銀ひらすとは、タラによく似た食感でさっぱりした味をした白身魚です。別名をシルバーといい、日本近海にいる魚ではなく、多くはチリ・アルゼンチン産。切り身はさほど、魚臭さはないで本来、魚のシルバーは臭みが強めです。濃い味付けのタレで煮詰めると美味しくいただけます
銀ひらすは、タラやブリでよく作る「照り焼き」が一番あった食べ方かと思います
銀ひらす照り焼きの作り方+タレの人気レシピは?
人気レシピの銀ひらす照り焼きの作り方は、切り身にした銀ヒラス(2切れ)を、合わせ調味料の分量通りに作ったらOK!作り方は簡単です
一緒にジップロック・保存袋に入れ、1晩冷蔵庫で漬け込んでから冷凍する事も可です。
1晩漬け込みしなくても、10~30分の漬け込み時間から、その日の夕飯に作るのも可!漬け込みがあった方がより美味しくなると思ってくださいね
材料 | 分量 | その他 |
銀ひらす | 2切れ | |
小麦粉 | 適量 | まぶす用 |
大葉 | 1枚 | – |
★醤油 | 大さじ2 | – |
★酒 | 小さじ2 | – |
★みりん | 大さじ2 | – |
★砂糖 | 大さじ1 | – |
生姜 | 小さじ1/2 | チューブ:可 |
銀ひらすを味付けするの材料は『銀ひらす:2切れ』に対し『醤油:酒:みりん:大さじ2+大さじ1の砂糖』が合わせ調味料、この味付けが黄金比です。
銀ヒラスは臭みあるため、生姜なしはNG。濃いめの味付け合う魚です
夕飯の和食メニューに照り焼きを作るときは「飾りつけ:大葉」がおすすめ。1切れに対して1枚で十分。照り焼きの日の見栄えが、ぐんとよくなるので、ワンポイントとして使ってくださいね
【1】銀ひらすのドリップをふく
【2】小麦粉をまぶす
【3】サラダ油:大さじ1⇒焼き色がつくまで
【4】フライパン+蓋:3分⇒蒸し焼きが目安
【5】★のタレを入れ3分、煮詰める
【6】出来上がり
銀ひらす照り焼きの作り方は、⇒フライパンで焼き色がつく程度=火が通るまで、その後、蒸し焼き=煮詰めます。
小麦粉をまぶして使うレシピですが、お弁当用など。冷めても美味しくしたい方は「適量:片栗粉」をまぶす方が向いている作り方です。時間がたっても固くならないのは片栗粉を使います
銀ひらす・シルバーの臭みを取る方法=下ごしらえは?
銀ひらすは、タラに比べて臭みが少ないことがりますが、銀ヒラスの表面の水分とドリップをキッチンペーパーでよくふき取って、下ごしらえは基本的に完了です。照り焼きのように濃いめの味付けなら臭みをあまり感じないです
この状態で冷凍保存もデキるので、お忙し方はココまで作っておくのも1つの方法です!
もしもそれでも臭みが気になった時は下記の【1】と【2】のどちらか。おすすめは【3】の方法が定番です
- その1:お湯に2秒通す、表面が白くなるまで
銀ヒラスの切り身の場合は「キッチンペーパーでドリップをふき取る」と臭みはほとんどありません。しかし、それでも臭みがある時は、この方法がベスト。
魚の臭みの原因はトリメチルアミンという物質が酸化した油の塊です。固まったトリメチルアミンは『沸騰したお湯=約90度のお湯に1~2秒、通す、もしくは、お湯をかける』と臭みを落とすことができます。目安は『切り身が、少し白っぽく色が変わった』のなら、臭みが落ちています
- その2:塩を振る(10分)、熱湯で流す
銀ヒラスの下ごしらえで、どうしても臭みがある時は「切り身に塩をふる⇒10分待つ」といった下処理で、最後に熱湯をかけ、白くなったら下ごしらえはOKです
ココまでが普段使いのすぐできる銀ひらすの照り焼きのレシピと作り方です。次は、夕飯の和食の一品を先に準備したい。作り置きしたい人向けの下味冷凍の方法です
冷凍⇒銀ひらすの照り焼きの保存方法+日持ちする目安はどれぐらい?
銀ひらすの照り焼きを作り置きする時や下味をつけて保存する時は『冷凍2週間~1ヵ月』がご家庭で日持ちする目安です。
冷凍保存=×半永久的に賞味期限があると稀に勘違いする方がいますが、家庭用の冷蔵庫はマイナス18度前後であり、半永久的と言われるのはマイナス40度以下、もっと低い温度の話です
銀ひらすの照り焼きの時短メニュー⇒下味冷凍の方法とは?
【1】銀ひらす(シルバー)のドリップをふく
【2】分量の調味料を加え、ジップロックする
【3】空気をよく抜く
【4】冷蔵庫に一旦入れ、10分以上、漬け込む
【5】その後、冷凍保存する
銀ひらすの照り焼きは、ジップ付きの保存袋⇒合わせ調味料を分量と一緒に入れて、漬け込みをして味付けします
目安としては10分以上(できれば20分)、1晩漬け込み(冷蔵庫内で漬け込み)でより味がしっかりします
銀ひらすの照り焼きの冷凍保存の目安とは?
