【貝汁】あさりの味噌汁の山口県の作り方!満潮風の具だくさん味噌汁のレシピを紹介

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【貝汁】あさりの味噌汁の山口県の作り方!満潮風の具だくさん味噌汁のレシピを紹介 ご飯
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山口に旅行に行った時に、ドライブインみちしおで食べた貝汁を家で再現して作りたい。でも、山口の貝汁のレシピが分からず、困っている方向けに『山口の貝汁』の作り方を一挙大公開します。

山口県のアサリの味噌汁の特徴は、2つあり、1つ目が『あさりの量が3倍』な事です。2つ目がレシピに使う味噌が白味噌、出汁は昆布からとって『海×海コラボ』のミネラル味噌汁である事です

今回は、本場の具だくさんのアサリの量と、最初は、少し多めのアサリから試してみるか!と2つのご意見のご要望に対応したレシピを紹介します

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【具だくさん】あさりの貝汁の人気レシピ!山口の味の『あさりの味噌汁』の作り方

山口県の味の貝汁は、白味噌と昆布出汁から味噌汁を作ります。味噌の種類は白味噌が大さじ3、昆布出汁の分量:700mlに昆布2枚(5cm角)が3人前の分量になります。

【具だくさん】あさりの貝汁の人気レシピ!山口の味の『あさりの味噌汁』の作り方

具だくさんが特徴の山口県では『1人前のアサリの量:30個』と、めちゃめちゃ大量にアサリを使います。最初は、具だくさんと言っても、1人前:20個(殻付き:約200g)から作ってみましょう

※多めのアサリになる為、3人前のレシピ分量が作りやすいです

【下準備と下処理】

あさりの味噌汁の下準備に『あさりの砂抜き』をします。砂抜き後は、水からザルにあげて30分ほど待ちましょう。あさりが持つ塩分が抜け、塩抜きができます

※砂抜きの方法は『時短:あさりの50度洗い』と『簡単:ペットボトル500mlの砂抜き』をご参考にしてください

材料2人分3人分山口県:1人前
あさり(殻付き)400g400g300g
★白味噌大さじ2大さじ3大さじ1
☆昆布(5cm角)1枚2枚半分
☆水500cc700cc300cc
【貝汁】山口県の味!あさりの味噌汁(分量)

※材料:2人分、3人分はトライアル用の最初に作りやすいレシピです。表:右のレシピ分量が本場!山口県の貝汁の1人前のアサリの量になります

【1】あさり:こすり洗いをする

砂抜き後(塩抜きを含む)のアサリを流水で『こすり洗い』をします。貝殻に汚れとぬるぬる箇所をきれいに流します

【2】鍋:☆水と昆布、あさりを入れる

鍋に『☆水』と『昆布(5cm角)』を分量通りに入れます

アサリを入れるタイミングにちょっとしたコツがあります。

沸騰前の段階、水から、あさりを入れます。あさりは、沸騰したお湯ではなく、水から煮ると旨味エキスがたっぷり出ます

※冷凍アサリの場合※

冷凍あさりを水から煮ると開かない貝があります。冷凍あさりは『高温で加熱』する事で貝柱が凝縮して貝が開きます。そのため、冷凍アサリは『水からではなく、沸騰したタイミング』で鍋に入れましょう(詳細と理由は次項目で解説)

【3】鍋:中火⇒弱火(3分)

中火で煮だてたら弱火にします。弱火にしてと3分ほどで、あさりがパカっと開きます。貝が開いたらアクを取りましょう

【4】鍋:☆昆布を取り出す

鍋が沸騰したら、昆布を取り出します。昆布を味噌汁から取り出すタイミングは『あさりが開いた時』が頃合いです

【5】白味噌:火を止めて味噌を加える

火を止めてから、おたまに味噌を入れ、白味噌を溶きます。

【6】完成

最後に軽く温めたら、あさりの貝汁が出来上がります。

ドライブインみちしお(満潮)風の貝汁の作り方!人気の山口の『あさりの味噌汁』の再現レシピ

上記の【1】~【6】が、山口県の『あさりの貝汁』の作り方になります。ドライブインみちしおの味にかなり近いレシピです。山口の味の貝汁を是非、家で再現してみてください

潮干狩りで採ったアサリ以外、スーパーの生きたアサリを味噌汁の具にするときも『砂抜き』をしましょう。体感ですが、スーパーのあさりを砂抜きしないと15匹に1匹くらい『ジャリっと砂』が混ざっています

あさりが開かない!あさりを入れるタイミングは水から?お湯から?

