おせち料理を簡単に、品数が多いから電子レンジを活用して、すぐできるメニューがあるといいですよね。
今回は、たたきごぼうを電子レンジで作る方法を紹介します。ごぼうは電子レンジで何分?という素朴な疑問から、気を付けたいポイントまでを詳しく説枚します
アク抜きなしでレンチンしたいですが、ごぼうはえぐみが強く、レンジの時は酢水につけるのが必須です。えぐみの正体はシュウ酸、熱より水に溶けるタイプの成分です
あまり体にためすぎると尿路結石の恐れ有!ですから、シュウ酸を抜く事ができるアク抜きをフル活用しましょう
たたきごぼうの電子レンジのレシピ!醤油・みりん・酢の分量は?
電子レンジ用!おせち料理のたたきごぼうは、ごぼう1本に『薄口醤油:大さじ2、みりん:大さじ2、酢:小さじ4』と『すりごま:大さじ4』がレシピの分量になります
ごぼう1本からできる『たたきごぼう』は約2~3人分の分量になります
材料・調味料 | 分量 |
ごぼう | 1本 (200g) |
★すりごま(白) | 大さじ4 |
★薄口醤油 | 大さじ2 |
★みりん | 大さじ2 |
★酢 (穀物酢:米酢) | 小さじ4 |
上記が、電子レンジ用のたたきごぼうのレシピ分量をまとめた早見表なります
電子レンジで、たたきごぼうを作る時は大量ではなく、ごぼう200g(約1本分)が作りやすい分量です。
レシピ分量を紹介しましたので、次は具体的な作り方になります。電子レンジのたたきごぼうは『ごぼうのアク抜き』がポイント、普段、ごぼうを水だけで漬けている方も、酢を使う必要があります
簡単レンジdeレシピ⇒ごぼうのレンジ加熱は何分?
電子レンジで簡単におせちを作るシリーズ⇒簡単レンジdeレシピの『たたきごぼうの作り方』になります
電子レンジで、たたきごぼうを作る時は『アク抜きに酢水』を使いましょう。
ごぼうを鍋で茹でる時は、水に浸して十分に『えぐみ』が取れますが、レンチンでは『えぐみが強く』残りがちです
ごぼうのえぐみ成分のシュウ酸は熱より『水に溶けやすい性質』だから、どうしてもレンジの時は失敗しがち。最初にやるべきことは、酢水の箇所【4】をしっかりとやりましょう
【たたきごぼうの作り方:簡単テクニック】
【1】ごぼう:タワシで洗う
ゴボウについている土を水で洗った後、タワシで軽く皮を軽くこすります
ゴボウは皮に栄養と香りが多くある為、強くこすりすぎりると出来上がったたたきごぼうの風味がなくなってしまいます
タワシでゴボウをこする時は『弱め』、包丁で皮を落とす時も『軽く薄く』に抑えるのがおすすめです
【2】ごぼうをカットする
洗った次は、ごぼうを5cm幅の大きさにカットします
ごぼう | 切り方 | 幅 |
太いゴボウ | 縦:1/4カット | 5cm |
細いゴボウ | 縦:1/2カット | 5cm |
大きく太いごぼうは『縦:1/4カット』、小さく細いごぼうは『縦:1/2カット』が丁度よい大きさです
【3】ごぼうを叩く
ごぼうを叩く方は、縦切りした後に1本ずつ叩きます。ゴボウは叩いた方が調味料が馴染みやすくなりますが、最近の品種は叩かなくても柔らかいゴボウが多いです
【4】ごぼうの『あく抜き』をする
ごぼうはシュウ酸が多い野菜であり、えぐみを取る必要があります。ゴボウは切ってから長く放置すると『色が茶色に変色』をしますので酢水につけて、同時にアク抜きをしましょう
ごぼうの切り方 | 時間 | 目安 |
ごぼう (縦切り:5cm幅) | 3分 | 水:1リットル 酢:大さじ1 |
ごぼう (縦切り:5cm幅) | 5分 | 水:適量 |
ごぼう (さかがき) | 3分 | 水:1リットル 酢:小さじ2/3 |
ごぼう (さかがき) | 5分 | 水:適量 |
※詳しくゴボウの下ごしらえを知りたい方は上記を参考にしてくだいませ
たたきごぼうは特に色味を気にせず作る事が多い料理ですが、酢水に10分以上つけると、真っ白になり白すぎてしまう事だけ注意しましょう
【5】★の調味料で胡麻和えの衣を作る
【6】ごぼうの水をよく切る
【7】電子レンジ:600W
たたきごぼう用のゴボウは、よく水を切ってから耐熱皿にのせて『ふんわりラップ』をします
ごぼうは電子レンジで何分を加熱すべきか。レンジの時間は、お好みの食感によって使い分けます
食感 | 時間目安 |
硬め | 600W:3分 |
柔らかい | 600W:4分+余熱1分 |
普通の食感のゴボウに歯ごたえがある硬さなら、600Wのレンジで3分です。ゴボウを柔らかくする!柔らかめのたたきごうぼうがお好きな方は『600W:レンジ4分』と、そのまま余熱で1分ほどおいてくださいね
【8】熱いうちに和え衣と合える
茹でたゴボウはザルにあげて、水気をよく切ります。たたきごぼうを柔らかく、しっかり味が馴染むように『熱いうちに胡麻和え衣』と合わせます
【9】冷蔵庫:2~3時間⇒冷やして漬ける
上記の【1】~【9】が、電子レンジで、たたきごぼうを作る方法になります
たたきごぼうはレンジの何分?と時間がわからな方は『硬めの食感:3分』、『やわらかい食感:4分と余熱1分』です
たたきごぼうを作ったけど『ごぼうが硬い』とお悩みの方は【8】を実践しましょう
『熱いうちに衣と合えること』が、たたきごぼうを柔らかくする方法です。ザルにゴボウをあげてから長時間放置せずに、温かいまま衣を合えましょう
作ってから2~3時間を冷蔵庫の中で漬けると、味がゴボウになじみやすくなります。
たたきごぼうが余ったら?次の日や翌日の作り置きの保存の仕方は?
おせち用に作ったたたきごぼうが余ったら冷蔵庫で保管ができます。作り置きの冷蔵目安は5日以内ですが、たたきごぼうを『調理方法:さかがきにして作った時は、4日以内』です
ごぼうの切り方によって、ちょっとだけ日持ちする期間が短いと思ってくださいね
保存方法 | 可否 | たたきごぼう | さかがきごぼう |
常温 | ▲ | 数時間 | 数時間 |
冷蔵庫保管 | 可:◎ | 4~5日 | 3~4日 |
冷凍保存 (タッパー保管) | 可:〇 | 2週間 | 2週間 |
冷凍保存 (保存袋) | 可:◎ | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
たたきごぼうは冷凍できるのか。お正月を過ぎてからも食べたい方は冷凍保存で長期保管ができます。たたきごぼうの冷凍方法と柔らかく解凍するテクニック、お弁当用に冷凍したい方は上記で詳細を解説中です
さて、今回は、簡単にすぐにたたきごぼうを作りたい方向けに、電子レンジde簡単!たたきごぼうの作り方を紹介しました
ごぼうはレンジで3分で十分食べられるようになりますが、たたきごぼうを柔らかくしたい方はレンジ:4分、余熱:1分にさらすと丁度良い食感になります