手羽中の照り焼きはフライパンで作るのが定番ですが、オーブンで焼いても実は簡単。この2つの作り方を初心者にもわかりやすく、細かくテクニックを紹介。骨付きの鶏肉は手羽先や手羽元用のレシピ有です
今回は手羽中を使った照り焼き味ですが、同様の分量でできるように作る本数の目安表もおつけします!部位を変えて作ってみてください
照り焼きチキンの人気1位レシピ!簡単!黄金比率の定番な味は?
人気レシピの照り焼きチキンの作り方は、鶏肉(8~10枚:手羽中)を、合わせ調味料の分量通りと一緒に作ります。やり方と手順は簡単です!
材料 | 分量 | その他 |
骨付きチキン (手羽中) | 8~10本 | 200~250g (1本25g) |
薄力粉 (まぶす用) | 大さじ2 | 片栗粉:大さじ2 (代用可) |
塩・コショウ (下ごしらえ用) | 少々 | – |
★醤油 | 大さじ2 | – |
★酒 | 小さじ2 | – |
★みりん | 大さじ2 | – |
★砂糖 | 大さじ1 | – |
★ニンニク | 小さじ1 | すりおろし (チューブ:2cm) |
★生姜 | 小さじ1 | すりおろし (チューブ:2cm) |
骨付きチキンを味付けする黄金比は『手羽中:8~10枚』に対し『醤油:酒:みりん:大さじ2、大さじ1の砂糖』とニンニク、ショウガは「小さじ1」の割合です。
小麦粉、まぶす時用の薄力粉は、片栗粉で代用できるレシピにしています。薄力粉が定番で、カリカリ風に。片栗粉を使うと「とろみがあるタレ」になります
【1】鶏肉の余分な脂をふきとる
【2】塩コショウ⇒薄力粉をまぶす
【3】サラダ油:大さじ1
【4】両面⇒焼き色がつくまで
【4】裏返す⇒中火5分
【5】★のタレ⇒蓋をして3分
【6】汁気がなくなったら出来上がり
骨付きチキンの作り方は、手羽中についた余分な脂を、キッチンペーパーでふきとる⇒フライパンで焼き色がつく程度にし、揚げ焼きにします。
フライパンで作るときは煮詰めるのではなく、油で揚げ焼きにするイメージです。お好みで最後に「白ごま」をふると完成です
骨付きチキンのオーブン焼きのレシピは?
【1】手羽中を★と一緒にジップロック(袋)
【2】10分以上、1晩漬けもOK
【3】天板にクッキングシートを敷く
【4】オーブンの温度:200度
【5】18~20分:オーブン焼きにする
骨付きチキンをオーブンで作る時です。レシピは、『手羽中:8~10枚』に対し『醤油:酒:みりん:大さじ2、大さじ1の砂糖』とニンニク、ショウガは「小さじ1」の割合。ポリ袋に入れて漬け込み⇒オーブンで焼くという手順です
オーブンの温度は200度で18~20分が目安の時間です
骨付きチキンの鶏肉はどの部位がいいの?
鶏肉(単体) | 手羽中 | 手羽先 | 手羽元 |
本数 | 8~10本 (1本:25g) | 6~7本 (1本:35g) | 8~10本 (1本:25g) |
肉質 | 旨味が多い | コラーゲン多い | 柔らかい |
肉の量 | 〇 | ▲ | 〇 |
手羽中とは、手羽先の先を取り除いた部位で鶏がよく運動する時に使う場所。引き締まっている割に、脂の旨味があるのが特徴です!
手羽先はコラーゲンが豊富。お肉の部分は少なめですが、食べるときに「パキっと折って⇒口からひっぱって食べる」ときれいに全部、いただけます
手羽元は、手羽先よりお肉が多め。手羽元より『柔らかい』のが食べた時の違いですね。今回のレシピは上記の目安の分量で作ることができます。味や食感に合わせて部位をアレンジしてくださいね
骨付きチキンの時短メニュー⇒下味冷凍の方法とは?
【1】鶏肉⇒骨付きを用意する
【2】分量の調味料を加え、ジップロックする
【3】空気をよく抜く⇒お肉を揉む
【4】冷蔵庫に一旦入れ、10分以上、漬け込む
【5】平たくして、冷凍保存する
骨付きチキンは、ジップ付きの保存袋⇒合わせ調味料を分量と一緒に入れて、漬け込みをして味付けします。下味冷凍の時は、小麦粉(薄力粉)や片栗粉は入れません
目安としては10分以上、1晩漬け込み(冷蔵庫内で漬け込み)でより味がしっかりします。お肉に早く味が付くように、フォークで穴をあけておきましょう
食べるときは「解凍⇒皮目から焼く⇒中火5分⇒蓋をして3分煮詰める」のが目安です
ココまでに、骨付きチキンをフライパンとオーブン焼きにする方法とレシピを説明しました。
次は作り置きと下味冷凍の時の保存法⇒解凍方法、気をつける事のお話です
下味冷凍⇒骨付きチキンの保存方法+日持ちの目安はどれぐらい?