銀ひらす 照り焼き | ジップ付き袋 (空気:多い) | ジップ付き袋 (空気:少ない) |
冷凍保存 | 2週間 | 1か月 |
照り焼きに使う『銀ヒラス(シルバー)』は、冷凍可の魚であり、下味をつけてからの冷凍保存ができます。
銀ひらすの照り焼きが冷凍で日持ちする目安は『2週間~1ヵ月』ですが、保存時の空気の入り具合を加味すると『冷凍焼け対策:推奨は2週間以内、しっかり密封で1か月』です
- 【1】冷凍方法:保存袋、ジップロック推奨
- 【2】冷凍のワンポイント:よく袋内の空気を抜く
銀ひらすの照り焼きを冷凍保存する時は『保存袋、ジップ付き』がおすすめ。
ビニール袋は完全にダメではありませんが、冷凍し魚の長持ちは『冷凍中の空気』が関係します。ジップ付きのように空気をよく抜いたあと、しっかりと密封が推奨です
- 【3】急速冷凍を活用する
銀ひらすの照り焼きはできるだけ早く、主役である魚、身の芯まで冷やすことが『魚の品質=味や解凍後の味、風味』に大きく関係します。
『金属製、アルミ製などのバット』の上で一度、冷凍し、その後、保存袋に入れて保管する。この方法で急速冷凍ができます
冷凍した銀ひらすの照り焼きを解凍する方法は?
銀ひらすの照り焼きの下味冷凍は『2週間~1ヵ月』が保存の目安です。作ってからこの期間の間に食べきるようにするのがベスト。
食べる時は、常温で自然解凍ではなく「冷蔵庫で自然解凍」もしくは「電子レンジの解凍モード」のどちらかがです。それでは、この2つの方法の解凍方法を紹介しますね
銀ひらす 照り焼き | 冷蔵庫 自然解凍 | 電子レンジ |
解凍方法 | 6~8時間 | 解凍モード |
解凍中の放置 | 2日以内 | – |
冷凍した銀ひらすの照り焼きを解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」がベスト。食べる予定の朝、出勤前などに、冷蔵庫移動させたら夕方にはちょうど良く、解凍できてきます。朝が忙しい方は、前日の夜8~9時でも問題なく、少し味が濃い目になる感じです
冷蔵庫の中で自然解凍をしたけど、作るのを忘れてしまった。こんな時は「冷蔵庫内で2日以内」が目途です
すぐに食べたい方は「電子レンジの解凍モード」、お使いの電子レンジの解凍時間で可です。ただし、電子レンジを使う場合は「水気」が出る事も多いので、焼く前に「キッチンペーパーで水気をふき取る」のがベストな作り方です
常温でも自然解凍できなくありませんが、誤って長時間放置と失敗のする原因になりますので基本的にはおすすめしていません
下味冷凍⇒銀ひらすの照り焼きの流水解凍は?
流水解凍は電子レンジより安全なイメージも強く、流水の方が美味しくできるのでは?と思う方いると思います。流水解凍は水の力と温度を利用して、20~30分で冷凍した魚は解凍できます
しかし、流水解凍とは「調理済みの食品」の解凍の方が適しており、今回、紹介する下味冷凍の作り方は「調理前の状態」です。流水解凍がダメではありませんが、味と食感が変わりやすいと思ってくださいね
銀ひらすの照り焼きの冷蔵保管と漬け込みは何日まで?
銀ひらすの照り焼きは下味冷凍用に1晩漬け込むのが理想です。しかし、冷蔵庫に漬け込んだまま、入れっぱなしにしてしまった。そんな時は冷蔵庫の中で『銀ヒラス』は何日ぐらい、いつまで問題ないのか、この部分がを知りたい方はココまでを目安にするのがベターです
銀ひらす 照り焼き | 冷蔵庫 | 評価 |
漬け込み時間 | 1晩 | ◎ |
解凍中の放置 | 2日以内 | 〇 |
冷蔵庫内の温度は、2~6度で設定されています。この温度で銀ひらすの照り焼きを保存する時は『2日以内』が目安で、漬け込み1晩+1日を1つの保管できる基準に考えると安心です
銀ひらすの常温・冷蔵庫の漬け込み時間は?
銀ひらすの漬け込みは冷蔵庫で2日以内、常温での漬け込みは1時間程度が目途です。銀ひらすの照り焼きで食中毒になるケースは稀であり、20度以上の温度からは「ジップ付きで密封+漬け込み」でも基本的に問題ないはずですが、食中毒の原因となるなる菌は高い温度で1時間後から、3時間以内には繁殖をします
銀ひらす 照り焼き | 常温 |
漬け込み時間 | 1時間まで |
対応策 | 冷蔵庫で漬け置き |
家族の帰りが急に予定より遅くなった。連絡しても返事がないといった事はよくある事です。常温で良いのでは?と思わずに、始めから冷蔵庫で漬け込みするのが、一番のおすすめな作り方です