ごぼうの漬物をパリパリ食感にしたいから、酢ごぼうの作り方のコツとテクニックが知りたい
柔らかくなりすぎず、ごぼうがパリパリとしてシャキっとした酢ごぼうのレシピをお探しの方向けに『パリパリ酢ごぼうの作り方』を紹介します
ごぼうの酢の物がパリパリになるコツは『茹で時間:硬ゆで』と『細めのごぼうや細めの幅に切ること』の2つがポイントになります
パリパリ酢ごぼうの作り方!人気レシピの分量を紹介!
まずは、パリパリ酢ごぼうのレシピ分量から説明します
酢ごぼうは、ごぼう1本(200g)に『米酢:大さじ2、砂糖:大さじ1、薄口醤油:大さじ2、本みりん:大さじ2』と『炒りごま:大さじ2』が適量の分量になります
白すりごまは、プチプチっとして香ばしい食感がお好きな方は『炒りごま:大さじ2』で代用しましょう
材料・調味料 | 分量 |
ごぼう | 1本 (200g) |
炒りごま | 大さじ2 |
★米酢 | 大さじ2 |
★砂糖 | 大さじ1 |
★薄口醤油 | 大さじ2 |
★本みりん | 大さじ2 |
塩 (塩茹で用) | 小さじ1 |
上記が、パリパリ酢ごぼうのレシピ分量をまとめた早見表なります
酢ごぼうは上記のレシピを使い、アク抜きしたゴボウを茹でる⇒その後、★と一緒にポリ袋に入れて漬け込む作り方が、パリパリの酢ごぼうの作り方です
ごぼうをパリパリにする方法とは?
ごぼうをパリパリにする方法とは『茹で時間:3分以内の固ゆでにする事=歯ごたえを残す事』と『細めのごぼう、細めの幅に切ること』の2つを実践してみましょう
また、細めのごぼうである長根種を使うと作りやすいですが、短根種なら『サラダごぼう』がおすすめの品種です
パリパリのコツ | 詳細 |
【1】固ゆで | 3分以内 |
【2】切り方 | 縦切り:幅4cmが目安 |
【3】おすすめの品種 | – |
短根種 | サラダごぼう |
長根種 | 滝野川ごぼう |
ごぼうはしゅんの時期が冬より夏から秋の11月までの品種が多く、長根種のものは冬にあまりないですよね
11月から2月が旬の『滝野川ごぼう』が長根種の中で一番、作りやすいです
ごぼうの品種までこだわりを持たずに、普通のごぼうでなんとかパリパリにしたい方は、切り方の幅にひと手間入れましょう
酢ごぼうのゴボウは5~6cm幅にカットして作るのが定番ですが、細めの4cm幅に切るとパリパリの酢ごぼうが作りやすいです
酢ごぼうの簡単な作り方と紹介!柔らかくなる基本テクニックとは?
