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昨年は3年ぶりに行動規制のないお盆休みで、社会人・大学生の帰省ラッシュが発生し、その後、Uターンラッシュは大混雑でした。では、今年、2023年のお盆の帰省ラッシュはいつからはじまり、Uターンラッシュはいつ大渋滞を起こすのでしょうか
ここでは、お盆休みの実家帰省に渋滞を回避したい方向けに『2023年度版!お盆の帰省ラッシュと帰宅ラッシュ、Uターンラッシュの渋滞予測』を発表!渋滞予想を参考にして混雑日を回避したい、空いてそうな日を見つけて実家帰省したい時に役に立つ情報と、アイデアをたっぷり紹介します
お盆の帰省ラッシュとは?なぜお盆の高速道路が渋滞するのか
帰省ラッシュとは、実家を離れ東京・大阪など。地元を離れ暮らす大学生、社会人がお盆休みの長期連休を活用し、実家帰省。お盆の最終日付近で帰宅、Uターンラッシュが起き、高速道路や新幹線が混雑する現象です
大学生の場合は、お盆前の夏休みか期間に実家帰省ができますが、社会人は夏季休暇の時に帰省します。お盆の期間は、子連れの家族持ちの方がお出かけ、旅行をするため、お出かけラッシュと帰省ラッシュが重なるのが、一般道や高速道路が渋滞する理由です
2022年 | 2021年 | コロナ以前 | |
帰省する | 約31% | 約36% | 約34% |
帰省しない | 69% | 64% | 66% |
お盆の帰省ラッシュの1つの目安として、まずは『お盆に実家帰省するか、しないか』のアンケート結果から紹介します。
お盆に実家帰省をする人の数は、コロナ前の水準にココ2年で戻ってきています
ざっくり10人に3人が実家帰省をし、7人はお盆に実家に帰らないという状況ですが、コロナ前の高速道路の渋滞の時と、同じくらいの人がお盆に実家に帰省しますの
今年も渋滞に巻き込まれないように、帰省する日を決めるのが良いと考えられます
2023年のお盆の帰省ラッシュはいつから始まる?
2023年のお盆休み期間は一般の会社が「8月11日(金)~16日(水)」の6日間であり、社会人の帰省ラッシュは8月11日(金曜日)の祝日:山の日から始まります
昨年のお盆休みの平均の交通量は、1日:42,200台。コロナ以前の47,500台に近づいており、今年は1日平均42,000台以上の車が高速道路を走ると予測できます
コロナ後の数年はずっと、新幹線を使わず車で移動するのがトレンド⇒高速道路の方が新幹線より渋滞に巻き込まれる可能性が高いよ!と思いながら、見ていただければと思います
今年のお盆期間の帰省ラッシュを過去の傾向と、今年と同じお盆休みカレンダーの年から解析し、いつから帰省ラッシュが始まるのか、総合的にまとめた表がコチラ、この数字は『東京方面から、東京以外の関東(千葉、さいたま、茨木など)、東北、東海・中部、関西へ⇒東京から出発したケース』です
高速道路 (下り線) | 2023年 (渋滞予測) | コロナ以前 (実績) |
平均交通量 (1日) | 42,000台 以上 | 47,500台 |
8月10日(木) | 通常 | 22回 |
8月11日(金) | ピーク日 | 59回 |
8月12日(土) | 混雑日 | 41回 |
8月13日(日) | 混雑日 | 44回 |
8月14日(月) | 通常 | 21回 |
コロナ前のお盆と実家帰省する人は差ほど大きく変わりはありません
この条件から、コロナ以前の年で今年と類似する渋滞状況を比較しました。このデータは、お盆休みの高速道路で10km以上の渋滞をした回数を日別に表示しています
渋滞回数に注目すると「8月11日~8月13日」に渋滞している回数が多いことが分かります。
2023年のお盆休みは、8月11日が最も交通量、渋滞回数のどちらも多く帰省ラッシュは11日に始まり、初日から帰省ラッシュの渋滞ピークを迎えるという結論です
今年の高速道路、特に東名だけ注意が1点あります。トヨタ関連の会社のお盆休みは12日からであり、休み前の前日の16:00~20:00が渋滞する傾向があります。そのため、東名を利用する方は貨物やトラックが8月10日と11日に交通量が増えると予測されますので、東名を利用する方は注意が必要です
2023年のお盆休み⇒帰省ラッシュを回避するには?
お盆とは8月13日に実家帰省するのがルール的に正しいですが、この渋滞予測を見ると「1日帰省を遅らせて、8月14日に実家帰省する」方が、混雑に巻き込まれない可能性が高いと言えます
また、大学生の方がお盆に実家帰省するなら「8月10日」までに実家に帰る。この方法もお盆の高速道路の渋滞を回避できます
2023年のお盆の帰宅ラッシュ、Uターンラッシュはいつから始まる?
2023年のお盆休み期間に、実家帰省後。みんないつ、自宅へ戻るのか。いつから帰宅ラッシュ、Uターンラッシュが始まるのか。今年の帰宅ラッシュは『8月13日(日曜日)』からはじまり、8月14日、8月15日の合計3日間続きます
高速道路全般的なデータになります。こちらの表は『例:実家から東京に戻る場合』=帰宅ラッシュとUターンラッシュの渋滞予測になり、実家からいつ、お住いの家に戻るべきか。日にちを決めたい時の参考になります
渋滞回数 (上り線) | 2023年 (予測) | コロナ前 (2017年) |
8月12日 (土) | 通常 | 20回 |
8月13日 (日) | ピーク日 | 51回 |
8月14日 (月) | 混雑日 | 35回 |
8月15日 (火) | 混雑日 | 37回 |
8月16日 (水) | 28~33回 | 30回 |
このデータは、お盆休みの後半に、高速道路で10km以上の渋滞をした回数を日別に表示しています
渋滞回数に注目すると「8月13日~8月15日」に渋滞している回数が多く、お盆休みの最終日の8月16日に少しだけ、渋滞が減るっという状況が予測されます。
つまり、2023年のお盆休みの帰宅ラッシュ、Uターンラッシュは8月13日(日曜日)から始まり、13日が渋滞のピーク日で大混雑をする可能性が高いです
その後は、14日、15日と2日間、普段の高速道路より渋滞し、16日の最終日も少しだけ交通量が減るという事になり、今年の場合。社会人の方は帰宅ラッシュとUターンラッシュの完全回避は難しいかもしれません
大学生の場合は、夏休みがあり、8月17日以降に帰宅する。この予定で実家帰省をしたら、渋滞に巻き込まれないと言えます
さて、今回は2023年8月のお盆に、いつ帰省ラッシュが始まり、帰宅ラッシュがいつまで続くのか。高速道路が渋滞する日の渋滞予測、混雑予想を発表しました
2023年と同じカレンダーの年を過去の傾向、最近の高速道路の渋滞トレンド情報を加えて解析していますので、大方、今回の渋滞予想の結果どおりの混雑になると思われます