親御さんのご世代が子供の時は、小学校のバレンタイン=女子が男子にチョコレートを渡す日という事が多かったですが、年々、小学生のバレンタインデーの事情が変わってきています。
今回は子供、特に小学校4年生から5・6年生の男子・女子に絞って「最近の小学生のバレンタインとはコレだよ」という内容を詳しく紹介します
【小学生女子】72%が手作りチョコ・友チョコをプレゼント
小学生 | あげる |
女子 | 72% |
男子 | 25% |
小学校でバレンタインが禁止されているケースありますが、アンケート結果から女子の10人に7人、男子の4人に1人がバレンタインに贈り物をしています
この数字から「バレンタイン禁止」と言われても、子供同士。学校の帰り道、塾・習い事の後など先生に見つからないように、バレンタインのチョコを渡しているっというのが分かりますね
小学生 | 相手 |
女子 | 女子の友達 男子の友達 |
男子 | 女子の友達 |
この数字で気になるのは、男子が4人に1人がバレンタインに贈り物をしているという事。お子さんがいる方は、友チョコね、今や恋愛イベントではなくなってると、バレンタインが仲の良い友達同士で贈り物をするイベントに変わってきている事にお気づきな方もいるのではないでしょうか
中にはクラス全員に手作りチョコを配るケースもあり、男子も「親がチョコを手作りする→プレゼント交換する」という不思議な光景が小学校にあります
年々、小学生のバレンタインは恋愛イベント(本命・義理チョコのイベント)から、友チョコを贈りあってワイワイするという感じになってきていると、まずは思ってくださいね
小学生のバレンタインは手作りチョコ・お菓子が主流!予算は300円以内
手作りチョコ | 合計 | 材料費の合計 | ラッピング |
1人分 | – | 300円以内 | – |
4~5人分 | 1,300円 | 平均:800円前後 | 500円以内 |
小学生のバレンタインは市販のチョコより「手作りが主流」です。みなさん1人あたりに「300円の予算」としていますので、ラッピングを含めても500円以内というのが相場です
しかし、アンケートによると仲の良い女子グループだけではなく、平等にクラスの全員など!大人数のバレンタインのチョコが必要になり、親が子供のバレンタインに5000円ほど費用がかかってしまう事もよくあることです
小学校がバレンタインを禁止する理由は?
【1】不要なモノを持ち込み禁止
小学校で明確にバレンタインを禁止している学校があります。基本的に学校は「学業に不要なモノの持ち込みは禁止」というのが1つ目の理由です
しかし、小学校とは学業以外に「友達とのコミュニケーションの場所=人付き合いを学ぶ場所」という考えもあり、今や恋愛イベントではなく、友達・仲間内での付き合いの1つである状況になってきていますので、先生が目をつぶっている事もあるようですね
【2】アレルギーがある子がいる為(特にナッツ)
確かに、漫画・ゲーム、おもちゃといった遊びが目的のものではないのですから、多少は多めにみてもよいのかもしれませんよね
ただし、昔と違って「子供のアレルギーの数がめっちゃ増えている(昔は以調査をしてなかった)」という事情があるので、学校が「手作りチョコ」に、かかわりたくないのは事実。公にバレンタインをOKですよ!とは小学校は言えません
バレンタインの手作りで注意する事、特に小学生の子供の場合は「ナッツ・アレルギー」です。
ナッツアレルギーって言葉は親御さんからすると「昔はこんなのなかったよね」と印象が強いと思いますが、年々増えているアレルギーの1つで、子供のアレルギーの上位トップ5にナッツアレルギーが入ります
学校としては給食のナッツに対策している学校も出てきています。こんな事情もあり「ナッツ類の持ち込み」は避けたい→バレンタインが禁止という考え方になるのです
考え方がプレゼントに変わってきている=小学校のバレンタイン
さて、ここまでに小学校のバレンタインは「手作りチョコが主流」だけど、バレンタイン禁止の問題もあり、年々、事情が変わってきています
友チョコを渡すという友達同士の付き合いであること。そして、アレルギーの問題。いろいろ考えると学校に持ち込みをして良いものをプレゼントするという風に、チョコではなく、かわいい文房具にメッセージカードを添える
こんな感じのバレンタインをしている子供の話を、ちょくちょく聞くようになりました
もしかしから、今後の小学生のバレンタインは「プレゼント交換をする日」という感じに落ち着くかもしれませんね。このあたりを頭の片隅に入れておくと、小学生の事情が見えてくると思いますね。