【砂抜き】しじみの砂抜き時間は何分?塩の量と短時間!時短のお湯de砂出しを解説!

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【砂抜き】しじみの砂抜き時間は何分?塩の量と短時間!時短のお湯de砂出しを解説! ご飯
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しじみの砂抜きの方法が分からない。砂抜きを一晩やったら失敗した。どのくらいの時間と温度が、しじみの砂抜きにふさわしいのか。しじみの砂抜きの方法を味比べして徹底的に解説します。

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しじみは砂抜きが必要?不要?どっち?

まずは、しじみは砂抜きが必要なのか。不要なのか。真水か塩水のどっちが砂抜きに良いのか。『しじみの砂抜き』の根本的な内容から説明します

しじみは砂抜きが必要?不要?真水と塩水のどっちが正解?
しじみの砂抜きどっち?理由
正解塩水旨味がアップする
真水旨味を失いがち
しじみの砂抜きは真水?塩水のどっち?

しじみは他の貝類と同様に、料理する前に砂抜きが必要になります。しじみの砂抜きは真水と塩水なら、塩分濃度を調整して、水平に重ねずに、金属バット(トレイ)を使った方法が一番簡単です

では、次に、しじみの砂抜きは何時間くらいが良いのか。砂抜きの時間を説明します

【砂抜きの時間】しじみの砂出しの時間は何時間?常温?冷蔵庫でどのくらい?

しじみの砂抜きは、夏までの時期は常温で3~4時間が基本の砂抜き時間になります。冬は長めのは4~5時間、常温以外の冷蔵庫で砂抜きする時は冬の時間の4~5時間が目安になります

しじみの砂出しの時間は何時間?常温は3~4時間、冬や冷蔵庫は4~5時間が目安
しじみの砂抜き砂抜き時間
常温
3~4時間
常温
4~5時間
冷蔵庫冷蔵庫
4~5時間
【基本】しじみの砂抜きの時間

タッパーに入れ冷蔵庫で砂抜きする時は、蓋にアルミホイルを使うと光が遮断でき、しじみが砂抜きしやすくなります

※冷蔵庫:1時間の砂抜きだと、しじみの並べ方が重なっていると、しじみが呼吸が上手にできておらず、砂出しに失敗する事があります。目安を5時間以内、冷蔵庫をドアを開け閉めせず、暗い中で砂抜きをしましょう

【砂抜きの塩分濃度】しじみの砂出しに必要な塩の量はどのくらい?

貝類の砂抜きは、海と同じ塩分濃度の3.5%が良いと言われますが、海の塩分濃度は地域や場所によってまちまちです

しじみの砂出し:塩分濃度は0.3%が正解!塩の量は500mlに『塩:小さじ1/3』が適量

しじみの多くが普通に生息するのが、塩分濃度0.3~0.5%になります。つまり、しじみの塩抜きは塩分濃度が0.3~0.5%が良く、水500mlに塩:小さじ1/3の量という結論になります

しじみの砂抜き水の量塩の量時間
0.3%500ml1.5g
(小さじ1/3)
常温
3~4時間
1%500ml5g
(小さじ1)
常温
3~4時間
【基本】しじみの砂抜きと水の量

上記に、しじみの砂抜きの時間と塩分濃度をまとめました。

0.3~0.5の塩分濃度が良いけど、1%の塩分濃度にすると『しじみの旨味がアップ』するため、お好みで塩の量を調整して頂ければと思います

塩分濃度1%は、重ねずに並べて、水面に殻がかぶるくらいの水にしないと、しじみが呼吸できず、砂が残る事があります。1%で砂抜きする時は『ボウルより、金属トレイ』で平たく並べると失敗しません

【砂抜き】しじみの砂抜き時間は何分?塩の量と短時間!時短のお湯de砂出しを解説!

【しじみ:砂抜きのやり方】

【1】容器:ザル、網目を敷く

金属バット(トレイ):しじみが重ならないように並べる

ボウルの場合はザル、バットの場合は小さめの網があると、しじみを水面すれすれに並べやすく、呼吸がしやすい状態になります

ザルや網なしでも構いませんが、ない時は『重ねず貝が開きやすい』ように、水面すれすれにしましょう

【2】しじみ:重ならないように並べる

【3】しじみ:水面をすれすれにする

しじみの砂抜きとは、しじみが呼吸をする時に砂を一緒に吐きだす仕組みです。しじみが砂出ししやすいように、塩水は水面すれすれ、しじみが大気中の酸素を吸いやすいようにしましょう

また、重ねて並べると『上のしじみが、出した砂を下のしじみが吸い込む』という砂抜きが失敗する負のスパイラルに陥ります。しじみを積まず、重ならないように水平に並べましょう

【4】容器:蓋をする

上記の【4】の箇所は、冷蔵庫で砂抜きする時の限定の項目になります。タッパーのように蓋がある容器以外は『アルミホイル』をかぶせて光を遮断しましょう

暗い場所の方が、しじみは砂を吐き出しやすく、アルミホイルが蓋として活用できます

【5】砂抜き時間:3~4時間

【6】ザル:しじみをあげる

【7】しじみ:殻の汚れを取る

しじみをザルごとあげて、殻と殻をこすり合わせて汚れを落とします

上記の【1】~【7】が、しじみの砂抜きの方法になります

さて、ここまでに、しじみの基本の砂抜きのやり方を説明しました。簡潔に言えば、500mlの水に『小さじ1/3の塩の量』を入れて、4時間以内で砂抜きが完了します

しかし、時間がなく、しじみの砂抜きを短時間でやりたい時がありますよね。次は、しじみの砂抜きの時間の方法を紹介します

【短時間】しじみの砂抜きの時短は『お湯』を使った方法で可能!

