中学校は夏休みに入っても4割以上の中学生に部活があるとされます。
では、8月のお盆の期間は部活が休みになるのか。いつからお盆休みになるか知りたい。県立、公立、私立の中学校の2024年のお盆休みを紹介します
【公立・県立】中学校のお盆休みはいつからいつまで?2024年度版
公立の中学校のお盆休みは、所属する部活によって休みが決まります。部活の大会が特になく、強豪校でなければ、一般的な中学生は2024年8月13日(火曜日)から8月16日(金曜日)までの4日は、部活はお盆休みになります
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
8月 | 7日 夏休 | 8日 夏休 | 9日 夏休 | 10日 夏休 | 11日 夏休 | |
12日 夏休 | 13日 お盆 | 14日 お盆 | 15日 お盆 | 16日 お盆 | 17日 夏休 | 18日 夏休 |
19日 夏休 | 20日 夏休 |
お盆に部活がある中学生は『8月13日から8月16日』に学校へ向かうケースがあります
お盆くらい部活を休みにしないのか。部活の顧問が熱心だから、部活があるのか。本当は違法じゃないの?と疑問に持つ方は、下記がお盆に部活をしても良い理由の1つになります
公務員 | お盆休み | 夏季休暇 |
中学校の先生 | 8月10日~12日 | 8月13日~16日 |
備考 | 正式なルール | 申告して取得 |
公立の中学校の先生は、地方公務員の職種になります。公務員の休日は『法律によりカレンダー通りのお休み』と定められています
簡潔に言うと学校の先生は『お盆休み』がないという事になり、2024年の8月13日~8月16日は出勤日です
職種 | 夏季休暇 |
地方公務員 | 7月~9月に5日間 |
しかし、地方公務員は『7月~9月に5日の夏季休暇』を取得する事ができる仕組みになっています。特に部活に力を入れていない学校の先生や顧問は『夏季休暇を取得』して『8月13日~8月16日』をお休みします
上記が公立、県立の中学校の先生の『お盆休み』の実態、正体になります。学校の先生は特別な事がない限り、平日をお休みにしませんよね
お盆の期間にまとまった『夏季休暇』を取るのが通例ですが、部活に力を入れる顧問は『夏季休暇を取得せず、部活している』、自己判断と部活の具合を見て個別に決めている事になります
結論を言えば、お盆に部活がある事は違法ではないです。
お盆に部活があっても良いと説明していますが、あくまで違法ではないという意味になります
お盆に部活をする事が常識ではなく『良識』で考えると、職業柄、学校の先生の判断としては『決して良い判断とは言えない点』をご了承くださいませ
【私立】中学校のお盆休みの休みはいつからいつまで?2024年度版
私立の中学校のお盆休みは、学校の方針によって休みの日が異なります。一般的には公立と同じく、2024年8月10日から8月118日までの9日間をお休みとします
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
8月 | 7日 夏休 | 8日 夏休 | 9日 夏休 | 10日 休日 | 11日 休日 | |
12日 振替 | 13日 お盆 | 14日 お盆 | 15日 お盆 | 16日 お盆 | 17日 休日 | 18日 休日 |
19日 夏休 | 20日 夏休 |
公立より私立の方が部活に力を入れている場合があり、部活がある学校が多くなります。しかし、私立の中学校は『学校法人』であり、一般法人と扱いは同じ、先生はサラリーマンです
特に部活に力を入れてないのなら『8月13日から8月16日』の4日間はお盆休みとなります
種類 | お盆休み | 夏季休暇 |
一般企業 | 8月10日~8月12日 | 8月13日~8月16日 |
学校法人 | 8月10日~8月12日 | 8月13日~8月16日 |
2024年の一般的な法人、会社のお盆休みが上記になります
2024年は、8月11日の山の日が日曜日です。日曜が祝日の場合、翌日の月曜日が振替休日となります。そのため、夏季休暇の8月13日~8月16日と土日が加わり合計で9連休が普通の会社のお盆休み期間になります
上記が私立中学校のお盆の基本の休みの日になります。基本のカレンダー通りの休みに、学校が休みになる日が私立中学にあります
※個別に私立ごとに特殊ルール:有の為、通っている学校の年間行事、学校カレンダーを念のため確認しましょう
【中学生】お盆の部活を休むのはダメ?お盆に部活ってどうなの?
8月のお盆に部活がある事は違法ではないです。しかし、部活に力を入れているとは言え、お盆まで部活をする必要性があるのか。お盆の部活を休ませたい親向けに直近の事情を説明します
西暦 | 時代の流れ |
2000年以前 | 部活至上主義:強 |
2010年以前 | 部活至上主義:弱 |
2020年以降 | 考え方が変わりつつある |
2000年以前は、部活至上主義、中学生は部活をやるべきとされ、夏休みに部活が多すぎるという程、毎日の部活が普通の事でした
しかし、2000年以降、徐々に部活至上主義が弱まり、あまりに多すぎる部活は良くないと考え方が広がりつつあります。2015年頃までは『お盆に部活がある』という中学生の悩みが多くありましたが、現在では、どんどん減りお盆までさすがに部活をしないのが普通になりました
では、なぜ?時代の流れと共にお盆に部活をやらなくなったのか。強豪校でも大会直前でなければ、お盆の部活は休みになるケースが増えてます
編集部周りで、中学生のお盆の部活をどう思う?と中学生の親にインタビューをすると、大半の方が『お盆に部活をするべきでない』とお答えを頂きましたが、仮に部活に力を入れるとしても『現代ではよろしくない』という意見が目立ちます
大人の社会は『有給が取れない時代』が『有給を消化しなければならない時代』になりましたよね
『休日出勤を命令する上司に将来、子供になって欲しくない』や『休みを休みとしない事が時代にあっていない』と子供の頃から、休みは休みと教えるべきという意見があり、確かにそうだねと納得しました
【お盆の部活動】中学生のお盆に部活はある?内申に関係ある?
