重曹を使って黒豆を作りたい方向けに重曹と、黒豆の煮物のレシピと作り方を紹介します
また、黒豆の煮物のレシピに重曹(食用の重曹)と記載があり、家に重曹がなくて代用する方法はないのか。そもそも、なぜ?黒豆の煮物に重曹が必要とされるのかなど。重曹と黒豆の豆知識や使いどころの知恵袋を含めて徹底解説します
黒豆の煮物の黄金比率レシピ⇒黒豆と基本の『重曹、水、砂糖、醤油』の量は?
重曹を使った黒豆の煮物を作る時は、味付けの調味料と別に「黒豆」に対して重曹:1%、水:6倍の量を必要とします。黒豆の煮物は1度に150g~300gの分量で作ることが多く、重曹を使うと鍋に水が入らない量が必要になてしまう事があり、200gの黒豆から煮物を作るのが作りやすい分量です
材料 | 分量 | 分量 (作りやすい分量) | 分量 (鍋に水が入らない) |
黒豆 (乾燥) | 150g | 200g | 300g |
水 | 900cc | 1200cc | 1800cc |
★重曹 (食用) | 1.5g | 2g (小さじ1/2) | 3g (小さじ3/4) |
★塩 | 小さじ1/4 | 小さじ1/3 | 小さじ1/2 |
★醤油 | 大さじ1/2 | 小さじ2 | 大さじ1 |
★砂糖 | 100g | 150g | 200g |
※重曹は小さじ1で4gです
上記の早見表が黒豆の煮物の失敗がない簡単な作り方である黄金比率のレシピの分量になります
黒豆200gが最も簡単に作りやすく覚えやすいレシピです。黒豆200gに対して水:1200ml、重曹の量は2g、『調味料⇒砂糖:150g、醤油:小さじ1/2、塩:小さじ1/3』が黄金比率の割合です
黒豆の煮物の簡単な作り方と手順を徹底解説!重曹を入れるタイミングは?
黒豆の煮物は水、塩、醤油、砂糖を入れ特に1晩、黒豆を水につけることなく、3~4時間を一緒に煮て出来上がりです。重曹を使うと『1晩の水戻し:無、短時間の煮込みで煮物が完成』するというメリットがあります
【黒豆の煮物の作り方】
【1】黒豆を洗う
【2】ザルで水気をよく切る
【3】鍋の水を沸騰させる
【4】沸騰したら火を止める
【5】★(重曹、醤油、砂糖、塩)を入れる
※重曹を煮物に使う時に入れるタイミングが【5】の箇所です
【6】★が水に溶けたら黒豆を入れる
【7】フタをして1時間待つ
※火をつけずに1時間、黒豆を鍋の中でつけておきます
【8】中火⇒弱火:アクを取りながら3時間煮る
最初は中火でコトコト煮てアクを取ります。アクが取れたら弱火にして合計:3時間を蓋をして煮ます
【9】黒豆が柔らかくなったら完成
※煮汁が足りなくなったら、ぬるま湯を足してくださいね
上記の【1】~【9】が重曹を使った黒豆の煮物の作り方の手順です
黒豆の煮物に重曹を使うタイミングがわからない方は、最初に重曹と★調味料を一緒に一旦、加熱して水に溶かしましょう
なぜ黒豆の煮物に重曹が必要なの?入れる意味はあるの?
重曹(食用)とは味は苦く炭酸水素ナトリウムと言う物質でできています。もともとの使い方は砂糖を燃焼させる手助けをする役割でありますが、黒豆の煮物に使うと「黒豆が早く柔らかく、ふっくらする」ようになるために、必要とされるのが理由です
黒豆の煮物は『黒豆(乾燥)を1晩に水につけた後、3~4時間をかけて煮詰めて作る』というのが基本的な作り方であり、基本に準じた作り方をすると、ざっくり1日半も調理に時間がかかってしまいますよね
黒豆の浸水なし⇒水に戻さずに、グツグツそのまま煮ると8時間近く時間をかけて黒豆の煮物を作るハメになります
黒豆の煮物を早く作るために考案された手法が『重曹=一緒に煮ると短時間で完成する、ふっくら柔らかい黒豆になる』というメリットがあるから、黒豆の煮物に重曹が必要というのが理由です
要するに早く!すぐに食べれる黒豆の煮物を作る方法の1つが重曹を使った黒豆の煮物の作り方だよ!と理解するとわかりやすいかと思います
上記のお話を理解すると、時間がかかっても良いなら重曹はいらないという結論です。食用とはいえ、重曹というとお掃除アイテムの1つのイメージがあり、食べ物に使いたくないなぁと妙な感情を抱くことがありますよね
こちらで、重曹なし!黒豆の煮物を短時間で作る圧力鍋を使ったレシピや浸水あり、浸水なしの黒豆の煮物の黄金比レシピを紹介中です。おせち料理に黒豆の煮物を作るなら、短時間で簡単に用意したいですから、よかったら作り方の参考にしてください
黒豆の煮物が余ったら?作り置きは冷蔵庫保管で何日くらい日持ちする?
黒豆の煮物をお節用に大量にを作ったけど、お正月に余って残ってしまった時は、冷蔵庫保管です。黒豆の煮物は作ってから冷蔵庫で2~3日が日持ちする目安です。冷蔵庫に保管中に2日、3日と時間がたってしまったときは、再加熱すると最大で2週間と長持ちします
※黒豆の煮物の具体的な保存の仕方の詳細を上記で詳しく解説中です
こちらの表が黒豆の煮物の作り置きや正月中の保存の仕方をまとめた内容になります。黒豆の煮物は作ってから常温では当日中が消費期限の目安です
出来上がった黒豆の煮物は『煮汁ごとタッパーに入れて冷蔵庫保管』が定番の保存方法です。2日に1度の定期加熱で2週間と長持ちをしますが、お正月後にお弁当のおかずや副菜にしたい方は冷凍保存がおすすめです
黒豆の煮物以外!煮豆や煮物の人気レシピや美味しい作り方のコツ!
さて、今回は、重曹を使ったの黒豆の煮物の作り方を料理初心者や男子がはじめて作っても失敗しない基本の味付け⇒黒豆の煮物の黄金比レシピと、お正月までに簡単に黒豆の煮物を作る方法を紹介しました
そもそも、なんで重曹が黒豆の煮物に使う必要があるのかっと。別に重曹を使わなくても良いのでは?と疑問をお持ちの方向けに、重曹なしのレシピのご提案もできたかと思います
黒豆の煮物以外に煮豆や煮物が大好きな方向けに、失敗しない煮物の作り方とレシピの黄金比率を一挙大公開中です。お手軽に和食のプロの煮物の味を再現したい時や料理の腕を磨くテクニックとコツが知りたいなど!上記でたっぷり紹介中です