牛ごぼうとは、みりん、酒、醤油に砂糖。生姜を加えて炒めて煮るメニューであり、ジャンル的には甘辛煮と同じ保存方法になります。
今回は、牛ごぼうをたっぷり!大量に作ったら残ってしまった。また、作り置きして冷蔵・冷凍保存したい方向けに、詳しく!牛ごぼうの保存法を教えちゃいます
牛ごぼうは一部、冷凍できない具材・食材があるのでその点も注意していただければと思います
牛ごぼうの冷蔵庫保管の日持ちは?密封容器の保管の目安は4~5日
牛ごぼうを作ったけど、余った!お弁当に使いたい時やすぐ食べるつもりなら冷蔵保管ができます。調理済みの牛肉のしぐれ煮は夏以外は4~5日以内が冷蔵庫保管の目安です
冷蔵保存 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
牛ごぼう(甘辛煮) | 4~5日 | 3日 |
牛ごぼうは「ごぼう→細切り、スライス」と切り方工夫がありますが、切り方によっての保管期間は特に変わらず、同じで考えて問題ないです
夏場の時期や冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は3日を目途にするのがベスト。一般家庭の冷蔵庫は開け閉めが多いと温度変化が思っている以上にあるので若干、日持ちに関係してきます
作り置きや残った時は「保管方法:タッパー、密封容器」を使うのがベスト、保管する前のアルコール除菌も忘れないように、次にやり方を説明します
【作り置き】牛ごぼうを保存容器で保管するやり方:アルコール除菌(キッチン用)
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】煮汁と水分をよくきる
【6】粗熱の冷めた牛ごぼうを容器に入れる
牛ごぼうを保存容器(タッパー保管)に入れ冷蔵保管する時は綺麗な容器を使うのが基本です。炒めた後、牛ごぼうの粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う→タッパーを綺麗にする→冷蔵庫へ保管」といった方法です
牛ごぼうの作り置きの場合は【5】の「煮汁=よく水分をきる、よく炒める」ことが重要で、炒めるときに水分をとばしておくのがベスト、水分が少ない方が冷蔵・冷凍のどちらも保管しやすいというメリットがあります。
また、【6】の粗熱が冷めるのを待つのも、水分を一緒に保管しないのが長持ちする工夫の1つです
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが◎。容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです
牛ごぼうの冷凍保存と目安:空気をよく抜く+冷凍焼け防止
牛ごぼうの冷凍保存 | 空気なし (ジップロック) | 空気あり (タッパー等) |
牛ごぼう | 1カ月 | 2週間 |
牛ごぼうは冷凍で『1カ月』が保存の目安、食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です。
空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、ココを重点的に注意するのが◎です
冷凍できない具材は?牛ごぼうの場合は「×:こんにゃく」「〇:ごぼう」「◎:たまねぎ」
冷凍 | 目安 | |
ごぼう | 〇 | 1ヵ月可 |
たまねぎ | ◎ | 1ヵ月可 |
人参 | ◎ | 1ヵ月可 |
こんにゃく | × | 取り除く |
牛ごぼうを冷凍するときの具材の注意点をまとめました。一般的によく使う「ごぼう」や「玉ねぎ」は一緒に冷凍してOK、解凍後も美味しくいただけます。問題は、こんにゃくを具材にした時です
問題は、野菜ではなく「こんにゃく」を使った場合です。コンニャクは冷凍すると水分→抜ける→スカスカ、カッピカピのスポンジみたいになってしまいます
牛ごぼうのアレンジレシピに「+こんにゃくの甘辛煮」というメニューがありますが、冷凍の時は取り除くしかありません。冷蔵は同じ4~5日で保存できますので、冷蔵の作り置き保管が向いています
ココまでに、牛ごぼうの常温・冷蔵庫、冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。
次は、作り置きしてお弁当に使いたい!冷凍した後の良い解凍方法を知りたい!もしも、牛ごぼうを常温放置してしまった時の対応方法です
牛ごぼうの解凍方法は「冷蔵庫で自然解凍」or「電子レンジ」
牛ごぼう | 解凍時間 | 美味しさ |
冷蔵庫:自然解凍 | 前日の夜に移動 | ◎ |
電子レンジ | 解凍モード:2分 | ◎ |
電子レンジ | 600W:30~40分 | ◎ |
電子レンジ | 500W:1分 | ◎ |
冷凍した牛ごぼうは分量100~200gでであれば、おすすめの解凍方法は2つ。1つ目は「前日→冷蔵庫の自然解凍」で、冷凍した牛ごぼう→お皿にラップをするという方法になります
牛ごぼう | 目安 |
解凍後 | 冷蔵:2日以内 |
牛ごぼうは12時間程度で解凍でき、溶けた後は冷蔵庫の中で「解凍後:2日以内」なら食べても大丈夫です
2つ目がお急ぎの方。時短ですぐに使いたい時は電子レンジの加熱もOK。時間の目安は解凍モード:2分、600Wであれば30~40秒、500Wは1分で解凍ができます
<お弁当用>牛ごぼうは「おかずカップで冷凍」or「朝レンチン+保冷剤」
冷凍した牛ごぼうをお弁当に使うときは「おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があります
夏は冷凍のままの方が、保冷効果が期待できる→お昼にはちょうど解凍されているという状態です。
夏以外の春、秋、冬は冷凍した「牛ごぼう」を朝レンジで解凍し、一度、温めてからお弁当のおかずにしましょう。春・秋の季節は、プラスで保冷剤を忘れないようにする。ここに気を付けたら、お弁当に使っても問題ないです
牛ごぼうの常温放置:目安となる時間は?基本はNG→冷蔵庫保管が推奨!
牛ごぼうは常温に長く置くのはNG、推奨する保管の温度は10度以下であり冷蔵庫の保管が基本です
牛ごぼうの常温保管:NG
保管方法:密封できるラップは必須
目安の時間:当日中(春・秋・冬)
保管温度:10度以下が理想
市販・お惣菜の牛ごぼうを含め、手作りの場合は「当日中」、夏場はラップやタッパー保管してあっても半日程度が1つの目途です。
夏の時期:牛ごぼうの保管は?
部屋の温度:25度以上は危険:大
一度、フライパンで炒めてますから、主な菌は75度以上1分の加熱で死滅しています。夏以外の春、秋、冬といった時期は当日中なら大きな問題は起こりにくいです。
しかし、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。
ただし、菌が大繁殖を起こす28度付近、おおまかに言っても「25度以上からは、1時間程度」、高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、あまりに暑い日は3時間でもかなり危ないラインです