田作りと手作りおせちの日持ち!常温・冷蔵庫の作り置きと冷凍保存の賞味期限

田作りと手作りおせちの日持ち!常温・冷蔵庫の作り置きと冷凍保存の賞味期限 ご飯
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田作りとは、漢字で田を作ると書き五穀豊穣を願って正月に食べられるおせち料理の1つです。おせちは長持ちするメニューが多いと聞くけど、田作りがどのくらいもつのか

田作りは作ってから次の日や翌日まで常温で保管してもいいのかと日持ちと保存方法が気になりますよね。

今回は、田作りを年末や大晦日に作り置きして冷蔵庫保管、お正月を過ぎても食べたい方向けに冷凍保存の仕方と常温の賞味期限など。田作りのおせち料理の保管目安を詳しく説明します。

なぜ?田作りは長持ちすると言われるの?次の日・翌日は大丈夫?

田作りは材料に砂糖、醤油、みりん、酒といった防腐効果が期待される調味料が使われているだけでなく、わずか、50gの田作りの量に、砂糖は50g以上濃口醤油がかなりふんだんに使われています

また、田作りの魚は乾燥したイワシの子供(カタクチイワシ)が使われており、そもそも長持ちしやすい食材が使われています

普通の晩御飯用の作り置きと違って、おせち料理は『ご飯を作る人が正月にお休みできることを目的』として昔から食べられているというのが歴史的な経緯です

生もの⇒刺身を使ったマリネや酢漬けは夕飯の作り置き同様に3日以内のおせち料理ががありますが、根本的に10度以下の温度なら、日持ちするのがおせち料理の特徴です

田作りの冷蔵庫保管の日持ちはどのくらい?目安は何日?

おせち料理の田作りは冷蔵保管ができます。田作りが空気にふれないようにタッパーに入れて冷蔵庫で7~10日が保存できる日持ち目安です。

田作りの冷蔵庫の保存と日持ち期間:7~10日が賞味期限の目安
冷蔵保存日持ち目安
(お正月)
日持ち目安
(春・秋・冬)
日持ち目安
(夏)
田作り1月7日頃迄7~10日5~7日以内
田作りの日持ち目安(冷蔵庫保管)

田作りは、長持ちする部類のおせち料理です。田作りを作ってから冷蔵庫=10度以下の温度なら、1週間から10日と日持ちする期間は長いです

簡単に言うと、大晦日に田作りを手作りしたら冷蔵庫保管で1月7日ごろまで心配することなく保管ができます

田作りが好きすぎて正月以外に作るとしても、夏の時期の冷蔵庫保管でも5~7日以内と非常に長持ちします

正月までの作り置き⇒田作りを保存容器で保管するやり方は?

作り置きと夕飯で余った時の保存容器:掃除、アルコール除菌のやり方

【1】手を洗う

【2】乾いた保存容器をアルコール除菌

【3】容器の中→外の順番で除菌する

【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する

【5】粗熱の冷めた田作りを容器に入れる

田作りは年末や大晦日に作って冷蔵庫で作り置き保管をします

田作りを冷蔵する時は綺麗な容器を使い冷蔵で保管します。作り置きの容器は、アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプがをつかって除菌をしましょう

容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです

作った後⇒田作りの粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う⇒清潔なタッパーで冷蔵庫に保管」です

田作りの冷凍保存の日持ち目安は?保存の仕方と保存期間を解説!

おかずを冷凍保存する方法
冷凍保存空気なし
(ジップロック)
空気あり
(タッパー等)
田作り1カ月2週間
田作りの日持ち目安(冷凍保存)

田作りは『ジップロック(袋):冷凍保存1カ月』、『タッパー保管:冷凍保存2週間』が日持ちの目安です。

空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、冷凍できる期間が短くなります

田作り冷凍
冷凍のワンポイント小分けラップ
平たく薄く並べる
田作りの日持ち目安(冷凍保存)

解凍して田作りを食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です

特に田作りは醤油、砂糖で煮詰めていますので『イワシがくっつきやすい』ので『平たく薄くイワシ』を並べるようにラップ包みをして、ジップロック(袋)で冷凍するのが、おすすめです

冷凍できない具材は?田作りの冷凍NGは?

