私は胡麻和えが大好きなので、ほうれん草以外の胡麻和えのバリエーションが増やしたいよ!
料理初心者だから、美味しい胡麻和えの作り方を教えて欲しい!作り置き用の胡麻和えはどうしたら心配なく保存ができるの?といった胡麻和えの様々な疑問にお応えする内容を解説します
定番のほうれん草、小松菜以外の人気レシピや胡麻和えに合う野菜と山菜、作り置き保管の常温・冷蔵庫保管、長期保存の冷凍保存迄しっかり解説します
胡麻和えに合う野菜のおすすめとは?旬の山菜や食材は?
胡麻和えが大好きな人向けに、ほうれん草以外の胡麻和えに合う野菜を激選して紹介⇒定番は小松菜、インゲンですが、6~9月ならツルムラサキ、1~2月なら大根の葉っぱの胡麻和えが美味しいです
ほうれん草以外⇒胡麻和えに合う野菜の定番は、同じ青菜である「小松菜」と緑黄色野菜の「人参」のコラボです
普通のほうれん草の胡麻和えに食べ飽きた!冬は小松菜が旬で美味しいから、産直で買って来たよ!問う方は、是非、最初に小松菜で胡麻和えを作るのが良いかと思います
冬の胡麻和えでちょっと変わった食材で作るなら、大根の葉っぱ、葉ダイコンが胡麻和えに合う野菜です
大根の葉は細かくして、菜飯にすると旨いですよね。大根はまるまるすべてが食べられる魅力的な野菜⇒大根の葉っぱも美味しく頂いちゃいましょう
1月~2月の若い大根の葉を胡麻和えにすると美味しいです^^
ただし、大根の葉は固いことがあり、葉が弱い人や虫歯があって葉がかけてる人は「大根の葉がめっちゃ葉にひっかかる」と意見があり、根元はなるべく、小さく切った方が万人受けする作り方です
大根の葉っぱが美味しいのは、だいたい2月の終わりまでです
3月の春前から美味しいのが菜の花⇒胡麻和えに合う野菜は菜の花なら「からしな」です
菜の花とはアブラナ科の花が咲く植物の名前の総称で、菜の花という花はありません
菜の花の中で、胡麻和えに美味しいのを選ぶとしたら、からしな⇒からしなとは、高菜の仲間のアブラナ科の野菜で独特の辛味があります
冬を過ぎて春になったら、山菜がご胡麻和えにピッタリ。おすすめの胡麻和えに合う山菜は、タラの芽です
タラの芽とは、タラノキの新芽の事であり、春の天ぷらに大人気⇒都心部では高級食材。通称、山菜の王様とよばれ、春の山菜⇒つくし、フキノトウよりだいぶランクが上な山菜です
タラの芽は3月後半、4月前半頃~4月中旬!4月20日ごろまでしかない限定の山菜なので、産直で売ってたら即買うべき山菜です
春の山菜は、4月中旬ごろから、もう取れなくなってしまいます
4月を過ぎて逆に遅くに育つ山菜が、コゴミです。こごみはGWや5月後半頃まで取れる「山菜業界の遅れてやってくるヒーロー」のポジションの山菜であり、天ぷらが1番!2番目に胡麻和えが美味しい食べ方です
GWが終わってから、6月の夏前からが旬の季節のインゲンが、夏の胡麻和えに合う野菜です
葉物野菜でなくガッツリ食べ応えがあるインゲン豆は、さっぱりした味に暑い夏の夕飯メニューに大活躍です
以前はなんかネバネバするからという理由で、あまり人気がなかった夏野菜がオクラですが、ある時からオクラを家庭菜園で作る方が増え、今では人気者の夏野菜がオクラです!
夏野菜のオクラは付け合わせのサラダやネバネバ丼、そうめんの具など、活用の幅がありますが、思っているほど、使い道がなく、料理のバリエーションが欲しい方が多いのではないでしょうか
オクラは胡麻和えにする⇒特に最後に冷蔵庫で冷やしてから食べると美味しいです!
