昆布巻きの中身に、ニシンを使ったおせち料理を作りたい方向けに『鰊入り!昆布巻きの作り方』とレシピ分量を紹介。乾物の身欠きにしん以外に、半生乾燥のソフト干しタイプのニシンを使うと昆布巻きを時間短縮して簡単に作ることができます
材料は昆布(早煮昆布)=30g、にしん(ソフト干し):2切れがバランスが良い黄金比の分量です
昆布巻きの昆布の長さと幅、切り方やニシンの水戻しの時間など!初めて作る方がわかりやすいように、簡単に内容を詳しく解説します
昆布巻き作りのちょっとした疑問や昆布を柔らかくしたい!といった素朴な疑問が解決すると思います
自分の作り方と見比べて「なるほど!こうしたらいいのか!」と思いながら見て下さいね
ニシン昆布巻きの作り方!黄金比率のおせち料理レシピ!簡単に作りやすい分量を紹介!
昆布巻きに使う昆布の種類は早煮昆布が作りやすく、肉厚がお好みの方は日高昆布をついます
ニシンの昆布巻きの作り方は昆布、かんぴょうを水で戻す⇒戻し汁を使って鍋で下記のレシピ分量の★調味料と一緒に煮詰めて作る方法になります
材料 | 分量 |
昆布 (早煮昆布) | 30g |
乾燥かんぴょう | 15g |
にしん (ソフト干し) | 2切れ |
塩 (塩もみ用) | 少々 |
水 (もどし汁) | 800ml |
☆酒 | 大さじ2 |
☆酢 (米酢、穀物酢:推奨) | 大さじ1 |
★砂糖 | 大さじ3 |
★醤油 | 大さじ2 |
★みりん | 大さじ2 |
※初めて作る方は『柔らかくなりやすい早煮昆布』で作るのが定番です
※かんぴょうは白色:漂白かんぴょうより、茶色の無漂白かんぴょうがおすすめです
上記がニシンの昆布巻きのレシピ分量です。昆布巻きは『ニシン(ソフト干し):2切れ⇒昆布巻き6個分』が出来上がりの分量になります
昆布を軟らかく煮る方法!昆布とかんぴょうの水戻しのコツを徹底解説!
昆布巻きの昆布は塩もみしたかんぴょうと昆布を水で戻し、調味料で煮る前に酒と戻し水だけよりも、酢を加えて水で戻すのが昆布を軟らかく煮る方法です
ソフト干しのニシンは『作る時⇒昆布に巻く前に2~3分:中火』で煮ると水戻しができます
短時間で柔らかくなる昆布の種類は、日高昆布より早煮昆布(棹前昆布)が煮込んだ時に早く煮上がります
材料 | 分量 |
昆布 (早煮昆布) | 30g |
乾燥かんぴょう | 15g |
水 (もどし汁) | 800ml |
塩 (塩もみ用) | 少々 |
【かんぴょうの水戻し】
【1】かんぴょうを水でぬらす
【2】かんぴょうに『塩:少々』で軽く塩もみする
【3】かんぴょうを水洗いする
【昆布の水戻し】
【1】昆布の表面の汚れを布巾でふき取る
【2】かんぴょうと一緒に水戻しする
【3】水もどし時間:10分
昆布巻きの昆布と、かんぴょうの水戻しは上記の手順です。かんぴょうは水気をよく絞ると昆布を巻きやすくなります
昆布を軟らかく煮るために『酒、酢』と一緒に『戻し水』をのちほど使います。戻し水は捨てずにとっておきましょう
ニシンの昆布巻きの昆布の長さは何cmに切る?幅は?
食べやすい大きさになる昆布巻きの昆布の切り方は、長さ20cmが目安です。10cmの長さのレシピが多くありますが、中身の具が少しボリュームがあるとはみ出してしまうことがあります
材料 | 切り方 |
昆布 | 長さ:20cm |
かんぴょう | 縦:3等分 (厚めに巻く場合) |
ニシン (ソフト干し) | 腹骨をとる 4等分に切る |
昆布巻きの中身を厚めに巻くときは、巻きやすいように『かんぴょう:3等分に縦切り』しておくと良いです
また、ソフト干しのニシンは『腹骨をとってから4等分にカット』します
昆布巻きは語呂合わせて『喜ぶ』、かんぴょうを巻く『結ぶ』という縁起物の意味があり、おせち料理は家族円満や長寿、健康祈願など!一品一品に願いが込められてます。
鮭は出世魚であり災厄を避け子孫が繁栄する。魚のニシンは卵の数がおおいことから子だくさん!子孫が繁栄するという意味があります
中身の分量 | 分量 | 分量 |
中身いろいろ! 昆布巻き | 鮭 1切れ | にしん 1切れ |
昆布巻きの中身はニシンを2切れの分量で作るのが作りやすく、味は最高です!
でも、中身をいろいろアレンジしてもいいよね!と思ったら『鮭:1切れ、にしん:1切れ』のように合計2切れがおすすめのレシピです
単品!ニシン入りの昆布巻き以外に、いろいろ具が入っていて楽しいね!と思うようなお節料理をたまには作ってみましょう!
※昆布巻きの中身に鮭を入れる時は『×:塩シャケ、×:サーモン』です。生鮭の切り身を使いましょう
昆布巻きの昆布を切る向きと方向!昆布を巻く向きはどっち?
