昨年は、デルマソトカゲが1着となった全日本2歳優駿。その後、デルマソトカゲが海外に向かい催事ダービー3着、UAEダービーを1着となり、全日本2歳優駿から世界で活躍する馬が誕生するかもしれないと思うと楽しみなレースですよね。
では、今年はいつ、どこの競馬場で全日本2歳優駿が行われるのか。全日本2歳優駿に出走する馬が知りたい!⇒2023年の開催日程から出馬予定。発走の時刻など!
全日本2歳優駿を観戦したいけど!チケットや入場券、抽選はいつから、どこで販売開始されるの?地方競馬のjpn1だからわからない事が多くて困った方向けに詳しく説明します
馬券や特定の有力馬を推奨する内容ではない点、ご了承くださいませ
今年の全日本2歳優駿を楽しむ為の情報と日程、出馬予定など!気になる情報を満載でお届けします
- 2023年!全日本2歳優駿の発走時間と日時、競馬場の場所とコースは?何時から?
- 全日本2歳優駿の賞金はいくら?1着から5着の掲示板内の馬の賞金額は?
- 2023年:全日本2歳優駿の出走予定馬!地方とJRAからの出馬予定候補と登録馬の馬は?
- 全日本2歳優駿の出馬表(出走予定馬)と枠順・馬番号の発表と確定はいつごろ?
- 全日本2歳優駿の馬券購入はいつから?販売開始予定日と時間はいつから?
- 全日本2歳優駿の指定席・入場券・チケットの事前予約と抽選日はいつからは?
- 全日本2歳優駿の過去の結果!2022年のオッズ・前走+タイムは?
- 全日本2歳優駿の過去の結果⇒10年の1着・2着・3着と掲示板内の馬は?
- 全日本2歳優駿の過去の配当と払い戻し⇒10年・20年・30年の単勝・馬連・3連単はいくら?最高額は?
- 全日本2歳優駿の過去・歴代の勝ち馬のレコードタイムは?
- 歴代!全日本2歳優駿の勝ち馬と優勝馬は?地方所属の馬は?
2023年!全日本2歳優駿の発走時間と日時、競馬場の場所とコースは?何時から?
今年開催予定の第74回の全日本2歳優駿は2023年12月13日(水曜日)に開催され、発走時刻は20:10分です。全日本2歳優駿のスタート前に盛大なファンファーレーが演奏されるのが特徴です
全日本2歳優駿の詳細を下記の早見表で一覧にしました
全日本2歳優駿の場所はどこでやるのや川崎競馬の距離1600mはコースにどんな特徴があるの?など!いつから走るのかを知りたい方はご参考にしてくださいね
地方jpn1競争 | 詳細 |
レース名 | 全日本2歳優駿 |
馬齢 | 2歳限定 |
コース距離 | ダート・1600m(左) |
開催場所 | 川崎競馬場 (公式サイト←マップ地図等) |
住所 | 〒210-0011 神奈川県川崎市 川崎区富士見1-5-1 |
開催日(日程) | 2023年12月13日 水曜日 |
発走時間(時刻) | 20:10分予定 |
2023年の全日本2歳優駿は、開催場所は川崎競馬場の左回り・距離1600mのダートで行われる予定です
JpnⅠ競争 | 全日本2歳優駿 |
川崎競馬場 | 距離:1600m(左) |
コース形態 | 左回り カーブの数:2個 |
スタート地点 | 4コーナーの後ろ付近 |
前半 | 第1コーナー迄:約500m |
中盤 | 第3コーナー付近:平坦 |
後半 | 第4コーナー付近:急カーブ (約200m) |
最後の直線 | 約300m |
全日本2歳優駿に使用される川崎1600mのコースの特徴は、スタート地点が4コーナーよりちょっと後ろの位置にあり、お客さんがたくさん集まるスタンド前ではないです
ゲートに入った馬を応援する声援があまり届かない場所がスタート地点であり、2歳の馬が委縮したり、過度に入れ込んでしまうことを加味したコースになっています
スタートから第1コーナーまで約500mの長い直線になっています。最初の直線が長い事から、ペースが極端に速くなることは少なく、先行争いをする様子がスタンド前から縦長の隊列がよく見えます
左回りに進み、特に大きな高低差のない1つ目のカーブを曲がり、第3コーナーまでが400mあります
全日本2歳優駿のコースの最大の特徴は『第3コーナーにある急カーブ』です。200mしかない2つ目のカーブは、機動力がある逃げや先行馬にとっては有利に働くとされますが、差し馬にとっては脚をためチャンスがない訳ではないです
どちらにしても、差し馬は急カーブで良いポジション取りをすることが求められます。ラストの直線300mを逃げと先行馬はバテずに、タレずに粘る、差し馬はインから、もしくは、外から差し脚をのばせるのか?という風にレースを見ると、楽しみながらレースを見ることができるかと思います
全日本2歳優駿のコースは枠順があまり関係がないとされますが、馬の脚質によっては位置取りが重要になります。馬番号と枠順から自分が得意とするポジションを確保して、当日のトラックバイアスとレース展開の運び方が問われるように見受けられます
全日本2歳優駿の賞金はいくら?1着から5着の掲示板内の馬の賞金額は?