骨付きチキン (8~10本) | ジップ付き袋 (空気:多い) | ジップ付き袋 (空気:少ない) |
冷凍保存 | 2週間 | 1か月 |
骨付きチキンの作り置きは下味をつけて冷凍します
下味をつけて保存する時は『冷凍2週間~1ヵ月』が冷凍保存で日持ちする目安です。保存時の空気の入り具合を加味すると『冷凍焼け対策:推奨は2週間以内、しっかり密封で1か月』です
【1】冷凍方法:保存袋、ジップロック推奨
【2】よく袋内の空気を抜く
【3】急速冷凍を活用する
骨付きチキンを冷凍保存する時は『保存袋、ジップ付き』がおすすめ。『金属製、アルミ製などのバット』の上で一度、冷凍し、その後、本格的に冷凍保存する。この方法で、照り焼きチキンが急速冷凍ができます
ただ、冷凍するのとの大きな違いは「冷凍中に肉の旨味を逃さない」+冷凍できる期間が延びるという点です。特に骨付きの手羽先や手羽中、手羽元は骨の部分に空気があります
急速冷凍すると、お肉の細胞と細胞の間の空気の通り穴を一気に凍らせるだけでなく、骨周りの空気対策=冷凍焼け防止になります。こうやって考えると傷みにくく、旨味を閉じ込めるロジックが理解しやすいと思います
冷凍した骨付きチキンを解凍する方法とは?
骨付きチキンの下味冷凍は『2週間~1ヵ月』が保存の目安、ジップロック1袋に8~10本の分量です。作ってからこの期間の間に食べきるようにしましょう。
冷凍した骨付きチキンの解凍方法は、常温で自然解凍ではなく「冷蔵庫で自然解凍」もしくは「電子レンジの解凍モード」のどちらかがです。それでは、この2つの方法の解凍方法を紹介しますね
骨付きチキン (8~10本) | 冷蔵庫 自然解凍 | 電子レンジ |
解凍方法 | 6~8時間 | 解凍モード |
解凍中の放置 | 2日以内 | – |
冷凍した骨付きチキンを解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」が、比較的簡単です。
朝、出勤前などに、冷蔵庫移動させたら夕方にはちょうど良く、解凍できてきます。朝が忙しい方は、前日の夜8~9時でも問題なく、少し味が濃い目になる感じです
冷蔵庫内の温度は、2~6度で設定されています。この温度で骨付きチキンを保存する時は『2日以内』が目安で、漬け込み1晩+1日を1つの保管できる基準に考えると安心です
すぐに食べたい方は「電子レンジの解凍モード」、お使いの電子レンジの解凍時間で可です。ただし、電子レンジを使う場合は「水気」が出る事も多いので、焼く前に。キッチンペーパーで軽く水気をふき取ってくださいね
骨付きチキンは、常温で自然解凍できなくありませんが、誤って長時間放置と失敗のする原因になりますので基本的にはおすすめしていません
骨付きチキンの流水解凍は?
流水解凍は電子レンジより安全なイメージも強く、流水の方が美味しくできるのでは?と思う方いると思います。流水解凍は水の力と温度を利用して、20~30分で冷凍した鶏肉は解凍できます
しかし、流水解凍とは「調理済みの食品」の解凍の方が適しており、今回、紹介する下味冷凍の作り方、骨付きチキンは調理前の状態です。流水解凍がダメではありませんが、味と食感が変わりやすいと思ってくださいね
骨付きチキンの常温の漬け込み時間は?
骨付きチキンをボウルなどに入れたまま、常温放置してしまった。目を離してしまった時、漬け込み中は1時間以内が目安です。漬け込みは冷蔵庫で行うのが一番、安全です
骨付きチキン (8~10本) | 常温 |
漬け込み時間 | 1時間まで |
対応策 | 冷蔵庫で漬け置き |
ご家庭で食中毒になるケースは稀であり、20度以上の温度からは「ジップ付きで密封+漬け込み」でも基本的に問題ないはずですが、食中毒の原因となるなる菌は高い温度で1時間後から、3時間以内には繁殖をします
家族の帰りが急に予定より遅くなった。連絡しても返事がないといった事はよくある事です。常温で良いのでは?と思わずに、始めから冷蔵庫で漬け込みするのが、一番のおすすめな作り方です
骨付きチキンを作りすぎた!余った時の保存法!
次の日のお弁当に使いたいなど。骨付きチキンの詳しい保存法のテクニックとコツはこちらも。晩御飯で骨付きチキンをお残した時、一時的に冷蔵保管。すぐに食べないなら冷凍保存ができます。冷蔵2日半から3日。冷凍保存は2週間が目安です
今回は、骨付きチキンをフライパンとオーブン焼きにする方法を紹介しました。定番の黄金比率で簡単にデキ、子供の運動会や夜にお酒を飲む旦那のおつまみに最高です!
その外にもテリヤキ味の鶏肉以外!魚や豚肉。照り焼きチキンの他の人気・話題のレシピも載せています。夕飯の照り焼きチキンのアイデア満載!よかったら見てくださいね