しじみの砂抜きは、常温3~4時間が目安だと説明しました。砂抜き時間を短縮する!時短のしじみの砂抜き方法が、お湯を使った50度洗いになります。お湯を使った砂抜き方法なら、時間短縮となり合計10分あれば砂抜きが可能です

ただし、お湯を使った『しじみの砂抜き』は短時間でできるけど、食べた時の味がモヤモヤっとした感じになりやすく、常温の砂抜きと比較すると、品質が落ちた感が半端ないです

【時短の砂抜き:しじみの50度洗い】

【1】しじみ:50度のお湯につける

10秒もすると、しじみの水管が開き砂出しを始めます。貝殻が開かない!ちゃんと砂抜きができているか心配な方は『温度が50度以下』である事を確認しましょう

簡潔に結論を言うと、50度以上の温度だと、しじみが死んでしまいます。お亡くなりになられたら、当然、呼吸をしません

【2】しじみ:5分待つ

5分お湯につけて、しじみを放置すると、水が砂で汚れています。1度でだいたい砂抜きでいますが、心配な方は『水』と交換し、しばらくしてから、もう5分。50度のお湯につけましょう

【3】しじみ:冷水で洗う

殻と殻をこすり合わせて汚れを落とします。貝殻の部分の『ぬるぬる』や『汚れ』が取れたら砂抜きが完了になります

【一晩の砂抜き】しじみを潮干狩りで持ち帰ったら?砂抜きは一晩も必要?

潮干狩りで持ち帰ったしじみは、一晩の間も砂抜きする必要はありません。一晩、しじみを砂抜きすると旨味成分が逃げて、美味しくなくなります

潮干狩りで持ち帰ったしじみは、一晩、バケツに入れて砂抜きするのが昔からの定番でしたが、しじみは、20~25度の水温で生活しており、砂出しに必要な時間は常温で4時間以内になります

一晩の砂抜き不向き
砂抜き時間4時間以内
砂抜き温度常温:25度以下
砂抜き場所冷暗所
潮干狩りの『しじみ』の砂抜き方法

潮干狩りでとってきた『しじみ』の砂抜き方法を上記にまとめました

しじみの潮干狩りの時期は、3月後半から10月頃までの温かい時期です。潮干狩りのシジミは、夏用の『しじみの砂抜き時間』である3~4時間がベストタイミングになります

しじみの砂抜き時間は4時間以内が目安と言われても、つい忘れていたり、潮干狩りの疲れで家に帰ってきたら寝てしまった。起きたら朝だったという事がありますよね

次は、砂抜きしすぎた潮干狩りのシジミは食べる事ができるのか。一晩砂抜きすると、死んでいしまわないかと心配になった方向けに、砂抜きしすぎの潮干狩りのシジミを説明します

しじみを砂抜きしすぎるとどうなる?一晩の砂抜きすると?

長時間、しじみを砂抜きしすぎるとどうなるのか。しじみが死んでしまい鮮度が落ちてしまうのか。

結論を述べると、一晩程度で、しじみは死にませんが、水道水で作った塩水は酸素不足になりやすく、鮮度が落ち、元気がなくなってしまいます。夏なら4時間以上をつけていると、どんどん、旨味成分がなくなっていきます

【砂抜き後】しじみを砂抜きした後の保存方法は?冷蔵・冷凍保存できる?

しじみを砂抜きしたあと、しじみは冷蔵庫より冷凍保存が適切です。砂抜き後のしじみは冷凍保存で3週間が日持ち目安になります

砂出し、砂抜きをした『しじみ』を冷凍すると旨味がアップして、美味しくなります。砂出しして、余ったシジミは冷凍保存がおすすめの保存方法になります

砂抜き後賞味期限と日持ち目安
冷蔵庫保管数日(不向き)
冷凍保存3週間
【砂抜き後】しじみの保存方法と賞味期限

冷蔵庫の保管は数日できますが、それでは、冷蔵庫で、しじみを飼っているようなものです。砂抜き後は水気をよく切って、ジップロック袋に入れて冷凍保存しましょう

【砂抜き】しじみの砂抜き時間は何分?塩の量と短時間!時短のお湯de砂出しを解説!

今回は、しじみは砂抜きが必要なのか。一晩と長い時間を使わずに、しじみを短時間で時短の砂抜き方法を説明しました。

砂抜きと言えば、海と同じ塩分濃度の3~4%が良いとされますが、日本のしじみの多くは『0.3~0.5%』の塩分濃度の地域で生息しています

しじみの砂出しは、同じ生活環境にするのがベストな方法ですが、砂出しを試して比較すると、塩分濃度は1%が一番、美味しいと感じました。

お湯を使った時短、短時間の『しじみの砂出し』は、少しだけ、味がモヤっとして食感が悪くなる印象が強かったです。しじみの砂抜きは、500mlの水に『小さじ1の塩、5gの量』の1%の塩分濃度で3~4時間を常温に置いたやり方が、旨味があって最もおすすめな方法になります

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