なんで私が生姜焼きを焼くと肉が固くなるのか
柔らかい豚肉の生姜焼きを作りたい方向けに『生姜焼きの肉を柔らかくする方法』と『生姜焼きが柔らかくなる焼き方』、そして『コレが理由だよ!生姜焼きが固くなる原因』を激選して紹介します
生姜焼きの肉が固いと、レシピの調味料を間違えたかな?分量の問題だと思いがちですが、材料よりも『下ごしらえ』と『生姜焼きの作り方の順番』が間違っている事が大半です
それでは、まずは、生姜焼きの肉を柔らかくするプロの技と簡単なテクニックから説明します
生姜焼きの肉を柔らかくする方法!豚肉が固くなる原因はコレだ!
生姜焼きに使う豚肉が焼いた後に固くなってしまう原因は、常温戻しの仕方、豚肉の焼き方、生姜焼きのたれを入れるタイミングのいづれかを間違えているからになります。
生姜焼きの肉は『肩ロース』や『豚バラ肉』、『薄切り肉』と部位は様々ですが、どの豚肉であっても共通にやってはいけない事があります
原因 | 理由 |
【1】常温戻し中に塩を使った | 肉の水分が抜けすぎた |
【2】豚肉の焼き方 | 筋が残っている |
【3】生姜焼きのたれ | 肉とタレを一緒に入れた |
上記の【1】~【3】が、生姜焼きの肉が柔らかくならない!逆に、やってしまうと生姜焼きが固くなる原因になります
生姜焼きの肉が固くなる理由のリストを見ただけでは、意味が分かりませんよね。次に順を追って詳しく肉が固くなる理由を個別に説明します
【1】生姜焼きの肉を柔らかくする方法は『常温戻しの時間』が重要!
生姜焼きの材料の豚肉は、思っている以上に水分が抜けます。豚肉を冷凍から解凍した時間が長すぎると水分が少なく、生姜焼きを作った時に肉の旨味が抜け出し、パサパサとした固い食感になります
そもそも論として、豚肉の常温戻しに失敗している方は、下記の手順で常温戻しをしてみてください。
肉を柔らかくする方法 | 理由を解説! |
【A】常温戻し:15分~30分 | 30分以上は水分が抜けすぎる |
【B】常温戻し中:塩を振らない | 水分が抜けるのが速くなる |
備考 | 塩は振っても10分以内 |
生姜焼きの肉を柔らかくする【A】の箇所は、冷蔵庫から豚肉を出して『常温戻しの時間:15分~30分以内』を目安にしましょう
30分以上の時間を常温に置くと、水分が抜けすぎてしまい焼いた後に豚肉が固くなる原因です
そして、よくやってしまう失敗事例が『下ごしらえ:肉に塩を振ること』です
豚肉の下ごしらえに、塩・胡椒をふって常温でど置きましょうと必ず、レシピ本に書いてありますよね
昔の肉ほど今の豚肉は、日々、向上されており、余計な臭みは差ほどありません。安い豚肉であっても、よっぽどの肉でない限り、長い時間、塩を振った状態で置くと水分が抜けすぎてしまいます
一番の失敗点は『豚肉を常温に戻す⇒30分の間をずっと『塩』がかかった状態』にする事です。仮に、下ごしらえで塩、コショウを振るとしても『常温戻し中:10分以内』が、生姜焼きの肉が固くならない時間の目安です
肉を柔らかくする方法 |
【1】塩・胡椒は肉を焼くときに使う |
【2】常温戻し中:塩をふる時間に気を付ける |
豚肉の常温戻しが原因で生姜焼きが固くなってしまう方は、上記の方法で豚肉を常温戻しをするか。豚肉を焼くときに塩、コショウを加える癖をつけておくと、肉が柔らかい生姜焼きを作る事ができます
【2】生姜焼きの肉を柔らかくする方法は『豚肉の筋切り』をする
スーパーで購入した豚バラ肉、肩ロース、薄切り肉に筋が残っていると焼いた後に凝縮されて、生姜焼きの肉が固くなります。解決策は、薄切りであっても、豚肉に筋切りをする事です
肉を柔らかくする方法 | 理由を解説! |
【A】筋切りをする | 焼くと筋が固くなる |
焼き過ぎの原因になる |
生姜焼きの肉を柔らかくする2つ目の方法が、豚肉の筋切りになります
筋切りって何?と思った方向けに、わかりやすいように大きな豚肉で説明します
ほとんどのスーパーの豚肉は、ブロック肉をカットする際に、筋切りがしてありますが、希に筋が残っている豚肉があります。
豚肉の筋とは、簡潔に言うと『筋肉』だと思ってください。豚の筋肉が残っていたら、当然、硬いですよね。豚肉の筋に軽く包丁を入れると、サクっと切れます
逆に言うと『ココのスーパーの豚肉はいつも固い』と思う方は、そもそも、筋が残っているかもしれません。安い肉だったら、品質の話ではなく、手間が入ってない可能性:有のケースになります
また、豚肉に筋が残っていると『焼いた時に肉が反り返り』を起こし、焼きすぎて固くなってしまいます。
【3】生姜焼きの肉を柔らかくする方法は『肉の焼き方の順番』が重要!
生姜焼きの肉を柔らかくする方法の3つ目が、豚肉を先に焼く事です。生姜焼きは、豚肉とタレを同時に焼きながら煮詰めてしまうと、豚肉が固くなります
肉を柔らかくする方法 | 理由を解説! |
【A】豚肉を焼く | 豚肉から旨味を出す |
【B】生姜焼きのたれを加える | 豚肉が焼けてから入れる |
簡潔に解決策を言うと、豚肉と玉ねぎをサラダ油で先に、炒めてから、その後に『生姜焼きのたれ』を入れて煮詰めるという順番が正解になります
冒頭で紹介した『常温戻し、塩の下ごしらえ有:10分以内』の肉は、そのまま炒めて問題ないです
塩を使わずに常温戻した豚肉は、特に『生姜焼きのたれ』と同時に煮詰めず、塩・コショウで味調整をして軽く炒めてから、最後に生姜焼きのたれを加えましょう
生姜焼きの焼き方の順番をちょっと工夫する事が『生姜焼きの肉を柔らかくする焼き方』になります
さて、今回は肉が柔らかい豚肉の生姜焼きを作りたい方向けに、固くなってしまう原因と理由を徹底的に解説しました
豚肉は、意外と水分が抜けやすく、下ごしらえに『塩をふる』と水分が抜け旨味が逃げ出してしまいます。常温戻しの時間が足りずに焼くと、火が通った時に豚肉が固くなりやすいなど。本当にちょっとした事が原因で『豚の生姜焼き』が固くなります
柔らかい生姜焼きを焼く方法や肉を柔らかくする方法をお探しの方は、紹介したポイントと自分の作り方を見比べてみてくださいね
あ!私、塩を先に振っちゃてましたよ!俺は普通に生姜焼きのタレと一緒に煮てたよ!という風に、肉が固くなってしまう作り方に気が付くと思います!