【天ぷらの揚げ方】カラっと揚げるコツと美味しい揚げ方!サクサクしない原因とは?

【天ぷらの揚げ方】カラっと揚げるコツと美味しい揚げ方!サクサクしない原因とは?ご飯

今回の天ぷらの揚げ方(サクサク!カラっと揚げるコツ)に目を通すと、【1】~【3】の天ぷらが油っぽくベタベタする原因、サクサクしない理由が判明して、美味しい天ぷらを揚げる方法がわかります!

番号読むと解決する悩み
【1】天ぷらの衣が脂っこい
【2】カラっとサクサクな天ぷらを揚げたい
【3】原因が分からないから教えて!
天ぷらの揚げ方

小麦粉、薄力粉、片栗粉の特性が分かると、一発でサクサクの天ぷらができた!とすぐにカラっとした天ぷらを作る事ができるようになります

でも、小難しい話は理解する必要がないように、天ぷら粉別にレシピをご用意いたしました。理屈なんてどうでも良い!可及的速やかに、天ぷらをサクサクにしたい方は、よかったら天ぷらの作り方をそのままレシピ通りにやってみてください

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【カラっと揚げるコツ】小麦粉・薄力粉の天ぷらが油っぽくなる原因は?

天ぷらを揚げると、衣がベタベタしてカラっと揚がらない理由は、天ぷら粉の割合が間違っている場合や薄力粉だけで揚げているといった粉物の特性を活かしていない揚げ方が主な原因です。

では、カラっとしない天ぷらをサクサクにする方法を説明しながら、簡単にできるおすすめレシピの紹介します

【天ぷら粉の代用】薄力粉の天ぷら粉の作り方を紹介!サクサクで人気の天ぷら衣レシピ

※詳細レシピ:薄力粉の天ぷら粉(サクサクにする方法)

天ぷらがカラっと揚がらず、衣が脂っこい原因は『小麦粉だけ』で衣を作っていませんか

小麦粉や薄力粉は、グルテンを含み『高温で粘り気』が生まれます。小麦粉や薄力粉を使った天ぷらをカラっと揚げるコツは『薄力粉:冷水=3:4の割合』『卵1個』を加えた作った衣です

サクサクにするポイントは、ギリギリまで冷やした冷水を使う事。冷水を使った天ぷら粉は『薄力粉のグルテンの粘り気を弱める力』があり、揚げた時にカラっと仕上がります

材料分量
★マヨネーズ大さじ2
★薄力粉150g
★冷水200cc
★黄金比率★3:4の割合
薄力粉のてんぷら粉の分量

※レシピ:薄力粉の天ぷら粉(サクサクにする方法)に詳細:有

油っぽい天ぷらの原因は、衣に水分が残っている事です。卵を使うと油っぽさを回避!サクサクな天ぷらになりますが、卵1個を使うのがもったいないですよね

卵を使わず、もっと簡単に天ぷらをカラっと揚げる方法がマヨネーズです。卵1個分なら『マヨネーズ:大さじ2』で代用ができます

マヨネーズを衣に使うと衣の中の水分が飛びカラっとした天ぷらが揚がります

薄力粉を使った天ぷらは、冷水と衣の水分が重要だ!サクサクにするなら、上記のレシピが良いでしょう

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【カラっと揚げるコツ】片栗粉や米粉を使った天ぷら粉に変更!

天ぷらがカラっとしない時は、片栗粉を衣に使うとサクサクします。サクサクしない原因が薄力粉や小麦粉のグルテンが原因の為、グルテンの量を減らした合わせ衣や片栗粉だけで揚げてみましょう

