クリスマスのチキンは骨付きが子供が喜ぶ人気レシピですが、チキンレッグや丸鶏は食べた後に骨が残りクリスマスの後かたずけが大変ですよね
クリスマスディナーのメインのチキンを骨なしで作りたい。お店のローストチキンの味を『鶏もも肉』で作りたい方向けに、骨なしローストチキンのレシピを紹介します。
フライパン⇒骨なしローストチキンの人気レシピを紹介!
骨なしローストチキンは、鶏もも肉(2枚)を30分から1時間、漬け込みをしてからフライパンで作る方法になります
漬け込み液として作った合わせ調味料のタレ(ローストチキンの漬け込み液)と、蒸し焼きにする作り方になります。
材料 | 分量 | その他 |
鶏もも肉 | 2枚 | 1枚:250g |
★醤油 | 大さじ2 | – |
★酒 | 大さじ1 | – |
★はちみつ | 大さじ1 | – |
★生姜 (すりおろし) | 小さじ1 | – |
★にんにく (すりおろし) | 小さじ1 | – |
サラダ油 | 大さじ1 |
骨なしローストチキンのタレは『鶏もも肉:2枚』に対し『醤油:酒:はちみつ=大さじ2:1:1』と『すりおろし:生姜、にんにく各小さじ1』の割合が定番の失敗ない味付けの黄金比率です。
【1】★調味料をボウルにいれて混ぜる
★の調味料の砂糖を溶かしましょう。ザラザラする感じがなくなったらタレ、ローストチキンの漬け込み液が出来上がりです
【2】鶏もも肉:皮をフォークで刺す
【3】★ローストチキンの漬け込み液:30分~1時間
フォークで皮目に穴をあけた鶏もも肉を、ローストチキンの漬け込み液に30分~1時間⇒漬け込みます
※大きな1枚肉をフォークで切って食べるのが苦手な方は『食べやすいサイズ』にカットして漬け込みするのも有です
【4】フライパン:中火:皮目を下にフライパンで焼く
漬け込みした『もも肉』を、サラダ油をフライパンに敷いて中火で加熱します。
中火を弱火に火力を落とし、鶏もも肉をフライパンで焼きます。皮目から焼くと、焼き目がつき食べる時にパリパリな皮となり、食べやすいローストチキンになります
【5】フライパン:蓋をして弱火8分
【6】鶏もも肉をひっくり返す
【7】フライパン:蓋をして弱火4~5分
鶏もも肉は皮目から焼き、フタをして蒸し焼き状態にします。弱火8分ほどで『焼き目』がついたら『鶏肉をひっくり返す⇒蓋をする:弱火4~5分』と両面を焼き上げます
※この段階で『タレ(ローストチキンの漬け込み液)』はまだ入れません。蓋をして蒸し焼き状態の時にタレがあると、鶏肉の表面がパリパリにならず、皮目がぶにょぶにょしがちです。タレは次の項目で『フタを開けてから』使います
【8】蓋を開けて★漬け込み液をフライパンに入れる
【9】中火:5分
上記の【1】~【9】が、フライパンを使った骨なしローストチキンの作り方になります
漬け込みに使ったタレは【7】で、使いますので捨てずにとっておきましょう
【9】の最後の仕上げの時に、鶏肉を2~3回、様子を見ながらひっくりかえしてください。思った以上に鶏肉に脂が多く、【5】から【7】の時に脂が多いと思ったら、軽くキッチンペーパーでふき取るのがおすすめです
ココまでに、骨なしローストチキンレシピ、作り方を説明しました。『次』は作り置きと下味冷凍の時の保存法⇒解凍方法、気をつける事のお話です
下味冷凍⇒骨なしローストチキンの保存方法+日持ちの目安はどれぐらい?