2023年の全日本2歳優駿の賞金は、1着:4200万円、2着:1470万円、3着:840万円、4着:420万円、5着:210万円です
着順 | 賞金 | チャンピオンシリーズ ポイント | ケンタッキーダービー ポイント |
1着 | 4200万円 | 20点 | 20p |
2着 | 1470万円 | 15点 | 8p |
3着 | 840万円 | 10点 | 6p |
4着 | 420万円 | 7点 | 4p |
5着 | 210万円 | 5点 | 2p |
着外 | 着外手当:25万 | 2点 | – |
今年開催の全日本2歳優駿の賞金総額と着順別の賞金をまとめた表が、上記になります
全日本2歳優駿の着順は賞金以外に、2歳チャンピオンシリーズの点数が加算されます
また、全日本2歳優駿の着順は次年度の4月後半から5月前半に開催されるアメリカのケンタッキーダービーへの出走するケンタッキーダービーポイントが付与、JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY(ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー)に指定されています
簡単に言うと、海外遠征を考える馬が全日本2歳優駿に出走することがあるという事になります
ケンタッキーダービーは世界各国に指定するレースがあり、ポイントが高い馬が優先的に出走ができる珍しいタイプのG1競争です。日本のレースで指定されているのが、JRAのカトレアステークス(OP)、ヒヤシンスステークス(L)、伏竜ステークス(OP)と、地方競馬の全日本2歳優駿の4つです
次年度に海外遠征を考えるダート馬と言えば、全日本2歳優駿を走ったデルマソトガケやマンダリンヒーローが後にケンタッキーダービーへ出走しています
2023年:全日本2歳優駿の出走予定馬!地方とJRAからの出馬予定候補と登録馬の馬は?
2023年12月13日開催の全日本2歳優駿の出走予定馬・登録馬は、鎌倉記念とハイセイコー記念、平和賞、兵庫ジュニアグランプリの上位の馬が優先出走権を獲得します
フルゲートは14頭であり、JRAから最大5頭と地方所属9頭の地方交流戦になっています
馬名 | 出走 | 鎌倉記念の着順 | 備考 |
全日本2歳優駿 | 出走予定 | 鎌倉記念 10/11日開催 | 距離:1500m 1着:優先出走権:有 |
サントノーレ | 出走 | 1着 1:37.0(0.5秒勝) 41.1(上り3F:2位) | 優先出走権:有 JBC2歳優駿:選定馬に選出 |
ライゾマティクス | 2着 1:37.5(0.5秒負) 41.3 | ||
パンセ | 3着 1:37.5(0.5秒負) 40.7(上り3F:1位) |
※今年の鎌倉記念(南関東SⅡ)は2023年10月11日に開催です
全日本2歳優駿の出走条件の1つである優先出走権のあるレースは鎌倉記念であり優勝すると優先的に全日本2歳優駿に出走ができます
鎌倉記念で優先出走権を得たサントーレは、次走をJBC2歳優駿としていますので全日本2歳優駿の出走が濃厚です
馬名 | 出走 | ハイセイコー記念の着順 | 備考 |
ハイセイコー記念組 | 出走予定 | ハイセイコー記念 10/31日開催 | 距離:1600m 1着:優先出走権:有 2着:優先出走権:有 |
ダテノショウグン | – | 1着 1:42.5(1.7秒勝) 39.3(上り1位) | 優先出走権:有 |
ライゾマティクス | – | 2着 1:44.2(1.7秒負) 41.4(上り2位) | |
クルマトラサン | 出走 | 3着 1:44.4(1.9秒負) 41.5(上り3位) |
※今年のハイセイコー記念は2023年10月31日に開催予定、1着の馬に全日本2歳優駿の優先出走権:有です
昨年、マンダリンヒーローが勝利したハイセイコー記念はダテノショウグンが圧勝の勝利でした。2番人気の⑧番ピコイチは脚が伸びず、着外。2・3着のライゾマティクス、クルマトラサンが離された状態でダテノショウグンが1着でゴールしました
馬名 | 出走 | 平和賞の着順 | 備考 |
平和賞組 | 出走予定 | 平和賞 10/25日開催 | 距離:1600m 1着:優先出走権:有 |
カプセル | – | 1着 1:42.9(0.1秒勝) 40.6 | 優先出走権:有 JBC2歳優駿:選定馬に選出 |
キタノヒーロー | – | 2着 1:43.0(0.1秒負) 40.3(上がり3位) | JBC2歳優駿:選定馬に選出 |
オオイチョウ | – | 3着 1:43.1(0.2秒負) 40.1(上がり2位) |
