シロナガスクジラの平均寿命!死んだシロナガスクジラ⇒死ぬとどうなる?←事例は?

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シロナガスクジラの平均寿命!死んだシロナガスクジラ⇒死ぬとどうなる?←事例は? 学ぶ
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シロナガスクジラは、体長が20mを越え中には30mクラスの大きさの個体が発見されています

シロナガスクジラといったビックサイズ!こういった生き物は長生きする傾向があり、シロナガスクジラは何歳くらい生きるの?死んじゃった場合、どうなるの?と寿命年数やその後が気になりますよね

今回は、シロナガスクジラ。世界最大の生き物の1つと呼ばれるシロナガスクジラについて徹底調査。知りたいシロナガスクジラの事がいっぱいでお届けしますね

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シロナガスクジラの一生と平均寿命は?何歳まで生きる?

寿命
シロナガスクジラ90~110年
メスオスより長いが定説
シロナガスクジラの寿命目安

クジラと言った大きな生き物は飼育する事ができず、広い海にいます

正確な情報を確定はできませんが、シロナガスクジラは100歳以上生きる可能性があるとされ、平均寿命は90~110年ほどとされています

最高年齢全長・体長
シロナガスクジラ110年説
(骨格標本)
24m~27m
ホッキョククジラ211歳説18m~24m
最高寿命の比較

シロナガスクジラの最高年齢は110歳とされますが、シロナガスクジラより小さな体のホッキョククジラで211年という説がありまずが、根拠は不明確です。

110歳説も過去にある標本からの解析とされますが、実際にはどこに展示があるものかは不明です。しかし、同じ哺乳類であり人間ですら80年以上、110歳の寿命ならありえるお話です

シロナガスクジラのもう少し詳しい生息域や特徴は上のところから気になる方はみてくださいね

シロナガスクジラの最高年齢とギネス記録は?

シロナガスクジラ年齢備考
国内最高年齢不明
ギネス記録なし
シロナガスクジラの最高年齢

シロナガスクジラの最高年齢は、不明な部分があり、国内最高は不明。

シロナガスクジラの長寿に関するギネス登録は特にありませんが、代わりにこんなものがギネスとなっています

ギネス記録年齢備考
シロナガスクジラ心臓の重さ199.5kg
シロナガスクジラ性器の大きさ2.4m
シロナガスクジラのギネス記録

シロナガスクジラは生物の中で最も『重い・大きな心臓を持つ』+『生殖器を持つ』というこの2つがギネス記録では有名です。コレ以外にもたくさんシロナガスクジラのギネスがありますが、面白い情報はこの2だけだと思います

シロナガスクジラが死ぬ⇒骨格標本になった事例は?

シロナガスクジラが死んだときの事例です。ギネス記録にある「シロナガスクジラの心臓の記録」は、カナダの海岸に死骸が9頭、打ち上げされ、そのうち2頭のうちの心臓を計測したものです

心臓標本種類
ロイヤルオンタリオ博物館展示
シロナガスクジラの標本

このシロナガスクジラは解剖⇒心臓標本を作るといった作業があり、現在はカナダのロイヤルオンタリオ博物館に展示されてます

日本でシロナガスクジラが死ぬとどうなる?過去の事例は?

研究目的種類
遺伝子調査北アメリカ系
(遺伝子が近い)
海の汚染調査ポリ塩化ビフェニール
シロナガスクジラ(日本の場合)

シロナガスクジラは、そもそも日本付近⇒絶滅して存在しないと考えられていました

しかし、2018年8月5日に鎌倉市の由比ガ浜に、子供のシロナガスクジラの死骸が海岸に打ちあがりました。このシロナガスクジラが日本初の出来事であり、研究目的で遺伝子調査と海洋汚染の状態の把握のため、解体されました

初の出来事であり、遺伝子検査⇒調査の結果、北アメリカに住むシロナガスクジラの家系と遺伝子情報が近いことが判明。日本付近に今後、シロナガスクジラが発見されるのなら、アメリカ方面から来たという事になります

また、現在では使用されていない「ポリ塩化ビフェニール(1973年に禁止)」が体内から発見され、クジラが母乳を通して、汚染物質が数世代にわたっている事も判明しました

日本の海の汚染状態や今度、汚れた海の環境をどうやって奇麗にしてゆくべきか。こういった内容の検討材料となった。これが日本でわかった事です

シロナガスクジラは死ぬと腐敗して爆発する

シロナガスクジラだけではありませんが、体長が10m級の大きさのクジラは、放置すると腐敗をします。クジラの肉は脂肪層が厚く、死んでしまった後⇒体の体内にメタンガスがたまり、触ったり傷つけたりすると爆発⇒破裂します

2014年のカナダ。人口600人の小さな港町に死んだシロナガスクジラが打ち上げられた時は、海岸付近に強烈な異臭を放ち、爆発の恐れが大変、懸念されていました

死んだシロナガスクジラどうなる?
死骸腐敗臭が発生
解体作業をする
移動させる
爆発、破裂する
シロナガスクジラの爆発

シロナガスクジラが死に、ガスがたまった状態は「ガス抜き」が必要であり、ガスを抜かずに解体作業をする⇒刃物を使う、ノコギリを使う。こんな行動をすると中から『内臓が飛び出す⇒爆発する』と、破裂に近いことがおきます

シロナガスクジラではありませんが、同様サイズのクジラを例にすると、スコットランドのフェロー諸島に死んだクジラが漂着⇒ノコギリで解体を始めたら破裂した。人が大けがをする威力があります

こういった事例があり、また、海外ではクジラが漂着した際に「爆破物で処分」とダイナマイトを使って葬ることもあります。実際に1970年のアメリカ、オレゴン州に打ち上げられたコククジラは、500kgのダイナマイトで処分されています

クジラが海で死ぬとどうなる?

クジラが海で死ぬとどうなるのか。過去に面白い研究をした学者がいます。実験と検証をした結果、クジラが海で死ぬ⇒沈むと新しい生態系を作るという内容でした

死後結果
1年後サメ、シャチのエサになる
2、3年後小魚のエサになる
30~50年後骨がバクテリアのエサになる
その期間新しい生態系ができる
クジラが海で死んだ場合

初めの1年の間は、サメやシャチのエサになり、その後、小魚たちが残ったクジラの肉を食べます

それでも骨につく肉を、端脚類の生き物が食べつくし、最後は骨だけになります

しかし、話はココで終わらず、無脊椎動物とバクテリアが骨にある栄養を吸いつくし、エサとします。海の中で生き物が繁殖すると別の生き物がよって来たり、新たな生物が生まれます

実際に、バクテリアを食べる生き物がその地域に住むようになり、今まで生息地としなかった『貝』がクジラの骨の周りに住み着いた。おおよそ180種類の生き物が、クジラをエサにしていた!こんな内容の研究です

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