夏野菜で変わった野菜なら、ツルムラサキです
ツルムラサキとはインドのほうれん草と呼ばれ、日本では福島県や宮城県くらいしか作っておらず、あまり手に入らない葉物野菜です
βカロテン豊富であり、夏の6~9月が旬の野菜です。
ほうれん草や小松菜は夏物より冬物の方が、栄養価が高く、夏はパワーが弱り気味です。夏にしっかりした青菜や葉物野菜なら、断然、ツルムラサキがおすすめです
ほうれん草より大きく、茹でると少しネバネバ⇒モロヘイヤによくにた食感です
胡麻和えの作り方と黄金比率のレシピ⇒基本の和え衣と調味料の割合とは?
今回、ほうれん草以外の野菜⇒胡麻和えに合う野菜としてツルムラサキや葉ダイコン、春の山菜ならコゴミやタラの芽がオススメ!変わった食材で美味しいよ!と紹介しました
珍しい食材だから、いつものレシピの分量で良いのかと疑問の方⇒失敗しない基本の「胡麻和えの和え衣の作りか」を黄金比率の割合で教えちゃいます
黄金比率 | 分量 |
野菜 | 200g |
ゴマ | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
胡麻和えの和え衣の黄金比の割合は「野菜:200g」に対して『ごま:醤油:砂糖=3:1:1』⇒大さじ、小さじにすると「大さじ3:小さじ1:小さじ1」です
野菜:200gは葉物野菜の小松菜やほうれん草なら1束が約200gの分量⇒1束なら上記の割合が和え衣の鉄板!失敗しない簡単に美味しくできるレシピになります
胡麻和えの冷蔵保管⇒作り置きの日持ちは何日もつ?
夕飯に余ったや作り置きおかずの胡麻和えは、冷蔵庫に保管して何日もつのか
胡麻和えに使う葉物野菜⇒ほうれん草や小松菜は水分が多く、傷みやすいです。そのため、他の作り置きおかずより手作りは消費期限が短く、作り置き用の胡麻和えはの冷蔵保管は「3日以内」が日持ちの目安です
胡麻和えのベストな食べ方は「作ったその日に食べる」が正解ですが、
夕飯に作ったり、翌日のお弁当おかずにするときは一旦、タッパーに入れて冷蔵庫保管⇒次の日のお弁当に胡麻和えを詰めるという食べ方が普通なのではないでしょうか
冷蔵保管 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
胡麻和え | 2~3日 | 2日 |
こちらの表が、胡麻和えの冷蔵庫の日持ち目安です。
胡麻和えの食中毒事件は「常温放置⇒梅雨時期の6月~8月」に多く、作ってから3時間ほど常温放置したら菌がわいて、食中毒になった!ということが、毎年、老人ホームや給食センターで起きます
胡麻和えの作り置きは、必ず冷蔵庫で保管しましょう
胡麻和え | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
ほうれん草 | 2~3日 | 2日 |
小松菜 | 2~3日 | 2日 |
インゲン | 2~3日 | 2日 |
ブロッコリー | 2~3日 | 2日 |
葉大根 | 2~3日 | 2日 |
タラの芽 | 2~3日 | 2日 |
こごみ | 2~3日 | 2日 |
からしな 菜の花 | 2~3日 | 2日 |
つるむらさき | 2~3日 | 2日 |
胡麻和えによく使う食材⇒野菜のホウレン草、小松菜、インゲンなど。食材別に大きな日持ち期間の違いはなく、冷蔵庫保管は3日以内が目安、梅雨から夏の時期は傷みやすいので「2日以内」が推奨です
春の季節の山菜のコゴミやカラシナ、タラの芽の胡麻和えも同様に、冷蔵庫保管は3日以内です
また、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は、夏と同じく2日を目途にするのが正解。家庭用の冷蔵庫は開け閉めの頻度が高い⇒温度変化の繰り返し⇒食材を傷める原因となってしまいます
作り置きの胡麻和えの保存方法とタッパー⇒アルコール除菌の方法を解説!