※今年の平和賞(SⅢ)は2023年10月25日に開催、1着の優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権:有です
平和賞を逃げ切りで優勝したカプセル(北海道所属)と2着のキタノヒーローはレース前からJBC2歳優駿の選定馬に選ばれており、JBCへ出走後に全日本2歳優駿への出走が決まります
JBC2歳優駿よりも前に既に全日本2歳優駿の前哨戦を走っている馬がおり、中にはレース結果に関係なく優先出走権を得ているカプセル、サントーレはどちらにしても全日本2歳優駿に出走すると予測されます
馬名 | 出走 | もちの木賞の着順 | 備考 |
もちの木賞組 11/11日開催 | – | タイム:1:53.0 | 距離:1800m 開催場所:京都 |
アンモシエラ | – | 1着 1:53.0 上り:39.1 | 通過順位 2-2-2-2 |
アラレタバシル | – | 2着 1:53.0 上り:38.3(推定1位) | 通過順位 9-9-10-8 |
テンエースワン | – | 3着 1:53.2 上り:38.5 | 通過順位 10-10-9-8 |
ヒロノラメール | – | 4着 1:53.2 上り:38.8 | 通過順位 7-7-6-6 |
ジャスパーロブスト | – | 5着 1:53.5 上り:39.3 | 通過順位 5-4-4-4 |
11月5日、G1チャンピオンズカップに向かうGⅢみやこステークスと同日・同距離で開催されたのが、もちの木賞です
もちの木賞は前年、デルマソトガケが優勝して全日本2歳優駿に出走し1着となったレースです。普通に競馬を見るくらいなら、気にならないレースですが、今年、とんでもない事件が起きましたよね
もちの木賞出身のデルマソトガケが、日本ダート最強馬と言われるウシュバテソーロより先着し米国G1BCターフを2着に入着しました
全日本2歳優駿はケンタッキーダービーのポイントが付与されるレースであり、海外遠征を考える馬もいます。今年も、もちの木賞から全日本2歳優駿、その後、海外で活躍する馬が爆誕するかもしれません
上記の事情より、今年のもちの木賞から全日本2歳優駿へ向かう馬がいたら、別の意味で注目を集めると思われます。もちの木賞のレースをよく見て置いた方がいいかもしれませんね
デルマソトガケは阪神開催のもちの木賞でしたが、0.0秒差勝ちと2着と接戦でした
2023年の京都開催のもちの木賞は、1着から4着までが0.2秒差内、1着:アンモシエラと2着:アラレタバシルはタイム差はなく、上り3ハロンはアラレタバシルの方が速かったけど、差しが届かなかったという内容でした
馬名 | 出走 | JBC2歳優駿 11/3日の着順 | 備考 距離:1800m |
フォーエバーヤング | 出走 | 1着 1:54.3(0.3秒勝) 38.2(3ハロン:1位) | |
サンライズジパング | – | 2着 1:54.6(0.3秒負) 39.4(3ハロン:3位) | |
ブラックバトラー | – | 3着 1:56.3(2.0秒負) 38.4(3ハロン:2位) |
全日本2歳優駿は1か月前に開催される北海道開催のJBC2歳優駿を走っていた馬が出走する事があります。JBC2歳優駿を前走とする馬は、全日本2歳優駿の前哨戦である平和賞や鎌倉記念に出走した馬が挑戦する為、トライアルレースから直行せずに、JBCで一度、たたいてから出走するパターンです
2023年のJBC2歳優駿は差し、追い込みの決着でした
フォーエバーヤングとサンライズジパングは中団6~9番手付近に位置取り、3着のブラックバトラーは出遅れて最後方からの競馬でした
逃げた6番人気:フォーディアライフは3コーナーですでに、つかまってしまい進出してきたフォーエバーヤングとサンライズジパングが半分マッチレースのような状態で決着だったレースです
馬名 | 出走 | 兵庫ジュニアの着順 | 備考 |
イーグルノワール | 出走 | 兵庫ジュニアグランプリ 11/22日開催 | 距離:1400m 1着:優先出走権:有 |
※今年の兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)は2023年11月22日に開催、1着の優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権:有です
ココまでの情報が2023年の全日本2歳優駿に出走する可能性がある馬達の紹介でした。次は、最終的にいつごろ出馬が決まるのか。枠順と馬番号の発表がいつ頃なのかを説明します
全日本2歳優駿の出馬表(出走予定馬)と枠順・馬番号の発表と確定はいつごろ?
