生クリームが家にない時に、お手軽に牛乳とホワイトチョコで生チョコを作るレシピを紹介します
材料が簡単であり子供向けの手作りバレンタイン、生チョコの練習用にも使える作り方です
鍋で作るも良し、電子レンジで失敗がないように作るも良しの超簡単でかわいい手作りバレンタインの生チョコになりますので、ぜひ、やってみてくださいね。
ホワイトチョコ⇒分離しない生チョコの作り方を紹介!
ホワイトチョコを使った生チョコの材料はロッテのガーナチョコならガーナホワイト、明治なら明治ホワイトチョコレートの板チョコと、牛乳を使います
ホワイトチョコは板チョコ1枚の分量がガーナとMeijiでグラム数が違い、どっちのホワイトチョコを材料に使うのか。
ロッテのガーナホワイトなら4枚、明治のホワイトチョコレートなら5枚に対して、牛乳の分量を調整して作るのが、最もチョコが分離しない簡単な作り方になります
材料 | ガーナホワイト | 明治ホワイトチョコレート |
板チョコ | 4枚 45g×4=180g | 5枚 40g×5=200g |
牛乳 | 75cc | 80cc |
★無塩バター | 15g | 10g |
★粉糖 | 40g | 40g |
※ホワイトチョコのレシピにバターを含みますが、すっきりした甘さ加減にしたい時は『バターなし』にしましょう。
ガーナホワイト、明治ホワイトチョコレートと『生クリームの脂肪分別』に対応レシピの分量をまとめました。板チョコの種類によって【A】と【B】の生クリームの分量に合わせると、生チョコが分離しにくくなります
【A】の方が【B】より『濃厚な味と食感』です。好みでどちらかを選んでくださいね
ホワイトチョコから生チョコを作るときは、まずは、上記の分量の板チョコと生クリームの脂肪分を合わせましょう。この方法が最も生チョコが分離しないテクニックの最優先事項です
【生チョコホワイトの作り方】
【1】ホワイトチョコを包丁で細かく刻む
チョコレートを包丁で細かく刻みましょう。刻むことで湯銭した時に、ダマの発生を防ぎます。チョコを溶かした時に『大きいチョコ』があると分離しやすいです
電子レンジで作る生チョコはパキパキと割っただけでも分離しにくいと意見が多いですが、経験上、そんなことないです。『分離回避』の為に、包丁で刻みましょう。
※包丁は綺麗に洗った事を確認しましょう。ホワイトチョコは『包丁の汚れ』が付きやすく、包丁が汚いと『茶色の粒』ができてしまいます
※チョコにとって水分は天敵です。ボウルに水滴がついていたら確実にふき取りましょう
【2】生チョコを作る
牛乳を鍋で温めて、ホワイトチョコと、バターで生チョコを作ります
順番 | 内容 |
【2-1】牛乳 | 鍋(弱火):沸騰直前で火を止める |
【2-2】ホワイトチョコ | ボウル:ホワイトチョコに加える |
【2-3】混ぜる | 泡立て器:ゆっくり混ぜる |
【2-4】表面を確認 | なめらかになったらOK |
【2-5】バター | バターを加えて混ぜる |
上記の方法でホワイトチョコを牛乳、バターを混ぜます。
【2-2】の箇所でホワイトチョコが溶けてない時は『温度:50~60度で湯銭』をしましょう。
また、鍋や湯銭でホワイチョコを溶かすのが苦手な方は、最初から電子レンジで温める方法が活用できます。ホワイトチョコと牛乳は電子レンジで何分か。目安を次に追加で説明をいたします
【電子レンジの場合】600Wで1分で溶かす
温め方 | レンジ |
ホワイトチョコ +バター | 600W:1分 |
牛乳 | 600W:1分 |
