おせち料理の栗きんとんを買って来た!手作りした時に何くらい日持ちするのか。作り置きしておきたいメニューなだけに保存期間と保存の仕方が知りたいですよね。
今回は、和菓子じゃない方の栗きんとんの保存の仕方を徹底解説、大量に作ったら残ってしまった。栗きんとんに栗の形が残ってるけど大丈夫?など!作り置きして冷蔵・冷凍保存したい方向けに、詳しく!栗きんとんの保存法を教えちゃいます
まずは、市販の栗きんとんの賞味期限と消費期限切れから説明します
栗きんとんの賞味期限と消費期限は?未開封と開封後の日持ちは?
市販の栗きんとんを購入すると、真空パックに入っています。真空パックの栗きんとんは、常温保管で未開封60日の商品が多く、開封後は冷蔵庫で1週間が日持ちの目安です
真空パックの栗きんとんは冷蔵庫に保管が基本ですが、各メーカーの工夫でしたパッケージで常温保管ができる商品が多いです。
栗きんとん | 常温保管 | 冷蔵庫保管 |
未開封 | 約60日 | 約60日 |
開封後 | 冷蔵庫保管 | 1週間 |
最近では、おせち料理を手作りせず、お取り寄せや年末に『はかり売り』で購入する事が多くなっています。真空パック以外の栗きんとんは、冷蔵庫で3~5日以内が日持ちの目安です
栗きんとんの冷蔵庫保管の日持ちはどのくらい?目安は何日?
お正月用の栗きんとんを手作りした時はタッパーに入れて冷蔵保管ができ、3~5日以内が日持ちの目安です。栗きんとんの冷蔵庫保管は『平らにしてタッパー保管』をした後に『落としラップ』をして蓋をします
栗きんとんはたくさんの量を1つのタッパーに入れるより、なるべく小分けして保存するとおせち料理として食べる時に便利です
冷蔵保存 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
栗きんとん | 3~5日 | 3日 |
栗きんとんを夏に作る事は珍しいですが、基本、10度以下で密封して保管するのがよいです。もしも、夏に栗きんとんを作った時は、3日が日持ちの目安です
また、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は、夏と同じく3日を目途にするのが正解です。家庭用の冷蔵庫は開け閉めの頻度が高い⇒温度変化の繰り返し⇒食材を傷める原因となってしまいます
<作り置き>栗きんとんを保存容器で保管するやり方は?
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】栗きんとんの水分をよく飛ばす
【6】粗熱の冷めた栗きんとんを容器に入れる
【7】落としタップをして蓋をする
上記の【1】~【7】が栗きんとんを保存容器(タッパー保管)に入れ冷蔵保管する方法です
栗きんとんは正月のおせち料理で数回に分けて食べますよね。蓋の開け閉めが多いことから、作る時に『なるべく水分少なめのレシピ』で作り、綺麗な容器で冷蔵庫保管しましょう
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが便利です。容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです
作った後⇒栗きんとんの粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う→清潔なタッパー→冷蔵庫へ保管」の順番です
栗きんとんの冷凍保存の日持ち目安は?保存の仕方と保存期間を解説!
冷凍保存 | 空気なし (ジップロック) | 空気あり (タッパー等) |
栗きんとん | 1カ月 | 2週間 |
栗きんとんは『1カ月』が冷凍保存の目安です。食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です
作った時や購入時の味、食感を維持しやすい方法が『急速冷凍』です。栗きんとんを金属トレイにのせる、もしくは、冷蔵庫の急速冷凍機能を使って冷凍保存をしましょう
空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、タッパーに入れた冷凍保存は日持ちできる期間が短くなります
冷凍できない具材は?栗きんとんの場合は?
栗きんとんは冷凍することができるのか。結論を言うと、栗きんとんは冷凍保存ができます。栗きんとんの主な材料は『餡:さつまいも』と『栗:甘露煮』であり、砂糖とみりんなどで味付けをして作ります
冷凍 | 目安 | |
栗 (甘露煮) | 〇 | 1ヵ月可 |
餡 (さつまいも) | ◎ | 1ヵ月可 |
調味料 (砂糖、みりん) | ◎ | 1ヵ月可 |
殻(皮)付きの栗を冷凍すると解凍後に、ぶよぶよになる経験をした方は栗が冷凍できないと思いがちです。栗は『冷凍中の水分を少な目な状態』にすると、ちゃんと冷凍保存ができます
また、調味料の砂糖、みりんには、油分は入ってませんので、調理後の栗きんとんを冷凍して問題ないしです
栗きんとんの冷凍保存からの解凍方法は?
栗きんとん | 解凍時間 | 美味しさ |
常温:自然解凍 | 1時間30分~2時間 | ▲ |
冷蔵庫:自然解凍 | 約6時間 | ◎ |
電子レンジ | 600W:1分30秒 | 〇 |
電子レンジ | 500W:2分 | 〇 |
冷凍した栗きんとんの、解凍方法は2つあります。1つ目は「自然解凍」であり、常温より冷蔵庫で自然解凍がおすすめです
すぐに食べたい時やお急ぎの時は、栗きんとんを電子レンジ解凍ができます
栗きんとん | 目安 |
解凍後 | 冷蔵:2日以内 |
栗きんとんは冷蔵庫内⇒6時間程度で解凍でき、溶けた後は冷蔵庫の中で「解凍後:2日以内」なら食べても大丈夫です
栗きんとんの常温放置:目安となる時間は?
常温 | 冬 | 春・秋 | 夏 |
栗きんとん | 当日 | 当日 | 半日程度 |
密封 | 必要 | 必要 | 必要 |
手作りの栗きんとんは「常温:当日中」、夏場はラップやタッパー保管⇒乾燥を避けても、半日程度が1つの目途です。おせち料理に余ったら、栗きんとんは一旦、タッパーに入れ冷蔵庫に保管しましょう
おせち用の栗きんとんのおすすめレシピを紹介!
さて、ここまでに栗きんとんの保存の仕方と作り置きや正月に日持ちする目安を説明しました。
栗きんとんは作ってから3日から5日の保存ができ、年末に手作りしても十分に食べきれますよね
次は、おせち用の栗きんとんのおすすめレシピと作り方を紹介します
まずは、定番の初めて作って安心の失敗しない『栗きんとんの黄金比レシピ』が上記になります。砂糖・みりん・はちみつと栗の甘露煮で手作りできるプロの作り方です
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今回は通販や購入した『おせちの栗きんとん』と手作り栗きんとんが何日くらいの日持ちをするのか。作り置きの栗きんとんの賞味期限と保存の仕方を説明しました
開封後の栗きんとんは冷蔵庫1週間、手作り栗きんとんは5日以内が保存できる目安になります。砂糖控えめのレシピの栗きんとんは、少し早めに食べきるようにしましょう