甘くない!出汁が香る伊達巻が作りたい方向けに『白だし』を使った『はんぺん入り伊達巻』の作り方を紹介します。
お使いの白だしの分量がわからない時は、最初に紹介する白だしと伊達巻の黄金比レシピがおすすめです。家にある白だしが『ミツカンのプロが使う味:白だし』や『ヤマキ:割烹白だし』なら、専用のレシピをご用意しております
伊達巻に使う白だしの分量と他の調味料の兼ね合いがわからないときに参考になる!美味しい伊達巻の作り方になります
オーブンで簡単⇒白だしの伊達巻の黄金比レシピ!
オーブン用で簡単に、白だしを使って作る伊達巻は、はんぺん1枚と卵4個に『白だし:小さじ1、砂糖:大さじ4、本みりん:大さじ1、酒:大さじ1』が1本分の黄金比のレシピ分量になります。
白だしを使う時は砂糖を少なめにし、甘さ控えめで作ります
材料 | 分量 | すり身の場合 |
卵 (Mサイズ) | 4個 | – |
はんぺん | 1枚(60g) | すり身(80~100g) |
★白だし | 小さじ1 | – |
★砂糖 | 大さじ4 | – |
★本みりん | 大さじ1 | – |
★酒 | 大さじ1 | – |
一般的な白だしで作る伊達巻のレシピ分量をまとめました
家にある『白だし』はどのくらいの分量を使ったら、伊達巻が美味しくできるのか。困った時は上記の白だしん黄金比レシピを参考にしましょう
ミツカン!プロが使う味:白だしの伊達巻の作り方!おすすめの分量!
ミツカンのプロが使う味:白だしを使って作る伊達巻は、はんぺん1枚と卵4個に『白だし:大さじ1、砂糖:大さじ3、みりん:小さじ4』が作りやすいレシピの分量です
材料 | 分量 | すり身の場合 |
卵 (Mサイズ) | 4個 | – |
はんぺん | 1枚(60g) | すり身(80~100g) |
★プロが使う味:白だし | 大さじ1 | – |
★砂糖 | 大さじ3 | – |
★みりん | 小さじ4 | – |
他のメーカーの白だしより砂糖の量を少なめにすると、だしの香りがいい感じなるのが『プロが使う味の白だし』のいいところです
後程、伊達巻の保管の仕方で詳しく、説明しますが。砂糖の量が少なめですので、作ってから2~3日が日持ち期間です
ミツカンの白だしを使って伊達巻を作る時は、大晦日の12月31日⇒翌年の1月3日までがおせち料理で、美味しく食べられる目安です
ヤマキ!割烹白だしの伊達巻の作り方!おすすめの分量!
ヤマキの割烹白だしを使って作る伊達巻は、はんぺん1枚と卵4個に『白だし:小さじ1/2、砂糖:大さじ4、水:50cc(1/4カップ)』がおすすめのレシピ分量です
材料 | 分量 | すり身の場合 |
卵 (Mサイズ) | 4個 | – |
はんぺん | 1枚(60g) | すり身(80~100g) |
★割烹白だし | 小さじ1/2 | – |
★砂糖 | 大さじ4 | – |
★水 | 50cc (1/4カップ) | – |
割烹白だしを使う時は、みりんを使わずに伊達巻を作ることができます。
割烹白だしを使う量が小さじ1/2と多くないですが、代わりに水を足して作ります。
※おせち料理は砂糖が多いメニューが多く甘さを控えたくなりますが、作り置きを加味すると『伊達巻:卵1個に対して、砂糖:大さじ1以上』からが日持ちしやすくなり、卵1個、砂糖:大さじ2からが長持ちするレシピです。今回の白だしレシピは甘さ控えめの分量のため、冷蔵3日以内が推奨です
では、次に伊達巻をオーブンで作る時は余熱は何度?オーブンの温度は何度で何分でできるの?といった伊達巻の具体的な作り方を説明します
オーブンで伊達巻を作る方法⇒伊達巻きはオーブンで何分?温度は何度?
