チャーハンの日持ちと冷蔵庫の保存期間!常温は次の日までもつ?5日も冷蔵できない

チャーハンの日持ちと冷蔵庫の保存期間!常温は次の日までもつ?5日も冷蔵できない ご飯
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チャーハンが余ったら、翌日、次の日のお弁当はダメと言われますよね。

炒めた後のチャーハンは、常温放置をして6時間で食中毒事例があり、傷みやすい特徴があります。食中毒防止に、冷蔵庫に保管したら5日くらい作り置きできると思いがちですが、チャーハンは2日、3日も冷蔵するとパサパサで食べられなくなります。

今回は、余ったチャーハンが翌日や次の日までどうやって保管したらよいのか。チャーハンの常温保管、冷蔵庫の保存方法を解説します

チャーハンの常温保管の仕方と日持ちする目安の時間は?

チャーハンの常温保管の日持ち目安:3時間以内の消費期限(6時間で食中毒事例:有)

チャーハンを作ってから常温で何時間くらいもつのか。チャーハンの常温保管は涼しい場所の保管で3時間以内が目安です

チャーハンの常温の注意点は、空気に触れないようにラップかけをする事と涼しく直射日光にあたらない場所で保管する事です

温度は15度以下、できれば、4度~10度以下の温度で3時間以内(ラップかけ:有)がチャーハンの常温保管の仕方の1つの目安です

保存方法日持ち目安備考
常温3時間
常温の保存方法ラップかけする
桶、おひつ等
常温の保存場所涼しい場所
直射日光のあたらない場所
高温・多湿を避ける
目安の温度4度~10度以下15度以下を目途
チャーハン保存方法と常温保管の日持ち目安

炊いたご飯は、朝炊いたらお昼まで、夕方炊いたらその日の内に食べるのが一般的な感覚ですよね。チャーハンの常温は保存方法に注意しながら3時間以内に食べましょう

チャーハンが余ったら、常温より冷蔵庫保管、冷蔵より冷凍保存が正しい保存の仕方になります

特に20度以上からは食中毒の危険性が高くなり、6月から10月は常温放置や常温保管を避け、冷蔵庫をうまく活用して保存する事がおすすめです

チャーハンの冷蔵庫保管の仕方と日持ちする目安の時間は?

チャーハンの冷蔵庫保管の日持ち目安:12時間以内の消費期限

チャーハンを冷蔵庫に保管する時は5日と長く日持ちするのか。チャーハンの冷蔵庫保管は2日~3日以内が食品的に食べられるギリギリのラインであり、目安は12時間以内になります

チャーハンを冷蔵庫に長く保管すると、水分が抜けお米がパサパサなる課題があります。次の日のお弁当に余ったチャーハンを使いたい時は、常温ではなく、一時的に冷蔵庫に保管(12時間が目安)しましょう

保存方法日持ち目安備考
冷蔵庫2~3日以内
(推奨:12時間以内)
お米がパサパサになる
保存方法粗熱が冷めてから保存
【1】保存容器保存容器:蓋で密封おすすめ度:☆
【2】保存容器ジップロック袋おすすめ度:★
空気をよく抜く
【3】保存容器ラップで包む
+タッパーに入れる
おすすめ度:★★
平たくラップで包む
チャーハンの冷蔵庫保管の仕方と日持ち目安

チャーハンの冷蔵庫保管の仕方はは、保存容器で密封、ジップロック袋、ラップで包むの3つの方法です。チャーハンは熱いまま冷蔵庫に保管すると水分が多く、より水分が抜けやすくなってしまします

【1】~【3】の保存容器に共通する保存方法は、粗熱が冷めてから冷蔵庫に保存することです

空気に触れる面積が一番多い【1】の保存容器(タッパー保管):蓋で密封が冷蔵庫のスペースや場所を占有せず、保管がしやすいですが、空気を含むため、【2】と【3】と比べると味がいまいちになったり、品質の劣化がしやすいです

冷蔵庫のスペースの問題と、チャーハンを包む手間が気にならない方は、【2】ジップロック袋、もしくは、【3】ラップで包む+タッパーに入れて2重で冷蔵庫保管しましょう

チャーハンを冷蔵すると固くなる!パサパサになる理由とは?なぜ冷蔵庫で固くなるの?

