デニムとは何?ジーンズとジーパンの違いと差は生地・発祥と由来が違う!

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デニムとは何?ジーンズとジーパンの違いと差は生地・発祥が違う! 学ぶ
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デニムとジーンズ、ジーパンどれも一緒のモノに思えますが、この3つファッション・アパレル用語には『意味している種類、発祥の由来、語源』に明確な違いがあります

普通に生活していたら、困らないことですが、年代によっても呼び方も違い、実際デニムとジーンズ、ジーパンのどれが正しいの?と疑問に思った時は、この説明を参考にしてくださいね

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デニムとは何?デニムとジーンズの違いは生地とズボン

デニムとは、縦糸をインディゴ染料(藍の青色)を使った綾織の生地の事です。ジーンズはデニム生地を使ったパンツ、ズボンと完成された商品とココに違いがあります。要するに「デニム=生地」、「ジーンズ=ズボン、パンツ」が大きな違いです

デニムとジーンズの違いとは?生地とパンツ+言葉の語源・由来を徹底解説
  • デニムの発祥地:フランス
  • デニムの意味:ニーム産(Serge de Nîmes)

デニムの言葉の発祥の国はフランス。フランスのニーム産(Serge de Nîmes:セルジュ・ドゥ・ニームの意味)が、言葉の由来です。ニームはフランス南部にあり、古代ローマ時代からある都市です

のちにデニム生地はアメリカにもわたりますが、フランス語のニーム(de Nîmes)を英語で「ドゥ・ニーム→デニム→Denim」となったのがデニムの言葉の語源です

ジーンズとは何?ジーンズの発祥・語源の由来はイタリア人

ジーンズの言葉の発祥の国はイタリア。イタリア北西部にある貿易都市のジェノバ(Genova)であり、海外との貿易や交流があり、当時のデニムパンツをはいたイタリア人を「Genoese(ジェイノーズ)」と発音していたのがジーンズの言葉の語源です

ジーンズとデニムの違いとは?言葉の語源・由来を徹底解説
  • ジーンズの発祥地:イタリア
  • ジーンズの意味:ジェノバの人たち(Genoese)

デニム生地のパンツの発祥の地はフランスですが、言葉の語源と由来的には発祥はイタリア、世の中に広まった切欠はアメリカ人と認識して問題ないです

都市名のジェノバは「Genova」と書きますが、「Genoese(ジェイノーズ)、もしくはフランス語のGêne(ジェーヌ)→Jeans(ジーンズ)」と英語ではこうなります。英語では人々を表すのに、たとえばJapanese=日本人と「ese」とすることがあり、ココが省略されて「S」だけになった説と、Jeansの「S」は履物の複数形という説があります

たとえば、靴下(Socks)や靴(Shoes)、パンツ(pants)のような履物はSが始めから付き、複数形です。どちらが正式であるかは、判別つきませんが、どらともいえる内容です

ジーパンとは何?ジーンズの発祥・語源の由来はG.I(アメリカの軍人)

デニムとジーパンの違いとは?言葉の語源・由来を徹底解説
  • ジーパンの語源:G.IのG説
  • ジーンズの意味:アメリカの軍人がはいてるパンツ

ジーパンとは、和製英語で戦後日本にアメリカから輸入されてきた時に、アメリカで使われていた「ジーンズ」の名前が広まっていきます。デニムと言う言葉は日本にあっても、一般的に使われるようになったのは、もっと後の話です

ジーパンは「ジーンズ+パンツ」という説と、アメリカの軍人(G.I)がはいていたため『Gパン』と呼んだと2つの説があります

ジーパンとジージャンは外国で通じない言葉!
  • ジーパンは外国で通じない言葉
  • × ジーパン
  • × Gジャン

ジーパンは日本独特の和製英語ですので、外国にいった時は通じません。

ちなみにデニム生地のジャケットをGジャンという事がありますが、コチラも通じず、デニムジャケットが正しいです

さて今回は、デニムとジーンズ、ジーパンの違いについて解説しました。ざっくり簡単に言うと「デニムは生地の事」、「ジーンズはデニム生地のパンツ、ズボンのこと」、「ジーパンは日本独特の和製英語と思っていただければ、わかりやすいと思います

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