ごまめの日持ちと常温・冷蔵庫・冷凍保存の仕方⇒カタクチイワシの賞味期限

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ごまめの日持ちと常温・冷蔵庫・冷凍保存の仕方⇒カタクチイワシの賞味期限 ご飯
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ごまめとは、関西のお節の一品であり、カタクチイワシ、いりこを砂糖、醤油、みりんで炒った料理です。

おせちは長持ちするメニューが多いと聞くけど、ごまめがどのくらいもつのか。作ってから次の日や翌日まで常温で保管してもいいのかと日持ちと保存方法が気になりますよね

今回は、ごまめを年末や大晦日に作り置きして冷蔵庫保管、お正月を過ぎても食べたい方向けに冷凍保存の仕方と常温の賞味期限など。おせち料理のごまめの保管目安を詳しく説明します

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カタクチイワシの賞味期限は何日くらい?開封済みは?

ごまめは材料に乾燥した煮干し、主にカタクチイワシが使われます。カタクチイワシの賞味期限は3~6カ月の商品と、3ヵ月というようにメーカーによって多少の日持ちの違いがあります

意外と知られていないのが、乾燥カタクチイワシは開封後に、実は冷蔵庫に保管することを生産者やメーカーが推奨しています

カタクチイワシの賞味期限⇒未開封が6カ月以内、開封後は冷蔵保管1ヵ月が保存の目安
カタクチイワシ保存目安
未開封3か月以内
3~6カ月の商品:有
開封後1か月以内
(実は冷蔵庫保管が推奨)
カタクチイワシの賞味期限

開封後のカタクチイワシは常温で保管しがちだけど、冷蔵庫の保管の方が品質が維持しやすいという事です

ごまめの材料のカタクチイワシやイリコは、開封後、パッケージを開けてしまったら1か月以内に使い切りましょう

ごまめの冷蔵庫保管の日持ちはどのくらい?目安は何日?

おせち料理のごまめは、作ってから冷蔵保管ができます。ごまめが空気にふれないようにタッパーに入れて冷蔵庫で7~10日が保存できる日持ち目安です

ごまめの作り置きと冷蔵庫の保管の仕方⇒日持ち目安:7日~10日
ごまめ冷蔵保存
日持ち目安
(お正月)
1月7日頃迄
日持ち目安
(春・秋・冬)
7~10日
日持ち目安
(夏)
5~7日以内
ごまめの日持ち目安(冷蔵庫保管)

ごまめは、長持ちする部類のおせち料理です。ごまめを作ってから冷蔵庫=10度以下の温度なら、1週間から10日と日持ちする期間は長いです

簡単に言うと、大晦日にごまめを手作りしたら冷蔵庫保管で1月7日ごろまで心配することなく保管ができます

ごまめが好きすぎて正月以外に作るとしても、夏の時期の冷蔵庫保管でも5~7日以内と非常に長持ちします

冷蔵保管⇒ごまめを作り置き保管する方法は?

作り置きと夕飯で余った時の保存容器:掃除、アルコール除菌のやり方

【1】手を洗う

【2】乾いた保存容器をアルコール除菌

【3】容器の中→外の順番で除菌する

【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する

【5】粗熱の冷めたごまめを容器に入れる

上記の【1】から【5】が、ごまめを冷蔵庫に保管するやり方です

ごまめは年末や大晦日に作って冷蔵庫で作り置き保管をします

ごまめを冷蔵する時は綺麗な容器を使い冷蔵で保管します。作り置きの容器は、アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプがをつかって除菌をしましょう

容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです

作った後⇒ごまめの粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う⇒清潔なタッパーで冷蔵庫に保管」です

ごまめの冷凍保存の日持ち目安は?保存の仕方と保存期間を解説!

おかずを冷凍保存する方法
冷凍保存空気なし
(ジップロック)
空気あり
(タッパー等)
ごまめ1カ月2週間
ごまめの日持ち目安(冷凍保存)

ごまめは『ジップロック(袋):冷凍保存1カ月』、『タッパー保管:冷凍保存2週間』が日持ちの目安です。

空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、冷凍できる期間が短くなります

ごまめ冷凍
冷凍のワンポイント小分けラップ
平たく薄く並べる
ごまめの日持ち目安(冷凍保存)

解凍して、ごまめを食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です

特にごまめは醤油、砂糖で煮詰めていますので『イワシがくっつきやすい』ので『平たく薄くイワシ』を並べるようにラップ包みをして、ジップロック(袋)で冷凍するのが、おすすめです

冷凍できない具材は?アーモンドやくるみ入りは?

