お寿司屋さんのように、真っ直ぐなエビの寿司海老、蒸しエビの作り方を紹介します。寿司のプロの技を簡単にした家庭用のレシピになります
ちらし寿司にのせる具がないとお困りの時に、エビがあったら最高ですよね
今回は、ちらし寿司用の寿司海老のレシピと、エビのゆで方、開き方、プロの下味の味付けまでを一挙大公開します。茹でてもエビが曲がらない簡単なテクニックなど!寿司海老の作り方の裏ワザを満載でお届けします
【ゆで方】寿司海老の簡単レシピ!プロの味付けの蒸しエビの作り方を解説!
お家で簡単!ちらし寿司にのせる具の寿司海老、蒸しエビの作り方は、海老を下ごしらえをして茹でる。酢、みりん風調味料に浸けて下味の味付けをするのが、作りやすい方法になります
材料・調味料 | 分量 |
海老 | 10匹 |
☆塩 | 大さじ1 |
☆酒 | 大さじ1 |
★酢 | 大さじ1 |
★みりん風調味料 | 大さじ1 |
【プロの寿司海老の作り方とゆで方】
【1】エビ:下ごしらえをする
海老の背ワタを取り、下処理をします
※下ごしらえの詳細は、次項目の応用テクを活用するのがおすすめになります
【2】鍋:湯を沸かす
【3】鍋:☆の塩、酒を入れる
【4】鍋:エビを入れる
【5】エビ:ぷかぷか浮いてきたら火を止める
エビを茹でる時間は、1分が目安の時間になります
海老の殻を剥いて茹でると、身が小さくなりやすいです。殻なしで茹でる方は、短めの茹で時間にしましょう
【6】エビ:ザルにあげて殻を取る
【7】エビの開き方:お腹を上にしてパカっと切る
エビの開き方は、茹でたエビのお腹を上にして、包丁で線を引くようにパカっと切ります
【8】ボウル:★の酢液にエビを1分漬ける
上記の【1】~【8】が、ちらし寿司用の寿司海老の作り方と、茹で方になります。
寿司海老ができたら、五目ちらしや酢飯の混ぜご飯の上に、のせて盛り付けましょう。ちらし寿司の他の具材、マグロやサーモンを引き立てる食べやすい味の寿司海老になります
【6】の箇所で、海老を茹でたら丸まった!私は、まっすぐな寿司海老を作りたい方は、次のテクニックを使うと簡単に、背が曲がらない海老を茹でる事ができます
【プロの裏技】茹でたエビが丸まらない!まっすぐにならない時の解決方法
エビを茹でても、丸まらない。茹でた海老が、まっすぐにならない時の解決方法の1つが、竹串を刺して茹でる方法になります
手順は、片栗粉を使った下ごしらえをして、まずは、海老を奇麗にします。片栗粉を使うと、海老の中の汚れが取れ、身がプリプリになるので、是非、やってみてくださいね
材料 | 目安 | その他 |
海老 | 10匹 | – |
塩 | ひとつまみ | 重要 |
片栗粉 | 大さじ2 | 重要 |
水 | 大さじ2 | – |
酒 | 大さじ2 | – |
エビを片栗粉、水、お酒で揉むと片栗粉の細かい粒子が表面の汚れを落としてくれます。塩を加える事で、海老の身がプリプリに引き締まります
【1】背わた:竹串でとる
海老の背中と殻の間に、竹串を通します。軽くひっぱるだけでは最後、背わたの端が取りにくいので手を使って引っ張ると簡単に取れます
【ワンポイント】
エビがまっすぐにならない!見た目が良いエビに茹でたい方は、背わたを取った後に、竹串を『海老の背の部分に刺して茹でる』と、エビが曲がりません。エビをまっすぐにする方法をお探しの方は、上記のワンポイントの技を活用してくださいね
【2】ボウル:片栗粉、水、酒を混ぜる
【3】海老を入れる
【4】軽く揉みほぐす
【5】流水にさらす
エビを軽くモミモミした後に、水にさらすと水の色が濁ります。濁りが出たら、海老の中身が奇麗になっている証拠、よく洗い流してザルにあげましょう
【6】キッチンペーパーで水分をふきとる
上記の【1】~【6】が、エビをプリプリにする方法の応用テクニックになります
手順は基本と変わりませんが、片栗粉と塩を下処理の時に使うと海老の身が引き締まってプリっとします
寿司ネタの海老の種類!回転寿司のエビの正体はバナメイエビ?
寿司屋に使われる海老は、赤エビ、高価な海老なら車海老やボタンエビです。回転寿司のエビの正体は、ブラックタイガーやバナメイエビが主流になります
しかし、バナメイエビは安いと思われがちですが、以前、食品偽装事件があったあとから値段がお高くなりました
お店としては、安いエビで利益を出そうとしたのが結論ですが、海老を食べる側の人からすると『バナメイエビ』が結局、美味しいという意見があり、逆に人気になった海老の種類です
寿司に合う海老 | 用途 |
甘エビ | 刺身向き |
車海老 | 高価:蒸しエビ向き |
ボタン海老 | 高価:蒸しエビ向き |
赤エビ | 蒸しエビ向き |
バナメイエビ | 蒸しエビ向き |
ブラックタイガー | 蒸しエビ向き |
寿司に合う海老の種類を上記に、まとめました。お家で作る寿司、ちらし寿司の具材に値段の糸目をつけないぞ!という方は、車エビやボタンエビで良いでしょう
私ん家は、普通の定番の海老の種類で十分だ!という方は、赤エビやバナメイエビが多少、割安です。スーパーで『むき海老』が販売されていますが、多くは『バナメイエビ』が使われています
結論を言うと、家でお手軽に寿司海老や蒸し海老を作るなら、バナメイエビ、むき海老、ブラックタイガーが食べやすく、お手軽に作りやすいエビになります
【五目ちらしの素】ちらし寿司に混ぜる!煮る具のレシピを紹介!
寿司海老のちらし寿司の具に、五目ちらしの素がありますよね。ちらし寿司の素は、簡単に手作りする事ができます。人参、椎茸、かんぴょうを使った人気の素も良かったら、組み合わせて作ってみてください
ちらし寿司用の海老のゆで方と、のせる具はきまったぞ!でも、ちらし寿司が海老だけじゃ物足りない方は、ベースの五目の具をアレンジしてみましょう
さて、今回は、寿司海老のゆで方と本格プロの寿司屋の海老の仕込みを簡単にした作り方を紹介しました。
ちらし寿司にのせる具の海老の作り方は、下ごしらえをして、竹串を使って茹でるとピンと背の伸びた海老になります
エビがまっすぐにならない!丸まらない海老のゆで方のテクニックを活用して、是非、美味しいお寿司を手作りしてくださいね