今年の全日本2歳優駿の枠順と馬番号、出馬表はいつわかるのか。全日本2歳優駿の出馬表は2023年11月27日の月曜日、枠順・馬番号は2023年12月10日の日曜日に発表予定です
下記に全日本2歳優駿への出走に選定された馬と補欠馬(繰上げ出走の可能性:有)の馬をまとめました
JRA所属 | 選定馬 | 備考 |
栗東 | イーグルノワール | 騎手:松山 |
栗東 | サトノフェニックス | 騎手:和田 |
栗東 | ゼルトザーム | 騎手:浜中 |
美浦 | ナスティウェザー | 騎手:岩田 |
栗東 | フォーエバーヤング | 騎手:坂井 |
JRA所属 | 補欠馬 | 繰上げ優先順 |
栗東 | アンモシエラ | 補欠 |
栗東 | サンライズジパング | 補欠 |
美浦 | サフランヒーロー | 補欠 |
美浦 | アンクエンチャブル | 補欠 |
美浦 | アースイオス | 補欠 |
上記が2023年の全日本2歳優駿の選定馬と補欠馬のJRA所属です。JRA所属は最大5頭が全日本2歳優駿に出走ができます
地方所属 | 選定馬 | 備考 |
浦和 | アムクラージュ | – |
佐賀 | ウルトラノホシ | 騎手:石川 |
船橋 | グラッシーズマン | – |
船橋 | クルマトラサン | – |
北海道 | サントノーレ | 騎手:服部 |
北海道 | オスカーブレイン | 騎手:阿部 |
川崎 | ヌートバー | |
川崎 | カタルシス | – |
上記が2023年の全日本2歳優駿の選定馬と補欠馬の地方所属です。地方所属は最大9頭が全日本2歳優駿に出走ができます
※正式な補欠馬と出走予定馬が確定する2023年12月10日の日曜日に発表予定です
出走予定馬以外の補欠馬の情報が上記です。出走予定がなくなった場合や回避した時に上から順番で優先的に出走ができる出走条件表になります
全日本2歳優駿の馬券購入はいつから?販売開始予定日と時間はいつから?
全日本2歳優駿の馬券購入は、SPAT4などネットからの投票の場合。当日から販売開始です。今年の全日本2歳優駿はナイターで行われる予定ですので、2023年12月13日:原則:12:00頃から馬券が販売・投票が開始されます
日程 | 詳細 |
ナイターの場合 | 2023年12月13日 原則:12:00頃~ |
地方競馬の馬券購入は、ネットの場合は当日から販売開始です。たとえば、spat4で前日に購入したいと思っても『投票できるものはありません』と、翌日にならないと購入はできないです
全日本2歳優駿の指定席・入場券・チケットの事前予約と抽選日はいつからは?