水で戻すと昆布は昆布から見て上に膨張、伸びる為、昆布は自分(人間)から見て横に並べて、まっすぐに縦に切って縦に巻くと食べた時に噛み切りやすいです
昆布を巻く向きは、昆布の長い方を横に並べて縦向きに巻くのが正解です
※昆布巻きの向きは自分から見て横長にならべて縦に切り、縦に巻きます
よくレシピ本の昆布巻きの作り方に、昆布を縦に切ると書かれていますが
昆布を縦にきるとは『昆布から見て縦?長い方?』や『自分から見て縦?短い幅の方?』と、昆布の縦と横がどっちのことを意味しているのか、わかりませんよね
昆布は海の中で縦長に育ちます。昆布にとっての縦とは上向きの事であり、昆布が伸びる、大きくなる繊維の方向は上向きです
水戻しすると昆布は長く上に膨張して伸びますので、昆布は横に長く並べて真っ直ぐの方向にきります。昆布巻きの昆布を巻く方向は繊維に平行になるように、切ってから縦に巻きます
ニシンの昆布巻きの黄金比レシピ!作り方の手順を徹底解説!
昆布巻きは、かんぴょうと乾燥昆布と水で戻してから、先に2~3分をお湯で煮たニシンを昆布で巻いてから煮るという作り方になります
作った昆布巻きが固い!とお困りの方は、昆布を軟らかく煮る方法があります。煮る時に水と酒だけでなく、レシピにある『酢(穀物酢、米酢)』と一緒に煮てから、★調味料で仕上げましょう。簡単に柔らかい昆布巻きになります
【1】昆布、かんぴょうを水戻しをする
【2】食材をレシピ通りの大きさに切る
昆布、かんぴょう、ニシンは全項目を参考にしてください
ニシンは腹骨や鱗があったら取って4等分にカット⇒昆布で巻く前に『2~3分:中火』で水戻しをします
【3】ニシンを昆布1枚で巻く
※昆布は昆布の繊維(縦線がある)の方向を横にして、ニシンを巻きます
※幅が太い昆布巻きがお好きな方は、昆布2枚で巻きましょう
【4】かんぴょうで3か所を結ぶ
※巻き時はギュっときつい感じで巻くと煮た時にほどけません
材料 | 分量 |
☆酒 | 大さじ2 |
☆酢 (米酢、穀物酢:推奨) | 大さじ1 |
【5】中火:20分
昆布巻きと、戻し水、☆酒、酢を煮る
中火:20分の間はアクがでます。アク取が終わったら弱火にします
【6】弱火:30分
あく取り後は、落とし蓋をして弱火30分です
材料 | 分量 |
★砂糖 | 大さじ3 |
★醤油 | 大さじ2 |
★みりん | 大さじ2 |
【7】★の調味料を入れる
みりん⇒砂糖、醤油の順番で炒れる
【8】弱火:30分
上記の【1】~【8】が、ニシンの昆布巻きの作り方と手順になります
★の調味料と煮詰める【7】の頃から、昆布が柔らかくなりはじめます。火が通ったか気になると思いますが『昆布を触ると崩れやすい』ので、箸でコロコロしたり、つつかないようにしましょう
落とし蓋をしていたら、ちゃんとしっかり火が通ります
ニシンの昆布巻きが余ったら?正月までの保存の仕方は?
ニシンの昆布巻きを年末や大晦日に作ったら、タッパーで密封して冷蔵庫で保管をします。正月に昆布巻きが余ったら、中身ありが3日以内、昆布だけの昆布巻きが冷蔵3~5日が日持ちの目安です
昆布巻き | 日持ち目安 | 保存方法 |
冷蔵保管 (中身:有) | 3日以内 | 煮汁ごと タッパー保管 |
冷蔵保管 (昆布だけ) | 3~5日以内 | 煮汁ごと タッパー保管 |
冷凍保存 | 不向き | 不向き |
昆布巻きの作り置きの注意点や保管方法、保存容器をもう少し、コチラで詳しく説明しますので、興味ある方は参考にしてくださいね
手作りの昆布巻きは、粗熱がさめてからタッパーに入れて冷蔵庫に保管します
昆布巻きは冷凍できる?と昆布巻きの冷凍保存の方法をお探しの方に、残念な情報になりますが、手作りの昆布巻き、市販のどちらも昆布巻きは冷凍保存が向いていない食べ物です
昆布は、冷凍すると繊維が破壊され水分となってドリップが発生します。昆布巻きの美味しさを損なうだけでなく、ちょっとぬるっとした感じがして食べるのが嫌になります
昆布巻きは10度以下で冷蔵庫に保管、作り置きの日持ち目安の5日以内に食べきりましょう
ニシンの昆布巻き以外⇒人気のおせち料理や簡単レシピを紹介中!
さて、今回は、ニシンの昆布巻きの作り方を紹介しました
昆布巻きの中身の魚と言えば、数の子の親であるニシンですが、ニシンは足が早く傷みやすいとされ以前は乾燥した「身欠きにしん」を使うのが主流でした
今では軽く干したソフト干し、半生タイプのニシンがあり、昆布巻きがとても作りやすくなっています。是非、この機会に素敵なおせち料理の一品を作ってみてくださいね
その他、昆布巻き以外に子供に人気のおせち料理を作りたい!
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