笹団子は、5月5日の子供の日やお祝いの日に食べる素敵なおやつです。最近では、有名店の笹団子をネットでお取り寄せができるようになり、端午の節句に食べる方が増えています。
しかし、笹団子は餅菓子であり、冷蔵庫の温度ではカチカチに固くなってしまいます。今回は、笹団子の食べ方と冷凍保存の解凍方法を紹介します
まずは、笹団子の常温と冷蔵庫の保存の仕方から、説明します
【保存方法】笹団子の賞味期限と消費期限はどのくらい?笹団子の日持ちと保存期間は?
笹団子は、添加物が少なく賞味期限が短く、消費期限表示の商品が大半になります。手作りの笹団子と製法は変わらず、作ってから当日から3日以内の消費期限です
笹団子を包む笹の葉のおかげで比較的、常温で保管ができる和菓子になります
笹団子 | 解説 |
賞味期限でなく消費期限 | 消費期限切れはNG |
材料:うるち米、もち米 | 10度以下で固くなる |
笹団子は、うるち米ともち米のブレンドして作られる事が多く、団子としてはもっちり感を長く楽しむ事ができます
笹団子は日の当たらない涼しい場所で常温で保管ができますが、時間が経つにつれ、笹団子の食感が劣化して固くなります
笹団子を大量に買いすぎた時や余った時は、早めに食べましょう
笹団子 | 日持ち目安 | 備考 |
常温保管 | 当日~3日以内 | 消費期限切れはNG |
冷蔵庫保管 | 2日以内 | 5~8時間以上:固くなる |
冷凍保存 | 1ヵ月以内 | オススメの長期保存 |
上記に、笹団子の保存方法を早見表にしました。笹団子は常温保管が当日から3日以内です
食品として、笹団子は冷蔵庫では2日の保管ができますが、笹団子のレシピに『でんぷんを含む:餅米、うるち米』を使うため、5~8時間の冷蔵で固くなってしまいます
笹団子が余ったら、冷凍保存する事ができる為、長期保存は冷凍保存がおすすめになります
【冷蔵保管】笹団子の冷蔵庫の保管と日持ち期間は?温め直しは必要?
笹団子を冷蔵庫に保管すると、笹団子がカチカチに固くなり食べれなくなります。5時間以内の冷蔵なら、表面の部分が少し硬くなる程度ですが、そのまま食べても美味しくはありません
笹団子を冷蔵するときは、買って来たパックのまま保存するより、中身を出して個別にラップ包みをすると『水分』が抜けにくくなり、団子の弾力性が長持ちします
笹団子 | 冷蔵保管 | 備考 |
消費期限 | 2日以内 | 固くなる |
目安 | 5時間以内 | 美味しく食べられる |
長持ちのコツ | ラップ包み | 個別ラップ:水分を維持 |
食べる時 | 温め直し | 水の霧吹きがオススメ! |
笹団子を冷蔵したら、一度、水で霧吹きをしてから『電子レンジ』で温め直しをすると『もちもちした食感』が復活します。2日以内の冷蔵保管の笹団子は水分を与えてから温め直しがオススメの方法です
【冷凍保存】笹団子は冷凍できる?笹団子の冷凍保存の方法!解凍方法は?
笹団子はレシピに、デンプンを含む餅米、うるち米がブレンドで使われております。材料に、もち米類を使った笹団子は、2週間から1ヵ月の期間を冷凍保存ができます
ゆっくり冷凍しても構いませんが、0~4℃の温度で固くなる性質がある為、一気に0度以下にする急速冷凍を活用しましょう
また、ネット通販やお取り寄せの笹団子は、冷凍された状態で届きます。すぐに、食べないのなら『そのまま冷凍保存』をして保管をします
笹団子 | 冷凍保存 | 備考 |
賞味期限 | 1ヵ月 | – |
保存方法 | ラップ包みと密封保管 | 急速冷凍がオススメ! |
食べる時 | 自然解凍 | べちゃべちゃしない |
お取り寄せ以外!手作りや近くのお店で買った笹団子は、笹を外してラップ包みが正しい保存の仕方です
お取り寄せ商品の笹団子は、特殊な冷凍技術を使う事が大半の為、そのまま冷凍できますが、普通の笹団子はラップ包み、ジップ付き袋で密封して冷凍保存になります
【笹団子の冷凍保存の方法】
【1】ラップ包みをする
【2】ジップ付き袋に入れる
ジップ付き袋に保管する時は、なるべく、空気をよく抜きましょう。空気の量が多いと冷凍焼けを起こしやすいです
【3】金属トレイ:急速冷凍する
金属トレイやバットの上にのせて、急速冷凍をします。冷蔵庫に急速冷凍機能がある場合は、冷蔵庫の機能を活用しましょう
【笹団子の解凍方法】
冷凍した笹団子を食べる時は、自然解凍がおすすめです。冷凍し笹団子を電子レンジ加熱すると、水分が蒸発してしまいパサパサします
常温解凍は1~2時間、冷蔵庫なら3~4時間で自然解凍ができ、そのまま食べる事ができます
【冷凍笹団子の食べ方】
冷凍した笹団子は、自然解凍が食べ方の基本です。
しかし、お取り寄せ商品の笹団子は自然解凍後に、微妙に固くなる事があります。自然解凍後に『軽く蒸し器で蒸す』、もいしくは、電子レンジ15~30秒すると、固くならずに笹団子を美味しく解凍ができます
ちょっとした笹団子の食べ方のコツなので、もしよかったら、やってみてください
今回は、笹団子の消費期限(賞味期限)と保存方法を紹介しました。
笹団子が余ったら、常温保管は3日以内、冷蔵庫の保管は食感が固くなるため、美味しく食べるなら常温保管の方が良いです
大量に購入したり、手作りしすぎてしまった時は冷凍保存が長期保存に向いています