桜花賞を1着になる牝馬は、誕生日が1月から3月迄が多く、特に2月生まれの成績が良いです。なぜ?成績と誕生日が関連するのか。馬の成長、馬体重、馬の年齢換算の考え方から解説をします
【誕生日別】桜花賞の過去成績(過去10年:1着馬の誕生日・成績)
桜花賞 | 優勝馬(1着馬) | 誕生日 | 全成績 |
2025年 | エンブロイダリー | 2月1日 | 3-1-0-1 |
2024年 | ステレンボッシュ | 2月12日 | 2-1-0-0 |
2023年 | リバティアイランド | 2月2日 | 2-1-0-0 |
2022年 | スターズオンアース | 2月27日 | 1-3-1-0 |
2021年 | ソダシ | 3月8日 | 4-0-0-0 |
2020年 | デアリングタクト | 4月15日 | 2-0-0-0 |
2019年 | グランアレグリア | 1月24日 | 2-0-1-0 |
2018年 | アーモンドアイ | 3月10日 | 2-1-0-0 |
2017年 | レーヌミノル | 4月24日 | 2-2-1-1 |
2016年 | ジュエラー | 1月17日 | 1-2-0-0 |
2015年 | レッツゴードンキ | 4月6日 | 1-2-2-0 |
2歳から3歳の牝馬は成長期です。早生まれの牝馬ほど、成長する時間が多くあります
桜花賞の優勝馬は遅生まれの5月が誕生日の馬が存在せず、1月から3月生まれの早生まれが大多数です。また、しっかりと体を作る期間があり、その上で、桜花賞迄の成績に着外がない安定した結果がある牝馬が優勝をしやすいです
【桜花賞馬】なぜ?誕生日が成績に関連する理由とは?
桜花賞の1着馬は誕生日が若い、早生まれの牝馬有利です。成長を早く迎えた馬や馬格がある馬の方が、成績がよくてもおかしくないという考え方が理由になります
下記に、馬の年齢を月別に換算した結果をまとめました。馬の馬齢を人間年齢にすると、早生まれの馬が桜花賞開催時に有利な理由が明白になります
馬の年齢 | 人間年齢 | 1~3月 | 4~6月 | 7~9月 | 10~12月 |
1歳 | 6歳 | – | – | – | – |
2歳 | 12~15歳 | 12歳 | 13歳 | 14歳 | 15歳 |
3歳 | 16~19歳 | 16歳(遅生まれ) | 17歳(早生まれ) | 18歳 | 19歳 |
4歳 | 20~23歳 | 20歳 | 21歳 | 22歳 | 23歳 |
5歳 | 24~27歳 | 24歳 | 25歳 | 26歳 | 27歳 |
6歳 | 28~31歳 | 28歳 | 29歳 | 30歳 | 31歳 |
馬は1月1日に1歳を加算して年齢が決まります。しかし、実際に生まれた誕生日はどの馬も異なります。桜花賞の時期の4月は『遅生まれの牝馬が人間の16歳、早生まれの牝馬が17歳』くらいの年齢になります。馬は3カ月で人間の1歳の年齢差があります。人間で例えると、結果に差があって当然です
高校1年生と高校2年生はどちらが部活でレギュラーが多いか。野球で考えても、中学を卒業したばかりの高1の子供が、甲子園に出場はしませんよね。

桜花賞の優勝馬は、当日460kg以上の馬が多く、460~499kg未満が80%以上を占めています。桜花賞を勝利した馬の当日の馬体重データを『桜花賞:当日馬体重460kg以上が好成績』にまとめました
【関連情報】桜花賞の概要(最新版:中央競馬のG1解説)
桜花賞は、牝馬三冠クラシックの第一戦目。第二戦目の優駿牝馬(オークス)、最終戦の秋華賞の登竜門です。桜花賞の各種情報、出走馬や開催日程、チケットの取り方をお探しの方は下記で詳細をご確認ください
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