2023年の全日本2歳優駿の指定席は、川崎競馬の公式サイトとチケットペイを利用して事前の申込予約が必要です。今年の全日本2歳優駿は貸し切りの部屋の一部が11月18日から予約が始まりますが、大半の指定席と入場券は11月21日(火曜日)のお昼12時から予約販売開始です
川崎競馬の入場券と指定席の予約は『第10回開催分の4~5日間』のレースの予約販売と同時に、全日本2歳優駿の指定席の予約をすることができるようになります
※入場券は当日、現金販売機で購入する事が可能となっています
全日本2歳優駿の指定席を予約の注意点は、全日本2歳優駿ほどの大きなレースとなると、指定席やボックス席は、事前申し込みで完売をしてしまうことがあり、当日の指定席が取れない事があります
指定席は空席:有の場合のみ当日に購入が可能です
申し込み開始日 | 事前予約 |
入場券 | 2023年11月21日(火曜日) 12時から予約開始 |
指定席 | 2023年11月21日(火曜日) 12時から予約開始 |
全日本2歳優駿の入場券や指定席の取り方は、「川崎競馬の公式サイト←コチラ」のページの『閲覧席を予約する』というボタンから次に進むと予約ができます
閲覧席 | 事前予約 | 備考 |
3階 2人用卓 | ソファ席 11卓 | 2名分で予約必要 |
3階 2人用卓 | テーブル席 22卓 | 2名分で予約必要 |
3階 貸し切り部屋 | 貸し切り部屋 最大:42人用 | 2部屋:有 |
3階 貸し切り部屋 | 貸し切り部屋 最大:32人用 |
上記が川崎競馬場の閲覧席の一例です。川崎競馬は小ぎれいな部屋や席が多く、昔の汚い競馬場のイメージはないです
観戦するだけなら1階から2回のスタンド席の予約で良いですが、パソコンを持ち込む時やスマホの充電がしたい方はコンセントがあり、奇麗な部屋の3階から4回の席がおすすめ、詳しい席の内容は「川崎競馬の公式サイト←コチラ」を参考にしましょう
全日本2歳優駿のような大きなレースは、だいたいシステム利用料が無料となりますが、指定席予約の値段は『いつもの指定席の金額に変更:有』です
繁忙期の入場料や指定席の値段はお客さんが増えるから安くしてくれても良いのでは?と思いがちですが、競馬だけでなく、例えば、新幹線の料金も繁忙期のお盆や年末年始は上がります。社会通念上、忙しい時期は人手が必要になりしかたがない事だと思いましょう
全日本2歳優駿の過去の結果!2022年のオッズ・前走+タイムは?
昨年の全日本2歳優駿、2022年の過去の結果は『1着:デルマソトガケ、2着:オマツリオトコ、3着:ペリエール』、地方所属は浦和のイーローコールが最先着の4着という結果でした
馬名 | オッズ | タイム | 所属 | |
1着 | デルマソトガケ | 3番人気 5.6倍 | 1:43.3 3F:40.3 | 栗東 |
2着 | オマツリオトコ | 2番人気 3.4倍 | 1:43.3 3F:40.7 | 美浦 |
3着 | ペリエール | 1番人気 2.2倍 | 1:43.5 3F:40.6 | 美浦 |
4着 | ヒーローコール | 4番人気 6.0倍 | 1:43.2 3F:41.3 | 浦和 |
5着 | マルカラピッド | 8番人気 42.6倍 | 1:43.5 3F:42.2 | 栗東 |
【レース内容】
第73回の全日本2歳優駿は、外枠14番のマルカラピッドが第3コーナーまでハイペースで逃げていましたが、急カーブを曲がった4コーナーの時点で13番:ペリエールが一旦、先頭に抜け出します
上位3頭のデルマソトカゲ、オマツリオトコ、ペリエールは3コーナー付近では中団の前目、後ろに位置取りしていましたが、カーブを曲がりながらうまく、ポジション取り⇒4コーナー付近で先行馬を完全にとらえていました
最後の直線は上がり勝負となり、外から伸びた推定3ハロンをメンバー内1位であったデルマソトガケが勝利しました。ペリエールの内をうまくイン差しをしたオマツリオトコは位置取りがうまかったように見えました
昨年の2023年の全日本2歳優駿は上記の結果でした。しかし、昨年は昨年だけの馬場や枠順、出走状況があり1年だけの結果を見ただけでは、過去の傾向やどんな馬が活躍するのか、いまいちピンとこないと思います
特に馬券や特定の馬を推奨する訳ではありませんが、過去の結果と過去の統計(過去の10年・20年・30年の配当、払い戻し)や掲示板内(5着以内)に入着した馬の名前、歴代の優勝馬のレコードタイムなどを紹介します
全日本2歳優駿の過去の結果⇒10年の1着・2着・3着と掲示板内の馬は?