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】野菜の水気をよく絞る
【6】粗熱の冷めた胡麻和えを容器に入れる
胡麻和えを作り置きする時は、まず、清潔なタッパーを使う事が大事⇒上記が作り置きのタッパーをきれいにする方法です
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが奇麗にしやすいです
容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです
胡麻和えに使う青菜や葉物野菜は、もともと水分の多い野菜であり、長い時間が経過すると水っぽくなりやすいです
胡麻和えの作り置きは「その1:よく野菜から水分を絞る」+「粗熱が冷めてから」の2つの事に特に注意しましょう
冷凍保存⇒お弁当の胡麻和えの作り置きの簡単な方法を解説!
胡麻和えを冷凍保存する事ができるのか。答えは「胡麻和えは冷凍」できます
胡麻和えは冷凍すると水っぽくなる課題があり、長期間の冷凍保存が本当はあまりおすすめではなく、7日以内に使い切る量を「1食分ごと」に「おかずカップ」で作り置き⇒冷凍保存が活用しやすい方法です
冷凍保存 | お弁当用 |
胡麻和え | 冷凍保存 1週間 |
作り置き用の胡麻和えはお弁当のおかずにするのが、手ごろで簡単⇒おかずカップに入れて冷凍保存で1週間の日持ちが目安です
胡麻和え | 冷凍保存 | 備考 |
ほうれん草 | OK | 水っぽくなる |
小松菜 | OK | 水っぽくなる |
インゲン | OK | 水っぽくなる |
ブロッコリー | OK | – |
葉大根 | OK | 水っぽくなる |
タラの芽 | OK | – |
こごみ | OK | – |
からしな 菜の花 | OK | 水っぽくなる |
つるむらさき | OK | 水っぽくなる |
作り置きの冷凍保存は、冷凍すると水っぽくなる野菜があります
胡麻和えは「サラダ油やオリーブオイル」といった油分は使わず、醤油、砂糖、ごまで和え衣を作ります。分離する調味料は使ってない為、冷凍保存ができます
胡麻和え | 冷凍保存 | 備考 |
ちくわ | OK | – |
人参 | OK | – |
胡麻和えは冷凍すると解凍後⇒水っぽくなる野菜が多く、葉物野菜である小松菜、ほうれん草、大根の葉っぱなど!水気が多いとシャビシャビになるので、作り方に工夫があると良いです
胡麻和え | 冷凍保存 | 備考 |
ちくわ | OK | – |
人参 | OK | – |
その他、胡麻和えの作り置きで冷凍できない食材はあるの?と疑問の方⇒胡麻和えのアレンジに多い「練り物のちくわ」と「人参(例:人参と小松菜の胡麻和え)」はどちらも冷凍保存が可⇒胡麻和えの冷凍目安の1週間を目途に一緒に冷凍保存ができます
冷凍した胡麻和えは、常温⇒自然解凍で1時間30~2時間で溶けます。胡麻和えをお弁当に使うときは「夏⇒おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「夏以外⇒朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があり、どちらか選んでおかずに活用ができます
もう少し詳しく、お弁当用の胡麻和えの冷凍保存の手順と作り置きのやり方をコチラ←で説明しています。
胡麻和えの冷凍保存⇒長期保存法と保存期間の目安は?
お弁当用の胡麻和えは1週間が冷凍保存の日持ち目安だと説明しました
もっと長く⇒胡麻和えを大量保存するなら、空気をよく抜いたジップロック(袋)を使った保存方法が冷凍1カ月の日持ち目安です
胡麻和え | 冷凍保存 |
空気なし (ジップロック) | 1カ月 |
空気あり (タッパー等) | 2週間 |
胡麻和えは『1カ月』が冷凍保存の目安。食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です。
空気が入った状態⇒タッパー保管は冷凍焼けを起こしますので、日持ちできる期間が短くなります
胡麻和えの冷凍⇒解凍方法とは?
