簡単に、はまぐりのお吸い物を作りたい方向けに、白だしを使ったレシピを紹介します…
ヤマキの割烹白だしやキッコーマンの香り白だし、ヒガシマルの京風割烹の白だしの有名な商品で作るレシピと、だいたいどんな白だしでも、この分量で作ると美味しいよ!という黄金比率の割合を説明します
どれも、蛤を砂抜きして、ハマグリがパカっとするまでで煮る!最後に、白だしを入れて出来上がりの簡単なレシピになります
【白だし】はまぐりのお吸い物の簡単レシピ!白だしの蛤の潮汁の作り方を紹介!
白だしから、はまぐりのお吸い物を作る簡単レシピとは、水と白だしを20:1の割合が黄金比率で失敗がない味になります
例えば、3人分の分量なら、はまぐり1~2個に、水が600cc、白だしが30ccになります。
家族分に作りやすいように、2人分、3~4人分のレシピを下記に早見表にしました。はまぐりの数は、1人分は小さめ3個、大きめは1~2個くらいがお吸い物に適量になります
材料 | 1人分 | 2人分 | 3人分 | 4人分 |
はまぐり | 1~3個 | 3~6個 | 6~9個 | 9~12個 |
三つ葉 | 5g(2本) | 10g(4本) | 15g(6本) | 20g(6本) |
★白だし | 10cc | 20cc | 30cc | 40cc |
☆水 | 200cc | 400cc | 600cc | 800cc |
※砂抜き後のハマグリをお使いの方は【1】の工程を省いて作ることができます
【1】はまぐり:砂出しをする
はまぐりの砂抜き:水1000mlに塩を『大さじ2』を入れ、5時間以上、長くて一晩が砂抜き時間の目安です。はまぐりの砂抜きは水の量に対して、塩は3%になります。
ハマグリの量が少ない時は、200ccの水に塩6g、500ccなら塩は大さじ1の15gが適量になります
※砂抜き後のハマグリをお使いの方は【1】の工程を省いて作ることができます
※真空パックのハマグリの場合は、下記の作り方と手順になります
【2】はまぐり:水で洗う
はまぐりは、殻をこすり合わせるように洗います
【3】三つ葉:1cmの長さにカットする
三つ葉は根元を切り落として、1cmの長さにカットします
【4】鍋:☆の水とハマグリを中火にかける
【5】鍋:沸騰後に弱火にする
【6】ハマグリの口が開いたら灰汁を取る
【7】★白だしを加える
【8】お椀のよそい三つ葉をのせる
上記の【1】から【8】が、白だしのはまぐりのお吸い物の作り方になります
レシピのポイントは、ハマグリを最初に水と、★白だしを一緒に茹でない事です。ハマグリは茹でると灰汁が発生する為、調味料は『ハマグリの口が開いてから、アクを取った後』に入れましょう
では、次に有名な白だし!ヤマキの割烹白だしやキッコーマンの香り白だし、ヒガシマルの京風割烹の白だしでより美味しく!はまぐりのお吸い物を作る黄金比の分量を紹介します
作り方と手順は、どのメーカーの白だしも【1】から【8】と変わりません。【7】の白だしを入れる箇所で使ってくださいね
【ヤマキ:割烹白だし】はまぐりのお吸い物の簡単レシピ!蛤の潮汁の作り方を紹介!
はまぐりのお吸い物をヤマキの割烹白だしを使う時は、3人分が割烹白だし:60ccと水600ccが黄金比率の割合になります。1~3人分用の蛤の潮汁のレシピ分量が下記になります
材料 | 1人分 | 2人分 | 3人分 | 4人分 |
はまぐり | 1~3個 | 3~6個 | 6~9個 | 9~12個 |
三つ葉 | 5g(2本) | 10g(4本) | 15g(6本) | 20g(6本) |
★割烹白だし | 20cc | 40cc | 60cc | 80cc |
☆水 | 200cc | 400cc | 600cc | 800cc |
ヤマキの割烹白だしとは、うどんや茶碗蒸し、親子丼に使うと美味しい白だしと印象が強いですが、カツオの香りが強く、和食全般に使いやすいです。
はまぐりのお吸い物を割烹白だしで作る時は、10:1の割合が失敗しな簡単なレシピになります
【キッコーマン:香り白だし】はまぐりのお吸い物の簡単レシピ!蛤の潮汁の作り方を紹介!
はまぐりのお吸い物をキッコーマンの香り白だしを使う時は、3人分が香り白だし:60ccと水600ccが黄金比率の割合になります。1~3人分用の蛤の潮汁のレシピ分量が下記になります
材料 | 1人分 | 2人分 | 3人分 | 4人分 |
はまぐり | 1~3個 | 3~6個 | 6~9個 | 9~12個 |
三つ葉 | 5g(2本) | 10g(4本) | 15g(6本) | 20g(6本) |
★香り白だし | 20cc | 40cc | 60cc | 80cc |
☆水 | 200cc | 400cc | 600cc | 800cc |
キッコーマンの香り白だしとは、削りたての鰹節の香りが広がるというのが売りの白だしになります。
はまぐりのお吸い物を香り白だしで簡単に作る時は、水と白だしが10:1の割合になります
【ヒガシマル醤油:京風割烹の白だし】はまぐりのお吸い物の簡単レシピ!蛤の潮汁の作り方を紹介!
