人参しりしりとは、沖縄の郷土料理で作り置きデキる+卵と人参を炒めるだけで簡単!とご家庭で靴ることが多くなった副菜メニューです
人参しりしりが夜ご飯で余ってしまった時、平日のおかずに作り置きしたい!そんな時の保存方法と日持ちする目安をしっかり解説します!
人参しりしりの「炒り卵」と「人参の炒め物」の保存期間は?
人参しりしり | 冷凍保管の目安 |
炒り卵 | 3日以内 |
炒めた人参 | 4~5日 |
人参しりしりは冷蔵で何日もつの?と思った方、しりしりの場合は人参の炒め物ではなく、炒り卵の消費期限と保存方法を目安にする方が、安全です
炒めた人参は冷蔵庫で4~5日と日持ちしますが、炒り卵は「3日以内」が目安です。つまり、人参しりしりは冷蔵保管3日とするのがベスト。作り置きや余った時は3日以内です
人参しりしりの冷蔵庫保管⇒作り置きの日持ちは?
人参しりしりを「作り置き→冷蔵保管」や「大量に作りすぎて余った時」に、手作りだと3日は日持ちします。ただし、春・夏・秋・冬といった季節、冷蔵庫のドアの開け閉めの頻度が高いご家庭では、下記の保管期間が目安です
冷蔵保管の目安 | |
ドアの開け閉めが多い | 3日(早め推奨) |
春 | 3日 |
夏 | 3日(早め推奨) |
秋 | 3日 |
冬 | 3日 |
人参しりしりは、春・秋の季節は3日。夏の期間も同様の3日ですが、炒り卵を使った料理は、期限があっても早く食べきるのが基本。味の劣化やパサパサする事が多いので、長くても2日いないの方がよいかと思います
また、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は季節に関係なく、短めの保管期間を目安にするのが正解です。一般家庭の冷蔵庫は温度が少しの時間で下がりやすく、何度も温度が変わるのは保存に望ましくないからです!
人参しりしりの作り置き→冷蔵保管のやり方:アルコール除菌(キッチン用)
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】粗熱の冷めた人参しりしりを容器に入れる
具体的な保存容器(タッパー)と、除菌のやり方、保存時の注意点はこちらの項目です
人参しりしりを冷蔵保管する時は、アルコール除菌が◎なやり方です。また、よく忘れがちなのが「タッパーのフタの裏」、ココまでしっかり除菌します。容器の中に汚れを少なくするのが清潔な管理に大事な事ですので「容器の中が最初」、最後に「フタの表」の順番が正しいです
作り置きの人参しりしりは「よく炒める=水分を飛ばす」
人参しりしりは、人参を調味料と一緒に炒めた後に「溶き卵」を絡めて炒める作り方です
食材の卵は生焼けや半生の状態では、傷む原因になりがち。人参しりしりを作り置きするときは「水分をよく飛ばす=しっかり炒める」といった工夫が必要です
作り置き、残った人参しりしりのどちらも「粗熱が冷めてから→タッパー保管」、熱があると水分が発生し、食材を傷める原因になるので!ココも大事なポイントです
人参しりしりの冷凍保存:空気をよく抜く→2週間から1か月が日持ち目安
人参しりしりを冷凍保存する時は『ジップ付き保存袋、ジップロックやフリーザーバッグ』が推奨。冷凍保存は空気が少ないほど、長持ちします。目安としては「人参しりしりの冷凍保存:空気なし→1ヵ月、空気有→2週間以内」です
人参しりしり | 冷凍保管の目安 |
保存方法 | ジップ付き保存袋 |
空気:有 | 2週間 |
空気:無 | 1ヵ月 |
ジップロックの空気抜きが苦手な方は、ペチャンコになるポンプが100均で売っています。高性能な専用のタイプは少しお高いですが、ポンプでも十分に空気抜きできます
人参しりしりは冷凍すると、作った時と比べると味は落ちます。そのため、人参しりしりの冷凍は「冷凍人参→解凍→時短料理として作る」という方が、賢い保存法とおいしく食べるコツです
ココまでに、人参しりしりの冷蔵庫、冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。
次は、人参はそもそも、調理前の状態でどのくらい日持ちするの?作ってから時間がたってしまった!常温放置してしまった時の時間、部屋の温度の目安です
人参の保存法!常備菜の保存方法と保管期間を徹底比較!
人参 | 常温 | 冷蔵 | 冷凍 |
1本まるごと | 3~4日 | 1週間 | 2週間~1ヵ月 |
カット済み | 冷蔵推奨 | 4~5日 | 2週間~1ヵ月 |
人参は15~20度が育つ栽培温度の野菜であり、保管に適したベストな温度は「0~5度」です。逆に言うと5度以下から成長が止まる=保存した時に傷みにくい温度と覚えておくと役に立ちます
作り置き用や余った時は、すでに調理済みです。調理前の状態でどのくらい日持ちするか、ココが分かっていたらある程度、安心できますよね。カット済の人参は冷蔵・冷凍可、切った後は切り口から傷みますので、冷蔵・野菜室保管がベスト。冷蔵なら4~5日、冷凍は2週間から1か月が目安です
早見表・一覧にしましたので、1つの目安として参考にしてくださいね
人参しりしりの常温放置:目安となる時間は?基本はNG→冷蔵庫保管が推奨!
先ほどの一覧でカット済み人参ほど、切り口が痛みやすく日持ちが短いと説明しました。シンプルな考え方をすると「5度以上の温度」から、人参は傷み始める。ココが話のポイントの1つです
人参しりしり | 常温の目安 |
保存方法 | 密封必須 |
温度 | 20度以下 |
密封:無 | 3時間以内 |
密封:有 | 4~6時間 |
一般の冷蔵庫の温度は2~6度前後での設定になっていますが、常温放置は話が別です
特に人参しりしりは「炒った卵」+「人参の炒め物」と、心配な材料がありますよね
常温の場合は20度以下の部屋の温度、空気にふれない状態で「4~6時間」が限度。ラップかけを忘れてしまった時は、3時間以内→カピカピしていたりしたら、もっと短い時間でダメだと判断するのがベストです
- 夏の時期:人参しりしりの常温放置は?
- 部屋の温度:20度以上の温度は危険
作ってから、常温で放置してしまった!特に夏場の常温放置は完全にNGです
夏以外の春、秋、冬といった時期は大きな問題は起こりにくいですが、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると話は別。
菌が大繁殖を起こすのは28度付近や40~45度と種類によりますが、おおまかに言っても「25度以上からは、1時間程度」、高温になると「10~15分で菌が発芽=生まれる」→根本的に1時間以上の放置は危険がある!と考えるべきです
こういった菌の事情がある以上、夏場は家族が帰宅する時間だからと思わずに「お皿にラップ→冷蔵庫」と保管場所を常温から避けるべきです