ひき肉・ミンチの日持ち期間の目安!冷蔵・冷蔵保存の賞味期限・消費期限切れとは?

ひき肉・ミンチの日持ち期間の目安!冷蔵・冷蔵保存の賞味期限・消費期限切れとは?ご飯

ひき肉とは、牛肉・豚肉・鶏肉をミキサーしてミンチにして食べやすくした食材。ハンバーグや肉団子、そぼろ丼の具材に大活躍しますよね。

今回は「ひき肉」が常温、冷蔵庫の中、冷凍保存したときに何日もつの?賞味期限や消費期限切れは何日大丈夫なの?など!日持ちする保存期間の目安、この方法が一番いいよ!という基本+応用の「ひき肉の保存法」を徹底的に解説します

ちょっと細かい神経質になりすぎでは?と思うぐらいのレベルの内容ですので、これで納得!安心できそうだと思ってもらえると思います\(^o^)/

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<ひき肉の種類別>牛肉・豚肉より鶏肉ミンチは消費期限が短い!

ひき肉は、ミンチの目が粗いモノが「粗びき」と記載がある商品です。ミンチ加工の方法よりも、賞味期限のお話はお肉の種類の方が注意点です

鶏肉がはいっている「ひき肉」と「合いびき肉」の日持ち期間+保存方法

ひき肉の材料となっているお肉の種類は「牛肉+豚肉」を混ぜ合わせたモノを「合いびき肉」といい、稀に「鶏肉」が牛・豚に混ざっている事があります

鶏肉は牛・豚に比べ、水分量が多く、常温・冷蔵保管の期間が短い、どちらかというと傷みやすいお肉です

スーパーで購入したパックのひき肉の消費期限が短いなっと思ったら、単純に加工してから時間がたっているだけでなく「記載シール→材料に鶏肉」が入っている事が多いです

ひき肉は冷蔵保管より冷凍保存が一番良い保存方法!

パックのまま冷蔵保管は期限内であれば食べられますが、冷蔵のまま長く放置するとお肉から水分が発生し、食べられるか心配になりますよね

ひき肉・ミンチの常温放置・冷凍保存+冷凍保存の方法とやり方

ひき肉を買ってきたあとは「基本→冷蔵庫ではなく、冷凍保存」が推奨です。詳しい冷凍保存のやり方と保存期間は後程、ご説明しますが、まずは次の項目で冷蔵保管の日持ち目安を紹介します。

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉は冷蔵庫で何日もつ?保存の温度は?

ひき肉は使っているお肉の種類によって、冷蔵で日持ちする保管期間が違います。牛・豚なら一般的に3日、鶏肉の場合は2日以内が消費期限の目安です。冷蔵庫の温度は初期設定で2~6度になっており、ひき肉の保管に適した温度は5度以下です

ひき肉の種類冷蔵庫
(2~6度)
チルド室
(約0度)
牛肉3日以内5日以内
豚肉3日以内5日以内
鶏肉2日以内3~4日以内
肉の種類別!ひき肉の日持ち目安(冷蔵)

もう少しわかりやすく、簡単にお肉の種類別に冷蔵庫の保管場所によっての保存ができる期間の目安をまとめました

ひき肉は5度以下の温度で保管がベスト、同じスーパーで買ったひき肉でも、冷蔵室を使うか、チルド室を活用するかで保存期間が2日程度違います

下準備!ハンバーグのタネや肉団子はラップをして冷凍保存!

ひき肉の作り置き:冷蔵庫の保管は3日以内、ただし、翌日までに調理するのが安全
ひき肉の種類冷蔵庫
(2~6度)
推奨
牛肉3日以内翌日まで
豚肉3日以内翌日まで
鶏肉2日以内翌日まで
肉の種類別!ひき肉の日持ち目安(冷蔵)

ハンバーグや肉団子の作り置きとして、パックから出す→下準備した状態→冷蔵保管ではどうなの?と疑問をお持ちの方、ちゃんと「こねたタネ→ラップをする」といった状態であれば、保存はできます

目安は、パック時の冷蔵保管と基本同じで考えてよいですが、冷蔵庫にいれた状態でも「保管はデキても味は落ちる、水分が発生する」といった課題がありますので、タネの保管は「冷蔵:翌日まで」が酢推奨です

さて、ここまでがひき肉の冷蔵保管のお話でした。次は冷凍保存と常温で放置してしまった時+よくある生肉の食中毒の菌について詳しく解説します

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉は冷凍保存で何日もつ?日持ち目安は?