過去10年2013年~2022年の全日本2歳優駿の掲示板入着の5着内の馬をまとめました。当日の人気オッズ、前走のレース結果を含めて一覧で早見表にしております
地方競馬は1~3着までの3連単・3連複までしかありませんが、5着に入着した馬が気になる!幻の5連単を予想したい方や惜しくも4着、5着だった過去の馬達、地方所属の馬がJRA勢力に一矢報いたのかを知りたい時の参考にしてくださいね
馬番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | |
2022年 稍 | 4 12 13 2 14 | デルマソトガケ 3番人気:5.6倍 もちの木賞:1着 | オマツリオトコ 2番人気:3.4倍 兵庫ジュニア:1着 | ペリエール 1番人気:2.2倍 オキザリス賞:1着 | ヒーローコール 4番人気:6.0倍 鎌倉記念:1着 | マルカラピッド 8番人気:42.6倍 エーデルワイス賞:1着 |
2021年 稍 | 10 5 2 1 11 | ドライスタウト 1番人気:1.8倍 オキザリス賞:1着 | コンバスチョン 3番人気:7.2倍 兵庫ジュニア:2着 | プライルード 11番人気:99.2倍 兵庫ジュニア:3着 | セキフウ 4番人気:9.3倍 兵庫ジュニア:1着 | シルトプレ 5番人気:15.4倍 鎌倉記念:1着 |
2020年良 | 11 10 6 4 13 | アランバローズ 2番人気:5.6倍 ハイセイコー:1着 | ランリョウオー 6番人気:16.7倍 ハイセイコー:2着 | ルーチェドーロ 8番人気:36.9倍 兵庫ジュニア:4着 | タイセイアゲイン 4番人気:7.9倍 北海道2歳優駿:13着 | バクシン 3番人気:6.1倍 オキザリス賞:1着 |
2019年 稍 | 2 1 12 10 8 | ヴァケーション 5番人気:8.8倍 平和賞:1着 | アイオライト 4番人気:7.1倍 1勝クラス:1着 | ティーズダンク 9番人気:117.7倍 浦和1500m:1着 | メイショウテンスイ 1番人気:2.5倍 兵庫ジュニア:2着 | テイエムサウスダン 2番人気:3.0倍 兵庫ジュニア:1着 |
2018年重 | 12 5 11 2 13 | ノーヴァレンダ 5番人気:6.3倍 もちの木賞:1着 | デルマルーヴル 2番人気:3.7倍 兵庫ジュニア:1着 | ガルヴィハーラ 1番人気:3.1倍 プラナタス賞:1着 | メイクハッピー 4番人気:4.9倍 カトレア賞:1着 | ウィンターフェル 6番人気:35.1倍 北海道2歳優駿:2着 |
2017年 良 | 9 8 113 14 | ルヴァンスレーヴ 1番人気:1.8倍 プラナタス賞:1着 | ドンフォルティス 3番人:4.7倍 北海道2歳優駿:1着 | ハセノパイロ 6番人気:46.9倍 ハイセイコー:1着 | ダークリパルサー 4番人気:8.6倍 オキザリス賞:1着 | ビッグスモーキー 5番人気:16.5倍 もちの木賞:1着 |
2016年 不 | 1 14 4 7 12 | リエノテソーロ 1番人気:2.0倍 エーデルワイス賞:1着 | シゲルコング 2番人気:6.0倍 オキザリス賞:1着 | ローズジュレップ 3番人気:6.3倍 兵庫ジュニア:1着 | ヒガシウィルウィン 8番人気:20.2倍 北海道2歳優駿:2着 | メイソンジュニア 6番人気:14.9倍 福島OP:1着 |
2015年稍 | 6 10 5 7 9 | サウンドスカイ 1番人気:3.1倍 兵庫ジュニア:1着 | レガーロ 2番人気:3.2倍 もちの木賞:1着 | アンサンブルライフ 5番人気:10.2倍 平和賞:1着 | トロヴァオ 7番人気:22.6倍 ハイセイコー:1着 | エネスク 3番人気:5.4倍 北海道2歳優駿:3着 |
2014年 稍 | 7 9 6 3 8 | ディアドムス 3番人気:4.2倍 北海道2歳優駿:1着 | タップザット 1番人気:2.5倍 プラナタス賞:1着 | タイセイラビッシュ 4番人気:4.7倍 2歳1勝クラス:1着 | ワンダフルラスター 2番人気:3.3倍 なでしこ賞:1着 | パーティメーカー 8番人気:63.1倍 浦和6R:1着 |
2013年 稍 | 9 4 3 8 1 | ハッピースプリント 1番人気:2.5倍 北海道2歳優駿:1着 | スザク 5番人気:8.4倍 兵庫ジュニア:6着 | サーモピレー 8番人気:59.6倍 北海道2歳優駿:9着 | マキャヴィティ 4番人気:7.7倍 兵庫ジュニア:2着 | ダイチトゥルース 6番人気:17.6倍 新潟未勝利:4着 |
※青色:地方所属の馬名です
※緑色:優先出走権:有の全日本2歳優駿の臨戦過程にするレース名です
※赤色:北海道2歳優駿はJBCシリーズのjpnⅢのレースです
上記が過去10年分の全日本2歳優駿の掲示板内(5着)の馬の一覧です
JRA所属の馬は前哨戦やJBCを臨戦過程とする事もありますが、どちらかと言うとプラナタス賞、もちの木賞、オキザリス賞の優勝馬が掲示板内に目立ちますね
一方で地方所属の馬はJBC2歳優駿で勝ち上がった馬と、前哨戦を1着となり優先優先出走権を得て出走した馬が掲示板内にいますが、2013年のハッピースプリントとアランバローズ以外は全日本2歳優駿を優勝していません
ざっくり直近10年のJBC2歳優駿の成績と結果を述べると「その年の前走のレースレベルがどうだったのか」と「2歳の段階で難しいレース運びになる川崎コースを上手に乗ることができるのか」が大きなポイントになっていまので、一概にどの臨戦過程がいいとも悪いとも言えません
全日本2歳優駿の過去の配当と払い戻し⇒10年・20年・30年の単勝・馬連・3連単はいくら?最高額は?
