【過去20年】天皇賞（春）の過去データと傾向！人気別・枠順・勝ち馬・騎手・脚質

天皇賞（春）の2004年～2023年の過去20年間の結果を集計した傾向になります。尚、当サイトの情報は特定の有力馬と応援、馬券購入などを推奨する内容でない点、ご理解くださいませ。

【歴代勝ち馬】天皇賞馬（春）の過去20年データ！レース結果と成績一覧！

天皇賞（春）の馬場状態、タイム（上り3ハロン）、歴代勝ち馬（勝利騎手）、馬齢、所属、人気、オッズ、脚質の過去20年データになります

※天皇賞（春）：京都競馬場の改修工事に伴い2021年と2022年は阪神競馬場開催です

※天皇賞（春）の開催回数は、天皇賞（秋）を含めてカウントする為、2回飛ばしの数になります（例：第165回の次年度は、第167回の天皇賞春）

※タイム：【R】マークは歴代のレコードタイムを意味します

※上り3ハロン：緑文字（1位）、青文字（2位）、赤文字（3位）、色なしは4位以下

※脚質：出走頭数と馬の過去の脚質を加味しますが、基本的に逃（1番手）、番手（2番手）、先行（3～6番手）、中団（7～12番手）、後方（13番手以下）と定義しています

【馬場】天皇賞（春）の過去20年データ！馬場・天気・トラックバイアスの傾向

天皇賞（春）の馬場状態（良、稍重、重、不良）と天気（晴、曇、小雨、雨）の過去20年データを集計した一覧表になります

※馬場：良＜稍重＜重＜不良の順番で『含水量』が多い状態になります

過去20年の天皇賞（春）は、良馬場が17回、重以上が0回です。稀に天候が悪く曇りの年がありますが、稍重が1回であり、雨の中の苦しい長距離というレースにはなりにくい傾向です

【所属別成績】天皇賞（春）の過去20年データ！勝ち馬の脚質（逃・先行・差し・後方）

過去20年の天皇賞（春）の勝ち馬は関西馬の栗東が12頭、関東馬の美浦所属が8頭になり栗東所属が優勢な傾向があります

過去20年の天皇賞（春）の馬齢と性別は、牡馬が20頭、牝馬が0頭と牡馬が優勢です。

馬齢別に何歳の馬が勝利をしているのかを算出すると5歳の馬が最も勝利回数が多く、7歳・８歳以上の優勝回数は0回になります

直近20年の天皇賞（春）の勝利ジョッキーは、武豊騎手とルメール氏の3回が最多の優勝回数となっております。上位にランクインする騎手は、皆、騎手歴が長い方が多い傾向があります

※内枠：1～2枠、中枠：4～6枠、外枠：7～8枠になります

※脚質：逃（1番手）、番手（2番手）、先行（3～6番手）、中団（7～12番手）、後方（13番手以下）と定義しています。一部、過去の走法から後方を差しに換算する事がある点、ご了承ください

天皇賞（春）の過去20年の勝ち馬、優勝馬の枠と脚質を早見表にしました。優勝馬以外の枠順別成績、脚質別成績が知りたい方は、次項目にて説明します

【枠順別成績】天皇賞（春）の過去20年データ（枠順・馬番号の傾向）

天皇賞（春）の枠順別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。枠順別成績の見方は勝率は単勝、連対率は馬連と馬単、複勝率は3連複、3連単に入着するかの参考になる数字です

※色：枠順別の騎手の帽子、ヘルメットの色を表しています

過去20年の天皇賞（春）を枠順別に成績を算出すると、勝利回数が多いのが1枠、7勝をしており勝率は19%と他の枠より明らかに高い数値になっています

天皇賞春は3200mと長距離レースの為、ロスなく最短距離を走る内枠が有利な傾向がはっきりと出ています。ただし、内枠が良いといっても２枠が同様に好走率が高いとは言えなく、最内枠の１枠が多少、スタミナを温存できる可能性があり、展開が有利に働きやすいと考えましょう

【人気別成績】天皇賞（春）の過去20年データ（人気・オッズの傾向）

天皇賞（春）の人気別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。人気別とオッズ別成績の見方は勝率は単勝、連対率は馬連と馬単、複勝率は3連複、3連単に入着するかの参考になる数字です

天皇賞（春）の人気別成績は、伏兵の6番人気以下の優勝が5回ありますが、勝率は低く、基本的に人気上位トップ2の馬が勝利、合計12回の優勝をしています

最も優勝回数が多いのが2番人気であり過去20年で8回の天皇賞馬を輩出しています

確率的に、4回に1回は伏兵が勝利することがあり、それ以外は人気ワンツーが人気通りの勝利をおさめる傾向があると言えます

天皇賞（春）の馬の消去や絞り込みに、人気別だけでは決められない方は、上記のオッズ別成績を参考にしましょう

冒頭に人気上位の1・２番人気の勝利回数が多く、予想だにせぬ伏兵が天皇賞春を勝つ２つのパターンがあると傾向を説明しました

過去20年の優勝馬のオッズを見ると、8.0～14.9倍は2着、3着の馬はそこそこいますが、優勝は1回、勝率はわずか2%しかありません

1.1～7.9倍以下のオッズの馬が圧倒的に優勝回数が多く、人気馬の7.9倍以下に注目する必要があります。逆に、伏兵となる馬は、15倍以上が5勝であり、馬の絞り込みの時に、出馬表と過去の結果をよく見るべきだと言えます

【脚質別成績】天皇賞（春）の過去20年データ（逃げ・先行・差し・後方の傾向）

天皇賞（春）の脚質別成績の過去20年データを集計した一覧表になります。天皇賞（春）は逃げ馬が有利なのか、先行する馬が抜け出すのか。差し馬が台頭するレースなのかの判断に参考になるのが脚質データになります

天皇賞（春）の勝ち馬の脚質は、逃げから番手の前目が4頭、先行9頭、差し馬が7頭、後方（追い込み馬）が0頭になります

天皇賞春は脚質的に、逃げ・先行が有利であり、4コーナーを5～6番手で通過する馬が好走率が高いと言われます。追い込み馬が苦しい理由が過去20年のデータにも反映されています

さて、今回は、天皇賞（春）の過去20年データ（2004年～2023年集計）を紹介しました。歴代の勝ち馬のタイム、勝利ジョッキーだけでなく天皇賞（春）の枠、人気別成績（オッズ解析）、脚質といった様々な角度の統計データになります

統計データとは、統計論では2000回の試行錯誤をした結果が安定する数字と言われます。過去20年では、統計論としてはデータ不足になりますが、過去5年、過去10年の短い期間より、上振れと下振れの少ない数字です

直近だけで考えたい方は、過去10年データを見て天皇賞（春）を予想する時に、どの馬が勝つのか。負けてしまっても連対するのか。3着内に入着するのかと頭を悩ませたときの参考資料として見ていただければと思います

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