ひき肉の種類冷凍調理済
牛肉2~3週間1か月
豚肉2~3週間1か月
鶏肉2週間1か月
肉の種類別!ひき肉の日持ち目安(冷凍)

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉は生のままでは長く日持ちしません。ひき肉の冷凍保存ができる期間は「牛肉・豚肉が2~3週間」、鶏肉が入っている場合は2週間が目安です

お肉のまま冷凍すると、調理ができ作るメニューの幅が広がるメリットがありますが、たとえば、そぼろ丼の具材とした「そぼろ」は調理後であれば1か月冷凍ができます

作るメニューが決まっているときは、調理後→冷凍するのが長持ちしますが、いろいろ作りたいな!という方は、調理せず、冷凍するという風に使い分けて冷凍保存がベストです

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉の保存方法はパック→小分けラップする

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉は冷凍保存:小分けにラップ+日持ちは2~3週間

【1】買ってきたらパックから出す

【2】小分けにラップする

【※】100g単位がおすすめ!

牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉の冷凍保存の方法は「購入時のパック→小分けにラップする」とこの方法が、冷凍焼け防止+長く保存ができるやりかたです

冷凍するときは100g単位で保存が丁度よい量で、おおくても200gまでにするのが後々、解凍する時に使いやすい分量です

冷凍!牛肉・豚肉・鶏肉のひき肉の解凍方法は2種類!

冷凍ひき肉解凍時間美味しさ
冷蔵庫:自然解凍1~2時間
電子レンジ解凍モード:2分
流水解凍10分
肉の種類別!ひき肉の日持ち目安(冷凍)

冷凍したひき肉の解凍方法は、主に2つあります。冷凍したひき肉(100g~200g)は、冷蔵庫の自然解凍なら1~2時間、電子レンジの解凍モードで2分、流水解凍なら10分が目安です

一番、ベストな方法はドリップ少なめな状態で解凍できる「冷蔵庫→自然解凍」です。流水解凍もドリップは少ないですが、流水はどちらかといえば調理済みのメニューの方が向いています

優先順位をつけるとしたら「①時間がある→自然解凍」、「②時短でドリップすくなめ→流水解凍」、「③多少のドリップはOK→電子レンジ」という感じです

ひき肉をパックのまま常温放置しちゃった!何時間くらいなら大丈夫?

ひき肉の常温放置は、NGです。保存にあった温度は5度以下であり、5度より高い温度で徐々に傷んでゆくとイメージするとわかりやすいと思います。仮に常温放置してしまったときは、3時間以内が1つの目途、3時間以内でも部屋が高温であった!夏場だったときは1時間以内が目安になります

菌の種類大繁殖繁殖温度
カンピロバクター菌30度以上10~46度
腸管出血性大腸菌
(O157系)
20度以上7~45度
サルモネラ菌25度以上5~46度
生肉によくある食中毒の菌・一覧

参考までに。牛・豚・鶏肉の生肉に多い食中毒の原因となる菌の種類と繁殖する温度帯です。低温から高温まで幅はありますが、ほぼ繁殖しない(ゆるやかにしか増える事ができない)とされるのはどれも5度以下ですよね

仮にお肉に菌がいたとしても通常、75度以上1分以上の加熱で死滅しますが、低温でも生存する菌ですので、このことからも長い時間の常温放置はNG。

特に20度以上、温度が高くなった部屋、または、直射日光にあたっていたりすると1時間程度から繁殖を開始、5~6時間後には「ひき肉の色が茶色っぽく変色」と食べるのが怖くなります

この菌以外にE型肝炎ウイルス、トリヒナといった寄生虫が存在しますが主に、シカ、イノシシのお肉の場合ですから、この2つの菌はケースとしては稀だと思って良い菌です

ひき肉の賞味期限・消費期限切れは食べられる?

賞味期限とは美味しく食べられれる期間=期限をすぎても劣化がなければ食べられる可能性があるという意味であり、消費期限は安全に食べられる期間の違いがあります。決定的な違いは、消費期限は「5日内に腐る、傷む可能性がある食品」に設定され、ひき肉は「消費期限の記載」の商品です

つまり、ひき肉は「消費期限切れ→食べるのがNG」な食品、要するに「賞味期限切れ1日→ダメ」、「賞味期限切れ3日→当然ダメ」です

腐ったひき肉の特徴見た目・におい等
茶色→黒色
におい生肉臭い、ツーンとする
表面汁+糸を引く、ぬめり
腐った!傷んだひき肉の特徴

しかし、消費期限内であっても保存方法や保管温度によって早く傷んでしまう事があります。上記の「腐ったひき肉の特徴」の一例をまとめましたので、万が一の時の参考になるかと思います

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