お菓子のバームクーヘンは幸運の象徴+木の年輪をモチーフとした末長いお付き合いを意味し結婚式の引き出物にぴったり!と言われますが、贈り物をする相手によっては「全く真逆の意味」になってします事があります
今回はバームクーヘンに関係するお菓子に込められた意味を詳しく解説します。バームクーヘンエンドって何?元ネタの漫画・アニメ、ゲームってあるの?いつ頃からどこで生まれた言葉なの?っといった起源と由来をたっぷり紹介しますね
バームクーヘンエンドとは?意味は?
バームクーヘンエンドとは「自他共に認める仲の良い2人組(男女)が結ばれず、他の誰かと結婚してしまう結末」を意味します。片割れの結婚式に参列→引き出物のバームクーヘンを家に持ち帰って1人で食べるというシチュエーションまで含みます
本来、お菓子のバームクーヘンとは、ドイツ語で「Baum(バーム)=樹木」と「Kuchen(クーヘン)=ケーキ」という意味からなる言葉であり、樹木の年輪に似た焼き菓子の一種です。木の年輪は1年に1つ増えることから、末長いお付き合いと幸せを願って結婚式の引き出物に人気です
では、なぜ?結ばれない2人にバームクーヘンが関係するのかというと、2人の祝福を祝う事はうれしいことですが、新郎・新婦→昔好きだった相手、幼馴染となると気持ち的に素直に祝えず、ちょっと悲しい気持ちになるからです
バームクーヘンエンドの発祥は2012年Twitterのつぶやきが最初!
主人公とヒロインが結ばれないパターンや、この2人が最後、結婚すると思う→結果、結ばれなかったというストーリー展開は、過去にいくつも存在します
しかし、バームクーヘンエンドと言う言葉は、漫画やアニメ発祥ではなく「Twitterのつぶやきがバズった」、2012年9月に「こんなシチュエーションはつらい」と酔っぱらいながら、ツイートしたのが最初です。
バームクーヘンエンドの元ネタの漫画・アニメ・ゲームとは?
バームクーヘンエンドという言葉は、ネットスラング(=インターネット発祥)の言葉であり、元ネタとなる漫画やアニメ、ゲームは存在しません
ただし、漫画やアニメのキャラクター設定とバームクーヘンエンドになる結末は多々あります。最近なら「ヒロインと主人公が結婚しないパターン」の漫画は、そこそこありますよね。
これは少女漫画や乙女ゲームだけでなく、男子の漫画。少年ジャンプのナルト(1999年43号から2014年50号)でも、主人公の渦巻ナルトがヒロインの「春野さくら」と結ばれず、ライバルの「うちはサスケ」と結婚しますよね
漫画を「結局、ナルトとサクラは結婚するのでしょ?」と思って読んでいたのに、あれ?サスケと結ばれるのか!最終回で「逆転パターンはなかった」と思った方もいるでしょう。まさに、このパターンが「バーククーヘンエンド」です
バームクーヘンエンドの漫画・アニメ・ゲームのキャラクターの一覧は?
男性 | 女性 | |
ポケットモンスター | サトシ | カスミ |
デジモンアドベンチャー | 八神太一 | 武之内空 |
いちご100% | 真中淳平 | 東城綾 |
NARUTO | なると | さくら |
ドラゴンボール | ヤムチャ | ブルマ |
花より男子 | 花沢類 | 牧野つくし |
漫画・アニメ、ゲームの代表的なバーククーヘンエンドの事例、キャラクターの一覧です。バームクーヘンエンドな作品を知って、感情移入してよむなら、このあたりの人間関係に着目して読むのがいいと思います
バームクーヘンエンドを疑似体験するなら「ドラクエⅤ→フローラ・デボラと結婚」
漫画やアニメのバーククーヘンエンドな関係を見るのもよいですが、最も「心に刺さる」のはドラゴンクエストⅤ(天空の花嫁)で、幼馴染のビアンカと結婚せず、大人になって知り合ったフローラ、もしくは、デボラと結婚することです
サブタイトルにある「天空の花嫁」は主人公が結婚する相手を選ぶことができるシステムになっています。小さいころに一緒に冒険をした幼馴染と大人になって再会。この2人は結ばれるよね!と思いきや、ドラクエⅤは「相手を選ぶ」のが面白さの醍醐味です
ドラクエはRPGゲームで自分で物語を進めますので「より感情移入しやすい」かと思います。また、最終的にフローラ、デボラと結婚すると「幼馴染のビアンカ→ひっそり田舎で親の介護をして人生を終える」という究極に切ない感じなります
まさに、バームクーヘンエンドの極みがビアンカですので、是非、バーククーヘンエンドを体験したい方は、フローラと結婚するのがおすすめです