バレンタインとプレゼント用に手作りした生チョコはどのくらい日持ちするのか。渡す前と前日からの保存方法を紹介します。
今回は、手作りの生チョコの常温保管、冷蔵庫の保管と余分に作った時の冷凍保存の仕方、市販の生チョコと手作りの日持ちと保存方法の違いを説明します
生チョコの賞味期限切れ!腐るとどうなる?
手作り生チョコが賞味期限切れとなり、腐ったらどうなるのか。実はチョコレートは主な材料がカカオマスや砂糖、ココアパウダーであり水分が少なく、未開封であれば板チョコやコーディング用チョコが腐る事が滅多にありません
ただし、生チョコレートやトリュフチョコ、ボンボンショコラは水分量が10%以上であり、生クリーム入りのチョコレートは傷むことがあります
市販の商品 | 賞味期限 |
板チョコ | 1年~1年6カ月 |
生チョコ | 2週間以内 |
備考 | 賞味期限切れは虫が発生する |
上記が、よくある市販のチョコレートの賞味期限の一覧になります。
腐る事が稀と言っても、チョコレートは『未開封』であっても『長く常温保管すると虫』が湧きます。チョコは腐る、腐らないの話より『虫の発生』に注意する必要があります
賞味期限の切れたチョコは『食べられるか、食べられないか』の話をすると『食べたら芋虫みたいなのがいる可能性:有』なら、絶対、食べたくないですよね
常温保管をして賞味期限を過ぎたチョコの中に、白い芋虫のような幼虫が丸まっている事があります
チョコレートに使われるココアと砂糖、粉っぽいモノと油分が好きな虫の『ノシメマダラメイガ』や『スジマダラメイガ』の幼虫はチョコのパッケージを破り侵入します。
その他、ココア虫と呼ばれる小さい『シバンムシ』は数回、開封しただけで侵入する事があります。大きさは0.5cm以下で気が付きにくいです。
現在ではココアが1回分ごとの使い切りスティックで売っていますよね。ココアの大袋の中にココア虫が入り込むと、お湯で溶かしても溶けてない『小さい粒粒の虫』が発生するのを防ぐために個別のパッケージ化がされています
チョコが好きな虫は冷蔵庫の温度で生きてゆく事が出来ない為、できるだけ冷蔵庫で保管しましょう
生チョコの保存方法!常温・冷蔵庫保管と冷凍保存は何日もつ?
手作り生チョコは常温は15度以上の温度を避け、涼しい部屋で3日以内、冷蔵保管は4日以内の消費期限になります
味が変わりがちですが、どうしても食べきれない時や生チョコが余ったら冷凍保存しましょう
保存方法 | 日持ち目安 | 備考 |
常温保管 | 【消費期限】 2~3日以内 | 温度:15℃~22℃を避ける 日光:直射日光を避ける |
冷蔵保管 | 【消費期限】 2~4日以内 | 10度以下が推奨温度 |
冷凍保存 | 【賞味期限】 2週間 | 個別ラップ 冷凍用密封袋 |
チョコレートメーカーの明治が常温保管が6カ月可という生ショコラを開発をしたことが記憶に新しい事例です
生チョコは手作りであっても常温保管で比較的日持ちがしますが、冷蔵保管の方が手作りは良しです。持ち運ぶときも10度以下になるように保冷剤があると、プレゼントの生チョコは安全になります
生チョコの冷凍保存は冷蔵して冷やしてからが正解!
生チョコは冷凍できる!冷凍保存すると、手作りは2週間が日持ち目安だと説明しました。
生チョコは冷凍する時に、一度、冷蔵庫で冷やしてから冷凍しましょう。生チョコは『急速冷凍や急激な温度変化』に弱く、そのまま冷凍するとカチカチに固まってしまします
冷凍した生チョコを解凍する時も同様で大きく温度変化がない『冷蔵庫で自然解凍』がおすすめです。30分ほど冷蔵庫に入れると、冷凍した生チョコが自然解凍されます
手作り生チョコの大量生産レシピを紹介!バレンタインやプレゼント用!
バレンタインの手作りチョコに生チョコを作る人が多いですよね。でも、生チョコ使った友チョコは、友達同士で被ってしまう事があります
また、生チョコはチョコレートと油分が分離しやすく!簡単に手作りできるレシピがあると嬉しいですよね
上記が定番の生チョコを、牛乳、生クリームで手作りするレシピになります。鍋、湯煎、電子レンジと作り方別にテクニックとコツを徹底解説しています
生チョコの失敗しない!レシピと作り方を上記で紹介をしています。チョコを溶かした時に分離してしまう!原因がわからず、困った時の対処方法と解決のヒントが満載になります
さて、今回は生チョコの保存の仕方と手作りの消費期限、賞味期限を説明しました
生チョコが日持ちする常温・冷蔵庫保管のコツや長持ちする冷凍保存の目安を参考にしていただければ幸いです