母の日とは、母親に普段の感謝の気持ちを伝えて労う日という意味があり「お母さんに花:カーネーションをプレゼントする」や「小さい子供がママへ手作りの工作や贈り物をする」といった事をするのが定番の日。毎年5月の第2日曜日が母の日にあたります。
しかし、大人になると。ざっくりと、母の日は「日頃の感謝を込めて何か母向けにプレゼントをする日」と知っていても、よく考えると、もともと、どんな歴史的な経緯があって、何か深い意味や変わったエピソードはないの?と、もう少し詳しく母の日の事が知りたくなりますよね
ココでは、母の日をとは何なのか。たっぷり!詳しく、母の日を簡単に解説⇒話の小ネタになる面白情報と豆知識満載でお届けしますね
2023年の母の日はいつ?今年は何月の何曜日?
母の日がいつなのか。母の日は毎年5月の第2日曜日と曜日だけしか決まってい為、毎年日付が変わります。今年は「2023年5月14日(日曜日)」が母の日です
西暦 | 母の日 |
2023年 | 5月14日(日曜日) |
2022年 | 5月8日(日曜日) |
2021年 | 5月9日(日曜日) |
直近3年間の母の日を一覧でまとめた表がコチラ⇒確認すると、やっぱり毎年、日曜日が母の日。祝日として日付が固定されている建国記念の日、こどもの日と違って、2022年は5月8日、2021年は5月9日というように日付が違いますね
ちなみに来年の母の日は、2024年の5月12日(日)になります
母の日とは、具体的に何をする日なの?
母の日とは母親に感謝する日、日ごろの労いをする日と言われても、具体的に何をする日なのか。基本に立ち返って説明すると、母の日は赤いカーネーションを贈るのが昔からのすること。現在では、マンネリ化してカーネーション以外の花や実用的なキッチン用品や、母の日限定スイーツをプレゼントするのが恒例の行事になっています
ランク | 贈り物 |
定番 | 赤いカーネーション |
定番 | 実用的なモノ 例:キッチン用品 |
定番 | 母の日スイーツ |
母の日のプレゼント例を、簡単に表にまとめました
結局、母の日は何したらいいの?と母への感謝の方法が分からない方、何するべきか考え中の人は、この表が1つのマニュアルになるかと思います
母の日のプレゼント⇒みんなが贈り物で選んでいるギフトは、花、実用的なモノが定番でハズレがないものばかり。母親が喜ぶもの、もらって嬉しいギフトたちです
実用的なモノは、実際。母の様子が分からないと選べませんから、母の日スイーツが買いやすいですね。母の日は「花をモチーフにしたロールケーキ」や「テーマ色の赤を使った苺のタルト、和菓子なら苺大福」など!母の日らしいスイーツを選ぶのが正解です
母の日を子供向けに簡単にわかりやすく説明すると?
母の日を保育園や幼稚園児の子供に分かりやすく!簡単に言うとお母さんに感謝する日だから「お花をプレゼントする日」や「ママの似顔、手作りの工作をお母さんにあげる日」だよ!というのがわかりやすい説明になります
保育園や幼稚園の年長クラスくらいになると、折り紙で「お母さんいつもありがとう」といった感謝のメッセージ付きの似顔絵や折り紙が、母親的に嬉しいですね^^
まだ子供が上手に折り紙ができないよ!子供が幼い保育園の乳児クラスなら、子供の成長が記念になる手形制作が人気です
母の日は、こどもの日の柏餅やちまき餅、節分の豆のように、決まった行事食が特にないですが。
保育園や幼稚園、老後施設では「母の日のテーマ色の赤⇒苺を使ったスイーツ」や見た目がなんとなく花の花弁、花びらをイメージしやすい「アップルパイ」など!こんなスイーツが母の日によくおやつの定番です
母の日の発祥の地はどこの国?由来は?
母の日の発祥の地はどこの国なのか。母の日の原型となるMother’s Sundayは17世紀のイギリスにありますが、一般的に私たちが思う母の日はアメリカが発祥の国。1908年のアメリカで、熱心なキリスト教徒であった亡き母の祭壇に、娘のアンナ・シャービスがカーネーションを贈ったことが始まり=母の日の由来とされます
後に、アンナ・シャービスは「母への感謝は生きているうちにすべきだ」と主張し、母の日活動を開始。1914年にアメリカで正式に国民の祝日になります
国 | 贈る花 | 母の日 |
イギリス | 薔薇 | 3月 イースーター 3週間前の日曜日 |
アメリカ | カーネーション | 5月 5月の第2日曜日 |
結局、母の日の母の日の発祥はイギリスって事で正解なの?と深い豆知識を知りたい方、どうとらえるかは解釈が学者によって違いまますが、この表の母の日の日にちをイギリスとアメリカで見比べるとわかりやすいかと思います
私たちがイメージする、日本で定着している母の日は5月ですよね^^
つまり日本の母の日はアメリカ式の母の日が主流、というか。覇権を握ってるよ!という事から発祥の国はアメリカが正解と言えるではないでしょうか
母の日は日本でいつから始まったの?関連する事柄は?
