手作りチャーハンは冷凍できる？冷凍保存の日持ちと賞味期限！炒めた後の保存方法

チャーハンが余ったら冷凍保存ができるのか。手作りチャーハンの冷凍保存の仕方と日持ち期間の目安をお探しの方向けに『チャーハンの冷凍保存』と『冷凍チャーハンの解凍方法』を徹底解説します。

手作りチャーハンは冷凍できる？ラップ包みの冷凍保存のやり方を徹底解説！

手作りチャーハンは２週間から１ヵ月の冷凍保存が可能であり、できるだけ空気に触れないラップ包みやジップロック袋を使うのが保存方法におすすめです

【１】粗熱が冷めてからラップに包む

【２】なるべく平たく、空気をよく抜く

【３】冷凍保存する

上記の【１】から【３】の手順が、チャーハンの一般的な冷凍保存の仕方です

チャーハンの冷凍保存は熱いまま！ご飯が温かいままラップに包むべきか。料理本に書いてあることが違う時がありますよね

粗熱が冷めてから冷凍保存をするのは『急速冷凍をしない場合：チャーハンの冷凍保存』のやり方です

なぜ？熱いままや温かいチャーハンを冷ます、粗熱が冷めるのを待つ必要があるのか説明すると、炊いた後のご飯は「０～４度の温度帯：お米の水分が抜け、パサパサになる温度」だからです

ラップ包みのみでチャーハンを冷凍する時は０～４度の温度帯をなるべく避けるために、一旦、粗熱が冷めるまで待ちましょう

また、ゆっくり冷凍する時は、チャーハンが熱い時の湯気が水分となり霜や冷凍焼けの原因になります

チャーハンをラップ包みしただけでは、解凍後にお米がパサパサになる事や固くてまずいと思う事があります。解凍後のチャーハンが美味しくなることを踏まえると、急速冷凍するのがおすすめの保存方法になります

急速冷凍はご飯がパサつく温度：０～４度の温度帯を避け、素早く０度以下に冷凍します

急速冷凍は『チャーハン：ラップ包み後』に電熱性の高い金属トレイに置く、冷蔵庫の急速冷凍機能を活用する、ラップの上からアルミホイルで包むという３つの方法があります

保存方法	日持ち目安	備考
冷凍保存の目安	２週間～１ヵ月以内	保存方法：ラップ包み
【１】ラップ包み＋金属トレイ＋急速冷凍	おすすめ度：★★★★	金属トレイの上に置く熱いままラップ ⇒長期保存：可
【２】ラップ包み＋急速冷凍	おすすめ度：★★★★★	冷蔵庫の急速冷凍機能を活用熱いままラップ ⇒長期保存：可
【３】ラップ包み＋アルミホイル包み	おすすめ度：★★★★★	熱いままラップ ⇒長期保存：可

チャーハンの急速冷凍

普通の冷凍方法との違いは「チャーハンが熱いまま、ラップ包み」をする点です。ご飯の美味しさは「湯気のある状態＝炊き立ての時」が最も旨味があり、旨味ごと急速冷凍する事で味の劣化と老化を防ぎます

お使いの冷蔵庫に急速冷凍機能：有の方は【２】の冷凍の仕方で問題ないです

冷蔵庫に急速冷凍機能：無の方は、【１】より【３】のラップ包みをした上から、さらにアルミホイルで包む急速冷凍の方法がお手軽で簡単です

ただでさえ傷みやすいと言われる、チャーハンですが、少量だけ余ってしまった時は、温かいままラップで包む⇒アルミホイルで包むの2つの手順で冷凍保存しましょう

冷凍したチャーハンの自然解凍はおすすめしません。理由は冷凍チャーハンを自然解凍すると、お米の表面がべちゃべちゃになるに加え、水分が抜けて、食べた時の食感がパサパサになるからです

チャーハンと自然解凍

常温、冷蔵庫の中の自然解凍のどちらも、チャーハンの解凍方法にあっておらず、自然解凍後に電子レンジで温め直しも不向きです

冷凍チャーハンは次に紹介する電子レンジで解凍する方法がおすすめになります

冷凍したチャーハンの温め方は、１回のレンチンではお米がつぶれることがあります。６００Wの電子レンジ：１分３０秒、チャーハンを軽くほぐした後に、再度１分：電子レンジで加熱をした合計２回のレンチンの２分３０秒で解凍ができます

チャーハンは電子レンジで何分？

【１】ラップのまま１回目のレンチンをする

※アルミホイル包みの方はアルミホイルを外します

【２】軽くご飯をほぐす

【３】２回目のレンチンをする

上記が、600W以外の電子レンジの解凍目安：チャーハンの解凍は電子レンジ何分なのかをまとめた早見表になります

電子レンジで加熱してみて、微妙に解凍できていない時は20秒、その後に、10秒とレンチンする時間を減らし丁度いい解凍頃に調整してくださいね

しかし、冷凍チャーハンをレンチンするとパサパサ感がそれでもする！と困っている方は大さじ１の水を霧吹きしてから温めるとふっくらします

また、あまり長く冷凍保存をしすぎたチャーハンは水：大さじ１を軽く吹きかけてからレンチンすると、風味がよくなります