お盆に中学生は部活があるのか。中学1年生から中学2年生まで、部活に力を入れる学校はお盆と言えども部活があります
学校のルールと言うより、顧問の先生に聞くのが一番正確な情報になります
部活 | GW期間 |
運動部 | 基本:休み |
文化部 | 基本:休み |
備考 | 例外:有 |
先生や顧問に部活があるのか聞きたくない中学生は上記を参考にしましょう。基本的に中学生の運動部と最近では文科系でも吹奏楽部系は、お盆に部活がありますす
文化部の吹奏楽部、美術などは力を入れている学校がありますが、お盆に部活がないことが一般的です
親、子供が気になる事は、お盆に部活がある。家族旅行や親の実家帰省を中止して、部活に参加すべきか。悩ましい問題に巻き込まれる事がありますよね
部活のレギュラーに将来なれるかという話以外になりますが、高校受験の内申点と関係性はないです。
部活動の成績はたいして内申点に影響がありません。むしろ、部活にでなかったから『内申点を下げた』という事を先生がしたら、ルール違反であり『違法の可能性』がでてきます
部活動と内申書 | 都道府県 |
総合的判断の資料とする | 下記以外の県 |
評価対象にしない | 青森県、岩手県、秋田県 福島県、群馬県、千葉県 東京都、神奈川県、山梨県 三重県、大阪府、兵庫県 熊本県、沖縄県 |
特別な功績がある場合 加点する | 埼玉県、佐賀県 |
上記が2020年以降に、文部科学省が各都道府県に対し、公立高校の一般入試で部活の記録を評価対象とするかしないかをアンケート調査した結果になります
たとえば、東京や神奈川県は一般入試に部活の結果が全く評価されません。加点とする県は埼玉県と佐賀県の2県しかありません
その他の都道府県であっても総合的判断の『資料とする』という回答であり、加点とも減点とも言い切っていません。資料とするとは、特別な状況があって初めて参考にするという意味になります
たとえば、最初から加点、減点をする方式は受験に不公平が生まれますから、一般入試の結果が同点だった場合に『加点するか、しないかの判断の可能性:有』という風に取らえてよいというのが塾講師から聞いた意見と内容になります
『部活と一般入試は関係ない』とはっきり明言する東京や神奈川県が、本来、公平で正しい姿勢だと言えますが、部活が高校受験に加味されないと言うと反論する親もおり、はっきりと明確に言えない県が多くあるように見えます
要するに、実態として『部活で県大会優勝や上位トップ3』くらいまで進みレギュラーじゃないと、受験の一般入試の恩恵はそんなにないよ!あったとしても参考程度の事柄、それなら点数をとった方がいいよという事が言えます。
極端な話、スポーツが得意、そして結果を出している子供は、どっちにしても『有名高校からお声がかかる』から部活をがんばる方が正解だけど、それ以外の子供は『そこそこの部活動の結果で問題ない』と言えます
スポーツ高校へ入学するつもりがないなら、受験で結果を出す事の方が優先度が高い事柄だと推奨する理由が理解できるかと思います
親がお盆に家にいる日はいつ?親がいない日を教えて!
部活がお盆にない中学生になると、お盆に親が家にいるのか。家に親がいない日はいつなのか。年頃になると親とのかかわり方を考える事がありますよね。今年の2024年の親のお盆休みは、8月10日から8月18日の9日間になります
親の出勤日は職種と雇用形態により異なります。正社員で働く会社員は、9連休のお盆です。親がいない日が、部活の無い日にあるのか。お探しの中学生に残念ですが、親がシフト勤務や店舗勤務、銀行員でもないかぎり、お盆は親が家にいます
※職種別の夏季休暇は特設ページで別途詳細を解説しています
上記に、親の職業別にお盆休みをまとめました。親がお盆にいる日が気になる学生の方は参考にしてください
簡潔に言うと、会社に勤める会社員・サラリーマンと金融機関勤務(銀行、郵便局の窓口、証券会社)、公務員(市役所、公立の学校の先生など!)の職業の違いでお盆の休みの日が違います
パートやアルバイトの雇用であるシフト勤務の親は、お盆はいる日といない日があります
シフト勤務とは、働きに行く日を『今週は水曜日と木・金曜日』のように、親が出社スケジュールを決める働き方です
シフト勤務の親の人は、親がリビングに飾っているカレンダーに『出社!休日!』と印をつけてる事がありますよね。貼ってあるカレンダーを、ちょっとのぞき見してみましょう
リビングのカレンダーは見てもいいけど、親のスマホの予定表やスケジュール管理アプリを勝手に見るのはNGです!
さて、今回は、中学校のお盆休みがいつから部活が休みになるのか。お盆の8月13日や8月15日に部活があるのかを解説しました。
部活に力を入れない公立の中学校に通う中学生は、8月13日~8月16日に部活はありません。私立の中学校は、中にはお盆に部活がある学校がありますが、公立の学校と大きく違いがないケース:有です。