母の日はいつから日本で始まったのか。母の日は、キリスト教が深く関係した日という事があり、日本へは「開国⇒明治維新⇒イギリス式の母の日が明治初期」に存在したとされます。しかし、私たちがイメージする一般的な母の日はアメリカ式であり、1931年(昭和6年)に大日本連合婦人会が、昭和天皇の皇后様の誕生日(3月6日)を母の日としたのが、日本の母の日の始まり、関連する事柄です
西暦 | |
17世紀 | イギリス Mother’s Sundayが始まる |
1868年頃 | Mother’s Sundayが日本に伝わる |
1905年 | アンナの母 アン・シャービスが亡くなる |
1908年 | アメリカ アンナ・シャービスが花を贈る |
1914年 | アメリカ 母の日が記念日となる |
1931年 | 日本 大日本連合婦人会が母の日を提唱 母の日:3月6日 |
1932年 | 日本 青山学院大学 母の日が公式行事となる 初回:5月8日開催 |
1947年 | アメリカ 母の日が国民の祝日となる |
1947年以降 | 戦後の日本で広まる |
母の日の歴史は、実は、複雑⇒日本で始まったとされる経緯が2パターンあります
17世紀からイギリスにあるキリストの復活祭(イースター祭)の3週間前の日曜日(3月)=マザーリング・サンデー(Mothering Sunday)」が開国ともに、幕末から明治初期にキリスト教徒が日本に伝えています
マザーリング・サンデーとは「イギリスの17世紀に、出稼ぎ労働者をイースーター前に実家帰省させる=稼いだお金を家族や母の為に使う」といった風習が始まりだとされます
しかし、幕末から明治初期の日本に、Mothering Sundayが定着することもなく、ミサや教会。キリスト教の日曜学校で行われる「ちょっとしたイベント」の位置づけ⇒母の日も5月ではなく、3月でした
母の日が3月から5月に変わったタイミングは「1931年:3月6日⇒1932年:5月8日」と、1932年から母の日は5月の第二日曜日で定着しはじめます
なぜ?母の日は赤いカーネーションなの?ダメな色はあるの?
母の日は全体的に「テーマの色は赤」です。しかし、以前は日本でも母の日のカーネーションは「白」でしたが、亡き母の祭壇へ白いカーネーションを贈ったという母の日のエピソードが「生きている母への死」を連想するとされ、混乱防止に次第に赤いカーネーションを贈るようになったという経緯があります
キリスト教 | 意味 |
赤 | 聖なる愛の色 |
白 | 真実の愛、純粋 |
母の日は「白いカーネーションを贈る」のが歴史ストーリーから正しいと言えますが
私たち日本人は迷信やジンクスを気にする人が多く、外国のお葬式で白い花を贈ること⇒生きている母に白いカーネーションを贈るのはいかがなものか。という風に不吉に思う心理が働きます
そのため、「赤色=キリスト教ではキリストの血、生命の象徴の色」という風に考えが、今では母は「赤いカーネーションを贈ること」が定着している!と考えると、わかりやすいかと思います
カーネーション | OKとNG | 意味 |
赤 | ◎ | 聖なる愛の色 |
ピンク | ◎ | 感謝 |
紫 | ◎ | 気品、上品 |
オレンジ | ▲ 恋人向け | 熱烈な愛 |
白 | ▲ ジンクス:有 | 真実の愛、純粋 |
濃い赤 (ダークレッド) | × | 欲望 私の心の悲しみ |
黄色 | × | 嫉妬、軽視 |
母の日のカーネーションのダメな色に白と言われる事がありますが
母の日のストーリーでは「物語の主役のアンナは母が好きだった白いカーネーションを贈った点(しかも、500本以上と超豪華だった)」、キリスト教徒であった母に対しては、宗教的な色の意味合いから「真実の愛、純粋」を意味する事から、極端に白いカーネーションを嫌う必要はなさそうですね
唯一、気になるのははやり、亡くなった人へ白いカーネーションを捧げたこと。ヨーロッパやアメリカでは葬式の花の色が白で定着していると、ココが気になる点ですが
日本人と海外の方では「死に対する考え方=生まれ変わり:有、死後は生前どんな人間でも許される⇒良き人になって転生するなど!(日本は悪人は地獄に永遠に落ちるという考え)」と、ちょっと感覚が違いますし、なんとも言えないです
とはいえ、意味合い的に、濃い赤と黄色のカーネーションは母の日にダメな色と言えます
濃い赤(ダークレッド)の意味をキリスト教の7つの大罪にあてはめると「欲望⇒強欲のマモン、傲慢のルシファー」、黄色の意味は「嫉妬⇒嫉妬のレヴィアタン」と悪魔の名前に置き換えられますから、母の日にジンクス気にするなら、プレゼントにダメな色な感じがします
さて、今回は今年の母の日はいつなの?2023年の母の日は5月14日の日曜日だよ!というお話と、母の日の由来や意味、歴史的なストーリーを説明しました。ちょっとした豆知識から深い内容まで掘り下げていますので、よかったら何かの参考にしてくださいね