冷凍目安
くるみ1ヵ月可
ナッツ類1ヵ月可
冷凍可!田作りに使う野菜と食材

田作り冷凍するときの具材の注意点をまとめました。一般的によく使う「くるみ」や「ナッツ類:アーモンド等」は一緒に冷凍してOK、解凍後も美味しくいただけます。

田作りの解凍方法とは?田作りの冷凍保存と解凍方法を徹底解説

田作り解凍時間美味しさ
常温:自然解凍1時間30分~2時間
冷蔵庫:自然解凍前日の夜に移動
電子レンジ
(600W)
1分
電子レンジ
(500W)
1分30秒
田作りの解凍方法(冷凍)

冷凍した田作りの解凍方法は3つあります。1つ目が常温の自然解凍、2つ目が「前日→冷蔵庫の自然解凍」であり、3つ目が電子レンジ解凍です。

電子レンジ解凍の時間の目安は600Wであれば1分、500Wは1分30秒で解凍ができますが、急激な熱でイワシがボロボロっと形が崩れることがありますので、できるだけ自然解凍にしましょう。

田作りに一番、おすすめの解答方法は2つ目の『冷蔵庫で自然解凍』です

田作り目安
解凍後冷蔵:5~7日以内
解凍後の田作りと冷蔵保管

田作りは冷蔵庫内で約8~12時間程度で自然解凍でき、解凍後は冷蔵庫の中で「解凍後:5~7日以内」なら食べても大丈夫です

長期保存とお弁当用⇒田作りの冷凍保存のやり方は?

おせち料理の田作りをお正月以降にも食べたい方は、お弁当用に「おかずカップ」で小分けして冷凍保存するのが、おすすめです

冷凍した田作りは、常温⇒1時間30~2時間で自然解凍されます。田作りをお弁当に使うときは「おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があり、どちらか選んでおかずに活用ができます

作り置き用の冷凍おかず:お弁当に使うカップ

夏は冷凍のままの方が、保冷効果が期待できる→お昼にはちょうど解凍されているという状態です。

夏以外の春、秋、冬は冷凍した「田作り」を朝レンジで解凍し、一度、温めてからお弁当のおかずに。春・秋の季節は、保冷剤を忘れないようにしましょう

田作りの常温放置は危険?常温で日持ちする目安となる時間は?

田作りは、おせち料理であり、長持ちする調味料や長期保存を目的とした作り方になっています。作る時期が年末の12月の為、常温だとしても真夏よりは安全ですよね

しかし、それでも常温で空気に触れる環境は望ましくなく、おせち料理と言えども、田作りは「直射日光にあたらない場所」や「10度以下の涼しい場所」でなければ、常温で保管するのは望ましくないです

常温春・秋
田作り
ラップ無し
当日当日半日程度
密封:ラップ有2~3日以内2~3日以内翌日まで
田作りの日持ち目安(常温)

スーパーで購入したお惣菜の田作りを含め、手作りの田作りは「ラップ包みなし⇒当日中」、「ラップ包む有(空気に触れない工夫:有)で2~3日」が1つの目途です

ラップなしや空気にふれる状態では、おせち料理と言っても長く持たず、作手からはタッパー等に入れ一旦、冷蔵庫に保管するのがおすすめです

田作り常温の危険度
6月~中:★★
大:★★★
田作りと夏の常温放置

田作りは冬に手作りする事が多く、部屋の温度に気にする必要がありますが

田作りが大好きで正月以外にも作るよ!という方は、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節の常温保管は気を付けてくださいね

田作りは一度、カタクチイワシ(乾燥)を加熱⇒砂糖や醤油で煮込むといった料理方法であり、食中毒の恐れがある主な菌は75度以上1分の加熱で死滅していますが、夏場の田作りの常温は当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。

菌が大繁殖を起こす28度と言われますが、25度以上からは、1時間程度。高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、温度の高い場所、部屋は3時間でもかなり危ないラインだと考えましょう

田作りの賞味期限や保存方法以外⇒おせち料理の豆知識・雑学は?

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ご紹介したおせち料理の田作り以外!おせち料理に大活躍の人気レシピ、昆布巻きや伊達巻、紅白なますなど!手作りおせちの作り置きの日持ちが心配な方向けに、お節料理に役立つ知恵袋を上記でたっぷり紹介中です

さて、今回は、おせち料理の田作りを年末や前日から手作りして作り置き、保管する時の保存の仕方と常温・冷蔵庫の保管の日持ち目安、冷凍保存の消費期限を説明しました。

田作りは使われる材料と調味料の量、調理方法から手作りしても日持ちしやすいメニューだと認識して問題なしですが、温かい部屋の常温保管、ラップなしや空気に触れやすい環境はさけて、冷蔵保管すると美味しく長くいただけます

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