赤ちゃんが生まれてから、半年するとおすわりをするようになった。次は、『ハイハイ』をする時期なのでは?と、子供の発育状況が気になる頃ですよね。
では、普通の子や成長の早い子、遅い子は、いつ頃からハイハイするようになるのか。
今回は、赤ちゃんがハイハイをする平均の時期、月齢別にハイハイする子の割合を紹介します。ハイハイする前にする前兆行動やよくあるパターンを一緒に解説しますので、赤ちゃんの発育状況の参考にしてください
では、まずは、赤ちゃんが何ヶ月目にハイハイするのが平均的な事かを説明します
赤ちゃんがハイハイするのはいつ?平均的にハイハイする時期を解説!
赤ちゃんがハイハイする時期は、早い子は生後6ヶ月頃、遅い子は11ヶ月頃になります。生後7ヶ月半から10ヶ月の時期に10人に6人~9人の赤ちゃんが、ハイハイができるようになります
月齢 | ハイハイ | 割合 |
6ヶ月 | 早い子 | 15%未満 |
7ヶ月 | 早い子 | 30%未満 |
7ヶ月半 | する | 65% |
8ヶ月 | する | 70% |
9ヶ月 | する | 80% |
10ヶ月 | する | 90% |
11ヶ月 | 遅い子 | 10%未満 |
赤ちゃんがハイハイする時期がいつ頃か。平均と早い子、遅い子の割合を、厚生労働省の資料を元に上記にまとめました
平均的に生後7ヶ月半から10ヶ月の頃に全体の90%の赤ちゃんがハイハイをするようになります。ハイハイするのが早い子が生後半年の頃、11ヶ月以上になってもハイハイができない子は遅い子になります
親として自分の子が発育が遅れていないか気になるのが、友達の子がほとんどハイハイをし始める8か月頃かと思います。
その頃は、中には、すでに、つかまり立ちをしたというお話を聞きやすく、めちゃくちゃ心配になりますが『おすわり、ハイハイ、つかまり立ち』は時期が近く、何かの拍子で急にできるようになるので過度な心配の必要はないです
しかし、どうしてもハイハイをしない!ハイハイが遅い子は、一度、小児科に相談をするのが先決です
病院に行くと検査をして問題なければ様子を見るというのが、一般的な病院の対応になります。しかし、医師に相談することで『同じような子供の事例』を教えてくれる事が心強いアドバイスになります
うちの子がなかなかハイハイしないと悩んだときは、医師に相談するのが先決ですが、家にいる時に心配になり、発育が遅い事が不安になると思います
自己判断のセルフチェックは本当はよくないけど!医師に相談する前に、自分の子が他の子より体格がどうなのかを知っておいて損はありません
次に、生後6ヶ月~11ヶ月付近の赤ちゃんの平均身長と平均体重を説明します
【生後6ヶ月~11ヶ月】赤ちゃんの平均身長と平均体重はどのくらい?
生後6ヶ月から11ヶ月の赤ちゃんの体型を下記に統計をまとめました
半数以上の赤ちゃんがハイハイする時期の7か月頃は、男の子が身長69.2cm、体重8.2kg、女の子が身長67.5cm、体重7.8kgです
早い子の体型から、身長67cm以上、体重7.5kg以上からがハイハイする目安の発育具合だと言えます
身長と体重の範囲内であれば、ハイハイするための筋肉や体力はあるのではないかと目安になる数字です
月齢 | 平均身長 (男の子) | 平均体重 (男の子) | 平均身長 (女の子) | 平均体重 (女の子) |
6ヶ月 | 67.8cm | 8.0kg | 66.2cm | 7.5kg |
7ヶ月 | 69.2cm | 8.2kg | 67.5cm | 7.8kg |
8ヶ月 | 70.5cm | 8.6kg | 68.9cm | 8.0kg |
9ヶ月 | 71.7cm | 8.9kg | 70.0cm | 8.2kg |
10ヶ月 | 72.8cm | 9.1kg | 71.2cm | 8.5kg |
11ヶ月 | 73.9cm | 9.2kg | 72.3cm | 8.6kg |
※あくまで平均の身長と体重になります。発育が遅い原因は医者に確認するのが先決です。セルフチェックは目安の数字として参考資料にしてください
上記は平均の身長と体重になります。補足資料として、体重には『2SD』と『-2SD』という低身長の考え方が最近では数字として紹介がされることがあります
平均以外の突っ込んだ話の内容は『男の子:0歳児の平均身長と体重』と『女の子:0歳児の平均身長と体重』で詳細を解説しています。もし、良かったら2SDと-2SDの身長を確認してください
赤ちゃんがハイハイする前兆は?ハイハイの練習方法は?
赤ちゃんがハイハイするようになる前、前兆やハイハイする予感がする仕草は『手足をバタバタする』や『クルっと回転する』といった行動です。
バタバタさせたと思ったら、後ろにバックしようとするような行動が見られたら、ハイハイするに必要な体型になってきていると言えます
事例 | よくあるパターン |
【1】前兆 | 手足をバタバタする |
【2】前兆 | クルっと回転する |
【3】前兆 | 後にズリズリする |
おすわりするだけでなく、赤ちゃんがよく動くようになったら、ハイハイ達成まで近いと言えます。ただし、この時期の成長は早い子、遅い子に個性があり、おすわり、ハイハイ、つかまり立ちのどこかのフェーズが一気に進む事があります
まだ、うちの子は早いよ!と思わずに、先に、ケガをしない対策や未然に事故を防止する工夫を家に中に取り込んでおきましょう
ハイハイをするようになったら?次にする『つかまり立ちの時期』を教えて!
赤ちゃんが、ハイハイをするようになったら、次は、つかまり立ちの時期です。いつ頃になると、ハイハイを卒業して、つかまり立ちをするのか。
ハイハイとつかまり立ちの時期は近く、目安は早い子が生後8か月頃、11か月頃に、つかまり立ちをするようになります
もう少し詳しい赤ちゃんの成長記録や参考になる統計資料が下記になります。良かったら参考にしてください
次の赤ちゃんの行動 | タイミングと時期 |
つかまり立ち | つかまり立ちをいつする? |
赤ちゃんがハイハイする時期がいつなのか。うちの子は成長が早い、それとも、遅い子なのかと基準が知りたい方向けに、赤ちゃんが平均的にハイハイする時期と、生後の月例別の割合を紹介しました
生後7ヶ月半~10ヶ月に約65%~90%の赤ちゃんが、ハイハイをするようになります。10ヶ月過ぎてハイハイを嫌がったり、ハイハイができない子は、一度、小児科の医師に相談をしましょう
特に健康状態と発育過程に問題なければ『様子を見ましょう』としか言われませんが、数件、病院を回ると個別にアドバイス頂けることがあります。ハイハイできないとイライラ、育児に疲れたと思った時の解決に今回の話の内容を参考にしていただければと思います
赤ちゃんがハイハイをしたら、次は『つかまり立ち』です。テーブルやソファーに手をかけながら踏ん張って立ち上がろうとするようになります。いつ頃に、うちの子は立ち上がるのか。お尻ペタンとなるのを見守りながら、つかまり立ちの時期を確認しておきましょう