りでとってきた『あさり』の砂抜き時間と塩分濃度を上記にまとめました

潮干狩りにいくとアサリを大量に持ち帰りますよね。500mlの水では足りないほど、アサリがいっぱいなケースが多く、水1000mlと塩30g（大さじ2）で3%の塩分濃度の塩水で砂抜きをしましょう

あさりの砂抜き時間は6時間が目安と言われても、つい忘れていたり、潮干狩りの疲れで家に帰ってきたら寝てしまった。起きたら朝だったという事がありますよね

次は、砂抜きしすぎた『あさり』は食べる事ができるのか。一晩砂抜きすると、死んでいしまわないかと心配になった方向けに、砂抜きしすぎのアサリを説明します

濃すぎる塩分濃度で長時間、あさりを砂抜きしすぎるとどうなるのか。塩を入れすぎた時に、あさりが死んでしまい鮮度が落ちてしまうのか

結論を述べると、塩分濃度が濃すぎるあさりが死んでしまう事や元気がなくなり、息ができずに砂すきに失敗します

あさりが元気が良く活動する温度は、20度前後の水温と3～3.5%の塩分濃度になります。あさりが生息する環境に近く、海水と同じ温度、近い塩分濃度で砂抜きをしましょう

塩を入れすぎても、一晩程度で、あさりは死にませんが、水道水で作った塩水は、そもそも酸素不足になりやすく、鮮度が落ち、元気がなくなってしまいます。3.5%以上の塩分濃度と6時間以上の砂抜き時間は、美味しくアサリを食べられなくなる可能性：有です

【ペットボトル】あさりの簡単な砂抜き方法

あさりの砂抜きに合った塩分濃度の塩水を作りたい。簡単な方法で失敗しない砂抜き方法は、500mlのペットボトルを使う事がおすすめになります

ペットボトルの水は500ml、キャップに入る塩の量は約7.5gであり、キャップ2杯の塩と500mlの水を混ぜると約3%の塩水ができあがります。詳しい詳細は『あさりの砂抜きがペットボトル500mlで簡単』の内容を見てくださいね

あさりを砂抜きしたあと、あさりは冷蔵庫より冷凍保存が適切です。砂抜き後のあさりは冷凍保存で3週間が日持ち目安になります

【砂抜き後】あさりの保存方法と賞味期限

冷蔵庫の保管は数日できますが、それでは、冷蔵庫で、あさりを飼っているようなものです。砂抜き後は水気をよく切って、ジップロック袋に入れて冷凍保存しましょう

あさりの砂抜き：時間は何時間？塩分濃度は？

今回は、あさりの砂抜きにおすすめの砂抜き時間、塩分濃度を説明しました。スーパーで購入したアサリの砂抜きは1～2時間、潮干狩りのアサリは6時間が目安になります

水の後半は5時間に1回が目安の為、潮干狩りで捕まえたアサリは、最後の1時間は水を好感した方が良いです。

スーパー、海で潮干狩りした『あさり』のどちらも塩分濃度は海水に近い3%が理想的です。水1000mlなら塩の量は30g、大さじ2になります

あさりの砂出しができない！貝が開かなくて困った時の上記の砂抜きのやり方に挑戦してみてくださいね