今回紹介した骨なしローストチキンのレシピは、解凍した鶏もも肉をフライパンでその日に作る方法です。前日や時間のある休日に、先に下味をつけて冷凍保存して作り置きすることができます
下味冷凍する時は『レシピ表:★調味料(漬け込み液)』に『大さじ1:酒』を追加してジップロック(袋)にいてれ冷凍保存です
ジップ付き袋 (空気:多い) | ジップ付き袋 (空気:少ない) | |
冷凍保存 | 2週間 | 1か月 |
骨なしローストチキンの作り置きは下味をつけて冷凍します。
下味冷凍する時は『冷凍2週間~1ヵ月』が日持ちする賞味期限の目安です。保存時の空気の入り具合を加味すると『冷凍焼け対策:推奨は2週間以内、しっかり密封で1か月』です
【1】レシピ表:★調味料に『大さじ1:酒』を加える
【2】ジップロック(袋)に入れる
【3】軽く骨付き鶏もも肉をもみほぐす
【4】袋内の空気をよく抜く
【5】冷凍保存する
骨なしローストチキンを冷凍保存する時は『保存袋、ジップ付き』がおすすめです
そのまま冷凍しても良いですが、『金属製、アルミ製などのバット』の急速冷凍した方が味が「冷凍中に肉の旨味を逃さず、旨味が凝縮された味」になります
冷凍⇒骨なしローストチキンを解凍する方法は?
骨なしローストチキンの下味冷凍の解凍方法は、常温で自然解凍ではなく「冷蔵庫で自然解凍」もしくは「電子レンジの解凍モード」のどちらかがです。それでは、この2つの方法の解凍方法を紹介しますね
骨なしローストチキン (下味冷凍) | 冷蔵庫 自然解凍 | 電子レンジ |
解凍方法 | 6~8時間 | 解凍モード |
解凍中の放置 | 2日以内 | – |
冷凍した骨なしローストチキンを解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」が、めんどうな作業がなくて楽です
朝、出勤前などに、冷蔵庫移動させたら夕方にはちょうど良く、解凍できてきます。朝が忙しい方は、前日の夜8~9時でも問題なく、少し味が濃い目になる感じです
冷蔵庫内の温度は、2~6度で設定されています。この温度で、骨なしローストチキンを保存する時は『2日以内』が目安で、漬け込み1晩+1日迄が保管できる基準に考えると安心です
すぐに解凍したい方は「電子レンジの解凍モード」、お使いの電子レンジの解凍時間で可です。ただし、電子レンジを使う場合は「水気」が出る事も多いので、焼く前に。キッチンペーパーで軽く水気をふき取ってくださいね
常温でも自然解凍できなくありませんが、誤って長時間放置と失敗のする原因になりますので基本的にはおすすめしていません
骨なしローストチキンの流水解凍は?
流水解凍は電子レンジより安全なイメージも強く、流水の方が美味しくできるのでは?と思う方いると思います。流水解凍は水の力と温度を利用して、20~30分で冷凍した鶏肉は解凍できます
しかし、流水解凍とは「調理済みの食品」の解凍の方が適しており、今回、紹介する下味冷凍の作り方は調理前の状態です
流水解凍がダメではありませんが、味と食感が変わりやすいと思ってくださいね
骨なしローストチキンが余ったら?次の日や翌日までの保存方法を教えて!
骨有のローストチキンと共通ですが、ローストチキンが余ったらは骨と肉をばらして肉だけ保存する方法になります。今回のレシピは初めから鶏もも肉を使っていますので、下記が保存の仕方と保存期間の目安になります
ローストチキン (骨なし) | 日持ち目安 (春・秋・冬) |
常温保管 | 当日中 |
冷蔵保管 | 3日以内 |
冷凍保存 | 2週間~1ヵ月 |
次の日のお弁当に使いたいなど。詳しい保存法のテクニックとコツはこちらも。夕飯で骨なしローストチキンをお残した時、一時的に冷蔵保管。すぐに食べないなら冷凍保存ができます。冷蔵2日半から3日。冷凍保存は2週間が目安です
骨付き肉以外⇒クリスマスに人気の鶏肉や照り焼きのレシピを紹介!
今回は、クリスマス用の骨なしローストチキンの作り方を紹介しました。フライパンで本格的なプロの味付けのローストチキンになりますので、是非、クリスマスの夕食に作ってみてくださいね
鶏肉以外の魚や豚肉のおすすめのレシピを掲載中です。クリスマスのディナーをいつもと変わったメニューにしたい時やワンランクアップのメインディッシュのアイデア満載です。よかったら見てくださいね