チャーハンを冷蔵庫に長く保管すると炒めた米が固くなる。お米がパサパサになるよ!と説明しました。チャーハンは温度:0~4度以下が最も水分が抜け乾燥しやすく、長時間の冷蔵が向いていない食べ物です

チャーハンの日持ちと冷蔵庫の保存期間!常温は次の日までもつ?5日も冷蔵できない
お米のβ化現象日持ち目安備考
原因と理由デンプン0~4度で水分が抜ける
対応方法0度以下で保存する
チャーハンが冷蔵庫で固くなる理由

チャーハンが冷蔵庫でパサパサにならない!お米が固くならない方法をお探しの方向けに、なぜ?とチャーハンが冷蔵庫でパサつくのか。原因と理由を上記にまとめました

冷蔵庫にチャーハンを保管すると食べた時に、パサパサする。お米が固くなる理由は冷蔵庫でお米が冷えて、水分が抜けてしまうベータ化現象が発生するからです

結論から言うと、冷蔵庫にチャーハンを保管する以上、パサパサになる問題を解決する方法はありません。チャーハンの「お米:でんぷんを含む為、でんぷんの性質上、防ぎようがない事」です

お米に含まれるデンプンとは、0~4度の温度で水分が抜ける性質があり、通称お米のベータ化、お米の老化や劣化と呼ばれる現象です

時間がたつと、チャーハンがまずくなる理由もお米のベータ化が原因です

素早く0度以下に冷凍し、湯気ごと冷凍したチャーハンが一番保存にあっている方法だと言えます

※チャーハンの冷凍保存の仕方は、冷蔵庫保管後の温めなおしの次に説明します

チャーハンを温める方法!冷蔵庫保管からの温めなおし方法を紹介!

冷蔵庫で保管したチャーハンの温め方は、電子レンジ2分で食べられるようになります。しかし、レンチンするとパサパサ感がして困っている方はラップをする、もしくは、大さじ1の水を霧吹きしてから温めるとふっくらします

【1】平らなお皿に平たく盛り付ける

【2】大さじ1:水を霧吹きする

※茶碗1杯分の分量に『水:大さじ1』です

※霧吹きを使わず、軽く水をひとまわしでもできます

【3】ラップをかける

【4】600W:2分

上記の【1】から【4】が冷蔵したチャーハンの電子レンジの温め方です

電子レンジで、チャーハンが固くなった!パサパサして困った時は、水分補給をしてからラップをして湯気が逃げないように温めましょう

チャーハンは冷凍保存できる?冷凍保存の日持ち期間と賞味期限の目安は?

チャーハンの常温保管、冷蔵庫の保存の仕方を説明しました。どの保存のい方も保管ができない訳ではないけど、一番良い保存方法とは言い切れないですよね

チャーハンは、次の日や翌日に食べるとしても冷凍保存がおすすめな保存方法になります

保存方法日持ち目安備考
冷凍保存の目安2週間~1ヵ月以内
【1】タッパー保管2週間おすすめ度:★★
【2】ラップ包み
(ジップロック袋)
2週間~1ヵ月以内おすすめ度:★★★
⇒空気をよく抜く
⇒粗熱が冷めてから冷凍
【3】ラップ包み
+急速冷凍
2週間~1ヵ月以内おすすめ度:★★★★
熱いままラップ
⇒長期保存:可
【4】ラップ包み
+アルミホイル包み
2週間~1ヵ月以内おすすめ度:★★★★★
熱いままラップ
⇒長期保存:可
チャーハンの冷凍保存方法と日持ち目安

※具体的なチャーハンの冷凍保存の方法と解凍方法は上記で詳しく解説中です!

チャーハンは冷凍できるのかと疑問をお持ちの方向けに、チャーハンの冷凍保存の仕方と日持ちする期間、賞味期限の目安を上記の表にまとめました

手作りチャーハンは冷凍できる?冷凍保存の日持ちと賞味期限!炒めた後の保存方法

チャーハンは冷凍できますが【1】のタッパー保管は空気に触れる面積が多く、長く冷凍すると霜や冷凍気やしやすいのが弱点です

【1】のラップ包みやジップロック袋で冷凍する時は『粗熱が冷めてから、空気をよく抜いて冷凍保存』です

ご飯を急速冷凍しない時はゆっくり冷凍される為、パサパサになりやすい0~4度の温度帯をなるべく、短い時間にする必要があり、温かいままの冷凍が不向き、チャーハンの冷凍保存の期間は2週間以内が目安

【3】のラップ包み+急速冷凍(冷凍室に機能:有の方、金属トレイを使う方)と【4】ラップ包み+アルミホイルで包む(自家製の急速冷凍)が、チャーハンのおすすめの冷凍保存の仕方になります

【3】~【4】のチャーハンの冷凍保存は素早く冷凍する必要がある為、熱いままラップへ包み急速冷凍をします

冷蔵や冷凍保存すると、チャーハンがまずくなる原因の『お米のベータ化を回避』する為に、一気に0度以下の状態に持っていく急速冷凍が一番のおすすめ方法です

急速冷凍したチャーハンなら冷凍保存期間:2週間~1カ月が日持ちの目安です

チャーハンが余ったら、常温では傷みやすいのが心配であり、冷蔵するとパサパサになるのが嫌ですよね

でも、お弁当にチャーハンを使いたい人は、ラップ包みにして冷凍保存するのが安全な保存の仕方です!

