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ほうれん草は緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、鉄分、ミネラル、食物繊維が豊富です。茎から葉の部分までまるごと使って作る「ほうれん草の煮浸し」は、食感も楽しめます。家にある調味料、白出汁、めんつゆといったモノが各ご家庭で違うので、煮浸しに使う煮汁を3種類、味付けのレシピを紹介しますね^^
今回、紹介する『ほうれん草の煮浸し』の材料は「ホウレン草:200g(1束)」と「油揚げ(油抜き後):2枚」で2~3人分の分量です。「ほうれん草の煮浸しの作り方の【2】」の部分で使ってくださいね
ほうれん草の煮浸しの定番の調味料を使った人気レシピ!分量と黄金比の割合
出汁 | 薄口醤油 | みりん | 和風だし | 水 |
【分量】 | 大さじ2 | 大さじ1 | 小さじ1/2 | 200cc |
定番!王道+基本のほうれん草の煮浸しの作り方です。煮浸しは「だし汁」を作るところからがスタートですが、だし汁は「水200cc+顆粒の和風だし:小さじ1/2」の分量で出来上がりです
あとは、味付けとなる「醤油:大さじ2」と「みりん:大さじ1」を加えると定番の煮浸しの煮汁ができます。市販の白出汁に使われる醤油は「濃口ではなく、薄口醤油」を素に作る事が大半ですので、自分で出汁を作る時は、薄口醤油が一番、良いと思います
ほうれん草の煮浸しのめんつゆを使った人気レシピ!分量と黄金比の割合
タイプ | めんつゆ | 水 | 砂糖 |
【ストレート】 | 大さじ9 | 200cc | 大さじ1 |
【2倍濃縮】 | 大さじ4+1/2 | 200cc | 大さじ1 |
【3倍濃縮】 | 大さじ3 | 200cc | 大さじ1 |
【4倍濃縮】 | 大さじ2+1/4 | 200cc | 大さじ1 |
めんつゆで煮浸しを作る時は『麺つゆ+水』で煮汁を作ります。上の表が、めんつゆのタイプ別の分量になりますので、お使いの希釈に合わせてくださいね
めんつゆ、水は正確には「大さじ1=約15cc、15cc」であり、基本的に『ccとml』は同じで考えても大きなずれはありません。3倍濃縮の大さじ3は45ccですが、50ccと端数のccが覚えにくいと思います。四捨五入(45cc→50cc)して作る方が楽です
ほうれん草の煮浸しの白だしを使った人気レシピ!分量と黄金比の割合
出汁 | 白だし | 水 |
【分量】 | 大さじ4 | 200cc |
白だしには、昆布+カツオ出汁に醤油、みりんの入っただし汁です。メーカーによって差はありますが、煮浸しを美味しくするカツオ、昆布の両方が使われているのが◎。簡単に手間なく煮浸しを作るなら、白だしが、おすすめです^^
ほうれん草の煮浸しの作り方+アク抜きから煮詰める順番

【1】お湯を沸かし、塩を加えホウレン草を30秒茹でる
【2】ホウレン草を流水に浸す→水気を切る
【3】アク抜きが完了したら5cmの長さにカットする
【4】レシピの分量で調味料を合わせる
【5】中火でクツクツしたら、茎→葉の順で入れる
【5】約1分ほどで、葉がしんなりしたら完成
ほうれん草の煮浸しは、アク抜き(【1】~【2】)をした後、カットし、作った出汁汁(合わせ調味料)が沸いたら、食材を入れて出来あがりというのが作り方です
味はアツアツより、冷めてから美味しいのでが煮浸しです!粗熱が冷めるまで待ってから食べましょう
冷凍ホウレン草を解凍して作る方法は?
煮浸しの材料のホウレン草は、冷凍保存で『2~3週間』が保存の目安です。ほうれん草を冷凍→解凍して夕飯の1品にするという風に、時短レシピで作る事も可です。
冷凍したホウレン草は、汁物や炒め物なら『冷凍のまま』使う事ができますが、漬物や和え物、今回のレシピの煮浸しの場合は『電子レンジ600W:50秒、500W:1分』を目安に解凍するのがベストな方法です
ほうれん草の煮浸しの冷蔵保管の方法と、作り置きの日持ち目安
ほうれん草の煮浸しに使う『ほうれん草』は、寒さに強い野菜です。年中スーパーにあると実はほうれん草は1~2月が旬な野菜と知らない方も多く、保管に適した温度は0~5度です。簡単に言うと、生のほうれん草で考えても、冷蔵なら保管にあった温度であり、冷蔵庫の温度は2~6度、野菜室が3~7度と、どちらの冷蔵保管ができる野菜=作り置きの冷蔵保管がOKな食材です
- ほうれん草の煮浸しの冷蔵保管
- 日持ち期間:3~4日
ほうれん草の煮浸しを夕飯に作り余ってしまった時、作り置き用に冷蔵庫で保管する時は『3~4日以内』が目安です。冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭や夏の時期は冷蔵と言えども『4日以内』と短めに、なるべく早く食べるのが◎の保存方法です

- 【1】粗熱が冷めてから煮汁ごと保管
- 煮汁を保管する場合は、余分な水気が入らないように!
ほうれん草の煮浸しの作り置きの場合は「煮汁も一緒にタッパー保管」という方法です。熱いままタッパーに入れると、容器が変形するだけでなく、フタの裏に水滴が発生→傷む原因になるので、必ず、冷めてからの保管です
- 【2】冷蔵方法:保存容器、タッパー推奨
- 【3】冷蔵のワンポイント:しっかりと密封する
ほうれん草の煮浸しを冷蔵保管する場合は『保存容器は、ジップロックの袋タイプよりタッパー容器が推奨』です。ジップ付き袋タイプはNGではなりませんが、袋の破損で冷蔵庫内が汚れるリスクもあり、冷蔵庫の作り置き保管はタッパーの方が並べやすく、目につき、食べ忘れて放置してしまう事も防げます
ほうれん草の煮浸しの冷蔵保管、作り置き方法の注意点は?
ほうれん草の煮浸しを作り置きし冷蔵庫で保管する時の注意点は『①粗熱が冷めてた後』、『②保存容器のタッパーの消毒』が、ホウレン草の傷みを軽減し、食通毒や思わぬトラブルを防止します。具体的なやり方はコレです

- 【1】ほうれん草の煮浸しの粗熱が冷めてから保管
粗熱とは簡単に言うと『作った直後の温かい状態』の事です。ほうれん草の煮浸しを作ってから余熱があり、温かいままですと『タッパー内、フタの裏側に水滴が発生→ほうれん草の食材を腐らせる原因』になります。
作り置きの冷蔵保管は『粗熱が冷めてから保管』が基本的な事、、ココが日持ちする期間に大きく関係してきます
- 【2】タッパーを消毒
- タッパーの中とフタの裏側をよく除菌する
作り置き用のタッパー、容器は定期的な消毒をする事で清潔な状態を保ちます。おすすめする消毒方法は「キチン用のアルコール除菌」を1~2回、スプレーで掃除をします
まずはじめに「アルコール除菌前に、手を洗う」、そのあとに『清潔な布巾』や『キッチンペーパー』で『内側→外側の順番』でふき取ります。基本的にはこの方法で問題ないです
また、タッパーや保存容器は『フタの裏側の掃除』を忘れがちですので、ココを重点的にきれいにするのが大事です