伊達巻とは、ぐるぐると巻物のような形をしており、書物を読むと知恵がつく!賢くなる食べ物だよ!という意味が込められたお正月のおせち料理です
中身にはんぺんや魚のすり身を使いいつもの玉子焼きよりふわふわですよね
今回は初めて伊達巻を作って安心のプロの味、失敗しない伊達巻の黄金比レシピを紹介します!
定番は『はんぺん』を材料にしますが、はんぺん以外の伊達巻に合う魚の種類や海鮮のすり身を一挙大公開します
正月のおせち料理に何を作ったらいいのか迷った時の参考にしてくださいね
伊達巻の黄金比レシピ!人気の味付けと1本分の作り方を紹介!
伊達巻は、はんぺん1枚と卵4個に『砂糖:大さじ4、みりん:大さじ3』に『塩:ひとつまみ』が1本分の黄金比のレシピ分量になります
材料 | 分量 |
卵 (Mサイズ) | 4個 |
はんぺん | 1枚 |
☆サラダ油 (フライパン用) | 小さじ1 |
★砂糖 | 大さじ4 |
★みりん | 大さじ3 |
★塩 | ひとつまみ |
※おせち料理は砂糖が多いメニューが多く甘さを控えたくなりますが、作り置きを加味すると『伊達巻:卵1個に対して、砂糖:大さじ1以上』が日持ちしやすいです
伊達巻に合う魚のすり身は?変わり種の海鮮具材を徹底解説!
中身の分量 | 分量 | 分量 |
中身いろいろ! | 鱈(タラ):切り身 | 1切れ (80g) |
縁起物 | 鯛(タイ):刺身 | 3~5切れ |
縁起物 | 海老(エビ) | 5~6尾 |
伊達巻きは『はんぺん』で作るのが定番ですが、代わりに『魚の切り身』を卵と一緒にフードプロセッサーでミックスして『すり身』にして作ると本格的な豪華な伊達巻になります
はんぺん以外は『鱈(タラ)』がしっとりして美味しく、縁起物なら『めで鯛⇒タイの刺身』をすり身代わりにすると正月らしくなります
伊達巻に合う食材、魚はタラ、タイ、海老の順番でおすすめしています。海老は小さな海老ではなく、ブラックタイガーや車エビといった身のある海老で作るのが定番です
変わり種ですが、福岡なら『明太子:2腹分』で作った伊達巻が人気です!
いつもの伊達巻じゃものなりないと思ったら『白身魚のすり身』からアレンジしてみるといいかと思います。切り身なら1切れ、だいたい80gが1本の伊達巻に使う分量です
基本・簡単⇒伊達巻の作り方を徹底解説!
伊達巻は、昔ながらの作り方なら魚のすり身を卵と一緒にすり鉢で混ぜ、調味料を加えて焼いて鬼すだれで巻いて作るが主流でした
今では、はんぺんやすり身を『ミキサー』や『フードプロセッサー』を使うと簡単です
【伊達巻の作り方】
【1】生地作り:はんぺんをちぎって黄卵と混ぜる
※魚の切り身を使う時は下ごしらえをしてからです。特に小骨がある魚は骨を取り除きましょう
【2】生地作り:卵の白身を泡立てる
【3】生地作り:【1】に【2】を加える
【4】★みりん⇒塩の順番で調味料を加える
【5】★砂糖を加える
【6】フードプロセッサーを使用する
フードプロセッサーを使用なら、白身の泡立てと『調味料を入れる順番』は気にする必要ないです。すり鉢を使う方は卵に溶けやすい順番『液体⇒個体』の順番に調味料を入れて混ぜます
【7】フライパン:小さじ1のサラダ油を敷く
※中火でフライパンを温めます
【8】フタ、もしくは、アルミホイルを蓋の代わりにする
【9】弱火:10分、ひっくり返して3分
中火から弱火に火力を落とします。じっくり焼き上げますので極弱の火力で10分、ひっくり返して3分です。出来上がりの目安は『ひっくり返す⇒焼き色がついた時が裏返すタイミング』です
【10】鬼すだれに焼いた卵をのせます
※鬼すだれは『三角形』の方を内側にしておきます
【11】卵を巻く
【12】輪ゴムで止める
【13】2~3時間で出来上がり
上記の【1】~【13】が、伊達巻の基本の作り方になります
輪ゴムで止めたは、粗熱がさめたら2~3時間で完成です。1本まるごとそのままにせず、ある程度の大きさに切って冷蔵庫で保管⇒食べる時にお節箱やお皿に盛り付けます
伊達巻きは卵4個に『砂糖:大さじ4、みりん:大さじ3』に『塩:ひとつまみ』が失敗のない昔ながらの味の黄金比率です
味付けの調味料の配合を揃えたら、だいたい初めて作っても上手にできます!
伊達巻が余ったら?正月期間中の保存の仕方は?
伊達巻を年末や大晦日に作ったら、タッパーで密封して冷蔵庫で保管をします。正月に伊達巻が余ったら、冷蔵7日以内が日持ちの目安です
伊達巻 | 保存 | 保管目安 (普通の伊達巻) | 保管目安 (甘さ控えめ) | 備考 |
常温保管 | 可:▲ | 2日以内 | 当日中 | 涼しい部屋 (10度以下) |
冷蔵庫保管 | 可:〇 | 5日から7日 | 2~3日以内 | – |
冷凍保存 | 可:〇 | 2週間から1ヵ月 | 2週間から1ヵ月 | 小分けして冷凍 |
伊達巻の作り置きの注意点や保管方法、保存容器をもう少し、コチラで詳しく説明します
伊達巻は『卵1個に砂糖:大さじ1以上』のレシピは、冷蔵保管が7日以内が目安です。甘さ控えめは砂糖の量が少なく、消費期限が短くなる!と考えると保存の仕方が理解しやすいかと思います
手作りの伊達巻は、冷蔵庫で冷やしたあと『そのままにするより、切ってタッパー保管』の方が長持ちします
伊達巻は冷凍できるの?と、伊達巻の冷凍保存の方法をお探しの方に、冷凍保存など。お正月の伊達巻が余ったときの長期保存も紹介中です
アレンジの伊達巻以外⇒人気のおせち料理や簡単レシピを紹介中!
さて、今回は、おせち料理の一品にふわふわな伊達巻の作り方を紹介しました
伊達巻の正体とは中身に白身魚や海老のすり身、はんぺんが入る事で普通の玉子焼きより『ふわふわ』になります。甘くて美味しい、まさに魔法と呼べるお正月限定の玉子焼きを、是非、作ってみてくださいね
その他、伊達巻以外に子供が喜ぶおせち料理が作りたい!親戚があるまる場だから、ちょっといいものを作りたい方向けに、おせち料理特集を上記でしています。良かったら正月料理の一品にご検討くださいませ