キャベツの浅漬けは、混ぜるだけで簡単にデキる「浅漬けの素」、もしくは、キャベツの比重に対して2%の塩を使って手作りするなど!
作り方はいくつかありますが、昔ながらの『2日以上の塩漬けをしていない』ため、実は、漬物といっても日持ちしないといった事情があります。
あくまで短時間で!すぐに食べられる漬物ですから、長持ちさせる保存法が重要!そして、美味しいうちに食べきるのが先決です
ココではキャベツを使った浅漬けが夜ご飯で余ってしまった時、平日のおかずに作り置きしたい!そんな時の保存方法と日持ちする目安をしっかり解説します!
キャベツの浅漬けを作りすぎて困った時のアイデア、参考の目安にしてもれると嬉しいです
キャベツの浅漬けの冷蔵庫保管:密封容器の保管+目安は3~4日
キャベツの浅漬けを「作り置き→冷蔵保管」や「大量に作りすぎて余った時」に、手作りだと3~4日は日持ちします。ただし、春・夏・秋・冬といった季節、冷蔵庫のドアの開け閉めの頻度が高いご家庭では、下記の保管期間が目安です
冷蔵保管の目安 | |
ドアの開け閉めが多い | 3日 |
春 | 3~4日 |
夏 | 3日 |
秋 | 3~4日 |
冬 | 4日 |
キャベツの浅漬けは、春・秋の季節は3~4日。気温が低い冬なら4日が目安です。日持ち期間の注意点は夏の期間、特に7~8月は冷蔵3日以内を目途にするのが吉です。
また、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は季節に関係なく3日を目安にするのが正解です。一般家庭の冷蔵庫は温度が少しの時間で下がりやすく、何度も温度が変わるのは保存に望ましくないからです!
キャベツの浅漬けの作り置き→冷蔵保管のやり方:アルコール除菌(キッチン用)
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】キャベツの浅漬けを容器に入れる
具体的な保存容器(タッパー)と、除菌のやり方、保存時の注意点はこちらの項目です
キャベツの浅漬けを冷蔵保管する時は、アルコール除菌が◎なやり方です。また、よく忘れがちなのが「タッパーのフタの裏」、ココまでしっかり除菌します。容器の中に汚れを少なくするのが清潔な管理に大事な事ですので「容器の中が最初」、最後に「フタの表」の順番が正しいです!
キャベツの浅漬けの冷凍保存:空気をよく抜く→2週間から1か月が日持ち目安
キャベツの浅漬けを冷凍保存する時は『ジップ付き保存袋、ジップロックやフリーザーバッグ』が推奨。冷凍保存は空気が少ないほど、長持ちします。目安としては「キャベツの浅漬けの冷凍保存:空気なし→1ヵ月、空気有→2週間以内」です
キャベツの浅漬け | 冷凍保管の目安 |
保存方法 | ジップ付き保存袋 |
空気:有 | 2週間 |
空気:無 | 1ヵ月 |
ジップロックの空気抜きが苦手な方は、ペチャンコになるポンプが100均で売っています。高性能な専用のタイプは少しお高いですが、ポンプでも十分に空気抜きできます
ココまでに、キャベツの浅漬けの冷蔵庫、冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。次は、野菜のキャベツはそもそも、調理前の状態でどのくらい日持ちするの?食通毒の事例は?作ってから時間がたってしまった!など、常温放置してしまった時の時間、部屋の温度の目安です
キャベツの保存法!常備菜の保存方法と保管期間を徹底比較!
キャベツ | 常温 | 冷蔵 | 冷凍 |
まるごと1玉 | 3~4日 | 1週間 | 2週間~1ヵ月 |
カット済み | 翌日まで | 4~7日 | 2週間~1ヵ月 |
千切りキャベツ | 当日中 | 3日以内 | 2週間~1ヵ月 |
キャベツは5~25度が育つ栽培温度の野菜であり、逆に言うと5度以下から成長が止まる=保存した時に傷みにくい温度です。保管に適したベストな温度は「0~5度」の野菜室より低めの冷蔵庫の温度の野菜がキャベツだよ!と覚えておくと役に立ちます^^
作り置き用や余った時は、すでに調理済みです。調理前の状態でどのくらい日持ちするか、ココが若手いたらある程度、安心できますよね。
早見表・一覧にしましたので、1つの目安として参考にしてくださいね
キャベツの浅漬けの常温放置:目安となる時間は?基本はNG→冷蔵庫保管が推奨!
先ほどの一覧でカット済みキャベツほど、日持ちが短いと伝わったかと思います。シンプルな考え方をすると「5度以上の温度」から、キャベツは傷み始める。ココが話のポイントの1つです
キャベツの浅漬け | 常温の目安 |
保存方法 | 密封必須 |
温度 | 20度以下 |
密封:無 | 3時間以内 |
密封:有 | 4~6時間 |
一般の冷蔵庫の温度は2~6度前後での設定になっていますが、キャベツは、細かくカットされた千切りキャベツになると、冷蔵庫で3日以内です。
常温の場合は20度以下の部屋の温度、空気にふれない状態で「4~6時間」が限度。ラップかけを忘れてしまった時は、3時間以内→カピカピしていたりしたら、もっと短い時間でダメだと判断するのがベストです
- 夏の時期:キャベツの浅漬けの常温放置は?
- 部屋の温度:20度以上の温度は危険
作ってから、常温で放置してしまった!特に夏場の常温放置は完全にNGです
夏以外の春、秋、冬といった時期は大きな問題は起こりにくいですが、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると話は別。
菌が大繁殖を起こすのは28度付近や40~45度と種類によりますが、おおまかに言っても「25度以上からは、1時間程度」、高温になると「10~15分で菌が発芽=生まれる」→根本的に1時間以上の放置は危険がある!と考えるべきです
こういった菌の事情がある以上、夏場は家族が帰宅する時間だからと思わずに「お皿にラップ→冷蔵庫」と保管場所を常温から避けるべきです
キャベツの浅漬けの食通毒事例は「家庭より施設」の方が多い
キャベツだけではありませんが、浅漬けの放置から起きる食中毒事件は、家庭より保育園・老後施設といった栄養士がいる環境の方が多いです
すっごくココ!なんで栄養士いるのに?と、不思議に思うと思いますが、浅漬けとはキャベツを本来の漬け物の作り方である「2~3日:塩漬けする」という工程を省き、すぐに食べることができる浅漬けの素を使う事が多いという点。
また、大人数の浅漬け以外に、施設では他のメニューもあり「常温で3時間以上、放置してしまった」、このようなパターンで食中毒が毎年、必ず「6月後半から7~8月」の温度の高い日に起きています
食中毒が発生する原因は「暑い時期の常温放置」が原因ですから、ご家庭で作った時は『短時間でも、冷蔵庫保管をする』と、ココに注意したら手作りでも、大きなトラブルになる事は少ないと考えて良いと思います
作り置き用のキャベツの浅漬けのレシピを教えて!
さて、今回はキャベツの浅漬けの作り置きや夕飯で余ってしまった時の保存方法と日持ち目安を説明しました
キャベツの浅漬けの作り方が分からない!塩と昆布でシンプルに自分で作りたいなど!浅漬けの素を使わずに浅漬けを作る時の合わせ調味料の黄金比をコチラで紹介します
よかったらキャベツで浅漬けを作ってみてくださいね