酢ごぼうは切ったゴボウを、あく抜きをして茹でた後にレシピ分量の調味料と漬け込みます。調味料と一緒に茹でる作り方がありますが、茹でたゴボウを漬け込みする方が、おせちの作り置きとしてあった方法です
【酢ごぼうの作り方:簡単テクニック】
【1】ごぼう:タワシで洗う
ゴボウについている土を水で洗った後、タワシで軽く皮を軽くこすります
ゴボウは皮に栄養と香りが多くある為、強くこすりすぎりると出来上がっ酢ごぼうの風味がなくなってしまいます
タワシでゴボウをこする時は『弱め』、包丁で皮を落とす時も『軽く薄く』に抑えるのがおすすめです
【2】ごぼうをカットする
洗った次は、ごぼうを4cm幅の大きさにカットします
ごぼう | 切り方 | 幅 |
細いゴボウ | 縦:1/2カット | 4cm |
小さく細いごぼうや長根種のゴボウは『縦:1/2カット』が丁度よい大きさです
【3】ごぼうを叩く
ごぼうを叩く方は、縦切りした後に1本ずつ叩きます。ゴボウは叩いた方が調味料が馴染みやすくなります
【4】ごぼうの『あく抜き』をする
ごぼうはシュウ酸が多い野菜であり、えぐみを取る必要があります。ゴボウは切ってから長く放置すると『色が茶色に変色』をしますので、水、もしくは、酢水につけて、同時にアク抜きをしましょう
ごぼうの切り方 | 時間 | 目安 |
ごぼう (縦切り:4cm幅) | 3分 | 水:1リットル 酢:大さじ1 |
ごぼう (縦切り:4cm幅) | 5分 | 水:適量 |
※詳しくゴボウの下ごしらえを知りたい方は上記を参考にしてくだいませ
ごぼうのアク抜きは水、酢水のどちらでも構いませんが、上記の『あく抜き時間』を目安にしましょう。酢水に10分以上つけると、白くなりすぎてしまう為、適度な時間にしましょう
【5】★の調味料で漬け込み液を作る
【6】鍋:水と『塩:小さじ1』を入れる
【7】ごぼう:2~3分茹でる(3分以内)
ごぼうをアク抜きしたら、最初に『酢ごぼうの漬け込み液』を作ります。ゴボウは下茹で時間が3分以内と短いため、焦ってジタバタしないように茹でる前に『漬け込み液』を作っておきましょう
酢ごぼう用のゴボウに火が通ったか分からない時は『竹串』を刺してみましょう
簡単に竹串が通ったら、ゴボウに火がちゃんと通ってます
【8】ポリ袋に入れる
【9】熱いうちに★漬け込み液と合える
茹でたゴボウはザルにあげて、水気をよく切ります。ごぼうを柔らかく、しっかり味が馴染むように『熱いうちに酢ごぼうの漬け込み液』と合わせます
【10】2時間:冷蔵庫で冷やして漬ける
上記の【1】~【10】が、パリパリ酢ごぼうの簡単な作り方になります
今回の作り方はポリ袋に入れて漬け込みする為、そのまま冷蔵庫に保管ができます。おせち料理用として管理も楽ですよね
たたきごぼうを作ったけど『ごぼうが硬い』とお悩みの方は【8】を実践しましょう
『熱いうちに漬け込み液と合えること』が、酢ごぼうを柔らかくする方法です。ザルにゴボウをあげてから長時間放置せずに、温かいまま衣を合えましょう
作ってから2~3時間を冷蔵庫の中で漬けると、味がゴボウになじみやすくなります。
パリパリの酢ごぼうが余ったら?次の日や翌日の作り置きの保存の仕方は?
パリパリした食感の酢ごぼうが余ったら、冷蔵庫で保管ができるのか。酢ごぼうの作り置きの冷蔵目安は5日以内です
パリパリ食感の酢ごぼうは、さかがきほど細く薄い切り方をしていませんが、『切り方:さかがきにして作った時と同じの4日以内』を目安にしましょう
ごぼうは切り方によって、作り置きの日持ちする期間が短いと思ってくださいね
保存方法 | 可否 | 縦切り:5cc幅 | 細い品種:ごぼう (パリパリ酢ごぼう) |
常温 | ▲ | 数時間 | 数時間 |
冷蔵庫保管 | 可:◎ | 3~5日 | 3~4日 |
冷凍保存 (タッパー保管) | 可:〇 | 2週間 | 2週間 |
冷凍保存 (保存袋) | 可:◎ | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
作った酢ごぼうは、冷凍できるのか。お正月を過ぎてからも、酢ごぼうを食べたい方は冷凍保存で長期保管ができます。たたきごぼうの冷凍方法と柔らかく解凍するテクニック、お弁当用に冷凍したい方は上記で詳細を解説中です
さて、今回は、パリパリの酢ごぼうの作り方を紹介しました
太く短く作るのが酢ごぼうの定番ですが、食感がパリパリとしてシャキシャキで作ると家族に好評です。太くて硬い酢ごぼうを、食べやすく細く切るか、長根種を使うのが酢ごぼうの作り方にピッタリです