冷凍した胡麻和えの、おすすめの解凍方法は2つ。1つ目は「前日→冷蔵庫の自然解凍」で、2つ目が電子レンジを使った解凍方法です
胡麻和え | 解凍時間 | 美味しさ |
常温:自然解凍 | 1時間30分~2時間 | 〇 |
冷蔵庫:自然解凍 | 前日の夜に移動 | ◎ |
電子レンジ | 解凍モード:2分 | ◎ |
電子レンジ | 600W:30~40秒 | ◎ |
電子レンジ | 500W:1分 | ◎ |
こちらの表が作り置きの胡麻和えの冷凍保存を解凍する時間の目安です
冷凍した胡麻和えを常温で自然解凍する時、主に、お弁当用は『1時間30分~2時間』で解凍されます
冷凍した胡麻和えを次の日のご飯に使いたい時は、ゆっくり解凍ができる冷蔵庫⇒前日に冷蔵庫に移動させて解凍できます。忙しい日など、胡麻和えを夕飯のメニューに付け合わせたい時は、電子レンジの解凍モードですぐに食べられます
胡麻和え | 目安 |
解凍後 | 冷蔵:2日以内 |
胡麻和えは冷蔵庫内⇒12時間程度で解凍でき、溶けた後は冷蔵庫の中で「解凍後:2日以内」なら食べても大丈夫です
2つ目がお急ぎの方。時短ですぐに使いたい時は電子レンジの加熱もOK。時間の目安は解凍モード:2分、600Wであれば30~40秒、500Wは1分で解凍ができます
胡麻和えの常温放置:目安となる時間は?
胡麻和えに使う青菜や葉物野菜⇒ほうれん草や小松菜は冬が旬の野菜ですよね
青菜と葉物野菜は「夏や熱に弱く、冬や寒さに強い野菜」であり、冷凍ならマイナスの温度でも耐久するほど⇒逆に言うと、野菜としては「常温がめちゃくちゃ苦手な野菜」です
胡麻和えは、長い時間⇒常温放置はNG、推奨する保管の温度は10度以下になる冷蔵庫の保管がベストな野菜です。
常温 | 冬 | 春・秋 | 夏 |
胡麻和え | 当日 | 当日 | 半日程度 |
密封 | 必要 | 必要 | 必要 |
スーパーで購入⇒お惣菜の胡麻和えを含め、手作りの場合は「当日中」、夏場はラップやタッパー保管⇒乾燥を避けても、半日程度が1つの目途です
胡麻和え | 常温の危険度 |
6月~ | 中:★★★ |
夏 | 大:★★★★ |
胡麻和えは夏以外の春、秋、冬といった時期は当日中に食べるなら大きな問題は起こりにくいです。
夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。
菌が大繁殖を起こす28度と言われますが、25度以上からは、1時間程度。高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、温度の高い場所、部屋は3時間でもかなり危ないラインです
胡麻和えの青菜や緑黄色野菜の他のレシピを教えて!豆知識や面白い雑学は?
胡麻和えに合う野菜は青菜や葉物野菜が大半です
ほうれん草や小松菜、チンゲン菜など。種類が豊富⇒どの青菜もβカロテン、ビタミンC、ビタミンBといった栄養素がたっぷりな青菜について、もっと知りたい方はコチラも読んでくださいね
ほうれん草や小松菜はβカロテンが豊富な緑黄色野菜⇒βカロテンとは、野菜の色素のことで濃い色をした野菜が緑黄色野菜です
ほうれん草や小松菜は濃い緑の緑黄色野菜ですが、赤色ならトマトも実は緑黄色野菜です。
緑黄色野菜について、もっとよく知りたい。緑黄色野菜を使ったレシピ、作り置きに興味ありましたら、こちらを!緑黄色野菜の情報が満載です