ホワイトチョコを電子レンジで溶かすときは600W、1分の加熱になります。レンジで1分は『見た目で溶けてない感じ』がしますが、ゴムベラをあてると中身は溶けています
不安になって加熱する時はあまり加熱しすぎると分離します。チョコの粒と表面が気になる方は、追いレンジ加熱は5~10秒までが目安です
※ゴムベラは温度がわかりにくくチョコの温度が安定します
※10~15秒ずつ様子を見ながら1分の加熱をしましょう
【3】バット:シートを敷く
【4】バット:チョコを流し込む
※バットがない場合:タッパーや丁度良い大きさの物に『手作りシート』で型を作って対応可です
【5】表面を滑らかにする
【6】2時間:冷蔵庫でチョコを冷やす
【7】生チョコをカットする
生チョコをカットする時に『包丁をお湯で温める⇒水分を拭き取る』の手順を加えるとチョコレートが切りやすくなります
【8】☆粉糖を全面にかける
上記の【1】~【8】が、ホワイトチョコの作り方になります。冷蔵して冷やす時間は合計:2時間が目安になります
レシピにホワイトチョコが分離しないように作り方にポイントを入れ込んでいます。手順も大事ですが、最も注意するポイントは材料のホワイトチョコの種類と、生クリームの脂肪分です
もう少し、生チョコホワイトの分離の事を知りたい方は次項目が参考になると思います。
ホワイトチョコが分離した!生チョコの分離と原因と対策を教えて!
ホワイトチョコが分離したから原因が知りたい。ホワイトチョコから生チョコにするために、冷蔵庫で冷やしているのに固まらない時がありますよね
ホワイトチョコを溶かして牛乳と混ぜる、そして冷やすだけなはずなのに、生チョコが分離してしまった方は、次の箇所を探ってみて原因を見つけましょう
ホワイトチョコと油分がよく分離する原因を下記にまとめました。
原因 | 分離しないコツ |
【1】分量の比率 | ホワイトチョコのグラム数の違い 脂肪分の違い |
【2】水分 | ボウルの水滴をふく |
【3】チョコを割っただけ | チョコを刻む |
【4】チョコの温度 | チョコの種類ごとに対応する |
【5】牛乳の温度 | 温度調整をする |
【1】ホワイトチョコと生クリームの分量
ホワイトチョコは、ガーナが45g、Meijiが40gであり、一般的な定番のスイートチョコのように分量が統一されていません。
商品のグラム数の違いから、非常に比率を間違えやすいです
【2】水滴
ホワイトチョコレートは水分と油分が絶妙なバランスをしています。ほんの少しの水滴、水が加わるだけで簡単に分離をしてしまいます。調理具、特に耐熱ボウルの水滴がある時は必ずふき取りましょう
【3】溶かす前のチョコを刻む
ホワイトチョコを溶かす時に、電子レンジなら『バキバキ』と大きめに割っても比較的分離しませんが、溶かす時は『細かく刻む』のが基本です
【4】ホワイトチョコの温度
普通のチョコレートは55度~60度以上など。高温になると完全に分離しやすくなります。ホワイトチョコは普通のチョコより溶ける温度が低く、湯銭する時は温度に注意しましょう
チョコの種類 | 溶ける温度 |
スイートチョコ (カカオの割合:40~60%) | 50~55℃ |
ミルクチョコ | 45~50℃ |
ホワイトチョコ | 40~45℃ |
チョコレートは上記の温度から溶けますので、なるべく範囲内でチョコを溶かしましょう
【5】牛乳の温度
牛乳が熱すぎる温度であると、チョコと混ぜた時に分離する事があります。牛乳は『指で触って、温かい』と思うくらいが目安の温度です
分離したホワイトチョコの復活方法!生チョコホワイトの対象方法は2つ!