はまぐりのお吸い物をヒガシマルの京風割烹の白だしを使う時は、3人分が京風割烹の白だし:75ccと水675ccが黄金比率の割合になります。1~3人分用の蛤の潮汁のレシピ分量が下記になります
材料 | 1人分 | 2人分 | 3人分 | 4人分 |
はまぐり | 1~3個 | 3~6個 | 6~9個 | 9~12個 |
三つ葉 | 5g(2本) | 10g(4本) | 15g(6本) | 20g(6本) |
★京風割烹の白だし | 25cc | 50cc | 75cc | 100cc |
☆水 | 225cc | 450cc | 675cc | 900cc |
京風割烹の白だしとは、ヒガシマル醤油の主力の白だしになります。はまぐりのお吸い物を京風割烹の白だしで簡単に作る時は、水と白だしが9:1の割合になります
白だしを自家製で手作りしたい!白だしの簡単な作り方を紹介!
白だしを切らしてしまった!私は本格的なプロの白だしを簡単に手作りしたいのだ!という方向けに、少量の白だしとストック用の白だしの作り方の作り方を紹介します
白だし汁 | 分量 |
水 | 400cc |
かつお節 (うす削り) | 10g |
昆布 | 10g |
乾燥椎茸 | 2個(約10g) |
★薄口醤油 | 100cc |
★みりん | 100cc |
白だしは、水400cc、かつお節:10g、昆布:10g、乾燥椎茸:2個で手作りする事ができ、分量通りに鍋に入れ、順番に火にかけたら完成です。詳しい作り方は、上記で説明しています
三つ葉以外!蛤のお吸い物のお祝いの具材⇒はまぐりの潮汁に合う具材は?
はまぐりのお吸い物は、三つ葉をちらすのが定番の具材の1つです。春は茹でた菜の花、冬は春菊を具材にすると季節ごとに旬の味を加えることができます
季節 | 具材 |
春 | 菜の花 |
初夏 | ハモ |
夏 | すだち |
冬 | 春菊、つぼみ菜 |
上記に、はまぐりのお吸い物に合う具材のおすすめをまとめました。冬の行事食は春菊が独特の香りがあり、春やひな祭りは菜の花がピッタリ合う食材になります
お祝いのお吸い物とは、メインとなる椀種に添える『つま』と、香りを引き立てる吸い口を組み合わせとします
はまぐりのお吸い物なら椀種がハマグリ、添えるつまに菜の花や春菊がおすすめ具材です
6月~7月の初夏の時期は身がプリプリの鱧(ハモ)が祝い飯の汁汁物によく使われます。さっぱりした味なら、夏は『すだち』が相性が良い食材です
お祝いの具材 | 特徴 |
麩 | 花型なら可愛らしい |
はまぐりのお吸い物ともう一品、お吸い物に合う具材をプラスするなら、花型の麩(ふ)が可愛らしいです。有名なお吸い物の『おめでたい』という商品も同様に、花型の麩(ふ)と一緒に作るといいよ!とメーカーも激推しています!
はまぐりのお吸い物が余ったら?日持ちは?食中毒防止に必ず冷蔵・冷凍保存!
はまぐりのお吸い物が余ったら、どのくらい日持ちするのか。常温では他の汁物と比較して長くもちません。作りすぎた時は、冷蔵庫に保管をして2日以内の消費期限、冷凍保存が2週間の賞味期限になります
保存方法 | 賞味期限 | 備考 |
常温保管 | 当日中 | 再加熱:必要 |
冷蔵庫保管 | 2日以内 | 鍋で再加熱:必要 NG:電子レンジの温め直し |
冷凍保存 | 2週間 | 冷凍用密封袋 ※貝殻を取って保存※ |
はまぐりのお吸い物は、二枚貝を使っています。一般的な食中毒の原因になる菌は75度以上の温度で1分以上の加熱で死滅します
しかし、アサリ、シジミ、ハマグリといった二枚貝はノロウイルスの食中毒が、多いです。ノロウイルスは冷凍で死なず、対処するには『貝の中心部を85℃~90℃で90秒以上の加熱』が推奨されています
結論を言うと、電子レンジの加熱は不向きであり、余ったハマグリのお吸い物を次の日に食べる時は、必ず、鍋で火を通して再加熱をしましょう
さて、今回は、白だしを使った!はまぐりのお吸い物の簡単レシピを紹介しました。
お吸い物に合う白だしと言えば、ヤマキの割烹白だしやキッコーマンの香り白だし、ヒガシマルの京風割烹の白だしが使いやすく有名です。各社それぞれを使った専用の蛤のお吸い物の作り方をお届けしました。良かったら、味比べしてみてくださいね