牛肉のしぐれ煮は、松坂牛・神戸牛・飛騨牛など!真空パックの商品なら未開封:2カ月の賞味期限があり、開封後は1週間以内に食べきるのが目安の商品です。
しかし、市販ではなく自分で作った!手作りの「牛しぐれ煮の保存期間、保存方法」はどうなのか
ココが気になる方、夕飯で残った日や作り置きしたい!お弁当に活用する方法を知りたい方向けの「この保存で、このくらいが日持ちの目安だよ!」という内容を詳しく紹介します。
牛しぐれ煮に困った時の参考・目安にしてもれると嬉しいです
牛肉のしぐれ煮の冷蔵庫保管:密封容器の保管+目安は4~5日
牛肉のしぐれ煮を作ったけど、余った!お弁当に使いたい時やすぐ食べるつもりなら冷蔵保管ができます。調理済みの牛肉のしぐれ煮は夏以外は4~5日以内が冷蔵庫保管の目安です。
しぐれ煮の冷蔵保存 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
牛しぐれ(牛肉) | 4~5日 | 3日 |
豚しぐれ(豚肉) | 3~4日 | 3日 |
1つだけ冷蔵で注意するのは、使うお肉の種類。牛肉の場合は4~5日が目安ですが、豚肉の時は少し短めの3~4日です
夏場の時期や冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は3日を目途にするのがベスト。一般家庭の冷蔵庫は開け閉めが多いと温度変化が思っている以上にあるので若干、日持ちに関係してきます
作り置きや残った時は「保管方法:タッパー、密封容器」を使うのがベスト、保管する前のアルコール除菌も忘れないように、次にやり方を説明します
<作り置き>牛肉のしぐれ煮を保存容器で保管するやり方:アルコール除菌(キッチン用)
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】煮汁と水分をよくきる
【6】粗熱の冷めた牛肉のしぐれ煮を容器に入れる
牛肉のしぐれ煮を保存容器(タッパー保管)に入れ冷蔵保管する時は綺麗な容器を使うのが基本です。牛肉のしぐれ煮の粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う→タッパーを綺麗にする→冷蔵庫へ保管」といった方法です
牛肉のしぐれ煮の作り置きの場合は【5】の「煮汁=よく水分をきる、よく炒める」ことが重要で、炒めるときに水分をとばしておくのがベスト、水分が少ない方が冷蔵・冷凍のどちらも保管しやすいというメリットがあります。
また、【6】の粗熱が冷めるのを待つのも、水分を一緒に保管しないのが長持ちする工夫の1つです
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが◎。容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです
牛肉のしぐれ煮の冷凍保存と目安:空気をよく抜く+冷凍焼け防止
牛肉のしぐれ煮は、牛肉と豚肉で冷蔵の保存期間に違いがありますが、冷凍の場合は同じ1カ月で考えて問題ありません。注意点は「空気をよく抜くこと」、ココが冷凍焼けを防止するポイントであり、日持ちの違いがあります
しぐれ煮の冷凍保存 | 空気なし (ジップロック) | 空気あり (タッパー等) |
牛しぐれ(牛肉) | 1カ月 | 2週間 |
豚しぐれ(豚肉) | 1カ月 | 2週間 |
しぐれ煮は冷凍で『1カ月』が保存の目安、食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です。
空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、ココを重点的に注意するのが◎です
冷凍できない具材は?しぐれ煮の場合は「▲:レンコン」「〇:ごぼう」「◎:たまねぎ」
冷凍 | 目安 | |
ごぼう | 〇 | 1ヵ月可 |
たまねぎ | ◎ | 1ヵ月可 |
れんこん | ▲ | 1ヵ月可 |
しぐれ煮を冷凍するときの野菜の具材の注意点をまとめました。一般的によく使う「ごぼう」や「玉ねぎ」は一緒に冷凍してOK、解凍後も美味しくいただけます
レンコンだけ大きくカットすると「食感がちょっと変な感じ」になるので評価は▲としています。ただし、食べられないわけではないので気にならない方は問題ないと思います
ココまでに、牛肉のしぐれ煮の常温・冷蔵庫、冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。「次」は、作り置きしてお弁当に使いたい!冷凍した後の良い解凍方法を知りたい!万が一、牛肉のしぐれ煮を常温放置してしまった時の対応方法です
牛肉のしぐれ煮の解凍方法は「冷蔵庫で自然解凍」or「電子レンジ」
牛肉のしぐれ煮 | 解凍時間 | 美味しさ |
冷蔵庫:自然解凍 | 前日の夜から | ◎ |
電子レンジ | 解凍モード:2分 | ◎ |
電子レンジ | 600W:30~40分 | ◎ |
電子レンジ | 500W:1分 | ◎ |
冷凍した牛肉のしぐれ煮は分量100~200gでであれば、おすすめの解凍方法は2つ。1つ目は「前日→冷蔵庫の自然解凍」で、冷凍した牛肉のしぐれ煮→お皿にラップをするという方法になります
カチカチに凍っていても12時間程度で解凍でき、溶けた後は冷蔵庫の中で「解凍後:2日以内」なら食べても大丈夫です
2つ目がお急ぎの方。時短ですぐに使いたい時は電子レンジの加熱もOK。時間の目安は解凍モード:2分、600Wであれば30~40秒、500Wは1分で解凍ができます
<お弁当用>牛肉のしぐれ煮は「そのまま」or「朝レンチン+保冷剤」
冷凍した牛肉のしぐれ煮をお弁当に使うときは「おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があります
夏は冷凍のままの方が、保冷効果が期待できる→お昼にはちょうど解凍されているという状態です。
夏以外の春、秋、冬は冷凍した「牛しぐれ」を朝レンジで解凍し、一度、温めてからお弁当のおかずにしましょう。春・秋の季節は、プラスで保冷剤を忘れないようにする。ここに気を付けたら、お弁当に使っても問題ないです
牛肉のしぐれ煮の常温放置:目安となる時間は?基本はNG→冷蔵庫保管が推奨!
牛肉のしぐれ煮は常温に長く置くのはNG、推奨する保管の温度は10度以下であり冷蔵庫の保管が基本です
牛肉のしぐれ煮の常温保管:NG
保管方法:密封できるラップは必須
目安の時間:当日中(春・秋・冬)
保管温度:10度以下が理想
市販のしぐれ煮を含め、手作りの場合は「当日中」、夏場はラップやタッパー保管してあっても半日程度が1つの目途です。
夏の時期:牛しぐれ煮の保管は?
部屋の温度:25度以上は危険:大
一度は加熱をしていますから、夏以外の春、秋、冬といった時期は当日中なら大きな問題は起こりにくいです。
しかし、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。
ただし、菌が大繁殖を起こす28度付近、おおまかに言っても「25度以上からは、1時間程度」、高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、あまりに暑い日は3時間でもかなり危ないラインです