あさりの貝汁を作る時、あさりは水から煮るのか。沸騰したお湯の時に鍋に入れるのが正しいのか。料理本を見ると『お湯になってから、アサリを入れる』と書いてあります

なぜ?水からとお湯からの作り方があるのか。生きたアサリ(潮干狩りのアサリ)は、水の時からアサリを煮た方がたくさん旨味成分が出ますが、冷凍アサリは低温から煮ると貝が開かない問題に遭遇します

あさりの砂抜きができない理由:開かないあさりは『死んだアサリ』である事が原因

冷凍あさりは『高温で一気に加熱』すると貝柱がキュっとなり、貝がパカっと開くという仕組みです

簡潔に言うと、生きたアサリは水から煮た方が良く、冷凍あさりは沸騰したお湯から煮るのが正解の作り方になります

もう少し、あさりの貝が開かない原因を探りたい方は『あさりが開かない原因』を拝見してください

【定番】あさりの味噌汁に合う具材は?具だくさんレシピを紹介!

あさりの味噌汁の具:アサリに合う定番の組み合わせの具は『ネギ』

あさりの味噌汁の定番の具といえば、ネギがご家庭で王道なレシピになります。ネギとアサリの組み合わせは、味噌汁だけでなく、酒蒸しともピッタリの食材ですよね

あさりだけの味噌汁では物足りない。何か足りないと思ったときは、緑の色味を取り入れてみましょう。野菜類なら、ネギ以外に『三つ葉』が第二の定番の具です!

ネギ以外:あさりの味噌汁に合う激ウマの具材『ワカメ』で旨味アップ

あさりの味噌汁にネギ以外の具なら、季節によってはワカメが味噌汁におすすめの具材です

アサリが大量に採れる3月後半から6月は、実はワカメが旬の時期です。生わかめとアサリの海コラボは素敵な組み合わせの味噌汁の具、旨味アップにつながる食材です。簡単に家にある『乾燥わかめ』を一緒に煮ても美味しいでよ

【変わり種:愛知県】あさりの味噌汁の変わり種に『八丁味噌』がおすすめ!

あさりの味噌汁の変わり種:赤だし(八丁味噌)の味噌汁

あさりの味噌汁の変わり種は、八丁味噌を使った赤だしです。八丁味噌とは、あさりがたくさんいる愛知県の名物の味噌になります

八丁味噌の濃い目の味と、あさりの海のエキスがぐっと来る味がとても美味しいです。八丁味噌は愛知県岡崎市八丁町のカクキュー、もしくは、同じ八丁町の『まるや八丁味噌』が、赤だしを作る時のおすすめの味噌になります

あさりの赤だしは、小葱より『三つ葉』、シャキシャキする『水菜』を味噌汁の具にすると相性抜群です。機会があったら、是非、八丁味噌で、あさりの味噌汁を作ってみてください

【調味料別】あさりの味噌汁の基本の作り方から人気レシピを紹介!

あさりの味噌汁は、様々な出汁と味噌を組み合わせると作り方が豊富にあります。合わせ調味料の割合や2人前から3、4人分の『あさりの味噌汁』の人気レシピを紹介します

【ほんだし】あさりの味噌汁の簡単な作り方!ほんだしde激ウマの2人前レシピ!

あさりの味噌汁に定番の調味料は、ほんだしを加えて簡単に出汁ができます。基本の王道な『あさりの味噌汁』なら、ほんだしを使って作ってみましょう

貝汁が余ったら?日持ちは?食中毒防止に冷蔵・冷凍保存!

貝汁が余ったら、どのくらい日持ちするのか。常温の鍋ごと保管は食べる前に再加熱が必要です。冷蔵庫の保管は、2日以内が日持ちする目安になります

あさりの貝汁は具が貝類の為、1日に1回、再加熱をして食べる前にも沸騰させて温める必要があります

保存方法賞味期限備考
常温保管当日中再加熱:必要
冷蔵庫保管2日以内1日回の定期加熱:必要
微妙:電子レンジの温め直し
冷凍保存2週間冷凍用密封袋
あさりの貝汁の保存の仕方

あさりの貝汁は、電子レンジで温め直しがNGではないですが、再加熱は鍋を使って火を通しましょう。

貝汁の保管は常温を避け、次の日や翌日に食べるとしても、一旦は冷蔵庫に保管しましょう。長期保存の冷凍保存は、タッパーより冷凍用密封袋の方が日持ちします

【貝汁】あさりの味噌汁の山口県の作り方!満潮風の具だくさん味噌汁のレシピを紹介

さて、今回は、山口県の名物!郷土料理のアサリの貝汁のレシピを紹介しました

山口県小野田市のドライブイン満潮(みちしお)に立ち寄った時に食べた貝汁をもう一度、食べたい。家でも同じ味のアサリの味噌汁を作りたい方向けに、再現レシピを一挙大公開しました

山口の貝汁は、あさりの量が通常の3倍、味噌は白味噌、出汁は昆布が主流です。さすがに、3倍の量のあさりを1人分に用意するのは、大変な方は、いつもよりあさりは多めの『1人前:200g』で作って試すのが、最初はおすすめの作り方になります

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