いつものクリスマスチキンをワンランクアップした『プロの味付けのハニーローストチキン』の作り方を紹介します。
蜂蜜を使ったローストチキンのレシピは多いけど、簡単に本格的な味は『粒マスタード』を加えて作ります。はちみつと醤油だけじゃ足りない香ばしく甘辛なタレが絶品な味になります
ハニーローストチキンの人気レシピ！蜂蜜＋粒マスタードの本格プロの作り方を解説！
フライパンを使ったハニーローストチキンは、骨付き鶏もも肉（２本）をプロの本格！黄金比の漬け込み液で漬け込んでから、フライパンで焼いて作る事ができます
漬け込みしたあと、合わせ調味料：ローストチキンの漬け込み液（タレ）と蒸し焼きにする作り方になります。
| 材料 | 分量 | その他 |
| 骨付き鶏もも肉 | 2本 | 1本：300g （可食部：250g） |
| ★はちみつ | 大さじ２ | |
| ★粒マスタード | 大さじ２ | |
| ★醤油 | 大さじ１ | – |
| オリーブ油 | 大さじ１ | ※サラダ油：代用可 |
| 塩・こしょう | 少々 |
ハニーローストチキンの漬け込み液（タレ）は『骨付き鶏もも肉：２本』に対し『はちみつ：大さじ２、粒マスタード：大さじ２、醤油：大さじ１』に『すりおろし：にんくく：大さじ１』の割合がプロの味付けの黄金比率です。
【１】★漬け込み液をボウルにいれて混ぜる
【２】骨付き鶏もも肉：皮をフォークで刺す
※購入した骨付き鶏もも肉の下処理が未処理の商品は次項の『下処理の方法』をご参考にしてくださいませ。下処理：有の骨付き鶏肉の方が火が通りやすく、ジューシー＆ふっくらした食感になります
※塩・コショウを『少々』をふり、鶏肉の下ごしらえをします
【３】★漬け込み液：30分漬け込み
★漬け込み液と骨付き鶏もも肉をジップロック袋に入れ、３０分の漬け込みをします
深くまろやかな味と、もっとふっくら柔らかい鶏肉がお好みの方は『冷蔵庫：一晩漬けが推奨』です
【４】フライパン：中火：皮目を下にフライパンで焼く
オリーブ油をフライパンに敷いて中火で加熱します。風味アップに『サラダ油⇒オリーブオイル』に変更でよりプロの味に近づきます
ふわっとした白い湯気がでてきた時が鶏肉を入れるタイミングです
鶏肉を漬けたタレは、全部をココで使いません。よく切って骨付き鶏もも肉のみ焼きます
中火を弱火に火力を落とし、骨付き鶏もも肉をフライパンで焼きます。皮目から焼くと、焼き目がつき食べる時にパリパリな皮となります
※蜂蜜入りの為、焦げやすいです。火力は弱火に必ずしましょう
【５】フライパン：蓋をして弱火５～８分
【６】骨付き鶏もも肉を裏返す
目安：焼き色がついた頃が『ひっくり返すタイミング』です
【７】フライパン：蓋をして弱火３～５分
骨付き鶏肉は皮目から焼き、フタをして蒸し焼き状態にします。弱火５～８分ほどで『焼き目』がついたら『鶏肉をひっくり返す⇒蓋をする：弱火３～５分』と両面を焼き上げます
※この段階で『タレ』はまだ入れません。蓋をして蒸し焼き状態の時にタレがあると、鶏肉の表面がパリパリにならず、皮目がぶにょぶにょしがちです。漬け込みに使ったタレは次の項目で『フタを開けてから』使います
【８】蓋を開けて★漬け込み液をフライパンに入れる
【９】中火：５分
上記の【１】～【９】が、フライパンを使ったハニーローストチキンの作り方になります
【９】の最後の仕上げの時に、骨付き付き鶏肉を２～３回、様子を見ながらひっくりかえしてください。思った以上に鶏肉に脂が多く、【５】から【７】の時に脂が多いと思ったら、軽くキッチンペーパーでふき取るのがおすすめです
ハニーローストチキン用⇒骨付き鶏もも肉の下処理の方法は？
スーパーやお肉屋さんの骨付き鶏もも肉は、下処理済みで販売されていない商品が稀にあります。骨付き鶏もも肉は下処理：有だと、肉に火が通りやすく柔らかくなり、下味がしみ込みやすくなります
【骨付き鶏もも肉の下処理】
【１】キッチンペーパーで水気を拭き取る
【２】余分な脂を取り除く
【３】つけ根から骨の両脇に切り目を入れる
皮目を下にして骨にそって切り目を入れます。足先以外の骨が見える感じになったら切り込みは完了です
足先までしパカっと開いた切り目があると、煮ても焼いても先端まで火が通りやすく、しっかりとした焼き目になります
ハニーローストチキンの味付けの漬け込み液が馴染みやすくなるので、切り目：有で漬け込むのがおすすめの作り方です
ココまでにハニーローストチキンのレシピ、作り方を説明しました。『次』は作り置きと下味冷凍の時の保存法⇒解凍方法、気をつける事のお話です
下味冷凍⇒ハニーローストチキンの保存方法＋日持ちの目安はどれぐらい？