冷凍目安
くるみ1ヵ月可
アーモンド1ヵ月可
冷凍可!ごまめに使う野菜と食材

ごまめを冷凍するときの具材の注意点をまとめました。一般的によく使う「くるみ」や「アーモンド」は一緒に冷凍してOK、解凍後も美味しくいただけます。

冷凍ごまめの解凍方法とは?ごまめの冷凍保存と解凍方法を徹底解説

ごまめ解凍時間美味しさ
常温:自然解凍1時間30分~2時間
冷蔵庫:自然解凍前日の夜に移動
電子レンジ
(600W)
30~40秒
電子レンジ
(500W)
1分
ごまめの解凍方法(冷凍)

冷凍したごまめの解凍方法は3つあります。1つ目が常温の自然解凍、2つ目が「前日→冷蔵庫の自然解凍」であり、3つ目が電子レンジ解凍です。

電子レンジ解凍の時間の目安は600Wであれば1分、500Wは1分30秒で解凍ができますが、急激な熱でイワシがボロボロっと形が崩れることがありますので、できるだけ自然解凍にしましょう。

ごまめに一番、おすすめの解答方法は2つ目の『冷蔵庫で自然解凍』です

ごまめ目安
解凍後冷蔵:5~7日以内
解凍後のごまめと冷蔵保管

ごまめは冷蔵庫内で約8~12時間程度で自然解凍でき、解凍後は冷蔵庫の中で「解凍後:5~7日以内」なら食べても大丈夫です

長期保存とお弁当用⇒ごまめの冷凍保存のやり方は?

おせち料理のごまめをお正月以降にも食べたい方は、お弁当用に「おかずカップ」で小分けして冷凍保存するのが、おすすめです

冷凍したごまめは、常温⇒1時間30~2時間で自然解凍されます。ごまめをお弁当に使うときは「おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があり、どちらか選んでおかずに活用ができます

作り置き用の冷凍おかず:お弁当に使うカップ

夏は冷凍のままの方が、保冷効果が期待できる→お昼にはちょうど解凍されているという状態です。

夏以外の春、秋、冬は冷凍した「ごまめ」を朝レンジで解凍し、一度、温めてからお弁当のおかずに。春・秋の季節は、保冷剤を忘れないようにしましょう

おせち料理⇒ごまめの常温放置は危険?常温で日持ちする目安となる時間は?

ごまめは、おせち料理であり、長持ちする調味料や長期保存を目的とした作り方になっています。作る時期が年末の12月の為、常温だとしても真夏よりは安全ですよね

しかし、それでも常温で空気に触れる環境は望ましくなく、おせち料理と言えども、ごまめは「直射日光にあたらない場所」や「10度以下の涼しい場所」でなければ、常温で保管するのは望ましくないです

常温春・秋
ごまめ
ラップ無し
当日当日半日程度
密封:ラップ有2~3日以内2~3日以内翌日まで
ごまめの日持ち目安(常温)

スーパーで購入したお惣菜のごまめを含め、手作りのごまめは「ラップ包みなし⇒当日中」、「ラップ包む有(空気に触れない工夫:有)で2~3日」が1つの目途です

ラップなしや空気にふれる状態では、おせち料理と言っても長く持たず、作手からはタッパー等に入れ一旦、冷蔵庫に保管するのがおすすめです

ごまめ常温の危険度
6月~中:★★★
大:★★★★
ごまめと夏の常温放置

ごまめは冬に手作りする事が多く、部屋の温度に気にする必要がありますが

ごまめが大好きで正月以外にも作るよ!という方は、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節の常温保管は気を付けてくださいね

ごまめは一度、材料のカタクチイワシを炒る⇒加熱⇒砂糖や醤油で煮込むといった料理方法であり、食中毒の恐れがある主な菌は75度以上1分の加熱で死滅していますが、夏場のごまめの常温は当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。

菌が大繁殖を起こす28度と言われますが、25度以上からは、1時間程度。高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、温度の高い場所、部屋は3時間でもかなり危ないラインだと考えましょう

ごまめの賞味期限や保存方法以外⇒おせち料理の豆知識・雑学は?

正月のおせち料理メニュー!人気レシピから話題のお取り寄せ+由来・起源も徹底紹介

ご紹介したおせち料理のごまめ以外!おせち料理に大活躍の人気レシピ、昆布巻きや伊達巻、紅白なますなど!手作りおせちの作り置きの日持ちが心配な方向けに、お節料理に役立つ知恵袋を上記でたっぷり紹介中です

さて、今回は、おせち料理のごまめを年末や前日から手作りして作り置き、保管する時の保存の仕方と常温・冷蔵庫の保管の日持ち目安、冷凍保存の消費期限を説明しました

ごまめとは、漢字で五万米(ゴマメ)と書き、米、麦、粟あわ、豆、黍きび(稗ひえ)の五穀豊穣を願うという意味があります

昔は田畑に、ごまめの材料であるカタクチイワシが肥料として使われ、お米がたくさん実るようになったというのが、歴史的な起源です。特に江戸では「江戸っ子はイワシといった小魚は貧乏人が食べるものだ」と風潮が過去にあったようで、イワシの子供のカタクチイワシが肥料として使われる経緯があったのかもしれませんね

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