分離したホワイトチョコは食べても問題ないですが、再利用するなら焼きチョコにするしか簡単なリメイクがないですよね
しかし、バレンタインやプレゼント用のチョコはリメイクする訳にいきませんから、なんとか生チョコを復活させましょう
チョコが分離すると正直、めっちゃ焦ります。まずは心を落ち着かせましょう。
生チョコはプロがお店で手作りする方法に『わざと分離させてから、仕上げるレシピ』があります。つまり、考え方を変えると、チョコの分離とは『失敗』ではなく『成功』への第一歩だと言えます
分離したホワイトチョコ | 対処方法 |
【A】電子レンジ | 10秒:レンチン+混ぜる 目安:3~4回 |
【B】チョコを湯煎 | 温めた牛乳 大さじ1 |
【A】電子レンジ
分離してしまったホワイトチョコは、電子レンジで復活させるなら【A】の方法です
分離具合に寄りますが『電子レンジ:10秒加熱』をした後に『混ぜる事』を繰り返します。だいたいですが3~4回で分離が復活します。目で見た感触で『そろそろかな?』と思ったときは、10秒⇒5秒に最後は時間を短めにしましょう
【B】湯煎+温かい生クリーム
かなりひどくホワイトチョコが分離してしまった時は【B】の方法です。
温めた牛乳を使って、分離したホワイトチョコを復活させる方法があります。ホワイトチョコなら40~45℃の温度にチョコがなるように湯煎をして、もう一度、生チョコホワイトを溶かします
その後に『電子レンジ600W』で10秒を加熱した『牛乳:大さじ1』を混ぜます。混ぜる時は力は弱め、やさしく混ぜましょう。だいたい上記の方法で分離した生チョコホワイトが復活します
手作りホワイトチョコは何日もつ?ホワイトチョコの保存の仕方を紹介!
ホワイトチョコの生チョコの冷蔵庫保管は、作ってから4日以内が日持ちする目安です。食べごろは2日以内の為、プレゼント用の生チョコホワイトの渡す2日前から手作りしましょう
保存方法 | 賞味期限 | 備考 |
常温保管 | 2~3日以内 | 温度:15℃~22℃ 直射日光を避ける |
冷蔵庫保管 | 2~4日以内 | 10度以下が推奨温度 |
冷凍保存 | 2週間 | 個別ラップ 冷凍用密封袋 |
市販の生チョコホワイトは2週間の賞味期限の商品が多いですが、手作りトリュフは4日以内が目安となる日持ちになります
特に常温保管は部屋の温度が高いと溶けてしまう為、15~22℃の範囲の場所で直射日光が当たらないように保管しましょう
牛乳以外!生チョコの定番から人気レシピ!簡単な作り方を紹介!
材料に牛乳を使わない生チョコのおすすめレシピを下記に一覧にまとめました。子供ができる簡単な電子レンジの作り方や、プロ絶品の生チョコの黄金比レシピなど!作り方と要望に合わせた手作り生チョコのテクニックを満載でお届けします!
材料 | 基本の作り方 | 牛乳 |
定番の生チョコ | 生クリームの生チョコ (簡単:電子レンジ) | 牛乳の生チョコ (電子レンジ) |
ホワイトチョコ | 生チョコホワイト | 牛乳の生チョコホワイト |
定番と基本の生チョコとホワイトチョコレートから作るレシピが上記になります。表の左が生クリーム、右が牛乳で作る生チョコのレシピです
生チョコの作り方を応用すると、簡単にトリュフチョコがでます。粉糖をかけるだけでなく、コーディング用チョコをプラスすると、おしゃれな手作りチョコになり、バレンタインに人気です
さて、今回は、明治ホワイトチョコレート、ロッテのガーナホワイトを使ったホワイトチョコの生チョコの作り方を簡単なレシピで紹介しました。
鍋でホワイトチョコと生クリームを溶かす方法より先に、電子レンジで練習するのがおすすめです
電子レンジなら子供向けの手作りバレンタインに作りやすく、生クリームなしで生チョコホワイトを作る事ができます
ホワイトチョコはガーナは1枚:45g、明治は40gと板チョコの分量が違う点に気を付けたら、、生チョコが分離したり、冷蔵庫で固まらない問題の解決のヒントになります