市販で買った袋詰めのレーズンパンと違い、手作りで焼いた時はどのくらい日持ちするの?ココに悩むことありますよね。ココでは、レーズンパンの保存方法をしっかり解説。作りすぎて困った時の保管と消費期限の目安にしてくださいね。
- レーズンパンは冷蔵不可、常温と冷凍保存が基本!
フジパンやヤマザキパンさんのモノなら、消費期限が記載があり、おおよそ3~4日になってます。しかし、手作りやパン屋さんで購入したレーズンパンはココが分かりません
レーズンパンはパン生地に小麦を使っていますので冷蔵庫の保管が不向き。冷蔵するとしてもラップ密封すると多少、パサパサになる現象を防げますが、それでも数時間~翌日が限界です
基本的にレーズンパンは食べられるうちは常温保管、長期保存するなら冷凍保存です!
手作りレーズンパンの常温保管の方法!日持ちする保管場所と保存温度は?
- レーズンパンは、作ってから何日もつ?
- 常温の日持ち期間:3日以内
- 保存方法:ラップ、保存袋
レーズンパンは「ラップ、もしくは、保存袋」に入れ、常温で3日程度が日持ちする目安です。保存の注意点は「直射日光を避けた、涼しい場所』です。この時の部屋の温度はどのくらいが目安か、ココを次に解説します
- 常温の保管場所、保存の温度は?
- 15~25度以下の直射日光を避けた場所
手作りレーズンパンの常温保管に適した温度帯は『15度~25度以下』です。
パンメーカーが工場で作るレーズンパンは「5月~10月:30度以下」、「11月~4月:25度以下」と季節と温度の違いで消費期限が違います。レーズンパンは3日くらいの消費期限で売っているから、手作りもそれくらいでは?と思いがちですが、部屋の温度に注意が必要です
稀なケースでもない限り、パンに関係する食中毒の菌は25度以上から繁殖を始めるのが通例で、常温で保管するのであれば『手作りの場合:15度~25度以下』を1つの目安にしましょう
- 常温保管中のカビに注意点!
- 温度25度以上、湿度80%以上
長くレーズンパンを常温保管していると、カビが発生することがあります。パン生地にカビが発生しやすい条件は『温度:25~30度』+『湿度が80%以上』と、この条件です。簡単に言うと、『梅雨の時期』や『5月後半から7月前半』は、パンにカビが発生しやすいと考えるべきです
では、ココまでに常温保管の方法とレーズンパンの日持ち目安を説明しましたので、次に冷凍保存の方法を教えちゃいますね
レーズンパンの冷凍保存の方法!日持ち期間の目安は?
レーズンパンを大量に手作りしたり、パン屋さんで買い過ぎてしまった時は『冷凍保存』が長持ちします。パンの弱点は『乾燥』と『デンプン(生地に含まれる)の老化』です。この2つの課題を解決できる保存方法が冷凍です
- 冷凍保存の日持ち期間:1ヵ月
- 冷凍焼け対策:2週間が目安の期間
レーズンパンは上手に冷凍すると1か月間は日持ちします。パンメーカーさんの冷凍保存の推奨の期間は「2週間を目途に」と、必ず記載があります。ご家庭の保存方法がマチマチですからココを推奨する理由は理解しやすいです。
冷凍保存の注意点は、空気の入り具合。空気が多いと『冷凍焼け』する事がありますから、推奨としては2週間の冷凍が目安です。手作りレーズンパン、パン屋さんで買った時は冷凍保存がベストな方法です。
- 食斤→カットして食パン型→ラップで包む
- ジップロックで2重で保存する
レーズンパンを手軽に冷凍保存する方法の1つ目が『食斤→食パン型にカット→個別に、ラップをする』と、この方法が一番、お手軽な方法です。できれば、この時にラップ+ジップ付き保存袋を使うと◎なレ伊藤方法です
この方法が一般的ですが、冷凍したレーズンパンは次の方法で保管+解凍して食べると美味しくなります
- 急速冷凍=パン生地の柔らかさを維持
一昔前は、パンを冷凍するのはダメ、ボソボソするっという時代があったようですが『柔らかいパン=水分が多め』であり、如何に早く水分を冷凍できるか、ココがパンの冷凍の美味しさの維持に関係してくるからです
普通の冷凍と急速冷凍では「見た目は差ほど違いはない」ですが、パン生地の味はうま味がアップ+食感が柔らかく保存ができます。
- レーズンパンはアルミホイルで保存する
レーズンパンの冷凍保存は急速冷凍と同じ原理で『アルミホイルで包む=電熱性が高く、素早く冷凍できる』という裏技もあります。この方法はラップ+ジップロックよりも当然、うま味があり、食感も程よく柔らかいです
冷凍レーズンパンの解凍方法と温め直しの方法とは?
冷凍したレーズンパンの解凍方法は、まずは電子レンジを使いません。美味しさと食感を大事にするなら、常温で3時間程度戻す、もしくは、食べる前日に冷蔵庫へ保管場所を移す、この2つのやり方です
- 冷凍レーズンパンの解凍方法
- 常温の自然解凍:3時間程度
- 冷蔵の自然解凍:食べる前日に冷蔵庫へ
冷蔵庫で自然解凍の時は『10~12時間』を目途に、朝食で食べるつもりなら夜の8、9時くらいに冷蔵庫へ冷凍したパンを移動させ、自然解凍を開始するくらいがちょうど良いです
- 解凍後の温め直しの方法
- 霧吹きでパン生地に水分を加える
- アルミホイルを使い、トースト機能を活用する
冷凍したレーズンパンを電子レンジで、そのまま解凍するのは忙しい日だけにするのがベストです
冷凍したレーズンパンは自然解凍→霧吹きでパンに水分を潤す、その後、トースターや電子レンジのトースト機能を使って温め直しすると味、食感がとてもよくなります。温め直しに、アルミホイルを使うと『香ばしさ』も加わって、焼きたてのようになります