シャチの平均寿命!水族館の年齢と野生の鯱の寿命年数を比較!世界の最高年齢は?

シャチの平均寿命!水族館の年齢と野生の鯱の寿命年数を比較!世界の最高年齢は? 学ぶ
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シャチとは「哺乳綱鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属」に分類される海獣(海の哺乳類)です。シャチは海で天敵がいないとされ、ホホジロザメまで捕獲して食べると、まさに海の王者です

そんな強者であるシャチは何歳ぐらいまで長生きるのか。野生のシャチ、水族館で飼育されている鯱を比較しながら平均的な寿命をたっぷりご紹介します。

水族館のシャチの寿命年数は何歳?鯱の平均寿命とは?

水族館のシャチの寿命年数:30年~40年説。平均寿命は20~25歳

水族館にいるシャチは20~25年が平均的な寿命と言われます。しかし、シャチを飼育している水族館は日本に2つしかなく、一概に30年も生きられないと判明した訳ではないです

名前水族館
ラビー(1998生:誕生)鴨川シーワールド
ララ(2001年:誕生)鴨川シーワールド
ラン(2006年:誕生)鴨川シーワールド
ルーナ(2012年:誕生)鴨川シーワールド
ビンゴ(1984年:捕獲)名古屋港水族館
ステラ(1987年:捕獲)名古屋港水族館
アース(2008年:誕生)名古屋港水族館
リン(2012年:誕生)名古屋港水族館
日本の水族館のシャチの年齢表

飼育方法も難しく、飼育年数も少短い!と、この2つの事から、まだまだ未解明な分野であります。日本の水族館のシャチは実は、名古屋港水族館のビンゴとステラの子供達→鴨川シーワールドに移籍と同じ家系です。ビンゴは、2014年まで生き、推定32歳であった、ビンゴは35年以上存命で、水族館の寿命は20~25年くらいと言われても平均より長いという結果です

野性のシャチの寿命はどのくらい?鯱の平均寿命!

自然界、海に住む野生のシャチは、一般的にオス50歳、メスが30歳が寿命だとされます。しかし、学者さんによっては、シャチは「寿命が60~70年あり、平均的に50~60歳まで長生きする」と言います

野生のシャチの寿命年数50年→60~70年!平均寿命は50~60年

シャチの寿命50年説は、シャチのメスが子供を産まなくなるのが25~30歳という事から「子供を産まなくなったメス=その後の寿命が短い」という傾向があり、人間以外の生き物は閉経後、寿命の長くない生き物がほとんどです。こういった考え方からシャチは50年くらいまでと言われていましたが、海の調査でもっと長く生きている鯱が発見されています

世界のシャチの最高年齢は100歳以上!

野生の海、自然界で暮らすシャチで100歳以上の年齢の個体が見つかっています。2016年にアメリカ、ワシントン州のオリンピック半島付近で個体識別のある『名前:グラニー(個体番号:J2)』が他のシャチの群れと泳いでいるのが確認され、この時点で105歳であるとされます

さて今回は、シャチが何年ぐらい長生きするのか。野生と水族館のシャチでたっぷり紹介しましたシャチは飼育歴も、飼育数も少なく分からない事が多いですが、自然界には100歳以上の個体が発見、そして今も生きているとされ、謎が多い生き物です

シャチってどのくらい生きるの?と言うお話が気になった方は、参考程度に。思っているより長く寿命があると思ってよいかもしれませんね

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