過去10年2013年~2022年の全日本2歳優駿の配当の払い戻し⇒3連単、3連複、単勝、馬単・馬連をまとめました。3連単=ピッタリ3頭の馬の順番を全部当てる3連単の10万円以上が1回、1万円以下が6回です
全日本2歳優駿 | 3連単 | 3連複 | 単勝 | 馬単 | 馬連 |
2022年 | 7,400円 | 770円 | 560円 | 2,480円 | 1,120円 |
2021年 | 46,890円 | 18,590円 | 180円 | 720円 | 540円 |
2020年 | 92,610円 | 92,610円 | 560円 | 4,820円 | 2,690円 |
2019年 | 285,290円 | 55,020円 | 880円 | 7,260円 | 3,290円 |
2018年 | 8,430円 | 1,120円 | 630円 | 2,490円 | 1,180円 |
2017年 | 7,590円 | 3,100円 | 180円 | 560円 | 410円 |
2016年 | 5,960円 | 1,960円 | 200円 | 1,180円 | 870円 |
2015年 | 6,180円 | 1,810円 | 310円 | 990円 | 460円 |
2014年 | 3,830円 | 720円 | 420円 | 1,210円 | 570円 |
2013年 | 53,630円 | 15,630円 | 250円 | 2,750円 | 1,710円 |
上記の過去10年の全日本2歳優駿の払い戻し、配当を見ると、2019年にちょっとした波乱があったけど、その他の年は単勝オッズ8.8倍以下の馬が優勝しており、人気上位の馬が結果を残しているというような印象を受けますよね
2019年が荒れた年だと表にありますが、2019年は特殊な年であり『レース前から荒れそうな雰囲気』でした。理由を説明すると、前哨戦である平和賞、鎌倉記念、兵庫ジュニア、ハイセイコー記念とJBC2歳優駿の1着の馬5頭が全て集結しており、勝負付けができていない状態=混戦模様でした
どの馬が勝ってもおかしくないよねという雰囲気の中、5番人気:平和賞組のヴァケーションが勝利をつかみましたが、3着に地方所属ながら参戦した9番人気:117.7倍のティーズダンク(スマートファルコン産駒)が入着してたといういつもの年とは違ったメンバー構成だったからと言えます
配当の平均と、だいたいの配当の範囲はわかった!大きな波乱はあまりない感じだね!とわかったけど、全日本2歳優駿の払い戻しが2019年以外に他にそういう年はあったの?と疑問のある方向けに、過度な期待は良くないけど、過去に荒れた全日本2歳優駿の時の配当と払い戻しを次に紹介します
全日本2歳優駿 | 高額配当 | 高額配当 | 高額配当 | 中額配当 | 中額配当 | 最低配当 ワースト1位 |
3連単 | 388,320円 (2003年) | 157,620円 (2005年) | 112,330円 (2009年) | 98,320円 (2006年) | 90,570円 (2008年) | 1,040円 (2011年) |
3連複 | 133,310円 (2003年) | 11,480円 (2005年) | 17,630円 (2009年) | 19,040円 (2006年) | 16,250円 (2008年) | 560円 (2011年) |
単勝 | 180円 (2003年) | 560円 (2005年) | 480円 (2009年) | 710円 (2006年) | 170円 (2008年) | 110円 (2011年) |
馬単 | 6920円 (2003年) | 22,180円 (2005年) | 8,940円 (2009年) | 2,310円 (2006年) | 15,280円 (2008年) | 260円 (2011年) |
馬連 | 5340円 (2003年) | 12,670円 (2005年) | 5,850円 (2009年) | 1,010円 (2006年) | 10,790円 (2008年) | 220円 (2011年) |
上記の表が過去Jpn1に昇格してからの全日本2歳優駿の結果⇒払い戻しが高額になった年の事例です
約20年分の全日本2歳優駿の払い戻しを見てみると、案外、3連単9万円~15万円未満の年があると言えますが、2011年(表:一番左)のように3連単が1,040円⇒オッズ通りの1番人気:1着、2番人気:2着、3番人気:3着という逆に珍しい結果までありました
しかし、よく年代を見ると、2002年~2009年のJpn1へ昇格直後にちょっと荒れたレースがあり、よく傾向がわかっていなかった時代。当時はまだまだ、レースレベルや出走する馬の結果が予想するのが難しかったのではないでしょうか。
全日本2歳優駿の過去・歴代の勝ち馬のレコードタイムは?