油っぽい天ぷらをカラっと揚げる為に、片栗粉を使うなら、最初は薄力粉や小麦粉と混ぜた衣作りから挑戦するのがオススメです

小麦粉と片栗粉の天ぷら粉の作り方!天ぷら粉に片栗粉を混ぜるなら1:1が黄金比率

詳細レシピ:小麦粉と片栗粉の天ぷら粉の作り方

いつもの自分の天ぷらの作り方が大きく変わらず、天ぷらがサクサクとするならやってみる価値がありますよね

片栗粉を小麦粉を使って、天ぷらをカラっと揚げるコツは『1:1の割合』です。片栗粉と小麦粉の分量の比率を間違えなければ失敗はしないです

【天ぷら粉の代用】片栗粉の天ぷら粉の作り方を紹介!人気の天ぷら衣レシピ

※詳細レシピ:片栗粉の天ぷら粉

カラっとサクサクな天ぷらを簡単に作る方法の2つ目は、片栗粉だけで揚げた天ぷらです

片栗粉だけの天ぷら粉は、片栗粉にグルテンが含まれていません。小麦粉アレルギー持ち!グルテンが原因の方は、片栗粉だけの天ぷらの方が良いでしょう

レシピ分量のことを気にせず、簡単にサクサクになりますが、揚げ時間のタイミングを間違えると『ザクザクになる』と思ってくださいね

天ぷら粉の代用はグルテンフリーの米粉を使う

※詳細レシピ:米粉の天ぷら粉の作り方

同じく、小麦粉アレルギーの方は、米粉がグルテンフリー(グルテンが入ってないよ!)です

片栗粉よりザクザクした食感になりますが、冷水を使わなくても常温で美味しい天ぷらがカラっと揚がる為、使いやすいです。

家に米粉があまって使い道に困っている方は、天ぷら粉に活用をしましょう。天ぷらが油っこくなる原因を根源から解決した作り方が、米粉の天ぷら粉です!

それぞれ、サクサクな天ぷらにする方法にコツがありますので、順番に詳細を説明します。難しい言葉や天ぷら粉の特徴の話を含むため、理解が無理!と思ったら、レシピ通りにやってみましょう

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【カラっと揚げるコツ】揚げ時間の一覧(野菜・肉・魚・きのこ)

天ぷらをカラっと揚げる時間は、定番具材のピーマンは2分~2分30秒、サツマイモは3分~3分30秒のように具材によって若干の違いがあります。

170~180℃の温度で天ぷらを揚げる時の揚げ時間の目安を一覧にしました

天ぷらの揚げ時間(カラっとサクサク揚がる時間):野菜の大葉やカボチャ!サツマイモやピーマンは何分?
順番揚げ時間ポイント
大葉10~20秒衣の色が変わったら裏返す
サツマイモ3分~3分30秒
ゴボウ4分~5分衣の色が変わったら裏返す
レンコン2分~2分30秒下ごしらえ:有
カボチャ2分~2分30秒
なす2分~3分アク抜き:有
ししとう40~50秒衣の色が変わったら裏返す
ピーマン2分~2分30秒
野菜の天ぷらを揚げる時間

サツマイモやピーマン以外の野菜は、大葉は揚げ時間が短く、10~20秒。シシトウなら40~50秒です

ゴボウのように4~5分と長めの揚げ時間の野菜は、衣の色が変わった頃に一度、裏返してひっくり返しましょう

天ぷらに火が通ったか分からない時は、菜箸で持ってみて重さが軽くなっていたら、大方、火が通っています。生焼け状態ではないです

天ぷらの揚げ時間(カラっとサクサク揚がる時間):きのこの椎茸、エリンギ、舞茸は何分?
順番揚げ時間ポイント
エリンギ2~3分切り方:縦半分からび4等分
舞茸2分~2分30秒食べやすい大きさ
しめじ3分~3分30秒4~5本の房
椎茸3~4分1個サイズ
きのこの天ぷらを揚げる時間

きのこの天ぷらがカラっとサクサクになる揚げ時間は、エリンギが2~3分。舞茸が2分~2分30秒、しめじが3分~3分30秒ほどになります

椎茸は、カサの屋根(黒い方)から1分。ひっくり返して1分、もう1度、裏返して1分です。残りの1分は衣の色がいい感じになったタイミングで油から揚げるとサクサクです

椎茸は、カサの屋根(黒い方)から1分。ひっくり返して1分、もう1度、裏返して1分です。残りの1分は衣の色がいい感じになったタイミングで油から揚げるとサクサクです

天ぷらの揚げ時間(カラっとサクサク揚がる時間):魚介の海老、イカ、キスや白身魚は何分?
順番揚げ時間ポイント
海老1分30秒175℃以上が正解
イカ30秒~1分1分でカリカリ衣
キス2分175℃が正解
白身魚2分
魚介の天ぷらを揚げる時間