さて、ここまでに、チャーハンの保存の仕方を説明しました。次は保管中や常温放置した時に『チャーハンが腐るとどうなるのか』、過去に起きた食中毒や食あたりの原因を紹介します

チャーハンが腐るとどうなる?食中毒や食あたりの事例は?

炒めた後のチャーハンは常温や冷蔵庫保管で多くは2日、3日で劣化します。5日以内に傷む食べ物であり賞味期限ではなく消費期限であり、期限を過ぎたら食べる事ができない食品になります

腐ったチャーハン特徴
におい油のような酸味系のにおい
納豆のようなにおい
古い雑穀のにおい
酸っぱい
見た目糸を引く
べちゃべちゃする
ねちゃねちゃする
カビがはえている
腐ったチャーハンご飯の特徴

チャーハンが腐るとどうなるのか。におい、味、見た目をまとめました

上記の表を見ると、完全に腐っていて時以外は、見た目での判断が難しく、食べて確認するのは嫌ですよね。腐ったチャーハンは「におい:脂っこい、納豆、古くなった雑穀のようなニオイが軽くする程度」であり、実はにおいでの判別する方法も大変難しいです

チャーハンが腐るとどうなるのか。腐ったご飯をたべて症状は何時間後にでるのか。過去に食中毒になった事例があるのかをお調べしました

化学や現代細菌学の小難しいお話を含みますので、私は難しい話は興味ない!という方は25度以上で放置したチャーハン食べない余ったチャーハン冷凍保存するという風に、マイルールを作って身を守るのが1つの方法かと思います

食中毒の原因の菌セレウス菌(バチルスセレウス)
年間食中毒約10~15件
年間患者数約100~200名
食中毒の時期6月~10月
菌の繁殖温度大繁殖:25度以上
食中毒事例嘔吐、下痢(腹痛)
チャーハンの食中毒の原因:セレウス菌

チャーハンに限定した内容ではありませんが、炊いた後のご飯や常温放置した焼き飯の食中毒の原因は主に、1887年に発見されたセレウス菌(BacillusCereus:バチルスセレウス)です

セレウス菌の食中毒事例は年間、だいたい10~15件発生して患者数は100~200名程です

セレウス菌を簡単に説明すると、100℃の30分加熱でも死滅しない芽胞タイプ(休眠状態のセレウス菌の卵)と、25~30℃でいっぱい菌が増える増殖タイプの2種類の状態があります

増殖タイプは75℃の温度、1分以上の加熱で死滅するけど、芽胞タイプは普通の調理方法では倒し切れないっという事情があります

簡潔に言うと「ご飯を炊く上で、セレウス菌を100%取り除く方法が発見されていない=炊いたご飯は保存方法に注意しましょう」というのが今の科学の現状です

セレウス菌の食通毒嘔吐タイプ下痢タイプ
症状嘔吐、吐き気下痢、腹痛
潜伏期間30分~6時間8~16時間
発症時間の目安
(食べてから)
6~24時間以内12~24時間以内
食中毒事例ご飯類に多い野菜と肉類、お弁当に多い
セレウス菌の弱点8℃以下の温度8℃以下の温度
チャーハンが腐るとどうなる?

セレウス菌が原因の食中毒の症状は主に「嘔吐タイプ」と「下痢タイプ」の2つです。とうもろこしご飯を食べて食通毒になるとしたら表:左の「嘔吐型のセレウス菌」が多くの事例です

ただし、セレウス菌は低温:8度以下(冷蔵庫・冷凍室の温度)でほとんど繁殖しないという生態系です。炊いたご飯が余ったら冷蔵、もしくは、冷凍しましょうという保存の仕方は、セレウス菌の活動を活発化させない為です

チャーハンの日持ちと冷蔵庫の保存期間!常温は次の日までもつ?5日も冷蔵できない

さて、今回はチャーハンの保存方法、常温から冷蔵庫の保管の消費期限、次の日・翌日まで持つのか。余ったチャーハンは、お弁当にダメなのか。手作りチャーハンの日持ち目安を解説しました

チャーハンは、ラップをしても常温6時間で食中毒の事例があり、国内でも病院に救急搬送されたケースがあります。チャーハン症候群回避の為に、4時間以上経過した常温放置のチャーハンは捨てるべきです

また、チャーハンは冷蔵庫に保管したら5日ほど日持ちすると言われる事がありますが、食品的に2日、3日が冷蔵できる限界です。冷蔵中に水分が抜け、チャーハンがパサパサになり、固くてたべっられません。ラップ包み、タッパー保管で冷蔵12時間が1つの目安であり、前日に作ったチャーハンは冷蔵庫に一旦、保管をしましょう

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