全日本2歳優駿のレコードタイムは、2021年に行われた第72回の優勝馬が出したドライスタウト『1分39秒2』のタイムが最高記録、歴代のレコードタイムの1位です
ドライスタウトがレコード記録を更新するまでは2009年の第60回開催の優勝馬のラブミーチャンの1分40秒0がレコードタイムでした
レコードタイム | 西暦 | 馬名 | 鞍上 |
1.39.2 | 2021年 | ドライスタウト | 戸崎圭太 |
1.40.0 | 2009年 | ラブミーチャン | 濱口楠彦 |
1:40.5 | 2008年 | スーニ | 内田博幸 |
1:40.6 | 2004年 | プライドキム | 池添謙一 |
1:42.4 (Jpn1昇格した年) | 2002年 | ユートピア | 河内洋 |
全日本2歳優駿は第10回開催の1959年から距離1600m、川崎競馬場で行われています
JpnⅡからJpnⅠへ格付けが昇格したなど、レースメンバーや内容に一部、変更がある為、2002年以降の歴代レコードを上記にまとめました
参考までに。Jpn1へ昇格前の歴代レコードタイムは第30回開催、1979年の優勝馬スーパーヤマトの『1:40.3』です
歴代!全日本2歳優駿の勝ち馬と優勝馬は?地方所属の馬は?
全日本2歳優駿の過去の優勝馬は、1999年優勝馬のアグネスデジタルや地方の笠松所属から勝利したサウスヴィグラス産駒のラブミーチャンなどが有名です
現在では将来のダート界を担う若駒達が集結するレースという側面と海外進出をする世界を目標とした2歳のダート馬が走る事例が増えてきています
西暦 | 馬名 | 所属 | 功績 |
2022年 | デルマソトカゲ | JRA | ケンタッキーダービー:6着 UAEダービー:1着 サウジダービー:3着 |
2017年 | ルヴァンスレーヴ | JRA | G1・チャンピオンズカップ優勝 |
2009年 | ラブミーチャン | 笠松 | レコードタイムを記録 |
2008年 | スーニ | JRA | JBCスプリント:優勝2回 |
1999年 | アグネスデジタル | JRA | G1:6勝利 (芝・ダート・海外G1を含む) |
全日本2歳優駿は1997年にJpnⅡへ昇格し地方所属以外にJRA所属の馬の出走が増え、2002年からJpn1となっています。過去の成績や歴代の優勝馬を見る時は、今の全日本2歳優駿と近い条件となったのが2002年と考えるとわかりやすいかと思います
特に大きな功績という視点ではアグネスデジタルが全日本2歳優駿からの出世頭と言えますが、昔からなぜか、全日本2歳優駿の優勝馬がその後にスランプに陥りやすいという謎のジンクスがあります
こういった経緯を踏まえると、全日本2歳優駿が将来有望だよ!とは言い切れませんが、2022年の優勝馬のデルマソトカゲのように、後に、海外へはばたき、結果を残しつつある馬が出てきてるよ!というまだまだ伸びしろがあるレースが全日本2歳優駿です
さて、今年の地方競馬、jpn1の全日本2歳優駿の2023年の日程はいつ?時間は何時から?という内容と出馬・出走予定馬の情報を紹介しました。特に馬券を薦める内容ではなくファンとして応援したい方が楽しめる内容に心がけています!