サルは世界各国に生息し、台湾・東南アジアにアカゲザル、カニクイザルなど。日本では野生の日本猿が有名です
ココでは、猿が何歳ぐらいまで長生きるのか。動物園のおさるさんはどのくらい?と子供に聞かれた時に。また、畑や家庭菜園の付近で目撃した時の野生の猿、アイツ放置しておくと何年ぐらい生きてるの?など、飼育下・ペットの猿と野生の猿の寿命年数、平均寿命を徹底解説!何かお困りの時の参考と目安にしてくださいね
飼育下・ペット・動物園の猿の平均寿命は?何歳まで寿命があるの?
日本の動物園によくいる猿は、主に『ニホンザル』と「アカゲザル」の2種類です。動物園や自然公園など!飼育下にある猿の寿命年数は35歳までが寿命と言われ、平均寿命は25~30年ほどです
- 飼育下の猿の寿命年数:35年
- 平均寿命:25~30年
アメリカの研究機関の報告では、猿の健康を考え、運動+ダイエットをしっかりさせた猿の場合で「オス猿:34歳、メス猿:27歳」まで生きたと、健康に気を使った飼育方法でこのくらいが目安です
人間のように閉経後、30年以上生きるのは他の動物ではシャチ、コビレゴンドウ(クジラ類)しか発見されておらず、メスの方が寿命が短いのが一般的です
日本最高年齢の猿!世界のサルの長寿ギネス記録は?
猿のギネス記録は「最も鼻が長い猿、17.5cmの鼻を持つテングザル」や「最もうるさい猿、4.8km先まで大声が響くホエザル」が有名。日本に生息するニホンザルは「世界で最も北に住む猿」としてギネス登録されています
日本で最も長く、有名な長寿であった猿は、京都市動物のインコ(名前)の42歳と4ヵ月です
長寿のギネス記録は日本のニホンザルという種類ではないですが「京都市動物園生まれのアカゲザル、名前はインコ」という猿がいます。インコは1978年誕生、2021年まで生き、42歳と4ヵ月と長生きしました。
日本最高長寿だけでなく、同時にギネス記録に「世界最高齢のアカゲザル」として認定されています。
野性の猿の寿命はどのくらい?日本猿の寿命年数は20年、平均は15年
動物園にいるアカゲザルは外来種の1種で台湾や東南アジア方面の猿であり、日本の野生には基本、生息していません。一般的に野生の猿、目撃情報のある猿は「日本猿(ニホンザル)」であり、寿命年数は10~20年、平均寿命は15年です
- 野生の猿の寿命年数:10~20年
- 平均寿命:15年
日本に生息する野生の猿は現状、1種類。日本猿(ニホンザル)のみ、屋久島にヤクシマザルがいますが亜種としてカウントされています。生息地は本州、四国、九州の屋久島といった日本全国ですが、屋久島以下の沖縄には猿は存在しないとされています
ニホンザルは5~6年ほどで大人になり、子供を産むようになります。人里付近や畑、最近では市街地での目撃情報も多く、数匹の群れで活動します。野生の猿は飼育下よりも10年以上、平均的に短命ですが、15年と長く生きる為、目撃した時は今後、長い付き合いになると害獣対策が必要になる!と認識するべきです