伊達巻をオーブンで焼いて作る方法を手順にそって説明します。オーブンの予熱、温度、時間の目安や型のサイズがわからず、困った時は目安を参考にしてくださいね
【オーブン用:伊達巻の作り方】
【1】生地作り:はんぺんをちぎって黄卵と混ぜる
※魚の切り身から『すり身』を作る時は下ごしらえをしてからです。特に小骨がある魚は骨を取り除きましょう
【2】生地作り:卵の白身を泡立てる
【3】生地作り:【1】に【2】を加える
【4】★調味料と白だしを加える
【5】フードプロセッサーを使用する
フードプロセッサーを使用なら、白身の泡立てと『調味料を入れる順番』は気にする必要ないです。すり鉢を使う方は卵に溶けやすい順番『液体⇒個体の順番に調味料』を入れて混ぜます
フードプロセッサーは全部で3回ほどに分け、1回5秒ほどでしましょう。1度でやるより3回に分けると、きめ細かくなります。感覚的に『ギュイーン♪ギュインイン♪ギュイーン♪』くらいの音のリズムです
伊達巻の時のフードプロセッサーの目安は『はんぺんやすり身がしっかり崩れた時』がOKのタイミングです
【5】オーブンの型に流し込む
卵の量 | オーブンペーパー |
卵:3個 | 24cm |
卵:4個 | 30cm |
オーブンペーパーを敷き、型に流し込みます。
伊達巻は卵4個の時がオーブンペーパー30cm、卵3個が24cmに丁度良い大きさの型を使いましょう。特に卵3個の時はスクエア型の方が最初は作りやすいです
また、型に入れる時に『一度にドバっと入れる⇒軽く縦⇒横に揺らす』と均等になります。そうすると空気がぬけて、ふっくら仕上がります
【6】オーブンで焼く
余熱 | オーブンの温度 | 時間 |
余熱:180℃ | 180℃ | 25分 |
余熱:200℃ | 200℃ | 20分 |
伊達巻をオーブンで焼く時は『余熱180℃⇒180℃なら25分』、もしくは『余熱200℃⇒200℃は20分』が時間と温度の目安です
伊達巻の中まで火が通ったのかの判断は『焼き色』で見極めましょう。伊達巻の焼き色が『真っ黒クロ助になる!茶色の奇麗な伊達巻を作りたい!』と、焼きすぎの色合いにお困りの方は『途中でアルミホイルをかぶせる』と、伊達巻の表面が焦げないです
【7】鬼すだれ、巻きすの上に置く
オーブンで焼いた後の伊達巻は、鬼すだれ、巻きすの上にのせてからオーブンペーパーをはがします
鬼すだれは『三角形』の方を内側にして、伊達巻をひっくりかえしてホカホカのうちにペーパーを取ります。
【8】生地の両端:2cm間隔に浅く切り目込みをする
【9】ホカホカのうちに巻く
【10】輪ゴムで止める
【11】2~3時間で粗熱が冷める
※伊達巻は縦において寝かせると底がつぶれません
【12】冷蔵庫に保管する
上記の【1】~【12】が、オーブンで作る白だしの伊達巻の作り方になります
輪ゴムで止めた後は、2~3時間で粗熱が冷めます。1本まるごとをラップで包みまますが、なるべく、そのままにせず、ある程度の大きさに切って、ラップ包み+タッパーで冷蔵庫保管⇒食べる時にお節箱やお皿に盛り付けます
縁起やゲン担ぎを気にする方は『伊達巻は右巻き』で並べましょう。左巻きは運気が外に逃げる巻き方と言われ、盛り付けは『右巻き』が正しいとされます
伊達巻が余ったら?年末年始の保存方法と伊達巻の日持ち目安は?
オーブンで伊達巻を手作りしたあとは、タッパーで密封して冷蔵庫で保管をします。まるごと1本を冷蔵庫にそのまま保管は、すぐ食べる予定なら問題ないですが、なるべく、適度な大きさにカットして冷蔵保管しましょう
正月に伊達巻が余ったら、冷蔵7日以内が日持ちの目安です。今回のレシピは少し甘さを控えていますので2~3日の冷蔵保管です
伊達巻 | 保存 | 保管目安 (普通の伊達巻) | 保管目安 (甘さ控えめ) | 備考 |
常温保管 | 可:▲ | 2日以内 | 当日中 | 涼しい部屋 (10度以下) |
冷蔵庫保管 | 可:〇 | 5日から7日 | 2~3日以内 | – |
冷凍保存 | 可:〇 | 2週間から1ヵ月 | 2週間から1ヵ月 | 小分けして冷凍 |
伊達巻の作り置きの注意点や保管方法、保存容器をもう少し、コチラで詳しく説明します
伊達巻は『卵1個に砂糖:大さじ1以上のレシピ』は、冷蔵保管が7日以内が目安です。それ以下の甘さ控えめは砂糖の量が少なく、消費期限が短くなるから『2~3日以内』です
伊達巻は冷凍できるの?と、伊達巻の冷凍保存の方法をお探しの方に、冷凍保存など。お正月の伊達巻が余ったときの長期保存を上記で解説中です
白だし⇒伊達巻以外!オーブンとフライパンで作る伊達巻レシピを紹介!
さて、今回は、白だし使った出汁が香る伊達巻の作り方を紹介しました
一般的な白だしと、白だしの代表格のミツカンの『プロが使う味:白だし』や『ヤマキ:割烹白だし』など。調味料のメーカー別にレシピの分量と美味しい伊達巻の作り方をお伝えできました
伊達巻をフライパンやスキレットで作ると火加減が難しく、黒焦げになった経験がある方はオーブンで作ると失敗なく、伊達巻を作ることができます
その他、伊達巻のアレンジレシピや伊達巻と合う他のおせち料理の作り方を盛りだくさんで紹介中です。良かったらおせち料理の特集を見てくださいね