魚介の天ぷらを揚げる時間は、海老なら175℃以上で1分30秒がサクサクする目安の時間です

イカは難しく、30秒なら身が柔らかく、1分丁度がカリカリっとした揚げ時間です。キスや白身魚は2分がカラっとした揚げ時間になります

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【揚げる順番】美味しい天ぷらの揚げ方(葉野菜・茎根野菜・魚介類)

天ぷらを揚げる順番は、葉野菜の次に揚げ時間のかかる固い野菜、次に柔らかい野菜です。先に揚げると天ぷらにニオイや味が移る食材のエビやイカが後になります

よくある定番の天ぷらの具なら、大葉、サツマイモ、ピーマンの順番の後に、海老、イカ、最後にかき揚げをあげるのが正解です

天ぷらは何から揚げる?天ぷらを揚げる順番と美味しい揚げ方を解説!
順番揚げる食材具材の例
【1】野菜
【1-1】葉野菜大葉、山菜や春菊
【1-2】茎・根野菜薩摩芋、ゴボウ、蓮根、カボチャ
【2】魚介
【2-1】魚以外海老、イカ、タコ
【2-2】キス、白身魚
【3】かき揚げ
天ぷらを揚げる順番

※もう少し詳しい解説:天ぷらを揚げる順番(野菜・きのこ・魚介)

野菜を揚げる細かい順番が分からず困った時は『植物の葉っぱ』、次に『土の中で育つ野菜』、最後に『実る野菜(ピーマンや茄子)』で揚げてみましょう。大きな間違いとならない美味しい野菜の天ぷらを揚げる順序です

以上が天ぷらを揚げる基本の順番になります。シンプルに『葉っぱ、山菜』から『次に固い野菜、普通の野菜』、次に海鮮、最後に『かき揚げ』という順番で、大方の天ぷらは美味しく揚がります

その他、美味しい天ぷらの揚げ方以外に、ちょっとしたテクニックを補足すると

『野菜によっては下ごしらえ』が重要です

たとえば、なすの天ぷらは、揚げ物料理にアク抜きが不要と言われますが、逆です。なすを揚げる時は『素揚げ、天ぷらのナスはアク抜きした方が良い』という結論(長期的な視点を盛り込むと)に至りました

なすのアク抜きしないとどうなる?天ぷらと素揚げの『ナス』の下ごしらえは必要?

※詳細:なすをアク抜きしないとどうなる?

揚げるだけなら、確かにナスのアク抜きは不要です。でも、25歳を過ぎると、油っこいものを食べると下痢になったり、胃腸がだんだん弱くなりますよね

なすは『シュウ酸カリウム』が多く含まれる野菜、シュウ酸を取りすぎると『尿路結石』になる事があり、実は、アク抜きしないナスは体の事を考えると良いとは言えません

天ぷらのナスのアク抜きは不要という考え方は『高齢社会以前に限定した内容』です。高齢者が増え、年取ってから和食を食べるなら、健康を視野に入れた作り方に変える事をオススメしています

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【結論】天ぷらのサクサクな作り方とは?

天ぷらのベタつきや油っぽい原因は、お使いの天ぷら粉が合っていない!揚げ時間を間違えていなければ、混ぜる割合と衣作りに失敗している可能性が高いですよね

【天ぷらの揚げ方】カラっと揚げるコツと美味しい揚げ方!サクサクしない原因とは?

さて、今回は、天ぷらを揚げるとサクサクせず、衣がベチャつくという方の為に『天ぷらをサクサク揚げる方法』と『カラっと揚がるコツ』を紹介しました

天ぷらは『衣に使う天ぷら粉の種類』と『レシピの分量』、『揚げ時間』の3点がカラっと揚がらない主な理由です。自分の天ぷらの揚げ方と見比べると『天ぷら粉の割合が間違っていた』や『ギリギリまぜ冷水使った方がいのね』とカラっとしない原因が分かり、問題が解決します

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