カブトムシを幼虫から飼育すると、幼虫がどこかに消えた!4匹いたはずなのに、3匹しかない!と幼虫の数が合わず、どこへ脱走したのか。共食いをしたのかといった疑問を持ちますよね。
番号 | 記事を読むと解決する悩み |
【1】 | カブトの幼虫がいない! |
【2】 | 消えた幼虫はどこにいる? |
【3】 | 共食い?脱走?土に溶けたの? |
今回の『カブトムシの幼虫が消えた理由は?』に目を通すと、飼育中のカブトムシが消えた理由が判明します
カブトムシの幼虫が飼育ケースにいなくなったら、共食いをしたのか。脱走したのか。理由が知りたい方が納得する情報になります
【脱走】カブトムシの幼虫が消えた理由とは?
カブトムシの幼虫は、飼育ケースの蓋付近にまでマットやシートがあると、脱走ができます。その後は、室内をウロウロし、最終的に暗く狭い部屋の隅やラック棚の裏に転がっている事が大半です
カブトムシの幼虫の糞の掃除をしたら、幼虫がいなくなっていたり、消えたら、始めは脱走を疑いましょう。ペットボトルやプラスチック製品の飼育ケースの場合は、希に『裏に穴』をあけて脱走する時もありますので、まずは、部屋の隅々を要チェックをしましょう
幼虫が消えた理由 | 詳細 |
脱走 | 稀に脱走する |
ペットボトルやプラスチックに穴をなぜ、あけるのか。日本のカブトムシの幼虫ではないですが、海外にはプラスチックを溶かすスーパーワームが発見(2022年)されています
カブトムシの幼虫がケースに穴をあけることは、希です。どちらかと言うと、クワガタの幼虫の方が穴をあける事が多く、飼育ケースの素材は多少、気を使った方が良いです
カブトムシの幼虫の脱走はレアケース、幼虫が消えた場合は次の状態の可能性が最も高いです
【土に返還】カブトムシの幼虫は死ぬと土に溶けて分解される
カブトムシの幼虫は、死ぬと黒くなり土に分解されます。カブトムシの成虫は骨格があり、何年も土に分解されませんが、死んだ幼虫は土の中で1週間から10日程度で分解される事が研究報告があります
飼育中のカブトムシが消えた理由は、死んでしまった結果、土に還ったと考えましょう。脱走と思い部屋を探していない時は、すでに、お亡くなりになり、土と見分けがつかない姿になっています
糞の掃除をした時に消えたり、幼虫の数が合わなくなる原因は幼虫が死んでしまい、時間と共に土に返ってしまったからになります
幼虫が消えた理由 | 詳細 |
死後、分解された | 土の中:1週間~10日 |
参考までに、死んだカブトムシの幼虫は『土の中:1週間~10日』で分解されますが、土の上に死骸をのせたままなら『1ヵ月』の時間が必要です
【共食い】カブトムシの幼虫は共食いをする?
カブトムシの幼虫は肉食ではなく、土の中にある栄養が餌になります。そのため、カブトムシの幼虫が共食いをする事はなく、幼虫が消えた原因ではありません
【カブトムシの幼虫】
【1】大量飼育:怪我をする
【2】液状のものが出る
【3】死んでしまう
【4】死後、1週間前後で土に返る
【5】幼虫が消えたと錯覚する
よくあるケースが、カブトムシの幼虫が消えると『共食いをしたのでは?』と話題にあがりますが、沢山の個体を一緒に飼うと、お互いが怪我をして死んでしまう事があります
死んでしまうと、その後は、1週間程度で土に返り、私たちの目では見分けがつかなくなります
土に返る前の死んだカブトムシの幼虫は『どす黒い灰色』や『真っ黒なボロボロの姿』をしてます。土の中に、先端以外が灰色や黒に完全になってしまているのは、死んだカブトムシの幼虫です
カブトムシの幼虫が消えたら?どこにいる?
飼育ケースからカブトムシの幼虫が消えたら、まずは、部屋の隅と暗い場所を探しましょう。脱走をしたのなら、発見する事ができるかもしれません
室内を探しても幼虫が見つけられない場合は、既に亡骸となり、土に返っている可能性:大です。脱走ではない時は、残念ながら、手遅れです
特にカブトムシの幼虫の飼育は、糞の掃除など。定期的に行いますが、しばらく放置すると死んでしまった事に気が付かない時があると思います。
次回から気を付けること | 理由 |
【1】マットの乾燥を避ける | 乾燥による餌不足 |
【2】多頭数で飼育をしない | 喧嘩の防止 |
【3】エサ不足の回避 | よく面倒を見る |
もしも、カブトムシの幼虫が消えたら、今回の出来事を反省して次に生かしましょう。幼虫が死なないように【1】マットの乾燥を避ける、【2】多頭数で飼育をしない(理想は1匹1ケース)、【3】エサ不足による餓死の防止に努めると良いかと思います
また、補足情報としてカブトムシは卵が消える事があります。幼虫以前の卵からカブトムシを育てていて、卵がどこかにいってしまった時は『カブトムシの卵が消えた理由』を参考にしてください