今回紹介したハニーローストチキンのレシピは、解凍した骨付き鶏もも肉をフライパンでその日に作る方法です。前日や時間のある休日に、先に下味をつけて冷凍保存して作り置きすることができます
下味冷凍する時は『レシピ表：★調味料』に『大さじ１：酒』を追加してジップロック（袋）にいてれ冷凍保存です
| ジップ付き袋 （空気：多い） | ジップ付き袋 （空気：少ない） | |
| 冷凍保存 | ２週間 | １か月 |
ハニーローストチキンの作り置きは下味をつけて冷凍します。
下味冷凍する時は『冷凍２週間～１ヵ月』が日持ちする賞味期限の目安です。保存時の空気の入り具合を加味すると『冷凍焼け対策：推奨は２週間以内、しっかり密封で１か月』です
【１】レシピ表：★調味料に『大さじ１：酒』を加える
【２】ジップロック（袋）に入れる
【３】軽く骨付き鶏もも肉をもみほぐす
【４】袋内の空気をよく抜く
【５】冷凍保存する
ハニーローストチキンを冷凍保存する時は『保存袋、ジップ付き』がおすすめです
そのまま冷凍しても良いですが、『金属製、アルミ製などのバット』の急速冷凍した方が味が「冷凍中に肉の旨味を逃さず、旨味が凝縮された味」になります
冷凍⇒ハニーローストチキンを解凍する方法は？
ハニーローストチキンの下味冷凍の解凍方法は、常温で自然解凍ではなく「冷蔵庫で自然解凍」もしくは「電子レンジの解凍モード」のどちらかがです。それでは、この２つの方法の解凍方法を紹介しますね
| ハニーローストチキン （下味冷凍） | 冷蔵庫 自然解凍 | 電子レンジ |
| 解凍方法 | ６～８時間 | 解凍モード |
| 解凍中の放置 | ２日以内 | – |
冷凍したハニーローストチキンを解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」が、めんどうな作業がなくて楽です。朝、出勤前などに、冷蔵庫移動させたら夕方にはちょうど良く、解凍できてきます。朝が忙しい方は、前日の夜８～９時でも問題なく、少し味が濃い目になる感じです
冷蔵庫内の温度は、２～６度で設定されています
この温度でハニーローストチキンを保存する時は『２日以内』が目安で、漬け込み１晩＋１日迄が保管できる基準に考えると安心です
すぐに解凍したい方は「電子レンジの解凍モード」、お使いの電子レンジの解凍時間で可です。ただし、電子レンジを使う場合は「水気」が出る事も多いので、焼く前に。キッチンペーパーで軽く水気をふき取ってくださいね
常温でも自然解凍できなくありませんが、誤って長時間放置と失敗のする原因になりますので基本的にはおすすめしていません
ハニーローストチキンの流水解凍は？
冷凍したハニーローストチキンの流水解凍は電子レンジより安全なイメージも強く、流水の方が美味しくできるのでは？と思う方いると思います。流水解凍は水の力と温度を利用して、２０～３０分で冷凍した鶏肉は解凍できます
しかし、流水解凍とは「調理済みの食品」の解凍の方が適しており、今回、紹介する下味冷凍の作り方は調理前の状態です
流水解凍がダメではありませんが、味と食感が変わりやすいと思ってくださいね
ハニーローストチキンが余ったら？次の日や翌日までの保存方法を教えて！
ハニーローストチキンは骨付き鶏もも肉を使っています。骨付き肉は骨を外さず、そのまま保存すると傷みやすく長持ちしません。余った時は骨と肉をばらして肉だけ保存する方法になります
| ハニーローストチキン | 日持ち目安 （春・秋・冬） |
| 常温保管 | 当日中 |
| 冷蔵保管 | ３日以内 |
| 冷凍保存 | 2週間～1ヵ月 |
次の日のお弁当に使いたいなど。詳しい保存法のテクニックとコツはこちらも。夕飯でハニーローストチキンをお残した時、一時的に冷蔵保管。すぐに食べないなら冷凍保存ができます。冷蔵２日半から３日。冷凍保存は２週間が目安です
ハニーローストチキン以外⇒クリスマスに人気の鶏肉や照り焼きのレシピを紹介！
今回は、クリスマス用の『はちみつ入り＋粒マスタードのハニーローストチキン』の作り方を紹介しました。クリスマスと言えば骨付き肉やローストチキン、照り焼き味の鶏肉が人気のレシピですよね
ローストチキンはオーブン焼きが基本の作り方ですが、フライパンを使っても実は美味しく作ることができます。皮がパリパリ、お肉がジューシーなローストチキンやクリスマスらしい骨付きチキンのレシピを数多く取り揃えています
鶏肉以外の魚や豚肉のおすすめのレシピを掲載中です。クリスマスのディナーをいつもと変わったメニューにしたい時やワンランクアップのメインディッシュのアイデア満載です。よかったら見てくださいね
